1. 注意事項
1.7. NetApp ストレージを使用する場合の注意事項
1.7.1. 利用可能なプロトコルについて
SigmaSystemCenterでは、NFSプロトコルのみサポートします。
1.7.2. 利用可能なディスクボリュームの種類について
SigmaSystemCenterでは、FlexVol (仮想ボリューム) のみをサポートします。
また、SigmaSystemCenterでは、Root Volumeは管理しません。
1.7.3. ディスクボリュームを公開できるホスト台数の上限について
SigmaSystemCenter では、1 つの管理対象ディスクボリュームを複数のホストへ公開する
場合、公開できるホストの台数には上限があります。
IPアドレスで設定する場合
約250台のホストへ公開することが可能です。
ホスト名で設定する場合
ホスト名の長さに依存します。ホスト名を64バイトと仮定した場合、約60台のホストへ 公開することが可能です。
1.7.4. ディスクボリュームの exports 設定について
ディスクボリュームの exports 設定は、各ディスクボリュームに 1 つのみとしてください。
SigmaSystemCenter では、以下の図のように、ディスクボリューム (vol1) に対して複数の exports (「/vol1」、「/nfs1」) が設定された環境では、exports設定が特定できなくなり、正しく 制御できなくなります。
注: SigmaSystemCenterを利用してディスクボリュームのexports設定を行った場合、本章
で説明する構成にはなりません。SigmaSystemCenterを利用した設定方法については、
「SigmaSystemCenterリファレンスガイド」の「6.7.7. NetApp制御」を参照してください。
1.7.5. ホストへのディスクボリューム公開について
1つのホストに対して、1つのディスクボリュームを複数のIPアドレスで公開 (exports設定) しないでください。
また、1つのホストに対して、1つのディスクボリュームを複数のIPアドレス経由で利用しない でください。
SigmaSystemCenter では、1 つのディスクボリュームを複数のデータストアとして利用した
場合、以下の図に示す通り、1つのホストに対して、Data ONTAPに設定された複数のIPア ドレスを経由したデータストアを登録すると、実際のディスクサイズ (100GB) に対して、デー タストアの合計サイズは200GBとして認識されます。
また、この環境で10GBの仮想マシンを作成した場合、双方のデータストアから10GBずつ、
合計20GBが消費されたように見えることになります。
1.7.6. オフラインの Aggregate 、 Volume について
オフラインのAggregateとVolumeは、サイズが "0" と表示されます。
オフラインのAggregateとVolumeを使用しないでください。
1.7.7. NetApp ボリュームをホスト名でデータストア登録した際のトポロ ジ出力について
[現象]
仮想マシンサーバにホスト名でNetAppのボリュームをデータストア登録している環境では、
既定の設定では、トポロジ (show storagetopology) にデータストアの情報は出力されませ ん。
[原因]
NetAppストレージ情報収集の既定の設定では、NetAppストレージに設定されたIPアドレス
に対して、DNSサーバへのホスト名問い合わせを行わないため、ホスト名情報は保持されま せん。
そのため、データストア登録時に設定したホスト名が指し示すNetAppストレージが解釈でき ない状態になります。
[対処方法]
仮想マシンサーバにホスト名でNetAppのボリュームをデータストア登録している環境では、
以下のレジストリを作成し、NetAppに設定されているIP アドレスに対してホスト名を取得す る設定を行ってください。
キー名:
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥NEC¥PVM¥Provider¥
Storage¥NetApp 値名: CollectDNS 型: DWORD
デフォルト値: 0 (収集しない) (※1)
※1 値に、「2(すべて問い合わせる)」を設定します。
また、NetAppストレージに定義されているIPアドレスの一部のみをホスト名取得の対象とす
る場合には、「1(DefinedIPに定義されたIPのみ収集する)」を設定し、更に以下の値を設定 します。
値名: DefinedIP 型: SZ
デフォルト値: (空白) (※2)
※2 ホスト名取得を行うIPアドレスを指定します。
複数のIPアドレスを対象とする場合は、カンマ区切りで定義してください。