第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)
3.1 資源のバックアップとリストア
3.1.2 バックアップ手順
3.1.2.19 Interstage証明書環境資源のバックアップ
・ スロット情報ディレクトリ(odsetSSLコマンドの-sdオプションで指定したディレクトリ)
・ 運用管理ディレクトリ(odsetSSLコマンドの-edオプションで指定したディレクトリ)
3.1.2.9 イベントサービス資源のバックアップ
イベントサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
イベントサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\esbackupsys.exe
/opt/FJSVes/bin/esbackupsys
esbackupsysコマンドは、イベントサービスが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法
バックアップ先パスがX:\Backup\ESの場合の操作例を以下に示します。
esbackupsysコマンドを実行して、イベントサービス資源をバックアップします。 (注)
esbackupsys -d X:\Backup
バックアップ先パスが/backup/FJSVesの場合の操作例を以下に示します。
esbackupsysコマンドを実行して、イベントサービス資源をバックアップします。 (注) esbackupsys -d /backup
注)
esbackupsysコマンドは、指定したバックアップ先パス配下に以下のディレクトリを作成後、そのディレクトリ配下にイベントサービス資源
をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、削除後に実行してください。
Windows(R):ES Solaris/Linux:FJSVes
3.1.2.10 Portable-ORB資源のバックアップ
Portable-ORB資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップ方法
バックアップ先パスがX:\Backup\PORBの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir X:\Backup\PORB
2.copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Portable-ORB資源をバックアップ用ディレクトリにコピーしま す。 (注)
copy PORB_HOME\etc\config X:\Backup\PORB copy PORB_HOME\etc\initial_hosts X:\Backup\PORB copy PORB_HOME\etc\initial_services X:\Backup\PORB
バックアップ先パスが/backup/porbの場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir /backup/porb
2.cpコマンドなどを使用して、Portable-ORB資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。 (注) cp PORB_HOME/etc/config /backup/porb
cp PORB_HOME/etc/initial_hosts /backup/porb cp PORB_HOME/etc/initial_services /backup/porb 注)
Portable-ORBをダウンロードする運用でPORB_HOMEを複数設定した場合、すべてをバックアップする必要があります。この場合、
バックアップ先パスを変えて、上書きされないように注意してください。
■注意事項
SSL連携機能を使用している場合は、以下の資源をバックアップ用ディレクトリにコピーしてください。以下の資源の詳細について は、“3.1.1.7 Portable-ORBの資源ファイル”を参照してください。
・ キーストアファイル
・ 組み込み証明書管理情報
3.1.2.11 コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\tdbackupsys.exe
/opt/FSUNtd/bin/tdbackupsys
/opt/FJSVtd/bin/tdbackupsys
tdbackupsysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法
資源バックアップ先ディレクトリが“X:\Backup\”の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys X:\Backup\
資源バックアップ先ディレクトリが/backup/の場合の操作例を以下に示します。
tdbackupsysコマンドを実行します。
tdbackupsys /backup/
■注意事項
・ バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時にダブルクォーテーション("")で囲んで指定する必要 があります。
・ コンポーネントトランザクションサービス資源のバックアップを行う前に、Interstageセットアップ資源および、CORBAサービス資源の バックアップを行う必要があります。
・ tdbackupsysコマンドは、バックアップディレクトリ配下に以下のディレクトリを作成後、各ディレクトリ配下にコンポーネントトランザク
ションサービス資源をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、各ディレクトリを削除してからコマンドを実 行してください。
“TD”ディレクトリおよび“EXTP”
“FSUNtd”ディレクトリおよび“FSUNextp”ディレクトリ
“FJSVtd”ディレクトリおよび“FJSVextp”ディレクトリ
・ Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。
3.1.2.12 データベース連携サービス資源のバックアップ
データベース連携サービス資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
データベース連携サービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\ots\bin\otsbackupsys
/opt/FSUNots/bin/otsbackupsys
/opt/FJSVots/bin/otsbackupsys
otsbackupsysコマンドは、Interstageが停止している状態で実行する必要があります。
■バックアップ方法
資源バックアップ先ディレクトリが“X:\Backup\”の場合の操作例を以下に示します。
otsbackupsysコマンドを実行します。
otsbackupsys X:\Backup\
資源バックアップ先ディレクトリが/backup/の場合の操作例を以下に示します。
otsbackupsysコマンドを実行します。
otsbackupsys /backup/
■注意事項
・ バックアップ先ディレクトリのパスが空白を含む場合、コマンドパラメタ指定時にダブルクォーテーション("")で囲んで指定する必要 があります。
・ Interstageが動作中の場合には、isstop -fコマンドなどを使用してInterstageを停止してください。
・ データベース連携サービス資源のバックアップを行う前に、Interstageセットアップ資源および、CORBAサービス資源のバックアッ プを行う必要があります。
・ otsbackupsysコマンドは、バックアップディレクトリ配下に以下のディレクトリを作成後、その配下にデータベース連携サービス資源
をバックアップします。すでに以下のディレクトリが存在する場合は、削除してからコマンドを実行してください。
OTS”ディレクトリ “FSUNots”ディレクトリ
“FJSVots”ディレクトリ
3.1.2.13 Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ
Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
Interstage シングル・サインオン資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\ssobackup.exe
/opt/FJSVssocm/bin/ssobackup
■バックアップ方法(認証サーバの資源)
Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をバックアップする場合について説明します。
“X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back”ファイルに認証サーバの資源をバックアップし、“X:\Backup\ssofsv\custom_user_inf”ディレクトリ にカスタマイズモジュールの資源ファイルをバックアップする場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir X:\Backup\ssoatcag
mkdir X:\Backup\ssofsv\custom_user_inf
2.ssobackupコマンドを使用して、認証サーバの資源をバックアップします。
ssobackup -f X:\Backup\ssoatcag\ssoac_back -ac (注1)
3.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、カスタマイズモジュールの資源ファイルをバックアップ用ディ レクトリにコピーします。
カスタマイズモジュールの資源ファイルの格納ディレクトリがC:\work\ssofsv\custom_user_infの場合 xcopy C:\work\ssofsv\custom_user_inf\カスタマイズモジュールの資源ファイル X:\Backup\ssofsv
\custom_user_inf (注2)
“/backup/FJSVssoac/ssoac_back”ファイルに認証サーバの資源をバックアップし、“/backup/FJSVssofs/custom_user_inf”ディレクトリに カスタマイズモジュールの資源ファイルをバックアップする場合の操作例を以下に示します。
1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
mkdir /backup/FJSVssoac
mkdir /backup/FJSVssofs/custom_user_inf
2.ssobackupコマンドを使用して、認証サーバの資源をバックアップします。
ssobackup -f /backup/FJSVssoac/ssoac_back -ac (注1)
3.cpコマンドを使用して、カスタマイズモジュールの資源ファイルをバックアップ用ディレクトリにコピーします。
カスタマイズモジュールの資源ファイルの格納ディレクトリが/work/ssofs/custom_user_infの場合
3.1.2.14 Interstage HTTP Server資源のバックアップ
Interstage HTTP Server資源のバックアップ手順について説明します。
■バックアップコマンド
Interstage HTTP Server資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\ihsbackup.exe
/opt/FJSVihs/bin/ihsbackup
■バックアップ方法
バックアップ先パスがX:\Backup\IHSの場合の操作例を以下に示します。
ihsbackupコマンドを実行して、Interstage HTTP Server資源をバックアップします。 (注) ihsbackup -d X:\Backup -t all
バックアップ先パスが/backup/FJSVihsの場合の操作例を以下に示します。
ihsbackupコマンドを実行して、Interstage HTTP Server資源をバックアップします。 (注) ihsbackup -d /backup -t all
注)
ihsbackupコマンドの-t allオプションは、環境定義ファイルの他に、パスワードファイルおよび公開用ルートディレクトリ(環境定義ファイル
(httpd.conf)のDocumentRootディレクティブに指定したディレクトリ)を対象とする場合に指定します。
■注意事項
・ コンテンツ(DocumentRootディレクティブで指定したディレクトリ配下以外)をバックアップする必要がある場合、および環境設定時 に使用したファイル(httpd.confとパスワードファイル以外)がある場合は、別途それぞれについて該当するファイルをバックアップ 用ディレクトリに退避してください。
・ Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境のSSLを使用している場合は、Interstage証明書環境資源をバックアッ
プする必要があります。“3.1.2.19 Interstage証明書環境資源のバックアップ”を参照してInterstage証明書環境資源をバックアップ してください。
・ SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを使用している場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)の該当ディレクティブ で指定している以下の資源をバックアップ用ディレクトリに退避してください。
- スロット情報ディレクトリ(SSLSlotDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- 運用管理ディレクトリ(SSLEnvDirディレクティブで指定したディレクトリ)
- ユーザPIN管理ファイル(SSLUserPINFileディレクティブで指定したファイル)
・ 管理対象サーバにリストア・移入する場合は、Webサーバ“FJapache”が1つだけ存在する状態でバックアップ・移出してください。
・ バックアップ・移出資源に対して圧縮・複写などの操作を行う場合は、先頭がドット(.)で始まるファイルを含め、すべての資源が対 象となるように操作してください。
・ -dオプションで指定するInterstage HTTP Server資源の格納ディレクトリに、ルートディレクトリ(/)は指定できません。
3.1.2.15 J2EE 共通資源ファイルのバックアップ
J2EE共通資源ファイルのバックアップ手順について説明します。