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5 ロ

ドキュメント内 支 拂 制 度 の 研 究 (ページ 43-49)

二四

ニ 我図に於ては︑かかる場合︑普通の小切手に︑銀行に於て︑振替判冶涼し︑振替支抑をなすものの如く

である︒

向︑横線小切手に卦しては︑銀行は︑手形交換を遇

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て の み 支 協 は な け れ ば な ら ぬ 詮 加 古

簿

(

債務である︒

故 に そ れ は 複 式 簿 記 の 原 則 に 従 て 員 債 と し て

︑ 預 金 口 座 の 貸 方 残 高 に 現 れ る の で

ある

︒ 叉その預け入れは︑貸方欄(出与

8 8 5 )

に︑その支排は借方欄

3 0 }

一 印 ︒ 一 Z) に現れるのである︒

印︑貸方閥は牧入関であり︑借方閥は支梯欄である︒

その残高は貸方残高である︑郎︑貸方開の借方 開 に 針 す る 超 過 額 で あ る

︒ 帳 簿 貨 幣 に よ る 支 挑 と は

︑ 支 梯 人 の 金 銭 債 椛 の 受 取 人 へ の 移 轄 で あ るが︑それは︑預金口座管理者たる支排媒介機闘が︑一定額を.支排人の預金口座の借方関(支抑掬)に 記 入 す る と 同 時 に

︑ 受 取 人 の 預 金 口 座 の 貸 方 関 一 枚 入 閥

﹂ に 記 入 す る こ と に よ り 行 は れ る の で あ る

︒ 換言すれば︑張簿貨幣抑は︑一定金額を支梯人の預金口座より受取人の預金口座へ移韓︑郎︑振替へ る こ と に よ り 行 は れ る の で あ る

︒ 預金口座所有者側に於ても︑もとより︑この帳簿貨僚の移轄に備へるために︑その帳簿に︑預金管 理 者 に 封 す る 口 座 を 設 置 し

︑ こ れ に 記 入 す る の で あ る が

︑ 彼 の 立 場 よ り 之 を 見 れ ば

︑ 帳 簿 貨 幣 を 形 成 す る 預 金 管 理 者 に 針 す る 金 銭 債 植 は

︑ 複 式 簿 記 の 原 則 に 従 へ ば 資 産 で あ り 従 っ て 口 座 の 借 方 残 高 と な っ て 現 は れ る の で あ る

︒ 叉

︑ 帳 簿 貸 借 の 増 加 は 借 方 閥 へ

︑ そ の 減 少 は 貸 方 欄 へ 記 入 せ ら れるのである︒

完全なる帳簿貨常排は︑支抑人と受取人との聞に︑一

つ の 支 排 媒 介 機 関 が 介 在 し

︑ そ れ が 勘 定 日

‑ 座 と 勘 定 口 座 と の 振 替 を 行 ふ こ と に よ り

︑ 初 め て 行 は れ る の で あ る

︒ 一 図 に 於 て 総 て の 支 排 人

支排制度の研究

二四回

及 受 取 人 が 一 つ の 組 織 の 下 に

︑ 各 々 勘 定 口 座 を 有 す る と き は

︑ 如 何 な る 帳 簿 貨 併 挑 も

︑ 唯 そ の 振 替 に よ り て 行 は れ る で あ ら う

而 も か く 預 金 唯

︑ 預 金 口 座 管 理 者 の 数 が 多 数 に 達 す る 丈 で あ る

︒ 口 座 管 理 者 の 数 の 培 加 を 見 る も

︑ 各 預 金 口 座 所 有 者 が

︑ 他 の 預 金 口 座 所 有 者 に 封 し

︑ 帳 簿 貨 預 抑 を な し 得 る こ と は

︑ 恰 も 各 遠 距 離 電 話 の 所 有 者 が

︑ 他 の 所 有 者 と 通 認 を な し 得 る と 同 様 で あ る

︒ 距離電話に於ては︑その上に一

つ の 仲 介 局 が 介 在 し 各 所 属 局 を 連 絡 し

︑ か く て 通 話 蛍 事 者 聞 を 連 給 す る と 同 様

︑ 帳 簿 貨 抑 併 に 於 て も

︑ 帳 簿 貨 併 協 を な さ ん と す る 預 金 口 座 所 有 者 の 所 属 預 金 口 座

管理者間に︑一

つ の 媒 介 機 関 が 介 在 し

︑ 支 抑 人 の 預 金 口 座 管 理 者 と

︑ 受 取 人 の 預 金 口 座 管 理 者 と の

印︑

かく

間 を 仲 介 し

︑ 以 て 預 金 口 座 所 有 者 間 に 於 る 帳 簿 貨 併

・ の 移 時 を 可 能 な ら し む る の で あ る

︒ の 如 き 移 椋 は

︑ 各 預 金 口 座 管 理 者 が 一 つ の 組 織 の 下 に 結 合 し

︑ 其 間 に 媒 介 機 関 を 有 し

︑ 以 て 各 自 の 問 に 相 互 的 連 絡 を 有 す る と き に 於 て

︑ 初 め て 可 能 で あ る

︒ か く の 如

︑ き 組 織 の 段 も 世 界 に 於 て 護 連 せ る は

︑ ド イ ツ に し て

︑ こ の 程 の も の と し て 弐 の 如 き 六 つ の 組 織 を あ け る こ と が 出 来 る

印︑

帝 周銀行︑郵便振替貯金局︑貯蓄金庫︑ドイツ産業組合聯合問︑ド

ν

スデン銀行産業組合振替聯合合︑及︑

信 用 銀 行 に 於 る 各 振 替 組 俄 で あ る

︒ 我固に於ては︑日本銀行︑郵便振替貯金局︑及︑一般銀行に於る それを︑この程の組織として︑あけることが出来るであらう(九訪日}Q

第 一 節 我 図 に 於 け る 振 替 組 織

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A. Scheibke, a.  a.  O. S.  41.  22) 

我 図 に 於 る こ の 程 の 組 織 は

︑ 末

︑ に 充 分 な る 護 蓬 を と け た る も の と い ふ こ と は 出 来 ぬ

︒ しか し︑ 強 い て 求 む れ ば

︑ 前 惑 の 如 く

︑ 日 本 銀 行 蛍 座 勘 定 付 替 組 織

︑ 普 通 銀 行 振 替 取 引 組 織

︑ 郵 便 振 替 貯 金 組 織 の 三 者 を あ け る こ と を 得 る で あ ら う

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)

本 銀 行 蛍 座 勘 定 付 替 組 織 日 本 銀 行 蛍 座 勘 定 付 替 は

︑ 大 正 四 年 七 月 よ り 行 は る る も

︑ 日 本 銀 行 本 支 底 に 蛍 座 勘 定 口 を 有 す る 銀 行 聞 に 限 ら れ

︑ 主 と し て 銀 行 間 の 取 引 尻

︑ 殊 に 交 換 尻 の 決 済 に あ て ら る る も の で あ る 安 お ち ( b ) 普 通 銀 行 振 替 取 引 組 織 普 通 銀 行 に 於 て は

︑ 自 行 に 蛍 座 預 金

︑ 特 別 蛍 座 預 金 を 有 す る 者 の 間 に於る預金の振替一世所振込)をなすのみなら示︑叉︑彼等とその本支底叉はコルレス先に︑これ等の

し か し 其 取 扱 は

︑ 本 支 底 叉 は コ 預 金 を 有 す る 者 と の 聞 に 於 る 預 金 の 振 替 ( 他 所 振 込 ) を も 取 扱 ふ

︒ ル レ ス 先 間 に 限 ら れ

︑ 普 通 銀 行 全 部 を 網 羅 す る 一 大 振 替 網 の 賓 現 は

︑ 未 克 之 を 見 ざ る 所 で あ る

︒ 日 本 銀 行 本 支 底 を 各 地 方 に 於 る 銀 行 聞 の 上 居 機 構 と な し

︑ 日 本 銀 行 本 底 を 長 上 居 機 構 に る 中 央 決 済 所 と な し

︑ 各 銀 行 間 の 振 替 尻 の 決 済 を な す に 至 ら ば

︑ 其 賓 現 必 宇 し も 至 難 な り と い ふ べ か ら 守

︑ 況 ん や 近 時 銀 行 の 淘 汰 . 盛 ん に 行 は れ

︑ 其 数 を 減 歩 る と 共 に

︑ 銀 行 各 自 の 信 用 漸 時 増 大 し つ つ あ る に 於 て を や

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我 図 に 於 る 振 替 組 織 中

︑ 最 も 完 備 せ る も の は

︑ こ の 郵 便 振 替 貯 金 組 織 で 文抑制度の研究二四五

奥田唯輔、振替制度、金融大酢典III1480頁。

奥田唯輔、前掲1480頁。

23)  24) 

二四

ある

︒ 我 図 の 郵 便 貯 金 が 英 図 の 制 度 を 模 倣 せ る に 封 し

︑ 郵 便 振 替 貯 金 は

︑ 換 太 利 の 制 度 を 模 倣 せ るものである︒

問固に於ては︑既に一

八 八 三 年

︑ 天 才 的 組 織 家 コ ツ ホ 博 士 ( ロ

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内 乙 の 提 唱 に基き︑クインに於て︑本制度を創設したのである主犯

)O後︑決牙利︑瑞西に輪入せられ︑更に一九

O

六 年︑印︑明治三十九年三月︑我閣に職入せられるに至ったのである︒

か く 我 図 は

︑ こ の 郵 便 振 容 貯 金 組織の創設の古きこと︑正に︑世界第四位にある︒

表示すれば︑次の如くである︒

︑ 参 考 の た め

︑ 本 制 度 を 開 始 せ る 各 闘 の 年 次 を

傍 白 ν1 濁 日 瑞 洪 喚

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西 五 ゲ 遜 本 西 利 利

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一 九年三一 九年一一 九九O 九六年O 九式年O 年八九O 八入三年

年 │ J年

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七 き二 古年四 主年四 主三年 主年三 主年二 主) 

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月 月

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Schoele, "Bargeldloser Zahlungsverkehr im Handwiirterbllch des Bank‑

wesens.  1933. S.  80. 

爾後︑了抹︑希勝︑伊太利︑和蘭︑葡萄牙︑羅馬尼亜︑瑞典︑その他数ク園に︑本制度の開始を見たのであるo 我図の郵便振替貯金組織は︑以上の如く︑明治三十九年︑創始せられたるものなるが︑以来︑非常な る 護 蓬 冶 示 し

︑ 創 始 蛍 年 末 加 入 者 は 僅 々 六 千 人 徐 で あ つ に が

︑ 第 五 年 目 に は 三 一 両 二 千 人

︑ 第 十 年 目 には七一両二千人となり︑昭和七年末には︑質に︑二十七一両九千人の加入者と︑三拾億困の受掛金額と を︑算するに至ったのである︒

今 本 制 度 の 概 要 を 示 さ ん に

︑ 我 図 に 於 て は

︑ こ の 郵 便 振 替 貯 金 は

︑ 法 制 系 統 上 は

︑ 郵 便 貯 金 法 に 局 して居るが︑しかし其作用は︑貯金よりも︑寧ろ︑振替拐を其主眼として居ること勿論である︒

全 図

に一四の口座所管廓振替貯金課)(東京︑大阪︑下閥︑福岡︑小棒︑金津︑仙塁︑名古屋︑長野︑徳島︑基湾︑京城︑釜山︑

大建)が存し︑各加入者の貯金口座は︑直接ここで管理せられるのである︒

而て

︑全

図(

内地

︑朝

鮮︑

基湾

︑ 樺太

︑関 東州

︑南 洋群 島) 一

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︑八ご二の郵便局(外に︑五六九の郵便取扱所)が皆第一線として振替貯金 の現金排込︑及︑現金排出の取扱をなし︑叉︑振替︑集金︑排出の請求書を受入れ(唯ポストに投け込めば 可)之在所属口座所管廓に取弐ぐのである(註泊

)O

︑ こ の 間 の 関 係 を 図 解 在 以 て 略 述 す れ ば 共 の 如︿である︒

か く の 如 く

︑ そ の 取 扱 機 関 が

︑ 全 国 あ ら ゆ る 場 所 に 分 布 存 在 す る は

︑ 本 制 度 の 一 大 特 色とする所であゐ(註幻)O

かく本制度は︑優秀便利なるものなるが︑只︑大口取引に給

1

不 使 な る こ と︑(現金跡︑局待排は千困まで︑振替抑は制限なししその貯金勘定は︑銀行預金等と兵り︑振替取引専用

文排制度の研究

二四

遠藤俊一、郵便振替貯金、金融大辞典llr1675頁。奥田唯輔、前掲1480o

A. Scheibke, a.  a.  O. S. 44. 

遮信省貯金局、振替貯金の利用法4頁。

27) 

(士)

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ドキュメント内 支 拂 制 度 の 研 究 (ページ 43-49)

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