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Ldom のブートデバイスとしての VxVM ミラーボリュームの使用

ドキュメント内 Veritas InfoScale™ 7.1 仮想化ガイド- Solaris (ページ 167-178)

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Oracle 社が推奨する手順に従って、ゲストドメインをインストールしてブートします。

ネットワーク、CD、ISO イメージのインストール時のブートディスクとして仮想ディスク vdisk1 を使います。

メモ: VxVM または他のサードパーティのボリューム管理ソフトウェアを使って、ゲスト内の このようなブートディスクをカプセル化することはサポートされていません。

Ldom のブートデバイスとしての VxVM ミラーボリュームの使用

図 5-9 Ldom のブートデバイスとしての VxVM ミラーボリューム LDOM

vdisk

bootdg

ブートディスク(c0d0)

VxVM を実行してい る制御ドメイン

ミラーボリューム

Disk1 Disk2

ゲストブートディスクの高可用性と冗長性のために、ブートディスクのバックエンドストレー ジとしてミラーボリュームを使うことをお勧めします。

この設定を使うことによる利点を次に示します。

単一の LDC チャネルのみを使って、ゲスト LDOM に単一の「vdisk」のみをエクス ポートする必要があります。これは制御ドメインで使用される LDC チャネル全体に保 存されます。

ブートディスクは、制御ドメインの 1 つのディスクグループ内であっても、中央の 1 つ の場所で管理されます。

制御ドメインの VxVM スナップショット機能を使って、簡単にブートイメージのスナッ プショットを作成できます。

VxVM を使って LDOM にエクスポートされる制御ドメインおよび単一のデバイスでミ

ラー化することにより、プライマリのブートディスクにエラーが発生しても、ボリュームは 有効なまま制御ドメインに残り、LDOMの同じデバイスを使ってアクセスできます。

制御ドメインですでにミラー化されているため、ミラー化のためのゲスト内部のブート ディスクのカプセル化については、それ以上の手順を実行する必要はありません。

ゲストドメインのブートディスクのプロビジョニング

この項では、ゲストドメインのブートディスクをプロビジョニングする方法について説明しま す。

VxVM ボリュームはデフォルトでは完全なディスクとして表示され、ゲストドメインのブート ディスクとして使うことができます。

以下の手順は VxVM ボリュームをブートディスクとして使えるようにする方法の概略です。

次の例では、制御ドメイン名を primary、ゲストドメイン名を ldom1としています。各手順 のプロンプトでは、コマンドを実行するドメインを示しています。

ゲストドメインのブートディスクをプロビジョニングするには

1

制御ドメインで、ゲストのブートイメージをホストにするために必要なサイズの VxVM ボリュームを作成します。この例では、次のコマンドを使って 7 GB のボリュームを作 成します。

primary# vxassist -g boot_dg make bootdisk1-vol 7g

ブートイメージを格納するために、ミラー化されたボリュームを使うことをお勧めしま す。

primary# vxassist -g boot_dg make bootdisk1-vol 7g ¥ layout=mirror

オプションについて詳しくは、vxassist(1M)のマニュアルページを参照してくださ い。

2

/dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk1-volボリュームを仮想ディスクとしてエクスポー トしてサービスを設定します。

primary# ldm add-vdiskserverdevice ¥

/dev/vx/dsk/boot_dg/bootdisk1-vol bootdisk1-vol@primary-vds0

3

次のコマンドを使って、エクスポートしたディスクを ldom1 に追加します。

primary# ldm add-vdisk vdisk1 bootdisk1-vol@primary-vds0 ldom1

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Oracle 社が推奨する手順に従って、ゲストドメインをインストールしてブートします。

ネットワーク、CD、ISO イメージのインストール時のブートディスクとして仮想ディスク vdisk1 を使います。

メモ: VxVM または他のサードパーティのボリューム管理ソフトウェアを使って、ゲスト内の このようなブートディスクをカプセル化することはサポートされていません。完全な SCSI ディスクはカプセル化できますが、ボリュームの vdisk はカプセル化できません。

アップグレード中のブートイメージのバックアップコピーとしての VxVM スナップ ショットの使用

VxVM(Veritas Volume Manager)のスナップショット機能を使って、ゲストのブートイメー ジのバックアップコピーを保持することができます。

次の設定をお勧めします。

制御ドメインの VxVM 7.1。

ゲストの LDom ブートイメージごとにミラー化された VxVM ボリューム。

管理を容易にするために、個別のディスクグループに LDOM のブートイメージボリュー ムすべてをグループ化することができます。

ゲストのブートイメージをアップグレードするには

1

オペレーティングシステムのファイルシステムを同期した後で、ゲストを停止します。

# sync

# init 0

2

ゲストを停止し、バインド解除します。

# ldm stop guest

# ldm unbind guest

3

(省略可能) VxVM ボリュームのスナップショットを作成するには、vxsnap prepare コマンドを実行して DCO オブジェクトを割り当てる必要があります。冗長性のため に、DCO をミラー化することをお勧めします。ミラー化する場合は、ブートボリューム を格納しているディスクグループに、適切なサイズ(2 GB など)の 2 つのディスクを 追加します。

# vxdg -g disk_group adddisk [ disk3 disk4 ]

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次のいずれかを実行します。

手順 3 を実行した場合は、スナップショット操作のために、DCO 用のディスクグ ループに個別のディスクを準備します。

# vxsnap -g disk_group prepare boot_volume [alloc=disk3 disk4]

手順 3 を省略した場合は、スナップショット操作用のブートボリュームを準備しま す。

# vxsnap -g disk_group prepare boot_volume

5

ボリュームのミラープレックスが完全に同期されること確認します。

# vxtask list

現在進行中の同期操作がある場合は、vxtask list コマンドの出力に表示されま す。そのようタスクが進行中の場合は、そのタスクが完了するまで待機する必要があ ります。

# vxsnap -g disk_group print

ここには、元のボリュームとスナップショットボリュームの両方に対して、ダーティな割 合が 0 % で有効な割合が 100 % として表示されます。このように表示されない場 合は、元のボリュームとスナップショットボリュームが同期されるまで待機します。

6

ブートボリュームのスナップショットを作成し、バックアップに使うプレックスの名前を 指定します。

# vxsnap -g disk_group make ¥

source=boot_volume/new=backup_vol/plex=backup_plex ここで、backup_plex は、バックアップに使うプレックスです。

この操作では、backup_plex を使ってスナップショットボリュームが作成されます。

このスナップショットボリュームは、作成された時点にブートイメージを戻すために使 うことができます。

7

新しいスナップショットボリュームが完全に同期されたこと確認します。

# vxtask list

現在進行中の同期操作がある場合は、vxtask list コマンドの出力に表示されま す。そのようタスクが進行中の場合は、そのタスクが完了するまで待機する必要があ ります。

# vxsnap -g disk_group print

ここには、元のボリュームとスナップショットボリュームの両方に対して、ダーティな割 合が 0 % で有効な割合が 100 % として表示されます。このように表示されない場 合は、元のボリュームとスナップショットボリュームが同期されるまで待機します。

8

ゲストをバインドして再起動したら、ゲストをブートします。

# ldm bind guest

# ldm start guest

ゲストはプライマリプレックスからブートしています。

9

目的のゲストのアップグレードを実行します。

10

アップグレードが成功したら、スナップショットボリュームを元のブートボリュームに再 接続します。この操作により、バックアッププレックスがブートボリュームにミラーとし て再割り当てされ、ミラー化された 2 つのプレックスによって、ボリュームが再び冗長 になります。

# vxsnap -g disk_group reattach backup_vol source=boot_volume

元の環境の復元

アップグレードでエラーが発生した場合に、次の手順を使って、アップグレード前の元の ブート環境に復帰することができます。

元の環境を復元するには

1

ゲストを停止し、バインド解除します。

# ldm stop guest

# ldm unbind guest

2

バックアップスナップショットボリュームからブートボリュームを復元します。

# vxsnap -g disk_group restore boot_volume source=backup_vol この操作により、アップグレード前にスナップショットが作成された時点にブートイメー ジが復元されます。

p.169 の 「アップグレード中のブートイメージのバックアップコピーとしての VxVM ス

ナップショットの使用」 を参照してください。

3

ブートボリュームが完全に復元されたことを確認します。

# vxtask list

現在進行中の同期操作がある場合は、vxtask list コマンドの出力に表示されま す。そのようタスクが進行中の場合は、そのタスクが完了するまで待機する必要があ ります。

# vxsnap -g disk_group print

ここには、元のボリュームとスナップショットボリュームの両方に対して、ダーティな割 合が 0 % で有効な割合が 100 % として表示されます。このように表示されない場 合は、元のボリュームとスナップショットボリュームが同期されるまで待機します。

4

ゲストをバインドして再起動します。

# ldm bind guest

# ldm start guest

5

ブート環境が正しく復元されたこと検証します。

6

ソースボリュームにスナップショットボリュームをプレックスとして再接続します。この操 作により、バックアッププレックスがブートボリュームにミラーとして再割り当てされ、ミ ラー化された 2 つのプレックスによって、ボリュームが再び冗長になります。

# vxsnap -g disk_group reattach backup_vol source=boot_volume

ドキュメント内 Veritas InfoScale™ 7.1 仮想化ガイド- Solaris (ページ 167-178)