第 4 章 接続構成 141
4.3 LAN 接続
■ 接続形態
運用管理用LANにはMNTポートを使用して接続します。
図 4.11 リモート通報サービス用のポートを分離しない場合の接続例
ᐩኈ㏻ࢧ࣏࣮ࢺ ࢭࣥࢱ࣮
RMT࣏࣮ࢺࡣ⏝ࡋࡲࡏࢇࠋ LANࢫࢵࢳ
SNMP
࣐ࢿ࣮ࢪ࣮ࣕ ࣓࣮ࣝࢧ࣮ࣂ NTPࢧ࣮ࣂ
ㄆドࢧ࣮ࣂ
Syslogࢧ࣮ࣂ
㐠⏝⟶⌮⏝LAN
ETERNUS DX ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
RMT MNT
CM#0
RMT
CM#1
⟶⌮➃ᮎ
IPࢻࣞࢫA
MNT
以下にスレーブCMのIPアドレスを設定する場合の接続例を示します。
図 4.12 スレーブCMのIPアドレスを設定している場合の接続例(リモート通報サービス用のポートを分 離しない場合)
ᐩኈ㏻ࢧ࣏࣮ࢺ ࢭࣥࢱ࣮
RMT࣏࣮ࢺࡣ⏝ࡋࡲࡏࢇࠋ
࣐ࢫࢱCMࢫ࣮ࣞࣈCMࡢ IPࢻࣞࢫࢆタᐃࡋ࡚࠸ࡲࡍࠋ LANࢫࢵࢳ
SNMP
࣐ࢿ࣮ࢪ࣮ࣕ ࣓࣮ࣝࢧ࣮ࣂ NTPࢧ࣮ࣂ
ㄆドࢧ࣮ࣂ
Syslogࢧ࣮ࣂ
㐠⏝⟶⌮⏝LAN
ETERNUS DX ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
RMT MNT
CM#0
RMT
CM#1
⟶⌮➃ᮎ
IPࢻࣞࢫB IPࢻࣞࢫA
MNT
4.3.2 リモート通報サービス用 LAN(RMT ポート)
リモート通報サービスのネットワーク接続を社内LANと切り離す必要がある場合は、RMTポートを 使用して別のネットワーク経由で接続してください。
■ 接続形態
ETERNUS DXのIPアドレスが2個(MNTポート用 ´ 1個、RMTポート用 ´ 1個)必要です。
図 4.13 リモート通報サービス用のポートを分離する場合の接続例
MNT࣏࣮ࢺRMT࣏࣮ࢺ࡛LANࢆศࡅ࡚㐠⏝ࡋ࡚࠸ࡲࡍࠋ SNMP
࣐ࢿ࣮ࢪࣕ㸫 ࣓࣮ࣝࢧ࣮ࣂ NTPࢧ࣮ࣂ
ㄆドࢧ࣮ࣂ
Syslogࢧ࣮ࣂ
㐠⏝⟶⌮⏝LAN LANࢫࢵࢳ
ETERNUS DX
ᐩኈ㏻ࢧ࣏࣮ࢺ ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ ࢭࣥࢱ࣮
RMT
CM#0
RMT
CM#1
⟶⌮➃ᮎ
࣮ࣝࢱ࣮
IPࢻࣞࢫC IPࢻࣞࢫA
MNT MNT
以下にスレーブCMのIPアドレスを設定する場合の接続例と準備について説明します。
ETERNUS DXのIPアドレスが3個(MNTポート用 ´ 2個、RMTポート用 ´ 1個)必要です。
図 4.14 スレーブCMのIPアドレスを設定している場合の接続例(リモート通報サービス用のポートを分 離する場合)
MNT࣏࣮ࢺRMT࣏࣮ࢺ࡛LANࢆศࡅ࡚㐠⏝ࡋ࡚࠸ࡲࡍࠋ
࣐ࢫࢱCMࢫ࣮ࣞࣈCMࡢIPࢻࣞࢫࢆタᐃࡋ࡚࠸ࡲࡍࠋ
㐠⏝⟶⌮⏝LAN LANࢫࢵࢳ
ETERNUS DX ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
RMT MNT
CM#0
RMT
CM#1
࣮ࣝࢱ࣮
ᐩኈ㏻ࢧ࣏࣮ࢺ ࢭࣥࢱ࣮
SNMP
࣐ࢿ࣮ࢪࣕ㸫 ࣓࣮ࣝࢧ࣮ࣂ NTPࢧ࣮ࣂ
ㄆドࢧ࣮ࣂ
Syslogࢧ࣮ࣂ
⟶⌮➃ᮎ
IPࢻࣞࢫA IPࢻࣞࢫB
IPࢻࣞࢫC
MNT
4.3.3 LAN 制御(マスタ CM/スレーブ CM)
ここでは、ETERNUS DXのLAN制御を行うコントローラーの仕組みについて説明します。
ETERNUS DXの2台のコントローラーのうち、LAN制御を管理する権限を与えられたコントロー
ラー(CM)のことをマスタCMといい、もう一方をスレーブCMといいます。
CMやLANに異常が発生した場合、マスタCMの切り替えが自動的に行われます。
LANポートのIPアドレスはコントローラーごとに固定的に割り当てられるのではなく、マスタ/ス レーブの役割ごとに割り当てられます。マスタCMが切り替わったあとは、新しくマスタとなったコ ントローラーに旧マスタCMのIPアドレスが引き継がれるため、接続している物理的なポートが切り 替わっても、同じIPアドレスで継続してアクセスできます。なお、MACアドレスは引き継がれませ ん。
図 4.15 LAN制御(マスタCMの切り替え)
ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
MNT
CM#0
࣐ࢫࢱCM
MNT
CM#1 ࢫ࣮ࣞࣈCM
ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
MNT
RMTRMT RMTRMT
CM#0 ࢫ࣮ࣞࣈCM
MNT
CM#1
࣐ࢫࢱCM IPࢻࣞࢫA
IPࢻࣞࢫA ETERNUS DX
ETERNUS DX
࣐ࢫࢱ㹁㹋ษࡾ᭰࠼
CM#0 ᨾ㞀
࣐ࢫࢱCMࡀษࡾ᭰ࢃࡿࠊ ᪧ࣐ࢫࢱCMࡢIPࢻࣞࢫࡀ ᪂ࡋ࠸࣐ࢫࢱCMᘬࡁ⥅ࡀ
ࢀࡲࡍࠋ
• コントローラーにはマスタCMを識別するためのLEDがあり、マスタCM側が緑色に点灯しま す。
• スレーブCMのIPアドレスを設定しておくと、マスタCM側のLAN経路上で何らかの異常が発 生した場合でもスレーブCMからETERNUS Web GUI、ETERNUS CLIを使用できます。
ただし、マスタCMとスレーブCMでは使用できる機能が異なり、スレーブCMではマスタCM の切り替え、および装置状態表示だけを実行できます。
通常は、スレーブCMのIPアドレスを設定する必要はありません。
図 4.16 LAN制御(スレーブCMのIPアドレスを設定している場合)
ࢥࣥࢺ࣮࣮࢚ࣟࣛࣥࢡ࣮ࣟࢪࣕ
MNT
CM#0
࣐ࢫࢱCM
CM#1 ࢫ࣮ࣞࣈCM
RMT RMT MNT
ETERNUS DX LAN⤒㊰
␗ᖖ
ࢫ࣮ࣞࣈ㹁㹋ࡢIPࢻࣞࢫࡽ
࣐ࢫࢱCMࡢษࡾ᭰࠼ࠊ
⨨≧ែ⾲♧ࡀᐇ⾜࡛ࡁࡲࡍࠋ
IPࢻࣞࢫA IPࢻࣞࢫB
4.3.4 ネットワーク通信プロトコル
用途とプロトコルによって、使用できるLANポートと機能が異なります。
用途/プロトコル別にLANポートの使用可否を以下に示します。
表 4.3 LANポートの使用可否
用途 プロトコ
ル
tcp / udp
ポート番
号 通信方向 マスタCM スレーブCM
MNT RMT MNT RMT 備考
ETERNUS Web GUI
http / https
tcp 80 / 443 from ¡ ¡ △(*1) △(*1) Web画
面 ETERNUS CLI telnet /
ssh
tcp 23 / 22 from ¡ ¡ △(*1) △(*1) −
ftp (client)
tcp 21 to ¡ ¡ △(*1) △(*1) −
SNMP agent snmp udp 161 from ¡ ¡ ¡ ¡ −
trap snmp trap
udp 設定 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
SMI-S http /
https
tcp 5988 / 5989
from ¡ ´ ´ ´ SMI-Sク
ライアン トとの通 信に使用 http /
https
tcp 設定 to ¡ ´ ´ ´ SMI-Sリ
スナーへ のイベン ト通信な どに使用
SLP tcp 427 from / to ¡ ´ ´ ´ SMI-S ク
ライアン トからの サービス 探査通信 に使用
E-mail smtp
(client)
tcp 25(*3) to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ 障害通知
などに使 用
NTP NTP
(client)
udp 123 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
REMCS
(リモート通報サー ビス)
smtp tcp 設定 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ 障害通知
などに使 用 http
(client)
tcp 設定 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ ファーム
ダウン ロードな どに使用 Syslog
(イベント通知、監 査ログ送信)
Syslog udp 設定 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
RADIUS Radius udp 設定 to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
ping ICMP − − from ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
KMIP(鍵管理) SSL tcp 5696
(*3)
to ¡(*2) ¡(*2) ´ ´ −
RCIL IPMI udp 623 / from ¡ ´ ¡ ´ −
用途 プロトコ ル
tcp / udp
ポート番
号 通信方向 マスタCM スレーブCM
MNT RMT MNT RMT 備考
ETERNUS DX Discovery
独自プロ トコル
udp 9686 from ¡ ´ ´ ´ −
¡:使用可 △:一部の機能で使用可 ´:使用不可
*1: 以下の機能だけを使用できます。
• 装置状態の確認
• マスタCMの切り替え
*2: MNTポートまたはRMTポートのどちらか一方を使用します。
*3: 変更可能です。
ストレージ基盤ソフトウェアを使用する場合のポート番号については、ストレージ基盤ソフトウェア の各マニュアルを参照してください。