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PEB 適応指数の導出結果

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第 3 章 環境配慮行動推薦手法の提案

3.2 PEB マッチングモデル

3.2.5 PEB 適応指数

3.2.5.2 PEB 適応指数の導出結果

表3.16:重回帰分析の結果 重決定定数性別年齢学歴消費財の家電の自由世帯DMTPPI快適さ所有品手間の判断の新しいこと知識節約社交性粘り結果の行動 係数購入決定権購入決定権時間年収への執着への執着の忌避忌避への興味意識強さ認知欲顕示欲 dn10.0460.089-0.028-0.0130.0230.031 dn20.0440.046-0.0190.0130.0100.019 dn30.0440.0410.0150.0140.0130.0190.013 dn40.0280.0830.022-0.0270.0390.027 dn50.0350.0300.0150.0160.021 dn60.0460.116-0.0410.0220.0240.021 en10.0870.1130.1420.0050.0620.0510.071-0.037 dn70.0300.0250.0110.0140.020 dn80.0250.0260.0110.021 dn90.0620.1230.0260.0580.0220.034 dn100.0540.0700.0190.0170.0190.0290.028 dn110.0510.029-0.0480.0290.0340.052 d170.0090.2040.016 en20.1290.2280.2160.039-0.0360.0390.035-0.0400.0830.092-0.033 en30.1090.2170.2190.048-0.0460.0610.101 en40.0730.1960.0960.056-0.0380.0410.0470.057 en50.0900.2990.0300.052-0.0500.0640.0970.044 en60.0720.1330.1290.046-0.0310.0710.039 en70.0880.0600.1940.0350.096 en80.1350.2580.1050.059-0.0310.0450.0540.0540.098 en90.0850.1010.1390.0040.0400.115 dn120.0530.127-0.0320.0230.0230.0290.0230.022 en100.0820.1620.0050.0330.0690.0520.0490.033 en110.0650.1060.0650.0030.0310.0590.0580.054 en120.1090.0550.2170.0070.0490.0610.061-0.0340.029 en130.0560.0150.1690.0450.036 dn130.0390.0920.021-0.0200.0250.040 dn140.069-0.1060.1350.002-0.0450.0330.0300.040 en140.0310.0400.0140.0170.0120.0190.013 dn150.0420.1610.0270.0380.0310.041 dn160.0970.1800.2510.0590.065

3.2.5.4 偏回帰係数の傾向

外的要因からは「性別」「世帯年収」が多くのPEBに有意傾向を示した。特に女性は 節約活動や消費活動を多く実行している傾向が見られた。また、世帯年収が高い、つ まり生活にゆとりがあると考えられる人がPEBを多く実行している傾向が見られた。

これらの傾向は妥当であると考えられる。

内的要因からは「節約意識」「知識欲」「社交性」が多くのPEBに有意傾向を示した。

これらはいずれもPEB実行に強い影響を与えると想定されたものである。特に節約意 識は消費や節約に関するPEBと、社交性は社会活動に関するPEBと関係があるケー スが多い。これらの傾向は各要因の選択理由を考えると妥当である。

外的要因のうち「性別」「自由時間」、内的要因のうち「DMTP」「新しいことへの 興味」「社交性」は偏回帰係数の符号が全てのPEBで統一されなかった点は興味深い。

つまりこれらの項目は、あるPEBに対しては促進要因になるが、別のPEBに対して は抑制要因になる。これは、PEBの実行プロセスをモデル化する際にPEBの内容を 考慮する必要があることを示す。つまり、PEBの内容を考慮せずに一律に「社交性の 高い人はPEBを実行しやすい」等と言及することはできない。

3.2.5.5 相関係数の高いペアの扱い

「消費財の購入決定権」と「家電の購入決定権」については、前者はen8「食材の廃 棄を少なく」とen14「エコバッグと簡易包装」に有意であり、これらはどちらも日常 的な買い物に関するPEBである。後者はen6「待機電力の削減」、en10「より省エネな 照明の利用」およびdn7「環境NPOへの参加」に有意であり、en6とen10は家電に関 するPEBである。よってこの項目は別の属性をたずねていると見なすことができる。

「DMTP」と「PI」に関しては、「PI」が有意なPEBは一つもなかった。「PI」では 計画的な支出の最大値をたずねたが、回答者によって異なる計画を思い浮かべたため 統一された回答傾向が現れなかったと考えられる。よって「PI」は内的要因から除外 する。

「新しいことへの興味」と「知識欲」は有意となるPEBもしくは偏回帰係数の符号 が違い、明らかに別の価値観をたずねていると見なせる。

「結果の認知欲」と「行動顕示欲」は有意となるPEBが違うため、明らかに別の価 値観をたずねていると見なせる。

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