• 検索結果がありません。

PC/3270 セッションの使用に関する考慮事項

ドキュメント内 emulator_reference.ps (ページ 59-70)

この章には、PC/3270 セッションを使用する上で役立つヒントがあります。本書で 説明した項目以外の補足情報が、パーソナル・コミュニケーションズ・ディレクト

リーの Readme HTML ファイルに入っている場合があります。

TN3270E の競合解決

パーソナル・コミュニケーションズは、TN3270E の機能折衝メカニズムを使用して サーバーと折衝し、IETF の TN3270E Functional Extensions Internet - Draft 文書で 述べられた CONTENTION-RESOLUTION 機能を使用可能にします。他の折衝の場 合と同じように、サーバーはこの機能を受け入れる場合も、拒否する場合もありま す。

CONTENTION-RESOLUTION 機能はディスプレイ・セッションでのみサポートされ

ます。 IETF 文書で記述された SNA センス・コード機能はサポートされません。

この機能に関するパーソナル・コミュニケーションズの折衝は、デフォルトで使用 可能になっています。使用不可にするためには、.WS プロファイルに以下のキーワ ードを追加してください。

[Telnet3270]

TN3270EContentionResolution=N

ホスト・セッション・ウィンドウの操作 カーソル・カラー

デフォルトで、PC/3270 は下線カーソルを白で描画します。現行のフィールドの背 景色が白色の場合、下線カーソルのカラーは自動的に黒に切り替わります。PC/3270 は、ブロック・カーソルおよびハーフ・ブロック・カーソルを現行フィールドと同 じカラーで描画し、背景色と前景色は反転したカラーになります。この動作は、

327x 端末装置と同一です。

ユーザーがカーソルのデフォルトのカラー割り当てを変更する場合、次に示すよう に pcswin.ini ファイルを変更し、セッション・スタンザに CursorColor 値を追加し ます。

[Session]

CursorColor=<red_value> <green_value> <blue_value>

ここで、<red_value>、<green_value>、および <blue_value> は、それぞれ赤、

緑、青のカラー画素のカラー輝度を指定する 0 〜 255 の整数です。カラーの値

は、黒の 0 0 0 から白の 255 255 255 までです。次に、PC/3270 は、下線カーソ

ルおよびブロック・カーソルをこの新しいカラーで描画し、XOR (排他 OR) 演算を 使用してこのカラーを画面のカラーとミキシングします。値 0 0 0 (黒) は、既存の

カラーを XORing 0 0 0 演算すると既存のカラーになり、カーソルが見えなくなる

ため、お勧めしません。

明滅カーソルを選択すると、XOR 演算を使用して白が画面のカラーをミキシングさ れ、カーソルのカラーは常に白になります。カーソルが明滅しているとき、カーソ ルのカラーは変更できません。

Attn キーでの挿入モードの解除

非プログラマブル端末では、Attn キーを押すと、挿入モードを解除することができ ます。これを行うには、ワークステーション・プロファイル (*.WS) の [Keyboard]

セクションに、次のパラメーターを追加してください。

[Keyboard]

ResetInsertByAttn=Y <- Added.

スクロール・バー

ホスト・セッション・ウィンドウの「外観」メニューで「フォント」を選択してか ら、「ディスプレイ・フォントの選択」ウィンドウで「固定サイズ」を選択する と、コンポーネント情報域全体が画面に表示されない場合があります。「スクロー ル・バー付き」を指定すると、OIA がスクロールされません。セッション・ウィン ドウのサイズは、画面より小さいサイズに制限されます。

スクロール・ロック・キー

スクロール・ロック・キーボード標識をオンにすると、「ウィンドウの設定」ウィ ンドウで「スクロール・バー付き」を指定した場合に、カーソル移動キーと

Page-Up キーおよび Page-Down キーによってウィンドウをスクロールすることがで

きます。「スクロール・バーなし」を指定した場合は、画面全体が表示されるた め、スクロール・ロック・キーは使用できません。たとえば、スクロール・ロッ ク・モードではカーソル移動キーは機能しません。

3270 セッションでの画面サイズの制御

PC/3270 の構成では 3270 セッションの画面サイズを指定することができますが、

最終的な画面サイズは SNA BIND ネゴシエーションに従ってホストが決定しま す。

ホストの VTAM® テーブルを変更するのが難しい場合でも、特定の画面サイズを使 用したいということがあります。この要求は、次の方法で実現することができます が、これは SNA の規則違反となるため、VTAM テーブルを参照する一部のアプリ ケーションだけしか機能しない場合があります。

ワークステーション・プロファイル (.WS) の [LU] セクションに次の行を挿入しま す。

[LU]

InfScreenSize=Y

パーソナル・コミュニケーションズは、ホストの BIND イメージのバイト 24 を SNA アーキテクチャーに従って適切に処理します。バイト 24 は、ログ・モードの PSERVIC=X’028000000000000000000300’ の最後の 2 バイト (この場合は 03) です。

バイト 24 が X'03' である場合、デフォルト画面サイズは 24 x 80 であり、代替画

面サイズは PC/3270 で構成したものになります。

バイト 24 が X'00' または X'02' である場合、デフォルト画面サイズと代替画面サ イズは 24 x 80 になります。

バイト 24 が X'7E' または X'7F' である場合、 BIND 制御のバイト 20 〜 23 がデ フォルト画面サイズと代替画面サイズを制御します。

BIND イメージが X'03' の場合、希望する画面サイズを自由にカスタマイズできま す。ホストがパーソナル・コミュニケーションズに照会して、代替画面サイズを使 用します。

次の表に、BIND イメージの処理の詳細を示します。

ホストの BIND のバイト 結果 (画面サイズ)

24 20 21 22 23 デフォルト値 代替値

00 -- -- -- -- 24×80 24×80

02 -- -- -- -- 24×80 24×80

03 -- -- -- -- 24×80 R×C

7E Rd Cd -- -- Rd×Cd Rd×Cd

7F Rd Cd Ra Ca Rd×Cd Ra×Ca

用語の意味は、以下のとおりです。

R×C PC/3270 構成で定義された画面サイズ

(R,C) = (24,80)、(32,80)、(43,80) または (27,132) Rd デフォルト画面サイズ・モードの行数

Cd デフォルト画面サイズ・モードの桁数

(Rd,Cd) = (24,80)、(32,80)、(43,80) または (27,132) Rd*Cd <= R*C

Ra 代替画面サイズ・モードの行数 Ca 代替画面サイズ・モードの桁数

(Ra,Ca) = (24,80)、(32,80)、(43,80) または (27,132) Ra*Ca <= R*C

PC/3270 は、照会応答をサポートします。暗黙区画の照会応答で BIND コマンドを

受け取ったときに最終的な画面サイズが戻されることを確認してください。

表示用変換テーブルのカスタマイズ

PC/3270 では、ワークステーション (ANSI) のグラフィック記号を使用してホスト

の EBCDIC 文字が表示されるため、 zSeries EBCDIC ホスト・コード・ページで定 義された文字が ANSI によって定義された同じグラフィック記号を使用して正しく 表示されます。ただし、ホストまたはワークステーションのアプリケーションが標 準変換を使用する設計となっていないため、ユーザー固有の変換テーブルを使用し なければならないことがあります。

例として次の手順を実行することによって、ユーザー固有の変換テーブルを使うこ とができます。ユーザー定義テーブルによって発生するデータ保全の問題は、ユー ザーの責任で行ってください。

次の手順は、左と右の大括弧の対応付けの変更方法の例です。

1. 実行中のすべての 3270 セッションを終了する。

2. PC/3270 のワークステーション・プロファイル (*.WS) を修正する。

[Translation]

IBMDefaultView=N

DefaultView=C:¥Personal Communications¥PRIVATE¥BRACKET.XLT

3. 表示用変換テーブル・ファイル (.XLT) を作成する。この例では、以下の

BRACKET.XLT ファイルがパーソナル・コミュニケーションズ専用サブディレ

クトリーに作成されます。

[Profile]

id=XLT

Description=User-defined Display Translation Table [Option]

Replace=Y [SB Xlate]

; EBCDIC=ANSI

; The next line displays EBCDIC X’AD’ as

; an ANSI X’5B’ (left bracket) AD=5B

; The next line displays EBCDIC X’BD’ as

; an ANSI X’5D’ (right bracket) BD=5D

4. 新しい左と右の大括弧のグラフィック記号を入力する必要がある場合は、次のよ うに、ユーザー固有のキーボードのレイアウト (.KMP) を作成する。

[Keyboard]

KEY27=ansi dd KEY28=ansi a8

右側の情報は小文字である必要があります。 PC/3270 は、ANSI X'dd' を

EBCDIC X'ad' に変換します。ステップ 3 で作成したテーブルによって、この文

字は [ として表示されます。

5. 修正したワークステーション・プロファイルに対応する「PC/3270」アイコンを クリックする。

長いファイル名のサポート

Windows と同様、パーソナル・コミュニケーションズは長いファイル名をサポート

します。ファイルに任意の名前 (最高 255 文字) を付けることができます。8 文字 の名前に 3 文字の拡張子という制限はありません。ファイル名の中にスペースを使 用することはできますが、/、¥、:、*、?、“、<、>、または | の各記号は使用できま せん。また、CMS または MVS のホスト・ファイル名には、波形記号 (~) 文字は 使用できません。

ファイル転送機能

ホスト・ファイル名と予約語

次に示す語は、VM ファイル名またはファイル・タイプ、 MVS データ・セット名 または CICS® ファイル名として使用しないでください。これらの語はオプションの コマンドとして予約されています。

v ASCII v APPEND

v TIME

v CLEAR v NOCLEAR v SILENT v QUIET v PROGRESS v JISCII

v SO

v NOSO

v BLANK

v USER

v CRLF

v BINARY v NOCRLF

インポート・エクスポートのアイドル時のパケット・サイズを変更

インポート・エクスポートがアイドル状態のときは、「編集」メニューから「設定 (Preferences)」→「転送」を選択してください。「設定」ウィンドウでパケット・

サイズを変更するときは、インポート・エクスポートを終了してから再実行してく ださい。

複数ファイル転送用の Wait オプション

複数回のファイル転送が正常に実行されなかった場合、.WS ファイルの [Transfer]

セクションに次のステートメントを挿入してください。

[Transfer]

wait=1000

このパラメーターを指定すると、ファイル転送間隔に 1000 ミリ秒 (1 秒) の遅延を 発生させます。これでも正常に転送が行なわれない場合は、値をさらに増やす必要 があります。

NOTRUNC オプションと BLANK オプション (SBCS 専用)

テキスト・ファイルをダウンロードするときに、後書きブランク (スペース) を挿入 してレコードごとの論理レコード長を埋める場合は、「転送タイプの定義」ウィン ドウの追加オプション編集フィールドで次のオプションを指定します。

NOTRUNC : VM/CMS の場合 (PTF# UR35492) NOTRUNC : MVS/TSO の場合 (PTF# UR34797) BLANK : CICS の場合

VTAM PSERVIC ステートメントの設定

VTAM PSERVIC ステートメントで拡張属性サポートをオンに設定していない場

合、ファイル転送で問題が発生する可能性があります。拡張属性サポートをオンに 設定するには、x’xx80xxxxxx...’ のように、PSERVIC のバイト 1 の上位ビット (ゼ ロ・バイト起点) をセットしてください。

グラフィック機能

本節では、グラフィック機能についての情報、制約事項、および考慮事項について 説明します。

グラフィックス・プロトコル

パーソナル・コミュニケーションズでは、GDDM などのホスト・グラフィックス・

アプリケーションを使用することができます。以下の 2 つのタイプのグラフィック スがサポートされています。

v ベクトル

v プログラム・シンボル

ベクトル・グラフィックス用に、以下の 2 つのプロトコルがサポートされていま す。

v アドバンス v ネイティブ

これらのプロトコルの説明、およびグラフィックス用にセッションを構成する方法 については、オンライン・ヘルプの「グラフィックスの構成」を参照してくださ い。

以下の機能がサポートされます。

v 英数字とグラフィックスが混合している複数のホスト・セッション v 標準の OS/2® の印刷と作図の機能の使用

v PIF (描画交換形式) ファイルの作成

v グラフィックス・データのクリップボードへのクリップ

ベクトル・グラフィックス

ベクトル・グラフィックスは、表示イメージが表示コマンドと座標データから生成 されるコンピューター・グラフィックスです。パーソナル・コミュニケーションズ は、OS/2 リンク (アドバンス)、あるいは 3179G または GOCA (ネイティブ) の各 プロトコルに対するベクトル・グラフィックス・サポートを提供します。ホスト・

アプリケーションに適したプロトコルを選択してください。

アドバンス・プロトコル: GDDM 第 2 版リリース 3 およびそれ以降を使用して おり、以下のオペレーティング・システムのいずれかを使用している場合には、ア ドバンス・プロトコルを使用してください。

v MVS

v VSE

v VM/SP v VM/XA SP

ドキュメント内 emulator_reference.ps (ページ 59-70)