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19.24 19.00 20.07 19.70

10.98度

13.49 13.89 14.42 14.77 14.54

月月月月月月月

121234511

17.78 11.17 16.43 10.44 18.38 12.29 18.45 12.75 18.95 12.89 19.34 13.68 18.16 12.80 20.43 14.18 19.59 12.64 20.83 14.66 14.41 11.09 20.31 13.61

(注)1.プリックス,可製糖率とも各月の上,中,下旬の平均である。

2.①の夏植はブリックス,可製糖率ともに1959~61年の3カ年平均。

3.②③の春植,株出のプリックス,可製糖率ともに1953~59年の7カ年平均。

4.④の春植,⑤の株出はいづれも1961年。

5.琉球農業試験場の試験成績である。

琉球大学農家政エ学部学術報告第12号(1965)

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糖期を5月まで延長するということは,後作への影響も大きくまた株出廿蕨の場合は管理の不十分な 点から次年度における蕨茎量の減収を招来するおそれがあるので,4月以降の収穫は2,3年株で改 植を要する薦園をもってこれに充当することが賢明な策であろう。

3.甘薦の成熟期,地区別生産量とエ場処理能力との関係

砂糖の貿易自由化に対処するため政府においては原料生産および工場経営について糖業合理化5カ

年計画を打ち出し生産者および工場側にその徹底を理解させる段階にきている。

工場側も先進糖業国のI情勢から工場合理化の必要を痛感し統合の方向に工作が進められているよう である。乱立状態にある既設の12社13工場を何社かに統合することはコストの低減上重要なことで

はあるが,かって問題になった農連第1工場と西原工場の例からして余程の困難が予想される。

エ場におけるコストの低減は,色々な方面から考えられるが,製糖期間の延長ということもその大 きな要因である。廿蕨の成熟度と土地利用上から製糖期間を150日として工場能力と生産量との関係

について筆者なりの考えを述べてみたいと,思う。

政府の合理化案によれば5カ年後の1967年期の収穫面積を2.2万町歩と試算しているがこれは基 準年次の1962年期に対し約2割の増反である。これは生長部門たる畜産との関連においてなお検討 を要する点であろう。10a当収量も基準年次に対して約25%の増加を見込んでいるため,生産量に

おいては約50%の増収が見込まれている。

糖業振興5カ年計画による1967年期の試算蕨茎量214.5万tの中95%(この割合は基準年次の 62年期の分蜜糖原料蕨茎と含蜜糖原料蕨茎の割合93%と7%が67年期には95%と5%となるもの としての試算である)の2037750tが分蜜糖原料蕨茎で,5%の107250tが含蜜糖原料蕨茎に向け られるものとし,分蜜糖,含蜜糖工場の操業期間をそれぞれ150日,125日と仮定して廿薦の植期別,

地区別生産量とエ場の原料処理能力との関係および廿蕨の成熟度等を加味して月別の原料処理高につ

いての筆者の試算を述べたいと,思う。

1967年期の分蜜糖原料の試算量を現在規模の公称能力9500t(伊江農協の300t工場を含む),実 能力11115t(これは1962年期の実績において実能力は全琉平均において公称能力を17%も上廻 っているのでそれを見越しての算定である)で処理するとすれば183日かかる計算になる。183日の 操業となると11月から始めて4月中あるいは5月にまたがることになる。4月中・下旬以降はブリ

ツクスや可製糖率の低下を招来する(品種改良によっては5月以降といえどもブリックスや可製糖率 の高い品種の出現も可能であるとも考えられるが)おそれがあるし一方土地利用の観点から現在の経 営形態においてはかえって合理化と逆行することにもなりかねない。なお4月以降の収穫については 土地利用上後作との関連あるいは管理の不徹底からくる生産量の減退等も予想されるので,これを軽

減する方法として改植を要する株出蕨園をこれに充当することも一策であろう。

次に糖業振興5カ年計画による1967年期の蕨茎生産量を基準として分蜜糖,含蜜糖工場の操業期 間それぞれ150日,125日の場合について工場能力,成熟度,植期別,地区別生産量との関係につい

て述べる。

まず67年期の地区別生産量(予想),公称能力(予想)およびそれによる蕨茎量の関係をみてみよ う。分蜜糖工場の公称能力を全琉球の計において現規模よりも2100tの増,含蜜糖の公称能力は政府 案の8工場850tをとり,実能力については分蜜糖工場の場合試算公称能力よりも17%上廻った能 力で,含蜜糖工場の場合は公称能力をそのまま実能力とみて算定したものである。

北部地区の場合,分蜜糖工場を本島に1工場1800t,伊江島に300t,含蜜糖エ場を伊平屋,伊是名

に各100t工場1つづつを想定しているが,その際分蜜糖原料5100t,含蜜糖原料1350tの余剰を生

ずる計算になるがこれは分,含蜜糖工場とも各3日間の操業延長によって処理することができるわけ

池原:甘蕨の経営経済的研究(Ⅱ) 135

第49表地区別生産予想量と能力との関係(試算)

実能力(子想)

別|生産予想量|解蟠

原料処理高|生産量との差|操業日数 地区

輩使

島島部’312,00011,80012,1061315,9001-3,9001150

零;lIII1二 11800t

300200

{書 鴬1,蓼 315,900t

52.65025,000

上證::|{蓼 150日

150125

+450

+500

150 150 125 368,550

175,500 25,000 2,457

1,170

裏|艫

369,000201,000 11 分合 2,1001,000200 11分合 200

(二

11分含

+4,950

-5,900

150 150 368,550

140,400 2,457

富{壷

島島 373,500134,500 2,100800 936

-200

+600

150 150 125 1,638

351 450

245,700 52,650 56,250

億一Ⅷ

八重山一

245,500 109,500

1,400 300 450

島島

11分含

{二

分含11 分合11

|{二'''1:11{二'3'鰯{二2,職:I

+2,950

2,145,000

(注)1.琉球政府の糖業合理化5カ年計画案による。

2.実能力は1962年期の実績から公称能力の17%増(各分蜜糖工場)。

3.原料処理高は実能力によって150日操業の場合を示す。

4.生産量との差,+は超過量,-は不足量を示す。

である。

中部地区は1800tの工場を想定しているが実能力を発揮しての操業となれば3900tの原料不足を 生ずるので,これを北部地区にあおぐかあるいは2日間の操業短縮によって処理可能ということにな るd現在中部地区には能力2250tの工場があるが,それをそのままの能力で操業するとすれば1967 年期の予想生産量に対し139日の操業日数となりまた150日操業を目標とすれば原料蕨茎において 2.55万tの不足ということになる。

これを実能力で計算すれば操業日数118日,150日操業として8.3万tの原料不足をつづける計算 になる。

南部本島の場合5カ年後の1967年期に36万9千tの生産予想となっているが,これを処理する ため現在の能力1750tを2100t(実能力2457t)工場とし操業期間を150日とすれば原料蕨茎が450t 余ることになるがこれを中部地区にまわすかあるいは操業日数1日延長によって処理可能である。

南部離島の分蜜糖工場は,南大東600t,久米島300t(実能力両工場で1053t)を南大東を700t にし両工場で1000t(実能力1170t)とすれば,150日操業で500tの余剰を生ずることになるがこ

れは他地区への輸送がむつかしいので操業日数を1日延ばすことによって処理できる。

宮古本島は現在分蜜糖エ場2,能力2000t(実能力2340t)によって原料薦茎を処理しているが,

5カ年後の1967年期の生産予想高37.35万tを処理するため能力2100t,操業期間を150日とす れば原料蕨茎4950tの余剰を生ずることになるがこれは2日間の操業延長によって処理可能である。

離島は現在伊良部村に300tの分蜜糖工場と含蜜糖工場によって原料を処理しているが,67年期の生 産予想に見合う工場能力として,伊良部を500t,多良間に300tの分蜜糖工場を新設して150日の 操業期間とすれば5900tの原料不足を生ずる計算になるので,それは7日間の操業短縮によって可 能である。

八重山本島は現在2つの分蜜糖工場によって原料蕨茎を処理しているが,1967年期の生産予想高 24.55万tの原料蕨茎を処理するには現在の規模1000tを1400t(実能力1638t)にし,操業期間を

136 琉球大学農家政工学部学術報告第12号(1965)

150日と試算すれば200tの原料不足をきたすことになるが,これは工場の実能力をもう少し下げる

かあるいは操業を1日短縮するという処理を譜ずれば処理できるわけである。

離島の方は,現在大小15の含蜜糖工場によって原料を処理しているが,5カ年計画による67年 期の生産予想に見合うためには西表島に300tの能力をもつ分蜜糖工場を新設するとともに,含蜜糖

工場は政府案の450tで処理すれば原料蒔茎600tの余剰を生ずることになるがこれは分蜜,含蜜両 工場を各1日の操業延長によって処理ができる。しかしこの案は現在の工場数をそのままに存置する 場合の試算である。

世界の産糖国と国際市場において競争力を維持していくためには工場を統合しその数をうんと減ら しコストの低減をはかる必要がある。そのため1967年期の生産量を基準にしたエ場数とその能力を 幾何にすべきかについて筆者は沖縄本島に2工場すなわち北部と南部に3000t工場各1,宮古に 3000tエ場4,八重山に2000t工場1の4エ場で能力11000tを想定している。その際各地区とも本 島に近い離島の原料はすべて本島内に搬入させ,遠い離島の原料をもって含蜜糖を製造することにす

る。

1967年期の蕨茎生産量はエ場の処理能力と操業期間との関係から月別の処理高を計算すれば第50 表の通りである。工場能力は筆者の想定した公称能力分蜜糖11600t,含蜜糖850tその実能力は分蜜 糖工場の場合公称能力の17%増しで13572t,含蜜糖工場は公称能力をそのまま実能力とみての試 算である。製糖開始の時期は台風の常襲地帯である沖縄においては年により相異することは当然であ

第50表実能力による月別処理高

月別操業期間|⑧原料処理高

月別|操業期間|④原料処理高 ’

tt

850×31=26,350 850×29=24,650 850×28=23,800 850×31=26,350 850×6=5,100

mii雛11

l3572×15==203,580tt

13572×31=420,732 13572×29=393,588 13572×28=380,016 13572×31=420,732 13572×31=217,152

月月月月月11234 198163223

計l150113572x150=2,035,80011計’1251850×125=106,250

(注)1.④は分蜜糖工場,⑧は含蜜糖エ場。

2.1月は洗缶のため2日休むことにしてある.

第51表原料蕨茎の植期別,月別割当

11月’12月’1月’2月’3月’4月|計

807,000 51,000

420,732 26,350

182,688 24,650

203,580

夏植(蕊騨

llll

二|』脇il

82,20013,175 189,42525,075

春植(二

蜜蜜 ---’

圏搬I

二'’1M匹’

272,791’

1,,9001 21柵'''0認:霊 株出(二

蜜蜜 -’

(二薑i川聖|`蝋l糊|洲|`鯛|柵|a槻I

全琉球

(注)前掲諸表より算出。

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