SQL Server を保護する VMware バックアップにおけるログを切り捨てたい場合、次の 要件があります。
■ 完全バックアップを作成するには、Veritas VSS providerをインストールする必要が あります。 VMware VSS プロバイダでは、ログを切り捨てるための基準として使うこと ができない、コピーのみバックアップが作成されます。
p.101 の 「vSphere 用の Veritas VSS provider のインストール」 を参照してください。
第 7 章 VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護 107 SQL Server を保護する VMware バックアップにおけるログの切り捨てについて
■ SQL Server 2012 以降の場合、Microsoft SQL Server Service を実行するアカウ ントには NetBackup Legacy Network Service の temp ディレクトリに対する完全な 権限が必要になります。 このディレクトリは C:¥Users¥user¥AppData¥Local¥Temp で、User が NetBackup Legacy Network Service を実行するアカウントになります。
■ ログを切り捨てるには、まずログの切り捨てなしで VMware の完全バックアップを実 行する必要があります。 まずこの完全バックアップを実行しない場合、ASC ジョブは 失敗します。このバックアップが完了したら、ポリシーでログの切り捨てを有効にしま す。
VMware バックアップからの SQL Server データベース のリストア
次の手順では、完全な VMware バックアップから SQL Server データベースをリストア する方法について説明します。
VMware バックアップから SQL Server データベースをリストアする方法 1 リストアするバックアップイメージを表示します。
p.75 の 「SQL Server バックアップイメージの表示」 を参照してください。
2 [Microsoft SQL Server オブジェクトのリストア (Restore Microsoft SQL Server Objects)]ダイアログボックスで、データベースインスタンスを展開します。
3 データベースを展開します。
4 リストアするデータベースイメージを選択します。
SQL Server の VMware バックアップでは、[リカバリ済み (Recovered)]リカバリオ プションのみを利用できます。
5 [リストア (Restore)]をクリックします。
第 7 章 VMware バックアップを使用した SQL Server データの保護 108 VMware バックアップからの SQL Server データベースのリストア
Snapshot Client を併用し た NetBackup for SQL
Server の使用
この章では以下の項目について説明しています。
■ SQL Server 用の NetBackup Snapshot Client について
■ Snapshot Client を使用した SQL Server の操作
■ SQL Server スナップショットおよびインスタントリカバリバックアップの構成要件
■ SQL Server のスナップショットポリシーの構成
■ SQL Server のインスタントリカバリバックアップのポリシーの構成
■ コピーまたはクローキングしたスナップショットバックアップによる差分バックアップの影 響
■ SQL Server エージェントのグループ化バックアップについて (レガシー SQL Server ポリシー)
SQL Server 用の NetBackup Snapshot Client につ いて
NetBackup for SQL Server には、スナップショットバックアップのサポートが含まれます。
スナップショットテクノロジでは、SQL Server 仮想デバイスインターフェース (VDI: Virtual Device Interface) が静止するため、データベース操作が一時的に凍結します。その後 エージェントは、コンポーネントファイルのスナップショットを作成することで、SQL Server オブジェクトのバックアップとリストアを実行できるようになります。 特定の時点のデータが 取得されます。取得されたスナップショットのバックアップを行っても、データベースの可
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用性に影響を与えることはありません。これらのスナップショットは、ストレージユニットに バックアップされます。
別の Snapshot Client ライセンスによって、スナップショットバックアップの追加機能が提 供されます。インスタントリカバリ用のスナップショットイメージを構成し、代替クライアントを 構成してスナップショットバックアップを実行できます。
NetBackup for SQL Server では、次の NetBackup Snapshot Client 機能を使用でき ます。
ある特定の時点の、クライアントボリュームの読み取り専用のディスク ベースコピー。 NetBackup では、クライアントのプライマリボリューム または元のボリュームから直接データをバックアップするのではなく、
スナップショットからデータのバックアップが行われます。
スナップショットバックアップ
バックアップをローカルディスクからのリカバリのために使用できるよう にします。 スナップショットは、テープまたは他のストレージに追加の バックアップコピーを行うためのソースにすることもできます。
インスタントリカバリ
バックアップ処理の負荷が別のバックアップエージェントに移行され ます。その結果、バックアップがクライアントのコンピュータリソースに 与える影響が減少します。 バックアップエージェントによって、クライ アントのデータがストレージデバイスに送信されます。
オフホストバックアップ
SQL Server に対する Snapshot Client サポートによってこれらの機能がすべて提供さ れても、すべてのスナップショット方式がサポートされるわけではありません。 方式の選択 方法については、『NetBackup Snapshot Client 管理者ガイド』を参照してください。
NetBackup for SQL Server で使用するために利用可能なスナップショット方法につい て詳しくは、NetBackup Snapshot Client の互換性リストを参照してください。