第 4 章 接続構成 141
4.5 電源連動接続
4.5.1 電源連動接続(PWC)
■ 電源連動ユニット
ETERNUS DXは、電源連動ユニットを使用すると、電源投入/切断の制御をサーバと連動させること
ができます。電源連動ユニットはサーバが接続されているUPS(以降、サーバ用UPSと呼びます)
のAC出力の変化を検出して、ETERNUS DXの電源投入、切断処理を自動実行する装置です。サーバ 用UPS以外でも、ACコンセントの出力を制御できるユニットを接続できます。接続するサーバの台 数が3台以上の場合は、ACセンサーユニットを追加することで、連動が可能になります。
また、電源連動ユニットはRemote Cabinet Interface(RCI)を備えており、RCIを装備したサーバと 電源連動ユニット間ではRCIによる制御が可能です。
電源連動の方式には、以下の種類があります。
• 電源連動ユニットのサーバ用UPS接続による電源連動
• 電源連動ユニットのRCIによる電源連動
1台の電源連動ユニットで、RCIによる接続とサーバ用UPS制御を使用した接続を混在させることも できます。
1台のサーバで、サーバ用UPS接続による電源連動とRCIによる電源連動の両方の方式を使用する ことはできません。
●
サーバ用UPS接続による電源連動電源連動ユニットは、連動元となる機器のAC出力の有無を検出して、ETERNUS DXへ電源制御の指 示を行います。
任意のサーバ用UPS のAC 出力ありを検出すると、ETERNUS DXへ電源投入の指示をします。
すべてのサーバ用UPSのAC出力なしを検出すると、ETERNUS DXへ電源切断の指示をします。
サーバ用UPSは、管理ソフトウェアによってサーバの電源投入/切断に対応してAC出力を制御する 機能を備えている必要があります。サーバ用UPSには、電源連動ユニットに接続するコンセント(1 個)の空きが必要です。
• 接続するサーバが2台以下の場合
図 4.17 電源連動ユニットを使用した電源制御(接続するサーバが2台以下の場合)
RS232Cࢣ࣮ࣈࣝ
ࢧ࣮ࣂ
ETERNUS DX
PWC UPSタᐃ
㟁※㐃ືࣘࢽࢵࢺ PWC UPS
UPS⟶⌮
ࢯࣇࢺ࢙࢘
ACฟຊࡢ᭷↓ࢆ
᳨ฟࡍࡿ㟁※ᢞ ධ㸭ษ᩿ࢆᣦ♧
ᢞධ㸸1
ษ᩿㸸2 ᢞධ㸸2
ษ᩿㸸1
3
4
電源投入シーケンス
1 サーバUPSの電源投入 2 サーバの起動
ETERNUS DXの起動が完了するまで、サーバのOS起動開始を待ち合わせます(*1)。
3 電源連動ユニットからETERNUS DXに電源投入を指示
4 ETERNUS DXの起動
*1: サーバ側で、ETERNUS DXの起動を待ち合わせるための設定が必要です。
電源切断シーケンス
1 サーバのシャットダウン 2 サーバUPSの電源切断
3 電源連動ユニットからETERNUS DXに電源切断を指示
4 ETERNUS DXの終了
• 接続するサーバが3台以上の場合
図 4.18 電源連動ユニットを使用した電源制御(接続するサーバが3台以上の場合)
PWC 㟁※㐃ືࣘࢽࢵࢺ#0
ࢧ࣮ࣂ#0 UPS
PWC PWC
PWC
ࢧ࣮ࣂ#2 ACࢭࣥࢧ࣮
ࣘࢽࢵࢺ#1 ࢧ࣮ࣂ#3
ࢧ࣮ࣂ#0 ࢧ࣮ࣂ#1
UPS
ࢧ࣮ࣂ#1
ࢧ࣮ࣂ#2 UPS ࢧ࣮ࣂ#3
UPS
ACࢭࣥࢧ࣮
ࣘࢽࢵࢺ#0 ᢞධ㸸1
ษ᩿㸸2
ᢞධ㸸2 ษ᩿㸸1
4
4 ETERNUS DX
ETERNUS DX 3
電源投入シーケンス
1 サーバUPSの電源投入 2 サーバの起動
ETERNUS DXの起動が完了するまで、サーバのOS起動開始を待ち合わせます(*1)。
3 電源連動ユニットからETERNUS DXに電源投入を指示
4 ETERNUS DXの起動
*1: サーバ側で、ETERNUS DXの起動を待ち合わせるための設定が必要です。
電源切断シーケンス
1 すべてのサーバのシャットダウン 2 すべてのサーバUPSの電源切断
3 電源連動ユニットからETERNUS DXに電源切断を指示
4 ETERNUS DXの終了
●
RCIによる電源連動電源連動ユニットは、RCIを備えたサーバのRCI制御コマンドを検出して、ETERNUS DXへ電源制 御の指示を行います。
任意のサーバからRCI制御コマンドの投入指示を検出すると、ETERNUS DXへ電源投入の指示をし ます。
すべてのサーバからRCI制御コマンドの切断指示を検出すると、ETERNUS DXへ電源切断の指示を します。
図 4.19 電源連動ユニットを使用した電源制御(RCI)
RS232Cࢣ࣮ࣈࣝ
ࢧ࣮ࣂ
PWC 㟁※㐃ື
ࣘࢽࢵࢺ PWC
RCIࢣ࣮ࣈࣝ
RCI RCI
3 2
1
ETERNUS DX
電源投入シーケンス
1 サーバの電源投入と起動
ETERNUS DXの起動が完了するまで、サーバのOS起動開始を待ち合わせます(*1)。
2 RCIから電源連動ユニット経由でETERNUS DXに電源投入を指示
3 ETERNUS DXの起動
*1: サーバ側で、ETERNUS DXの起動を待ち合わせるための設定が必要です。
電源切断シーケンス
1 サーバのシャットダウン
2 RCIから電源連動ユニット経由でETERNUS DXに電源切断を指示
3 ETERNUS DXの終了
電源連動ユニットとの接続構成および設定の詳細については、電源連動ユニットに添付のマニュアル を参照してください。
■ PMAN
PMANモデル50/モデル100は、ネットワーク経由でサーバや周辺機器の電源投入/切断操作を行う
電源運用管理装置です。コンセントごとに、電源投入時または電源切断時に遅延時間を設定して、ス ケジュール運転による電源制御が可能です。
PMANには1台あたり複数台の機器を電源ケーブルで接続でき、その機器の電源操作を行えます。
PMANを接続する場合は、電源連動ケーブルが必要です。
図 4.20 PMANを使用した電源制御
RS232Cࢣ࣮ࣈࣝ 㟁※㐃ືࢣ࣮ࣈࣝ
㟁※
㟁※
ࢫࢣࢪ࣮ࣗࣝタᐃ
PWC LAN
PMAN
ࢧ࣮ࣂ ⟶⌮PC
ᢞධ㸸1
ษ᩿㸸3 ᢞධ㸭ษ᩿㸸2
ษ᩿㸸1 ETERNUS DX
電源投入シーケンス
1 PMANのコンセントを電源投入
2 ETERNUS DXの起動
電源切断シーケンス
1 PMANからETERNUS DXに電源切断を指示
2 ETERNUS DXの終了
3 PMANのコンセントを電源切断