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適合性宣言の中で公開される各SOPクラスは,四つの基本タイプの一つである。DICOM規格への適合性を 主張する実装の中の各SOPクラスは,SOPクラスのタイプによって指示される,次の規則に従って取り扱う。

標準SOPクラスは,追加または変更なしに,DICOM規格のすべての該当する分冊に適合する。

標準SOPクラスへの適合性を主張するためには,実装はその適合性宣言の中でこの事実の宣言を行い,そ してその選択したオプション,役割,および挙動を識別する。

標準拡張SOPクラスは:

a. 一つの標準SOPクラスの適切なスーパーセットである;

b. 標準SOPクラスのいずれの標準属性の意味も変更しない;

c. いずれの私的タイプ1,1C,2,または2C属性も含まない,そしてまた,いずれの追加の標準タイ プ1,1C,2,または2C属性を追加しない;

d. いずれの標準タイプ3属性もタイプ1,1C,2,または2Cに変更しない;

e. それが基づいている標準SOPクラスと同じUIDを使用する。

標準拡張SOPクラスは,適合性宣言が追加属性を識別し,そしてPS 3.3情報モデルによりそれらの関係を 定義する限り,それが基づいているIODの中で定義されるそれらを越えた,標準および/または私的タイプ3 属性を含むことがある。

標準拡張SOPクラスにより適合性を主張する実装は,その適合性宣言の中で,拡張された標準SOPクラス,

オプション,役割,および選択された挙動を識別する,そして標準SOPクラスのIODモデルおよびモジュー ルに追加された属性を記述する。

特殊化SOPクラスは:

a. DICOM規格の該当する分冊に完全に適合する;

b. 標準SOPクラスに基づく,すなわち:

- それが基づく標準SOPクラスのすべてのタイプ1,1C,2,および2C属性を含む;

- 標準属性の意味を変更しない;

- そのSOPクラスのために私的定義UIDを使用する(すなわち,DICOM定義UIDで識別さ れない);

c. PS 3.3およびPS 3.4の中のDICOM情報モデルに基づく。

特殊化SOPクラスは:

a. 追加の標準および/または私的タイプ1,1C,2,および2C属性を含むことがある;

b. 適合性宣言の中で公表されることも,されないこともある私的および標準タイプ3属性を追加するこ とがある。

注: いかなる公表されていない属性の使用も,特殊化SOPクラスの他の利用者および提供者によって無視される ことがある。

c. 標準SOPクラスによって許可された集合内の属性に対する許容値を列挙する;

d. 標準SOPクラスによって許可された集合内のコンテンツアイテムに対する許容テンプレートを列挙 する。

特殊化SOPクラスにより適合性を主張する実装は,その適合性宣言の中に,特殊化された標準SOPクラス の識別,特殊化SOPクラスの中のすべての標準および私的タイプ1,1C,2,および2C属性の使用方法の 記述,属性値およびテンプレート上の制約の記述,および関連する私的定義UIDを含める。

私的SOPクラスは:

a. DICOMデフォルト転送構文または媒体保存応用プロファイルによって必須とされる転送構文のサ

ポートが必要とされないという起こりうる例外を除いて,DICOM規格の該当する分冊に完全に適合 する;

b. いずれの標準属性のPS 3.6仕様も変更しない;

c. そのSOPクラスのために私的定義UIDを使用する(すなわち,DICOM定義UIDで識別されな い);

d. 既存のDIMSEサービスを変更しない,または新しいDIMSEサービスを生成しない;

e. PS 3.10の中で定義される既存のDICOMファイルサービスを変更しない,または相互運用性を危

うくする方法でそれらを拡張しない。

私的SOPクラスは:

a. 私的に定義または変更されたIODにDIMSEサービスを使用するまたは適用することがある(すな わち,標準SOPクラスに基づく必要はない);

b. 私的定義または変更IODに媒体保存操作を使用するまたは適用することがある(すなわち,標準 SOPクラスに基づく必要はない);

c. 他のIODの中の属性のタイプに係わらず,タイプ1,1C,2,または2Cとして標準属性を指定する ことがある;

d. タイプ1,1C,2,または2Cとして私的属性を定義することがある;

e. 適合性宣言の中で公表することも,公表しないこともある私的および標準タイプ3属性を含むことが ある。

私的SOPクラスで適合性を主張する実装は,実装の適合性宣言の中に,私的SOPクラスのPS 3.3,PS

3.4,およびPS 3.6に類似した記述を提供する,そしてSOPクラスの中のすべての標準および私的タイプ1,

1C,2,または2C属性の使用法,DICOM情報モデル,および私的定義UIDの記述を含める。

注: 公表されていないSOPクラス(すなわち,DICOM規格の中で定義されていない,そして適合性宣言の中で定 義されていないSOPクラス)が,実装がDICOM応用コンテキスト内の他の抽象構文をサポートすることを可 能にするために,許される。そのような公表されていないSOPクラスは,私的定義UIDを利用するだろう。公 表されていないSOPクラスの存在は,実装がDICOMに適合していることを妨げないが,しかし他の実装には 意味を持たないであろう,そして無視されることがある。

7.4 応用プロファイルのタイプを支配する規則

適合性宣言の中で使用される応用プロファイルは,三つの基本タイプの一つである。DICOM規格への適合性 を主張する実装の中の各応用プロファイルは,応用プロファイルのタイプによって指示される,次の規則に従っ て取り扱う。

7.4.1 標準応用プロファイル

標準応用プロファイルは:

a. 変更なしにDICOMのすべての関係する分冊に適合する;

b. PS 3.12によって明記される,物理媒体および関連する媒体フォーマットの一つのみをサポートす る。

標準応用プロファイルへの適合性を主張するために,実装は,その適合性宣言の中でこの事実の宣言を行う,

そしてその選択したオプション,役割,および挙動を識別する。

標準応用プロファイルの実装は,この標準応用プロファイルの標準SOPクラスを拡張することがある。そのよう な標準拡張SOPクラスは,節7.3の中で明記される必要条件を満たす。

7.4.2 拡大応用プロファイル

拡大応用プロファイルは:

a. 標準応用プロファイルの適切なスーパーセットである。それは,追加標準または標準拡張SOPクラ スのサポートを追加する;

b. 対応する標準応用プロファイルの中で明記されるものと同じ物理媒体およびその関連する媒体フォ ーマットを使用する;

c. 特殊化または私的SOPクラスを含まない。

拡大応用プロファイルは:

a. 対応する標準応用プロファイルのSOPクラスに加えて,一つ以上の標準または標準拡張SOPク ラスを含むことがある。これらの追加SOPクラスは必須または任意選択のことがある;

b. a.の中で定義されるSOPクラスに対応する基本ディレクトリ情報オブジェクトへの拡張(例えば,追

加の必要キー,追加のディレクトリレコード)を含むことがある;

c. 一つ以上の新しい役割(FSC,FSR,FSU)を追加することがある。

拡大応用プロファイルへの適合性を主張するために,実装は,その適合性宣言の中でこの事実の宣言を行う,

そしてそれがそれから導出される標準応用プロファイルを識別する,そして拡大を明記する。実装はその選択 されたオプション,役割,および挙動を同様に識別する。

拡大応用プロファイルの実装は:

a. 対応する標準応用プロファイルの標準SOPクラスを拡張することがある。そのような標準拡張SOP クラスは,節7.3の中で明記される必要条件を満たす;

b. この拡大応用プロファイルが基礎を置く標準応用プロファイルへの適合性を同様に主張することが ある。この場合,FSCおよびFSU実装は,それらの挙動を標準応用プロファイルに制限することが 可能である(すなわち,対応する標準応用プロファイルの中で定義される標準または標準拡張 SOPクラスだけを書き込むための手段を提供する)。

7.4.3 私的応用プロファイル

私的応用プロファイルは:

- PS 3.10,およびPS 3.4の中で明記される媒体保存サービスクラスに適合する;

- PS 3.12によって明記される,物理媒体および関連する媒体フォーマットの一つだけをサポートす

る;

注: これらの二つの条件の意図は,少なくともDICOMDIRが,他のAPによって読み取り可能であることを保証す

るためである。

- 節7.3の中のSOPクラスを支配する規則に従う。

私的応用プロファイルへの適合性を主張するために,実装は,その適合性宣言の中でその事実の宣言を行う,

そしてPS 3.11の中の記述に従って応用プロファイルの記述を提供する。実装はその選択したオプション,役

割,そして挙動を同様に識別する。

注: 応用プロファイルのタイプを含めて,節7の規約を満たさない実装は,DICOMに適合しない,そし て従って,DICOM適合性の適用範囲外である。そのような実装は,DICOM用語における応用プロ ファイルではない。例えば,実装が,PS 3.12の中に無い媒体上にDICOMファイルを書き込むこと を選択する,またはPS 3.12の中の特定媒体タイプに対して定義されていないファイルシステムを 使用する場合は,そのときはその実装は,その媒体またはファイルシステムを使用して,DICOM規 格にそれが適合することを主張することはできない。