15,001
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20119
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17116
議鐵
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(注)琉球政府経済局の資料による。
11.60 95.00 89.00
10.70 95.00 88.00
3.FOB那覇価格は,東京市場における精製上白糖相場から輸入諸掛・り,輸入業者利潤,消費税,
精製上白糖との格差等を控除した価格である。
4.原料生産費は,毎年実施している廿蕨の栽培費調査から夏植,春植,株出のt当り平均生産費 を算出する。
5.工場経費は,全琉13の分蜜糖工場における費用の平均である。
6.配分割合は,原料生産費と工場経費の割合であって1963年期は前者が63.52%,後者が36.48%
となっている。
なお原料蕨茎価格の算定に当っては,沖縄本島を除く他の地域の原料蕨茎価格は糖業振興法第17 条により,砂糖の製造および販売に要する費用が加重されるため次のように地域差を設けたそれぞれ 減額するようになっている。
沖縄離島(南,北大東村を除く)原料t当り0.45$
南大東村〃1.90 北大東村〃2.25 宮古本島〃0.35 宮古離島(多良間村を除く)〃0.75 多良間村〃1.25 石垣島〃0.50 西表および波照間島〃1.4O 与那国町〃2.40 その他の八重山群島〃1.20
消費税については含蜜糖との格差の関係で次のように規定されている。すなわち両者の差額が16 円以下の場合は16円に充たない部分の1円について原料燕茎t当り24C引下げてよいことにしてい
る。
次にブリックス20度,東京市場における精製上白糖相場kg当140円の場合の原料廿蕨の最低基 準Ⅷ価格を算定してみよう。
BX・原料当製品出来高×東京相場140円のFOB価格=製品売上高 20度122kg×28.W=35.33$
製品売上高一(原料生産費十工場経費)=収益または損失
$35.33-$33.58=$1.75 原料価格=原料生産費十(収益×63.52%)
原料価格=原料生産費一(収益×63.52%)
$21.33+(61.75×0.6352)=$22.44
なお本土商社の輸入のための税込み諸掛りは34,874円となっている。
同一ブリックスにおける東京相場1円(0.27548`)上下するごとに21仏の差額をつけているがその
琉球大学農家政工学部学術報告第12号(1965)
126
算定の基礎は次の通りである。
BX・製品出来高×差額(1円)=増減額 20度122kg×0.27548仏=33.61G
増減額×廿蒔の配分割合=1円上下による原料代の増減 33.61仏×0.6352=21仏
第41表において東京市場における精製上白糖相場140円の場合,ブリックス16度以上23度まで の原料t当り標準価格を算出したが,この価格に東京相場が1円増加するごとに21仏を加算したのが 140円から150円に至る原料蕨茎の標準価格ということになる。
1963年期は本土における砂糖の貿易自由化実施後初年目にあたり,本土においては砂糖の消費税 云々の問題が撞頭した矢先であるため消費税が引下げられた場合それに対する処置も講ずる必要があ る。そこで原料蕨茎の買収価格は,消費税が引下げられた場合その額だけ東京市場相場から控除した 金額を東京相場として適用することになっている。
1963年度における72年振りの大旱ばつは全琉的に廿蕨に大きな被害をおよぼし宮古地区では前年 に比し7割内外の減収で,八重山地区では4割の減収である。しかし地区(ジャーガル地帯)によっ ては前年よりもかえって増収したところもある。全琉的には蕨茎量で2%,産糖量では19%の減産 である。
一方糖価は上昇したが旱ばつのため農家の生産量は減少し,所得の減少は生活困窮者も続出する現 情である。また工場側においては減収により操業期間の短縮あるいは廿蕨の質の低下により従来精製 糖まで製造していたエ場も今期はそれができず原料糖のみを製造しているということである。量,質 の低下により工場によっては原料代もまかない得ず赤字経営の工場もあると聞く。旱害に対する処置 としては廿蕨10a当り第2次生産費と10a当り収量を修正して算出している。すなわち第2次生産 費は62年期の実績を用し、これを期作別比率によって修正した期作別第2次生産費の平均を63年期 の第2次生産費としてそれを63年第2回産糖予想収量(10a当り)で除した値を第2次t当り生産 費として計上している。
一方工場経費については,62年期の全琉13工場の総和平均の分蜜糖原料が63年期は25.5%減 少したものと見なしてコストの試算を行なっている。
次に1960年期における含蜜糖原料蕨茎の最低基準価格の決定について述べれば,原料搬入当日を 含む前5日間の那覇港渡し,沖縄本島産黒糖の1等平均相場を基準とし次の第42表のように原料の 濃度に応じ決定することになっている。(算定の方法は分蜜糖の場合に準ずる),含蜜糖の場合ブリッ
第41表BX別,糖価別原料t当価格の基準1963年
1,擶上嘩瀞瀞雛瞬嘩瀧艤瀞瀞ii
23294950 321014702●●●●●●●●7653209822222211 35434703589850616●●●●●●●●7654310822222221
34323692467638394●●●●●●●●7654219822222211
33212581345416172●●●●●●●●7654219822222211
309892580(ろ87○4050かり●●●●●●●●65432097。222229】11
398708147956528383●●●●●●●●n℃54-3108722222211-
68767036834月》06161●●●●●■●●65431《08722222211
67065692571218(5949●●●●●●●■65421986222221-11
$かb54一戸、814-,℃909617027●●●●●●●●5532198622222111-
口95434703570874-q)505●●●●●●●●54《3209862222211-1{ $
27.01 26.10 24.99 23.70 22.23 20.76 19.29 17.81
以以以以以以以以度度度度度度度度
3210987622221111 上上上上上上上上
(注)糖業審議会資料および公報による。
廿蕨の経営経済的研究(、)
池原 127
第42表含蜜糖原料の最低価格基準(tz)(1960年)
可i鑿轡
16.16$'霧騨
1kg当18.75Cまで}霧1審 2ill75ill77i
1kg当19.50Cまで}鐸&霧
20.25p1kg当まで 1kg当20.50Cまで;鐸騨
13.30 14.50 13.70 12.90 12.10
800000000007913379135●●●●●●●●●●7665432P101111111111600000000005791357913●●●●●●●●●●76554321101111111111
600000000002468024680■●●●●●●●●●76544321001111111111
600000000009135791357●●●●●●●●●●6654322109111111111
800000000007913579135●●●●●●●●●●65543211091111111111側I帥1帥lⅢlⅧl側lⅡI別lⅢ‐州判●●●●●●●●●●6544321009111111111 $
18.00 18.306
I「「300000000009135791357●●●●●●●●●●88765443211111111111
111111「300000000006802468024●●●■●●●●●●87765433211111111111 600000000001357913579 $
19.40 23度以上
22度以上 21度以上 20度以上 19度以上 18度以上 17度以上 16度以上 15度以上 14度以上
98765543211111111111
0116.90 17.20 17.50 18.60
16.40 16.70 17.80
15.60 15.90 17.00
14.80 14.00 13.20 12.40 11.60 10.80
15.10 16.20
14.30 13.50 12.70
15.40
狸!’
14.6010.50 9.70 8.90
13.80
霊I’
13.0012.20(注)琉球政府経済局資料による。
クス1度ごとのt当り価格の差額は各度とも一律に80‘であってまた黒糖1等の平均相場0.25C上下 するごとに30仏の格差となっている。なお原料搬入価格について地域格差をもうけることは分蜜糖の 場合と同じであるがその金額については若干の差がある。60年期における含蜜糖原料蕨茎は第42表 により貢上げているが,62年期以降は分蜜糖原料価格の基準よりある一定の価額を減じた価格で買上 げることになった。62年期における含蜜糖工場の買入れる原料価格は,前記分蜜糖の原料売買価格よ り-t当り1.46$の範囲内において減額するようになっているが63年期は前記のごとく旱ばつによ り廿蕨の質も低下しそのため糖質にも影響するところがあるので分蜜糖との較差も原料t当り2$の
範囲内で減額するようになっている。1963年期の分蜜糖原料価格と含竃糖原料価格の格差2$の算定は次の通りである。
(1)生産費について
原料生産費t当り$21.33利益配分割合61.56%
工場コスト〃613.32〃38.44 計$34.65〃100.00
(2)原料価格の算定について
東京相場140円(日円)ブリックス20度の場合 総費用334.65
製品売上高632.87
損益$32.87-634.65=$-1.78 損益配分$-1.78×61.56%=$-1.09 原料価格$21.33-$1.09=$20.24
(3)分蜜糖原料価格との格差
$22.44-$20.24=$2.20
含蜜糖原料価格は分蜜糖原料価格に比し各層ともt当り2.206減額してよいことになっているが,
審議の結果は前記のように2$ということになった。
1960年期における含蜜糖原料買上げ価格の地域別格差は次の通りである。
沖縄本島基準通り
琉球大学農家政エ学部学術報告第12号(1965)
128
沖縄離島
(1)伊平屋,伊是名,伊江,粟国,久米島の各村
(2)屋我地村,瀬底島,古宇利島および中部離島
(3)南大東村
(4)北大東村 宮古本島
宮古離島,多良間村 その他離島 石垣島 八重山離島
げげげげげげげげげ下下下下下下下下下
仏仏$3$6665550000097499553...6...2222112
原料1t当り基準より
〃
〃
〃 ノノ ノノ ノノ ノノ ノノ
Ⅵ1.ブリックスと価格の関係
原料藤茎の搬入の際製糖工場におけるブリックスの測定については,荷主と工場側が立会いのもと で実施されることはすでに述べた通りであるが,ブリックス1度の差による原料価格の格差は大きく したがってそれによって生ずる生産者所得の得失も大きい。そのため生産農家のブリックス測定に対
する関心も深い。
1963年期の原料蕨茎の最低基準価格においてブリックス1度の差による原料価格の格差は,ブリ ックス18度以上23度に至る各階層の差額を見れば東京上白糖相場の上下に関係なくそれぞれ1.483, 1.47$,1.476,1.47$,1.296,1.116,0.91$の開きを示している。プリックス22.0度を中心にそれ 以上の度数においてはその格差が小さく,それ以下の度数においては格差が大きい。今期製糖期のご とく原料が不足して工場間に原料の争奪戦がはげしい場合には測定度数に関係なく高い度数で貢上げ るとかあるいは実際の測定度数よりも1~2度高く買う工場もあるときくが,そのような年には生産 者側にとっては有利であるが,工場側にとっては2度もブリックスをつり上げて搬入するということ になると原料1t当り2$ないし2.95$も高く買入れることになるので工場経営上も支障をきたし赤 字経営にもなりかねない。そうなると生産者,工場側ともに不利になる。しかしそれが平常でないこ
とは当然であるが格差の開きすぎは不安である。