1. 注意事項
1.2. 仮想環境管理機能
1.2.4. 仮想マシンの設定について
仮想環境全般
CPU数、メモリサイズの最大値について
仮想マシンに設定できるCPU数、メモリサイズは、ご利用の環境により制限があります。
詳細については、VMware社、Citrix社、およびMicrosoft社の製品マニュアルを参照し てください。
仮想マシンのフラグメンテーションについて
差分情報の増大を予防するため、マスタVM、およびDifferential Clone用のテンプレー トから作成した仮想マシンの自動デフラグメンテーションを無効化してください。
仮想マシンのスリープ設定について
マスタVMのスリープ設定は、無効化してください。
ゲストOSのサービスのタイムアウト値について
仮想マシンのゲストOSがWindowsで、仮想マシンサーバの負荷が高い場合など、ゲ スト OS 内のサービスの起動に時間がかかり、サービスがタイムアウトする場合があり ます。そのような場合は、ゲストOS内の以下のレジストリの調整が必要になります。
レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control 値の名前: ServicesPipeTimeout
データタイプ: DWORD デフォルト値: 30000 (ミリ秒)
注: 既定値は (30,000) ミリ秒ですが、90,000ミリ秒から180,000ミリ秒程度への変更 を推奨します。特にHyper-Vの場合、こちらが原因でHeartbeatサービスが停止して、
仮想マシンの起動に失敗することがあります。マスタVMでの設定をお勧めします。
SigmaSystemCenter 3.3u1以前からバージョンアップした場合、バージョンアップ前に 仮想マシンに対して指定されていた構成パラメータ設定は、バージョンアップ後の [仮 想] ビューのVM編集画面、およびテンプレート作成画面では表示されません。
ただし、運用グループ配下で稼動中の仮想マシンの場合は、バージョンアップ後に構成 パラメータ設定付きのマシンプロファイルを指定して、[再構成] - [マシンプロファイル 適用] を実行すれば表示されるようになります。
VMwareの場合
VMware Toolsのインストール
仮想マシンへのゲストOSインストール後、必ずVMware Toolsをインストールしてくだ
さい。VMware ToolsがインストールされていないマスタVMを元に作成したテンプレー
トから、SystemProvisioning で新規に仮想マシンを作成した場合は、仮想マシン作成
が失敗します。
インストール方法については、VMware社の製品マニュアルを参照してください。
シェア値について
VMwareの仮想マシンの場合、SystemProvisioningで指定できるCPUのシェア値の 上限値は "99999" です。
VMware の仮想マシンの場合、SystemProvisioning で指定できるメモリのシェア値の
上限値は "10000" です。
VMware の仮想マシンの場合、SystemProvisioning で指定できるディスクのシェア値
の上限値は "4000" です。
vSphere Clientで、それぞれのシェア値に上限値以上の値を入力した場合、VM編集を
行うことはできません。
スナップショットについて
スナップショットは、1つのスナップショットからツリー状になるように作成してください。
ツリーの最上位のスナップショットが2つ以上の場合は、ディスクタイプが正常に判断で きない場合や、VM 編集画面で不正な拡張ディスクが表示されたりする場合がありま す。
仮想ディスクの共有について
VM編集の操作で1つの仮想ディスクを複数の仮想マシンで共有することはできません。
共有した場合は、一方の仮想マシンが起動できなくなります。
仮想ディスクを共有する場合は、vCenter Serverであらかじめ仮想マシンのSCSIコン トローラのSCSIパスの共有を仮想、または物理に設定してください。
ネットワークの帯域制御について
分散スイッチに接続した仮想 NIC に、トラフィックシェーピングを設定することができま す。
仮想NICにトラフィックシェーピングを設定する場合は、分散仮想ポートグループの「トラ フィックシェーピングのオーバライド」の設定を有効にしてください。
また、多数の仮想マシンに対して帯域制御を構成する場合は、仮想NICに帯域制御は 設定せず、分散ポートグループに帯域制御を設定して、仮想マシンを接続することもで きます。
仮想NICが接続している仮想ポートグループの設定のポートバインドが「短期バインド」
の場合は、サポートしていません。
ディスクのリソース制御について
ディスクのリソース制御を有効にするには、仮想ディスクを配置しているデータストアの ストレージIO制御の設定を有効にする必要があります。
以下のVMware社サイトのKBを参照して、ストレージIO制御が有効になっていること
を確認してください。
「Storage I/O Control のトラブルシューティング (1022091)」 https://kb.vmware.com/kb/2093479
仮想ディスクのサイズ単位について
SigmaSystemCenterでは仮想ディスクをMB単位で管理するため、P2Vやアプライア
ンスなどで取り込んだ仮想ディスクサイズは、1024KB 未満の端数は切り捨てられます。
そのため、仮想ディスクのサイズは、実際のサイズより小さくなります。その状態で VM 編集などを行うと、仮想ディスクの縮小操作と認識して操作が失敗します。
サイズが1024KB未満の端数がある仮想ディスクは、ディスクを拡張し端数がない状態
にしてください。
Hyper-Vの場合
統合サービスのインストール
Hyper-V環境で仮想マシンを作成する場合、Guest OSのインストール後、統合サービ
スをインストールしてください。OSでアップデートが必要な場合は、アップデートを行って ください。
インストール方法については、Microsoft社の製品マニュアルを参照してください。
CPU数について
仮想マシンサーバのOSがWindows Server 2016以降の場合、Hyper-Vマネージャと
SigmaSystemCenterで設定できる仮想マシンのCPU数の最大値が異なります。
CPUシェアについて
SigmaSystemCenterでは、Hyper-Vの設定値を10倍したものが表示されます。
また、Hyper-Vで設定できる最大値 "10000" は、SigmaSystemCenterでは設定する ことができません。
CPUリミットについて
SigmaSystemCenterでは、以下の変換が行われて表示されます。
(Hyper-Vの設定値 / 100) * 仮想マシンのCPU数 * 仮想マシンサーバのクロック数 (MHz)
メモリ設定について
ダイナミックメモリ機能を使用する場合、メモリリミットの設定は、メモリサイズの設定より 大きい値を設定してください。ダイナミックメモリ機能を使用しない場合、メモリサイズとメ モリリミットの値を同じにしてください。
仮想ディスクの共有について
SigmaSystemCenter において、仮想ディスクの共有設定を行うことはできません。
Hyper-Vマネージャは、Windows Server 2012 R2以前の場合、仮想ディスクの「高度 な機能」で [仮想ハードディスクの共有を有効にする] をオンに設定して、当該仮想ディ スクを共有してください。
Windows Server 2016以降の場合、共有ドライブを利用して仮想ディスクを共有してく
ださい。
ネットワークの帯域制御について
仮想スイッチに接続している仮想NICに対して、トラフィックシェーピングを設定すること ができます。
多数の仮想NICに対して帯域制御を構成する場合は、仮想NICに帯域制御は設定せ ず、ポートグループに帯域制御を設定することにより、当該ポートグループに所属してい るすべての仮想NICに適用することができます。
帯域制御の設定は、Windows Server 2012以降でサポートしています。
レガシ ネットワーク アダプターでは、帯域制御をサポートしていません。
ディスクのリソース制御について
仮想ディスクの予約値、制限値の設定は、Windows Server 2012 R2以降でサポートし ています。共有している仮想ディスクに対しては、ディスク IO リソースを設定することは できません。
Windows Server 2012以降における設定について
SigmaSystemCenterでは、Windows Server 2012以降のHyper-Vの以下の機能を サポートしていません。
Hyper-V レプリカ機能
OSが確認できない仮想マシンの起動について
OSの情報がSigmaSystemCenterから確認されたことがない仮想マシンを起動した場
合、Warningを出力して正常終了します。
OSがインストールされていない仮想マシンや、統合インストールをインストールしていな い仮想マシンなどが、これに該当します。