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SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用について

NetBackup for SQL Server は SQL Server AlwaysOn 可用性グループデータベース のバックアップとリストアをサポートします。サポートされるバージョンと環境については、

『アプリケーションとデータベースエージェントの互換性リスト』を参照してください。

可用性グループのバックアップポリシーを構成して実行する場合は次の点に注意してく ださい。

NetBackup はレガシーバックアップポリシー ([バッチファイルで使用するクライアント

(Clients for use with batch files)]オプションを設定) による AG のバックアップをサ ポートします。インテリジェントポリシーは現時点では AG バックアップをサポートしま せん。

次の方法で AG 環境を保護できます。

優先レプリカを保護するポリシーの使用

p.136 の 「SQL Server 可用性グループの優先レプリカの保護について (レガシー

バックアップポリシー)」 を参照してください。

AG 内の特定のノードを保護するポリシーの使用

p.142 の 「SQL Server 可用性グループの特定のノードの保護について 」 を参照 してください。

p.146 の 「可用性グループが NetBackup ドメインをクロスするときの SQL Server バッ クアップの構成」 を参照してください。

p.142 の 「SQL Server 可用性グループの特定のノードの保護について 」 を参照し てください。

第 9 章 高可用性 (HA) 環境での SQL Server の保護 135 SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用について

NetBackup は複数 NIC 環境の AG のバックアップをサポートします。 詳しくは、次 の項を参照してください。

p.180 の 「複数 NIC を備えている場合の SQL Server バックアップの設定について」

を参照してください。

AG のバックアップイメージのタイムスタンプは、協定世界時 (UTC) を反映します。

可用性グループのバックアップの制限事項

可用性グループ (AG) のバックアップには次の制限事項があります。

NetBackup は、AG データベースの場合、次の種類のバックアップをサポートしませ

ん。

ファイルグループまたはファイルのスナップショットバックアップ

インスタントリカバリバックアップ

VMware バックアップ

読み取り可能でないセカンダリレプリカのバックアップ

レプリカへのユーザー接続を許可した場合は、NetBackup はそのレプリカのデー タベースのみをバックアップできます。

セカンダリレプリカが優先レプリカである場合にそれが読み取り不可である場合 は、バックアップが失敗します。 セカンダリレプリカが優先レプリカでない場合は、

NetBackup はそのレプリカのバックアップを省略します。

SQL Server ではセカンダリレプリカで次の種類のバックアップをサポートしていません。

完全バックアップ

セカンダリレプリカで完全バックアップが実行される場合、NetBackup は完全バック アップをコピーのみのバックアップに変換します。

差分バックアップ

この種類のバックアップは失敗します。

コピーのみのトランザクションログのバックアップ この種類のバックアップは失敗します。

SQL Server 可用性グループの優先レプリカの保護について ( レガシー バックアップポリシー)

この項では、SQL Server の可用性グループ (AG) の優先レプリカを保護する方法につ いて説明します。

優先レプリカを保護するように NetBackup ポリシーを構成する場合は、次の点に注意し てください。

第 9 章 高可用性 (HA) 環境での SQL Server の保護 136 SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用について

作成したバックアップバッチファイルで、PREFERREDREPLICA TRUEキーワードを使っ て SQL Server のバックアップ使用設定を優先します。 これらの使用設定には、優 先レプリカ、バックアップの優先度、除外されたレプリカが含まれます。 バッチファイ ルの各バックアップ操作にこのキーワードを含めます。

NetBackup では、SQL Server が指定しているとおり、優先レプリカがバックアップさ

れます。 バックアップポリシーに [クライアント (Clients)]リストの AG の各ノードが含 まれている場合は、NetBackup は AG 環境の完全保護のみを実行できます。 さら に、[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストのすべてのバッチファイルがすべ ての AG ノードで存在する必要があります。

AG に関するサポートと制限事項の情報を確認します。

p.135 の 「SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用につ いて」 を参照してください。

メモ: SQL Server 可用性グループを作成した後に、次の構成手順を実行します。

表 9-1 SQL Server 可用性グループの優先レプリカの保護について 説明

処理 手順

アプリケーションとデータベースエージェントの互換性リ ストを参照してください。

サポート対象の SQL Server 構成が存在することを確認 します。

手順 1

p.21 の 「NetBackup サーバーおよびクライアントの要 件」 を参照してください。

可用性グループの各ノードで、NetBackup クライアント をインストールします。

手順 2

p.194 の 「SQL Server のバックアップとリストアのための NetBackup サービスの設定」 を参照してください。

可用性グループの各ノードで、NetBackup サービスを 構成します。

手順 3

AG の各ノードに Windows Server フェールオーバーク ラスタ (WSFC) 名をマッピングします。FCI を備えている AG では、その他のマッピングを設定する必要がありま す。

マスターサーバーの[分散アプリケーションリストアマッピ ング (Distributed Application Restore Mapping)]ホス トプロパティで、その他のマッピングを設定します。

p.67 の 「分散アプリケーション、クラスタ、または仮想マ シンのリストアマッピングの設定 」 を参照してください。

分散アプリケーションのリストアのマッピングを設定しま す。

手順 4

NetBackup が環境内で検出した有効な自動検出マッピ ングそれぞれを承認する必要があります。マスターサー バーの[ホスト管理 (Host Management)]プロパティで、

この設定を実行します。

p.68 の 「ホスト管理での自動検出されたマッピングの確 認」 を参照してください。

環境内でホストの自動検出マッピングを確認します。

手順 5

第 9 章 高可用性 (HA) 環境での SQL Server の保護 137 SQL Server 可用性グループを保護するための NetBackup の使用について

説明 処理

手順

p.138 の 「SQL Server 可用性グループの優先レプリカ の自動バックアップポリシーの設定 (レガシー SQL Server ポリシー)」 を参照してください。

実行する各バックアップ形式のポリシーを作成します。

手順 6

p.139 の 「優先レプリカを保護するポリシーのバッチファ イルの作成」 を参照してください。

p.196 の 「NetBackup for SQL Server でのバッチファイ ルの使用について」 を参照してください。

可用性グループの各ノードで、実行するバックアップの 各形式のバッチファイルを作成します。

手順 7

p.141 の 「優先レプリカを保護するポリシーへのバッチファ イルの追加」 を参照してください。

作成したポリシーにバッチファイルを追加します。

手順 8

SQL Server 可用性グループの優先レプリカの自動バックアップ