第 6 章 ハードディスクの交換
6.3 ハードディスクの予防交換
6.3.3 RAID1/RAID5 構成の場合
ロジカルドライブの冗長性の有無が不明な場合は、以下の手順で確認してください。
1 GAM を起動し、サインオンします。
→「5.1 GAM の起動と終了」 (P.100)
2 View メニューから「 Controller View 」を選択します。
→「 5.2.4 Controller View の起動と画面構成」 ( P.108 )
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ハードディスクの交換
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3 Controller View の「Logical Drives」欄に表示されているロジカルドライブの アイコンを、右クリックして選択します。
「Physical Devices」欄を確認します。選択したロジカルドライブを構成するハードディ スクのアイコンが、白色で表示されています。
` もう一度ロジカルドライブのアイコンを右クリックすると、表示が元に戻ります。
4 すべてのロジカルドライブについて、ディスクアレイ構成に含まれるハード ディスクを確認します。
5 故障予測が通知されているハードディスク( )が、どのロジカルド ライブに使用されているかを確認します。
6 対象となるロジカルドライブの RAID レベルを確認します。
6.3.2 RAID0 構成の場合
予防交換対象のハードディスクが RAID0 のロジカルドライブを構成している場合、ディスク アレイ構成の再構築とデータの復元が必要になります。
次の手順に従って、ハードディスクの予防交換を行ってください。
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2 GAM で故障予測( )が表示されているハードディスクのスロット 番号を確認し、搭載位置を特定します。
→「 6.1 対象ハードディスクの確認」 ( P.146 )の手順 1 ~ 3 をご覧ください。
` このとき、他に故障したハードディスクが存在する場合は、「6.2 故障したハードディス クの交換」(→P.148)をご覧になって、先に故障しているハードディスクの交換作業を 行ってください。また、リビルド中のハードディスクが存在する場合には、リビルドが 完了するまで待ってください。
3 サーバ本体を再起動します。
4 WebBIOS を起動します。
→「 2.1.1 WebBIOS の起動」 ( P.34 )
5 メインメニューから「 Configuration Wizard 」を選択します。
「Configuration Wizard」画面が表示されます。
6 「 Clear Configuration 」を選択し、 [ Next ]をクリックします。
次の警告メッセージが表示された場合は、 [ Yes ]をクリックしてください。
`「Clear Configuration」を実行することによって、本アレイコントローラに接続された ハードディスク上のデータがすべて消去されます。
7 WebBIOS を終了して、サーバ本体の電源を切ります。
→「2.1.2 WebBIOS の終了」 (P.38)
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ハードディスクの交換
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8 故障予測の出ていたすべてのハードディスクを、新しいハードディスクと交 換します。
ハードディスクの交換方法については、サーバ本体に添付の「PRIMERGY ドキュメン
ト & ツール CD 」内の『ユーザーズガイド』を参照してください。
9 ハードディスクの交換が完了したら、サーバ本体の電源を入れます。
10 WebBIOS を使ってディスクアレイ構成を作成します。
→「 2.3.1 ディスクアレイ構成の作成」 ( P.50 )
11 バックアップデータの復元を行います。
6.3.3 RAID1/RAID5 構成の場合
予防交換対象のハードディスクが RAID1 または RAID5 のロジカルドライブを構成する場合 は、以下の手順でハードディスクの予防交換を行ってください。
` 故障予測の出ているハードディスクがRAID0を構成するハードディスクの場合は、本手順での予防交 換は行えません。「6.3.2 RAID0構成の場合」(→P.151)を参照して予防交換を行ってください。
` 予防交換用の新しいハードディスクは、必ず故障したハードディスクと同一型名(同容量、同回転 数)のものをご用意ください。
` 故障予測の出ているハードディスクが2台以上存在する場合は、1台ずつ予防交換を行ってください。
` ハードディスクを予防交換する前に、データのバックアップを行うことをお勧めします。
1 GAM で故障予測( )が表示されているハードディスクのスロット 番号を確認し、搭載位置を特定します。
→「 6.1 対象ハードディスクの確認」 ( P.146 )の手順 1 ~ 3 をご覧ください。
` このとき、他に故障したハードディスクが存在する場合は、「6.2 故障したハードディス クの交換」(→P.148)を参照し、先に故障しているハードディスクの交換作業を行って ください。また、リビルド中のハードディスクが存在する場合には、リビルドが完了す るまで待ってください。
2 整合性確保を実行し、媒体上にエラーがない状態にします。
→「5.6.1 整合性確保 (Make Data Consistent) 」 (P.143)
3 故障予測の発生しているハードディスクのアイコンをダブルクリックします。
選択したハードディスクの詳細情報が表示されます。
「 Status 」が「 Critical 」となっていることを確認します。
4 [Locate]をクリックし、サーバ本体の対象ハードディスク位置を確認しま す。
対象ハードディスク位置のハードディスク故障ランプが点滅します。
` ここで確認したハードディスクが、故障予測が通知されているハードディスク(予防交 換を行うハードディスク)です。
位置を間違えないように、何らかの印をしておくことをお勧めします。
5 位置の確認ができたら[OK]をクリックします。
ランプが消灯します。
6 [ Make Offline ]をクリックします。 「 WARNING 」画面が表示されるので、
「 YES 」と入力して[ OK ]をクリックします。
` ホットスペアが設定されていた場合、自動的にリビルドが開始されます。
7 GAM の Log Information Viewer に、以下のログが表示されていることを確認し ます。
Event ID :E-50
Description :Physical disk status changed to offline
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ハードディスクの交換
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8 手順 4. で位置を確認したハードディスクを 1 ~ 3cm だけ引き出し、 コネクタと の接続を切ります。
ハードディスクの取り外し方法については、サーバ本体に添付の「PRIMERGY ドキュ
メント & ツール CD 」内の『ユーザーズガイド』を参照してください。
` 取り外すハードディスクを間違えないようにしてください。データを損失する可能性が あります。
` ここでは、ハードディスクユニットをサーバ本体から完全に引き抜かないでください。
` ホットスペアが設定されていなかった場合は、予防交換対象のハードディスクの「ハー ドディスク故障ランプ」が点灯しています。
` ホットスペアが設定されていた場合で、ハードディスクの「ハードディスク故障ランプ」
が点灯していない場合は、再度[Locate]をクリックすることにより、予防交換対象 ハードディスクの位置を確認できます。
Locate機能実行中にハードディスクを取り外した場合、「Error returned by firmware.」と いうポップアップが表示されることがありますが、特に問題ありません。[OK]をクリッ クして、ポップアップを閉じてください。
9 そのまま 1 分以上(ハードディスクユニットのモータ回転が停止するまで)待 ちます。
10 故障予測の出ていたハードディスクを、ハードディスクベイから完全に引き 抜きます。
11 新しいハードディスクを、取り外したハードディスクと同じ位置に搭載しま す。
12 以下の確認を行います。
スペアディスクが設定されていた場合
新しいハードディスクを取り付けたあと、しばらくすると、新しく取り付けたハード ディスクが自動的にスペアディスクになります。
GAM の Disk Device Information (→ P.135 )で、交換したハードティスクの状態が「 Hot Spare」に変わっていることを確認してください。
スペアディスクが設定されていなかった場合
新しいハードディスクを取り付けたあと、しばらくすると、新しく取り付けたハード ディスクに対して自動的にリビルドが開始されます。リビルドが開始されると、対応 したハードディスクの「ハードディスク故障ランプ」が点灯から点滅に変わり、リビ ルド完了後に消灯します。
リビルド完了後、GAM の Disk Device Information(→ P.135)で、交換したハードディ
GAM のエラーコードについて説明します。
A GAM エラーコード一覧 . . . 158
A GAM エラーコード一覧
ServerView をインストールしておくことにより、発生したイベントをイベント
ビューアに記録することができます。
以下の内容は、Windows のイベントビューアのアプリケーションログに、ソース
「Fujitsu ServerView Service」のイベントとして書き込まれるログの一覧です。
イベントログの内容の先頭([]で囲まれている部分)にはデバイスアドレスが記 録されます。デバイスアドレスはどの部分でイベントが発生しているかを示してい ます。
` ServerViewをインストールしていない場合、イベントビューアへのイベントのロギングは行われま
せん。サーバ本体に添付の「PRIMERGYドキュメント&ツール CD」内の『ユーザーズガイド』を 参照して、ServerViewのインストールと設定を行ってください。
GAM イベント( SNMP TRAP )の Severity (重大度)と GAM Client の Severity とイベントロ グの種類との対応は、次のとおりです。
表:イベントログの文字列の意味
文字列 意味
ctl: コントローラの番号です。
chn: ハードディスクのSlot番号です。
tgt: 本アレイコントローラでは参照しません。
logdrv: ロジカルドライブの番号です。
表:イベントログの種類と説明
Severity 説明 GAM ClientでのSeverity OSイベントログの種類
CRITICAL 重要なエラー 1 エラー
MAJOR エラー 2 エラー
MINOR 警告 3 警告
INFORMATIONAL 情報、対処は不要。 4 情報
ka
付 2 3 4 5
付 8
付録
なお、GAM ID の括弧内の数字は、16 進での表記です。
表:イベントログ一覧
GAM ID 重要度 ログの内容 説明 対処方法
1 (0x001)
情報/1 A physical disk has been placed online.
ハードディスクがOnline 状態になりました。
なし。
2 (0x002)
情報/1 Physical disk added as hot spare.
ハードディスクがホッ トスペアとして設定さ れました。
なし。
3 (0x003)
エラー/3 Physical disk error found.
・ ハードディスク上に 不良セクターが検出 されました。
・ ハードディスクで機 械的な故障が検出さ れました。
・ ホストが不正な命令 を検出しました。
・ ターゲットデバイス が不明な状態になっ ています。
対象ハードディスクの状態を確 認し、故障状態の場合は「6.2 故障したハードディスクの交
換」(→P.148)を参照し、ハー
ドディスクの交換およびリビル ドを行ってください。このエ ラーが一時的に発生しているも のであって、その後エラーが発 生しない場合は、リカバリされ ているため、対処は不要です。
その後もエラーが多発する場合 は、「6.3 ハードディスクの予防
交換」(→P.150)を参照し、
ハードディスクを予防交換して ください。
4 (0x004)
エラー/3 Physical disk PFA condition found;
this disk may fail soon.
ハードディスクに故障 予測が発生しました。
「6.3 ハードディスクの予防交
換」(→P.150)を参照し、ハー
ドディスクの予防交換を行って ください。
5 (0x005)
情報/1 An automatic rebuild has started.
自動でリビルドが開始 されました。
なし。
6 (0x006)
情報/1 A rebuild has started.
ユーザ操作によってリ ビルドが開始されまし た。
なし。
7 (0x007)
情報/1 Rebuild is over. リビルドが完了しまし
た。
なし。
8 (0x008)
情報/1 Rebuild is cancelled.
リビルドがキャンセル されました。
再度リビルドを実行してくださ い。
9 (0x009)
エラー/3 Rebuild stopped with error.
リビルドが何らかの理 由により失敗しました。
「5.5.4 ロジカルドライブの情報
参照」(→P.138)を参照し、ロ
ジカルドライブの現在の状態を 確認してください。
・Critical状態の場合
「6.2 故障したハードディスク の交換」(→P.148)を参照 し、ハードディスクを交換し て再度リビルドを行ってくだ さい。