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NetBackup for VMware: Linux 仮想マシンの注意事 項

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 38-42)

次の注意事項は Linux ゲストオペレーティングシステムの仮想マシンに適用されます。

仮想マシンをソフトウェア RAID ボリュームで構成している場合には、NetBackup は バックアップから未使用または削除済みブロックを除外できません。 ポリシーの[削除 されたブロックのエクスクルード (Exclude deleted blocks)]オプションはサポートされ ません。

Linux 仮想マシンでは、NetBackup に、スナップショット取得の準備でファイルシステ

ムを静止する特別なユーティリティ (SYMCquiesce) が必要です。SYMCquiesce が ない場合、NetBackup は、スナップショットが行われるときにファイルシステムのデー タが一貫した状態にあることを保証できません。

p.346 の 「SYMCquiesce ユーティリティについて」 を参照してください。

p.348 の 「SYMCquiesce ユーティリティのインストール」 を参照してください。

SYMCquiesce ユーティリティがない Linux 仮想マシンで、バックアップ時にファイル システムの一貫性が保たれるように、バックアップ前に仮想マシンをオフにすることを 検討します。仮想マシンの電源が切れると、データバッファはディスクにフラッシュさ れ、ファイルシステムは一貫性が保たれます。

ファイルシステムの静止の説明については、『NetBackup Snapshot Client 管理者 ガイド UNIX、Windows および Linux』を参照してください。

Linux ファイルシステムがスナップショットの前に静止されなかった場合、一部のファ

イルは不整合なことがあります。そのようなファイルは NetBackup.lost+found ディレ クトリからリカバリできます。

p.189 の 「Linux の NetBackup.lost+found ディレクトリについて」 を参照してくださ い。

マウントされていない LVM2 ボリュームは /dev で始まる必要があります。

第 3 章 注意事項および前提条件 38 NetBackup for VMware: Linux 仮想マシンの注意事項

マウントされていない LVM2 ボリュームのパスが /dev で始まっていない場合、仮想 マシンのバックアップは失敗します。注: ボリュームのパスは LVM ボリューム構成ファ イルの dir パラメータで設定されます。 この構成ファイルの例は /etc/lvm/lvm.conf などです。

Linux のファイルとディレクトリに関して、NetBackup for VMware には Linux 物理ホ ストの NetBackup と同じパス名制限があります。パス名の長さが 1023 文字を超える ファイルまたはディレクトリは、個別にバックアップまたはリストアすることはできません。

このようなファイルは仮想マシン全体のバックアップから仮想マシン全体をリストアす るときにリストアできます。

Linux ext4 ファイルシステムには、割り当てられた領域に 0 を埋め込まずにファイル

のディスク領域を確保する、永続的事前割り当て機能が備わっています。NetBackup が事前に割り当てられたファイルを (サポート対象の ext ファイルシステムへ) リストア すると、ファイルは事前割り当てを失い、スパースファイルとしてリストアされます。リス トアされたファイルは、元のファイルに書き込まれた最後のバイトと同じ大きさしかあり ません。リストアされたファイルへのそれ以降の書き込みは不連続になることがありま す。

メモ: リストアされたファイルには、元のデータがすべて含まれます。

p.161 の 「Linux でのリストアの注意事項および制限事項」 を参照してください。

VMware バックアップホストとしての NetBackup アプラ イアンスに関する注意事項

バックアップホストとしてのアプライアンスに関して、次の要件および制限事項に注意して ください。

アプライアンスは、バージョン 2.5 以降である必要があります。マスターサーバーが個 別のホストにある (バックアップホストにない) 場合、マスターサーバーは NetBackup 7.5.0.1 以降を使う必要があります。

NetBackup 管理コンソールまたはバックアップ、アーカイブおよびリストアインター

フェースを実行するホストでは、NetBackup は 7.5.0.1 以降である必要があります。

VMware ポリシー形式を使う必要があります。

アプライアンスは、iSCSI 接続をサポートしていません。このガイドの iSCSI に関する 記述は、アプライアンスには適用されません。

第 3 章 注意事項および前提条件 39 VMware バックアップホストとしての NetBackup アプライアンスに関する注意事項

Linux バックアップホストでの SAN マルチパスに対す る NetBackup for VMware のサポート

Windows の NetBackup for VMware は、vSphere ESXi ストレージと NetBackup for VMware エージェント (Windows のバックアップホスト) 間の動的マルチパスをサポート します。 動的マルチパスにより、SAN I/O の高可用性とバックアップスループットの向上 を実現できます。

次に、Linux バックアップホストでの SAN 環境の動的マルチパスに対する NetBackup for VMware のサポートを説明します。

NetBackup アプライアンス (2.6.0.2 リリース以降) では、VMware バックアッ プのための SAN の動的マルチパスがサポートされます。 I/O は、ボリュー ムマネージャの動的マルチパスノードを経由してリダイレクトされます。

詳しくは、バージョン 2.6.0.2 の『NetBackup アプライアンス管理者ガイド』

を参照してください。

http://www.veritas.com/docs/DOC2792 NetBackup アプライ

アンス

NetBackup アプライアンスではない Linux バックアップホストでは、

NetBackup for VMware は動的マルチパスをサポートできません。 この制 限事項は、Linux オペレーティングシステム、VMware vStorage APIs for Data Protection、ベンダー固有の動的マルチパスソリューションの間の非 互換性に起因します。

このため、NetBackup for VMware は、次のいずれかのプラットフォームに ある Linux バックアップホスト (非アプライアンス) での動的マルチパスをサ ポートできません。

SLES の NetBackup for VMware

RHEL の NetBackup for VMware 非アプライアンスの

ホスト

メモ: このサポートまたは制限事項は、ESXi ホストとストレージ間のマルチパスである、

VMware のネイティブマルチパスに対する NetBackup サポートには影響しません。

このサポートまたは制限事項は、Windows バックアップホストの NetBackup for VMware には影響しません。 Windows オペレーティングシステムには、マルチパスサポートが統 合されています。 詳しくは、次の Microsoft 社のマニュアルを参照してください。

http://microsoft.com/mpio

第 3 章 注意事項および前提条件 40 Linux バックアップホストでの SAN マルチパスに対する NetBackup for VMware のサポート

仮想マシンの表示名と他の vSphere オブジェクトに対 する NetBackup の文字制限

VMware VM が NetBackup ポリシーに含まれる場合は、VM の表示名または他の vSphere オブジェクトの名前に特定の文字を使うことができません。

表示名に不正な文字が含まれる場合にはバックアップが失敗することがあります。

NetBackup では、仮想マシンの表示名、クラスタ名、データストア名、ファイル名、フォル ダ名に次の文字を使うことができます。

大文字と小文字の ASCII 文字

数字

ピリオド (.)

ただし、表示名の最後にピリオドを使うことはできません。

ハイフン (-)

アンダースコア (_)

プラス記号 (+)

パーセント記号 (%)

左右のかっこ ()

空白

メモ: 他の文字は許可されません。

仮想マシンを自動的に選択するポリシーの場合

仮想マシンをリストに表示する場合には、表示名の空白は問い合わせのテストの結果 で「%20」に変換されます。

仮想マシンをリストに表示する場合には、表示名のパーセント記号 (%) は問い合わ せのテスト結果で「%25」に変換されます。 問い合わせに表示名を指定するときは % 文字を %25 に置換します。

仮想マシン表示名にパーセント記号 (%) が含まれる場合は、SharePoint のアプリ ケーション対応 VMware バックアップはサポートされません。

p.66 の 「[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプション (VMware)」 を参 照してください。

第 3 章 注意事項および前提条件 41 仮想マシンの表示名と他の vSphere オブジェクトに対する NetBackup の文字制限

ポリシーのクエリビルダーでは、表示名、リソースプール 名、 vApp 名の大文字と小文字を区別します。

VMware vSphere では、仮想マシンの表示名、リソースプール名、vApp 名の大文字と 小文字を区別します。 たとえば、「vm1」という名前の仮想マシンは、「VM1」という名前の 仮想マシンとは異なる仮想マシンです。

バージョン 7.6 以前 NetBackup バージョンでは、ポリシーのクエリビルダーフィールドの Displayname、Resourcepool またはvApp では大文字と小文字が区別されませんでし た。 バージョン 7.6 で、クエリビルダーは Displayname、Resourcepool、vApp を含む 問い合わせ文字列で大文字と小文字を区別します。 名前の値が問い合わせ文字列と大 文字、小文字まで正確に一致しない VMware 仮想マシンは結果セットに返されなくなり ました。 それらの仮想マシンのバックアップは行われません。

たとえば、NetBackup 7.6 以前では、「Displayname Contains “vmware-”」という指 定の問い合わせにより、大文字と小文字の区別なく vmware- という文字列を含むあらゆ る仮想マシンが返されました。

vmware-ted VMware-charles VMWARE-john vmWARE-jason

NetBackup 7.6 以降では、「Displayname Contains “vmware-”」という指定の問い合 わせでは、大文字小文字が入力文字列と正確に一致する仮想マシンのみが返されます。

vmware-ted

メモ: NetBackup 7.6 以降にアップグレードすると、問い合わせで仮想マシンを識別する ポリシーが異なる仮想マシンをバックアップ用に選択する可能性があります。 大文字と小 文字を区別する動作を反映するために、ポリシー問い合わせルールを編集する必要が ある場合もあります。

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 38-42)