この項では、データベースの完全復旧を実行する方法について説明します。
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 80 SQL Server データベースのバックアップのリストア
データベースの完全復旧を実行する方法
1 リカバリする時点までのバックアップイメージを表示します。
p.75 の 「SQL Server バックアップイメージの表示」 を参照してください。
2 [Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスで、データベースインスタンスを展開します。
3 リストアするトランザクションログのバックアップを含むデータベースの横の[+]をクリッ クします。
4 リカバリする時点からのトランザクションログイメージを選択します。
5 [完全復旧する (Stage full recovery)]を選択します。
目的のトランザクションログイメージを含むイメージセットが存在し、このイメージセッ トがデータベースの完全復旧を実行するのに必要な条件を満たしている場合は、
[完全復旧する (Stage full recovery)]が有効になります。トランザクションログのプ ロパティを表示すると、[リカバリセット (Recovery Set)]タブが表示されます。
復旧用のリカバリセットには、完全復旧を実行するのに必要な条件を満たすバック アップイメージの組み合わせを含めることができます。たとえば、完全データベース、
ファイルグループ、差分などを含めることができます。
6 [リストア (Restore)]をクリックします。
7 リストアの進捗状況を表示するには、[ファイル (File)]>[状態の表示 (View status)]
を選択します。
SQL Server ファイルグループのバックアップのリストア
このトピックでは、ファイルグループのバックアップを復元する方法について説明します。
スケジュールバックアップに読み書き可能なファイルグループのみが含まれる場合、次の トピックを参照してください。
p.82 の 「読み書き可能なファイルグループバックアップからの SQL Server データベー スのリカバリ」 を参照してください。
p.83 の 「SQL Server 読み取り専用ファイルグループのリストア」 を参照してください。
メモ: データベースの前回のバックアップファイルをリストアせずに、後続の差分バックアッ プのリストアを試行すると、SQL Server では、ロード処理が停止します。4305 や 4306 などのエラーが表示されます。単一の差分バックアップをリストアする場合は、最初にデー タベースのバックアップファイルをリストアする必要があります。この問題を回避するには、
一連の全トランザクションログをバックアップします。または、差分バックアップおよびバッ クアップファイルを同じ NetBackup サーバーにバックアップします。その後、一連の全 バックアップオブジェクトをリストアできます。
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 81 SQL Server ファイルグループのバックアップのリストア
メモ: p.80 の 「SQL Server データベースの完全復旧の実行」 を参照してください。
ファイルグループバックアップをリストアする方法 1 リストアするバックアップイメージを表示します。
p.75 の 「SQL Server バックアップイメージの表示」 を参照してください。
2 [Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスで、データベースインスタンスおよびデータベースを展 開します。
3 次のように、ファイルグループを展開して、リストアするファイルグループイメージを選 択します。
■ 完全バックアップをリストアするには、ファイルグループのバックアップイメージを 選択します。
■ ファイルグループの差分バックアップをリストアするには、完全バックアップの横 のプラス (+) 記号をクリックし、差分バックアップを選択します。
4 リストアオプションを選択します。
p.76 の 「NetBackup for SQL Server のオプション」 を参照してください。
5 [リストア (Restore)]をクリックします。
リストアの進捗状況を表示するには、[ファイル (File)]>[状態の表示 (View status)]
を選択します。
読み書き可能なファイルグループバックアップからの SQL Server データベースのリカバリ
リストア対象のトランザクションログイメージを選択すると、NetBackup for SQL Server に よって最も効率的なリカバリパスが自動的に生成されます。バックアップ方針で読み書き 可能なファイルグループを使用する場合、リカバリパスは読み書き可能なファイルグルー プに基づいて作成されます。読み書き可能なファイルグループをリストアした後、読み取 り専用ファイルグループが破損していなければ、読み取り専用ファイルグループをリストア しなくても、データベースをオンラインに戻すことができます。
読み書き可能なファイルグループからデータベースをリカバリする方法 1 リストアするバックアップイメージを表示します。
p.75 の 「SQL Server バックアップイメージの表示」 を参照してください。
2 [Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスで、データベースインスタンスを展開します。
3 リストアする読み書き可能なファイルグループを含むデータベースを選択します。
第 6 章 SQL Server のリストアの実行 82 読み書き可能なファイルグループバックアップからの SQL Server データベースのリカバリ
4 トランザクションログのバックアップを選択します。
5 トランザクションログバックアップを右クリックして、[プロパティ (Properties)]を選択 します。
6 [リカバリセット (Recovery Set)]タブで、完全なバックアップセットが利用可能である ことを確認します。
7 [OK]をクリックします。
8 データベースのリストアを開始するには、[リストア (Restore)]をクリックします。
リストア完了後、データベースはオンラインに戻ります。ただし、読み取り専用ファイ ルグループは、リストアされるまでリカバリできません。
p.83 の 「SQL Server 読み取り専用ファイルグループのリストア」 を参照してくださ い。
SQL Server 読み取り専用ファイルグループのリストア
このトピックでは、読み取り専用ファイルグループをリストアする方法について説明します。
読み取り専用ファイルグループをリストアする方法 1 リストアするバックアップイメージを表示します。
p.75 の 「SQL Server バックアップイメージの表示」 を参照してください。
[日付によるフィルタリング (Time filter)]の開始日付が、読み取り専用ファイルグルー プの最初のバックアップのタイムスタンプより前の日付になっていることを確認しま す。
2 [Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスで、データベースインスタンスを展開します。
3 リストアする読み取り専用ファイルグループを含むデータベースを選択します。
[スクリプト (Scripting)]リストで、[読み取り専用ファイルグループをリストア (Restore read-only filegroups)]を選択します。
読み取り専用ファイルグループの完全なセットが利用可能な場合は、[リストア (Restore)]オプションが有効になります。
4 [リストア (Restore)]をクリックします。
5 リストアの進捗状況を表示するには、[ファイル (File)]>[状態の表示 (View status)]
を選択します。