後 に 帝 図 銀 行 振 替 組 織 に 於 て は
︑ 取 扱 機 関 と し て 全 図 に そ の 支 底 出 張 所 総 数 四 五 五 行 を 有 し て
居る
︒ 叉︑預金口座敷より見れば︑分明せる資料の範圏内に於ては︑貯寄金庫︑郵便振替貯金局.帝濁 銀 行 の 順 位 で あ る
︒
三︑預金総額︑預金各口平均額︑預金一
ク年流通額︑預金流通速度︒
以上の諸貼より︑叉︑各振替組織 在 比 較 す る こ と を 得 る で あ ら う
︒
しかし︑其比較の資料としての数字は︑今︑帝図銀行振替制度.及︑
郵 便 振 替 貯 金 局 振 替 制 度 の そ れ が 存 す る の み で あ る
︒ 試みに之在失に示すであらう(註日
)O
支抑制度の研究
二六
九
羽El 〉ζ
A. Scheibke, a. a. O. S. 54. 51)
陸戦pAJE記憶
│管
図,銀行預金口座管理所1)
預金口座数1)
預金総額わ
各口平均額
借方及貸方流通額3)
純粋振替支持の腐の流通額%
流通速度記帳一日平均額 477
26,148
527.5
~0,174
379.169
88.9
719
1) 年末呪存数2) 車位百高マ1νグ 1931
455
42,793
425.6
9,946
622,1,10
92.2
1,462
16,566
3) 車位百高マ1レグ
11
1JO
郵便振替貯金局1913 1931
13
102,511
201.8
1,9G8
41,571.5
57.1
206
293 19
1,012,9G1
523.3
5lu
123,188.9
82 238
168
~.l.i8' 刊誌u.ム6ε':!i司令。iie~~tと陪併!1やニド刊の寵£包'択さ~;~8'
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モド寝匙謀総意ベJ...)¥‑J8'潟県尽e屯ねR'!認や~'<<・吠次吋ε吠11・11次己室P5芸Jド出;gR'! 0 おVて そ の 流 通 迩 度
( d s s z m
宮各三
足一
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一件)は︑戦前に比し倍加して居るのである︒前週の如く帝国銀行預金一口平均額口︑戦前の二
O
︑一七回マルグよリ︑戦後は九︑九四六マWグに激減して居ろ︒その原因としては︑次の如き勃島列卑し得ろであら︑フ︒即︑(一)戦後の経済的窮迫つ乙帝図銀行預金最低額の引下11帝図銀行は︑戦後︑
手形交換所加盟員以外の者の預金最低額た一︑
OO OT
グ(包し.これは流通額の帯加に従って︑又︑遊柑ぜリ)より︑一W
OO TW
グに引下げ士のである
Q (三)預金流通認度の帯加
l l
而てこれは︑又︑(イ)帝国銀行預金ぼ無利子なろた以てこれ島出来る
丈早く利用ぜんとすろ努力の帯加︑(ロ)振替技術の進歩(ご殊に電信振替(吋
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間口
口問
︒ロ
)の
採用
(一
一)
又︑
帝国
銀行振替中には︑直接振替のM灯︑間接振替が極めて大なろ部分た占め居ろこと等に其原因た師すろ在得ろであらう︒
失 に 郵 便 振 替 貯 金 に つ い て 之 を 観 る に
︑ 雌
︑ 預 金 口 座 敷 . 預 金 総 額 に 於 て
︑ 帝 国 銀 行 預 金 に 優 る の
外︑預金各口平均額︑流通総額︑純粋振替排流通額︑流通迷皮.記帳一
銀 行 預 金 に 比 し 劣 れ る こ と を 見 出 す で あ ら う
︒
口 卒 均 額 等 総 て の 貼 に 於 て
︑ 帝 図 蓋 し . 郵 便 振 替 貯 金 局 は
︑ 小 取 引 支 排 媒 介 機 関 大 るそ︑その特徴とするが故である︒
其他︑貯蓄金庫︑信用組合︑信用銀行の各預金については︑今︑上漣の観姑より之を比較考察する資 料存せざるも︑唯︑その預金流迅速度のみについて之を述ぶれば︑次の如く観察し得るであらう︑郎︑
帝 図 銀 行 預 金 及 郵 便 振 替 貯 金 に 比 し
︑ 貯 菩 金 庫 預 金
︑ 信 用 組 合 預 金
︑ 及 信 用 銀 行 預 金 は
︑ そ の 流 通 認 皮小である︑蓋し︑前者に於ては︑その無利子なるに反し︑後者に於ては︑利子付なるが故に︑預金者は 比 較 的 長
5
之 を 据 置 く べ き が 故 で あ る
︒ 而 て 後 者 の 中 に 於 て そ の 蛍 座 預 金 ( 問
︒
E o r o R S F
巳
o
g )
文抑制度の研究
二七
商 業
aと
経 済
二七二
は︑その他の預金に比し︑流通蓮皮大であるといひ得るであらう︑蓋し︑蛍座預金は主として所謂振
替預金︑郎︑貸出金の振替より成り︑且一それは多くは︑資業家の所有する所なれども︑之に封し︑その他
の預金(貯蓄金庫の振替貯金︑信用銀行の預金勘定等)は︑大部分︑一般の人により所有せられ︑且︑一時
的 利 殖 の 目 的 を 多 分 に 有 し . 殊 に 信 用 銀 行 の 預 金 勘 定 (
3
ロ2
一円
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ろの如︑きは.その中に長期預 金 の 性 質 を 有 す る も の を も 包 含 し 居 る が 故 で あ る 言
g
第 二 章
帳 簿 貸 借 ( 振 替 ) に よ る 支 梯 と 詮 券 化 債 権 特 に 小 切 手 に よ る 支 切 と の 優 劣 銃にのべたるが如く︑支抑取引の護法と共に︑支抑手段も︑自然貨幣︑金属貨幣︑銀行券及紙俗︑設券 化債権郎手形及小切手︑帳簿貨常(振替貨常)の諸段階や‑経て護法し就中︑今日︑小切手及帳簿貨併が︑支 抑 手 段 後 淫 の 日 以 後 の 段 階 に 位 し
︑ 金 属 貨 幣 の 用 を 節 し ー そ の 紛 失 段 損 上 の 危 険 を 軽 減 し
︑ 且 支 捌 手 段 の 移 縛 を 容 易 且 低 廉 な ら し め
︑ 以 て 文 抑 制 度 を 完 備 し
︑ ひ い て は 一 般 経 涜 の 護 法 ぞ 促 進 す る
等︑園民経湾上︑将叉︑経営経済上に於る其殻用は︑今夏ここにι
一一 日を 廷す まで もな い︑
問題は今日︑帳
簿貸借︑印︑振替による支挑と︑詮券化債様︑特に小切手による支抑と︑其何れが可なるや︑雨者の優劣 如何を︑比較考察するにある︒
英米及日本に於ては︑小切手制度︑より護法し︑ドイツ其他欧洲大陸
A. Scheibke, a. a. O. S. 52.
F. Schmidt, Der nationale Zahlungsverkehr. 1920. S. 29. 52)
に 於 て は
︑ 振 替 制 度 頗 る 完 備 し
︑ 雨 者 相 封 時 す る の 観 を 呈 す
︒ 雨 者 の 優 劣 に 関 す る 論 議 は
︑ 多 年 ド イ ツ 墜 界 に 於 て 闘 は さ れ た る も
︑ 今 や ド イ ツ に 於 て は
︑ 振 替 制 度 を 以 て 優 れ り と す る 者
︑ 多 数 を 制 し た る も の の 如 く で あ る 詮 臼
)O今
︑ 両 者 の 優 劣 を 筒 思 に 列 記 す れ ば
︑ 失 の 諸 鈷 を あ け 得 る で あ ら う
︒
( a )
隔 地 者 聞 の 支 挑 に 於 て は︑ 振 替 に よ る 支 梯 は
︑ 小 切 手 に よ る 支 挽 よ り も
︑ 低尿
︑簡 易︑ 且︑ 確寅 であ る︒ 小 切 手 に よ る と き は
︑ 支 排 人 は 々 書 留 を 以 て 之 を 会 付 す る 等 多 大 の 持 設 を 要 し
︑ 叉
︑ 受 取 人 側 に 於 て も
︑ 受 取 小 切 手 の 取 立 を 完 済 す る ま で は
︑ 少 な か ら . ざ る 不 安 へ 支 捌 保 遊 小 切 手 に よ る と き は 之 を 除 き
得)と︑煩雑と︑時間の経過を忍ばねばならぬ︒
反之︑振替によるときは︑支梯人 は 擢 に 之 を 取 引 金 融 機 関 に 通 知 委 託 す る 丈 に て
︑ 受 取 人 側 に 於 て は
︑ 何 等 の 手 続 を 要 せ 歩
︑ そ れ は 極 め て 簡 易
︑ 低 廉 に し て 且
︑ 確 宜 で あ る
2 g
へb
振) 判 官 に よ る 支 抑 は
︑ 小 切 手 に よ る 支 排 よ り も
︑ 支 挽 過 程 が 筒 軍 明 瞭 で あ る
O
下 回 に 示 す が 如 く
︑ 小 切 手 に よ る 支 抑 過 程 に 於 て は
︑ 支 排 が 終 局 的 に 完
了するまでには︑一
旦前進し︑叉︑後退しなければならぬ︒
且︑最後までに︑五つ
の 停 留 個 所
QZ7
コ ) を 経 な け れ ば な ら ぬ
︒
文体制度の硯究
刀、切手によろ支持 A →EζKe~Ka
振替にすろ支持人→KaC二)Ke-~E
j¥.=送金者即支持人 (Absender),Ka =支持人預金口出管理者
(Kontofuhrer vonA), E =受 取 人 (Empfanger),Ke=受 取 人
預金口座管理者 (Kontofuhrervon E).
二七三
O. Schoele, "Bargeldloser Zahlungsverkehr , HandwJrterbuch des Bunk‑
wesens. 1933. S. 97.
奥田唯輔、振替制度、金融大辞典 III.1480頁参照っ
奥田唯輔、前掲1480頁参照。
O. Schoele, a. a. O. S. 79. F. Schmidt, a. a. O. S. 60. 5〉壬
商 業 と 経
︐ 済
二七
四 即︑文的人L門戸口︑支怖のにめ小切手島受取人何に送り︑出口之島白己の取引金融機問問︒に以立た依頼し︿又は之島預金と
L)
問︒は一止に︑その小切手の振宛られ土ろ支抑人取引金融機関関ロに.之か送付取立与なすであら︑ヲ︒而て.同Pは︑主(支抑J仏 ︑
持ぜろときパ
H .
之島問︒に通知し︑問︒は其旨︑真に同に通知しなけれ民ならぬoもっとも常所姉小切手なろときは︑
問
ι
手形交換所が介在し︑又︑問︒よりEへの通知口︑普通省略ぜらろ︒問 ︒ ・
H P
し か る に
︑ 振 替 梯 に 於 て は
︑ 其 過 程 は 前 進 す る の み で あ り
︑ 且 支 梯 が 終 了 す る ま で に
︑ 僅 に 三 つ の 停留箇所を︐経るのみである︒
郎︑支持人
hp
口︑白己取引金融機関関白に振替た依頼し︑同位はこれら受取人取引金融機関問︒に通知し︑問︒はこれら︑
延
ι
︑開に油知すろのみでわろO(問︒ょリ同hv
への持込情通知は︑省略すろことも可能であリ︑又︑他の︑通知と一緒に通知すろ
の便 もあ ら︑ ヲ
O ) (註日)
(C
)小 切 手 に よ る 支 排 は
︑ 債 務 の 印 時 的
︑ 終 局 的 決 演 を 意 味 し な い
︒
︑
︑
︑
︑
︑ そ れ は 軍 な る 支 排 の 試 み で あって︑債務関係は︑向︑一定の期間︑郎︑小切手の取立が完演するまでは︑不定の紋態に於て.縫綾する
︑
︑
︑
︑
︑
︑
︑
︑ 郎
︑ そ れ は 支 排 の た め の こ
N与
] g m
∞
Z ‑
z t h
交付である︒
のである︒
然るに︑振替による支排は︑然ら 守して︑振替手績が完済すると同時に︑それにより︑直に︑債務関係は︑終局的に︑消滅するのである︒
︑
︑
︑
︑
︑
︑
︑
︑
︑ 印
︑ そ れ は 支 抑 に 代 り て の 3 2
N各 一
g m
∞己主三交付である
25
しかしながら︑小切手による支排にも︑叉︑次の如き長所がある︒
F. Schmidt, a. a. O. S. 61.
奥田唯輔、前掲1481頁委照。
第一編第二章第三節参照。
O. Schoele, a. a. O. S. 79. A. Scheibke, a. a. O. S. 11.