表 6-1 では、リストアを実行する場合に使用可能なオプションについて説明します。[ファ イル (File)]>[SQL Server オブジェクトのリストア (Restore SQL Server objects)]を選 択すると、これらのオプションが[Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスに表示されます。
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 84 NetBackup for SQL Server のオプション
表 6-1 リストア操作のオプション 説明
オプション
データベースイメージからリストアする場合に使用できます。
■ 選択したオブジェクトをリストア (Restore selected object)
データベースのリストアを実行するスクリプトを生成します。このスクリプトは、デフォルトのオプ ションです。
■ 移動テンプレートの作成 (Create a move template)
選択したデータベースを移動するためのスクリプトテンプレートを作成します。
■ 読み取り専用ファイルグループをリストア (Restore read-only filegroups) 読み取り専用ファイルグループすべての最新のバックアップをリストアします。
■ ページリストアテンプレートを作成 (Create a page restore template)
選択したバックアップイメージに格納されているページからデータベース、ファイルグループま たはファイルをリストアするためのテンプレートを作成します。Microsoft SQL Server サービス には、フォルダ install_path¥netbackup¥dbext¥mssql¥temp へのフルアクセス権 がある必要があります。
■ リストアは実行せずに、バックアップイメージを検証 (Verify backup image, but do not restore) このオプションを使用できるのは、ページ検証オプションを使用してイメージをバックアップした 場合だけです。NetBackup は、エラーがないかどうかイメージを検証しますが、リストアは実行 しません。
スクリプト (Scripting)
SQL Server の REPLACE オプションを使用してリストアします。
REPLACE オプションを 使用する (Use replace option)
SQL Server リカバリオプションを 1 つ指定します。
■ 復旧しない (Not Recovered)
現在のリストアの後に追加のバックアップイメージをデータベースに適用する必要がある場合 は、リストアの実行中にこのオプションを選択します。このオプションを使用すると、データベース はロード状態のままです。
■ 復旧する (Recovered)
このオプションは、リストア順序の最後のイメージをリストアする場合に選択します。リカバリ操作 後、データベースは使用可能な状態になります。このオプションを選択しなければ、データベー スは中間状態になり、使用可能できません。中間バックアップの適用時に[復旧する (Recovered)]
を選択した場合、バックアップのリストアを続行できません。この場合、リストア操作を最初からや りなおす必要があります。
■ スタンバイ (Standby)
トランザクションログおよびデータベースのリストア時に、スタンバイデータベースを作成して保持 します。このオプションには、スタンバイ UNDO ログ (デフォルトの位置は
install_path¥NetBackup¥logs¥SQLStandBy¥) が必要です。Microsoft SQL Server サービスを実行するアカウントには SQLStandBy フォルダへのフルアクセス権がある必要があ ります。このデータベースは、リストア後、スタンバイ状態になります。
リカバリ (Recovery)
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 85 NetBackup for SQL Server のオプション
説明 オプション
リストア後に実行する一貫性チェックを選択します。一貫性チェックからの出力は、SQL Server クラ イアントの進捗ログに書き込まれます。データベースがリカバリ済みの状態にリストアされていない場 合は、一貫性チェックを選択できません。リカバリで一貫性チェックを選択した場合、最後のリストア の後にチェックが実行されます。
■ なし (None)
一貫性チェックを実行しません。
■ インデックスを含まない完全チェック (Full check, excluding indexes)
一貫性チェックからインデックスをエクスクルードします。インデックスをチェックしない場合、一 貫性チェックの実行速度は大幅に向上しますが、完全にはチェックされません。一貫性チェック では、各ユーザー表のデータページおよびクラスタ化インデックスページだけが対象となります。
クラスタ化されていないインデックスページの一貫性はチェックされません。
■ 物理チェックのみ (Physical check only)
少ないオーバーヘッドで SQL Server データベースの物理的一貫性をチェックする場合に選 択します。このオプションでは、ページヘッダーおよびレコードヘッダーの物理構造の整合性の みをチェックします。また、ページのオブジェクト ID やインデックス ID と割り当て構造の間の一 貫性もチェックします。
■ インデックスを含む完全チェック (Full check, including indexes) 一貫性チェックにインデックスを含めます。エラーはログに記録されます。
■ カタログのチェック (Check catalog)
指定したデータベースのシステムテーブル内およびシステムテーブル間の一貫性をチェックし ます。
一貫性チェック (Consistency check)
メモ: ページ検証を使用すると、パフォーマンスが低下することがあります。
このオプションは、[破損ページの検出 (torn page detection)]または[チェックサム (checksum)]
検証を使用してソースオブジェクトをバックアップした場合にのみ使用できます。
■ 検証を実行しない (Do not perform verification) リストアスクリプトにページ検証を指定しません。
■ 検証を実行する (Perform verification) リストアスクリプトにページ検証を指定します。
ページ検証形式 (Page verification type)
NetBackup が検出したリカバリセットを使用してデータベースをリカバリするには、このオプションを
選択します。選択したトランザクションログがリカバリセットに属していない場合、このオプションは無 効になります。
完全復旧する (Stage full recovery)
選択したトランザクションログのみをリストアする場合に選択します。選択したトランザクションログが リカバリセットに属していない場合、このオプションは無効になります。
選択したトランザクション ログのみをリストアする (Restore only the selected transaction log)
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 86 NetBackup for SQL Server のオプション
説明 オプション
このリストには、トランザクションログをリストアするための制御が含まれています。トランザクションロ グが出力された時刻より前の時点に、トランザクションログをリストアできます。このグループの個々 のエントリは、トランザクションログのバックアップを選択した場合にのみ有効になります。
■ 指定した時点 (To point in time)
このオプションは、トランザクションログを指定した時点にリカバリする場合に選択します。
■ トランザクションログマーク (To transaction log mark)
このオプションは、トランザクションログをトランザクションログマークまでリカバリする場合に選択 します。このオプションを使用する場合、トランザクションログマークの名前を入力する必要があ ります。
■ 指定した日時以降のトランザクションログマーク (To transaction log mark but after)
このオプションは、指定した時点の後のトランザクションログマークまでトランザクションログをリカ バリする場合に選択します。このオプションを使用する場合、トランザクションログマークの名前 を入力する必要があります。
■ トランザクションログマークの前 (Before transaction log mark)
このオプションは、トランザクションログマークより前の指定した時点にトランザクションログをリカ バリする場合に選択します。このオプションを使用する場合、トランザクションログマークの名前 を入力する必要があります。
■ 指定した日時以降のトランザクションログマークの前 (Before transaction log mark but after) このオプションは、指定したトランザクションログマークより前で、指定した時点より後に、トランザ クションログをリカバリする場合に選択します。このオプションを使用する場合、トランザクションロ グマークの名前を入力する必要があります。
トランザクションログリカバ リオプション
(Transaction log recovery options)
このリストは、リストアのデータベースのトランザクションログを選択した場合に有効になります。トラン ザクションログには 1 つ以上のトランザクションログマークが含まれ、次のトランザクションログのリカ バリオプションの 1 つが選択されています。
■ トランザクションログマーク (To transaction log mark)
■ 指定した日時以降のトランザクションログマーク (To transaction log mark but after)
■ トランザクションログマークの前 (Before transaction log mark)
■ 指定した日時以降のトランザクションログマークの前 (Before transaction log mark but after) トランザクションログマー
ク (Transaction log mark)
リストアするトランザクションログの日時を指定します。これらのフィールドは、次のいずれかのトラン ザクションログのリカバリオプションを選択した場合にのみ有効になります。
■ 指定した時点 (To point in time)
■ 指定した日時以降のトランザクションログマーク (To transaction log mark but after)
■ 指定した日時以降のトランザクションログマークの前 (Before transaction log mark but after) YYYY、MM、DD、HH、
MM、SS 午前、午後
バックアップ操作をすぐに開始します。
ローカルホスト上ではない SQL Server インスタンスにログインすると、[すぐに実行する (Launch immediately)]が無効になります。ローカル以外のホスト用のスクリプトを生成した場合、スクリプトは そのホスト上で実行する必要があります。
すぐに実行する (Launch immediately)
スクリプトを生成して後で実行します。
保存 (Save)
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 87 NetBackup for SQL Server のオプション