サポートされない環境
SDD では、以下の環境はサポートされません。
v SDD 疑似装置からのシステム開始
v SDD 疑似装置上のシステム・ページング・ファイル
v 共用 LUN との SCSI 接続とファイバー・チャネル接続を両方持つホスト・シス テム
v LIC の並行ダウンロードおよびインストール時の単一パス・モード、および、パ ス接続に影響を与える ESS 並行保守時 (ESS ホスト・ベイ・アダプター置き換 えなど) の単一パス・モード
v ファイバー・チャネルの単一パス構成
HP-UX 11.0 および HP-UX 11i ( ファイバー・チャネル ) での 32 ビット および 64 ビット・アプリケーションに対する SDD サポート
SDD は、HP-UX 11.0 および HP-UX 11i (ファイバー・チャネル) で 32 ビットお よび 64 ビット・アプリケーションをサポートします。
重要: SDD が正しく作動するためには、162ページの表22 にリストされているパ ッチまたはそれより新しいパッチが HP-UX 11.0 ホスト・システムにインストール されていなければなりません。
HP-UX ホスト・システムでの SDD の機能
SDD は、プロトコル・スタックの HP SCSI ディスク・ドライバー (sdisk) の上に 常駐しています。 SDD の機能の詳細については、1ページの『SDD アーキテクチ ャー』を参照してください。
SDD インストールの準備
SDD をインストールする前に、サポート・ストレージ・デバイスをホスト・システ ムに構成し、必要な SCSI アダプターまたはファイバー・チャネル・アダプターを 接続する必要があります。
ESS の構成
SDD をインストールする前に、各 LUN に対して単一ポートまたはマルチポート・
アクセス用の ESS を構成してください。 SDD でロード・バランシングおよびパ ス・フェイルオーバー保護機能を使用するには、同一論理装置を共用する少なくと も 2 つの独立パスが必要です。単一パスの場合は、フェイルオーバー保護は提供さ れません。
ESS の構成方法については、「IBM TotalStorage エンタープライズ・ストレージ・
サーバー 入門と計画のガイド」を参照してください。
SAN ボリューム・コントローラーの構成
SDD をインストールする前に、各 LUN に対して単一ポートまたはマルチポート・
アクセス用の SAN ボリューム・コントローラーの装置を構成してください。 SDD
でロード・バランシングおよびパス・フェイルオーバー保護機能を使用するには、
同一論理装置を共用する少なくとも 2 つの独立パスが必要です。
SAN ボリューム・コントローラーの構成方法については、「IBM TotalStorage バー チャライゼーション・ファミリー: SAN ボリューム・コントローラー 構成ガイ ド」を参照してください。
SAN ボリューム・コントローラー for Cisco MDS 9000 の構成
SDD をインストールする前に、各 LUN に対して単一ポートまたはマルチポート・
アクセス用の SAN ボリューム・コントローラー for Cisco MDS 9000 の装置を構 成してください。 SDD でロード・バランシングおよびパス・フェイルオーバー保 護機能を使用するには、同一論理装置を共用する少なくとも 2 つの独立パスが必要 です。単一パスの場合は、フェイルオーバー保護は提供されません。
SAN ボリューム・コントローラー for Cisco MDS 9000 の構成方法については、
「IBM TotalStorage Virtualization Family: SAN Volume Controller for Cisco MDS 9000 Configuration Guide」を参照してください。
インストールの計画
SDD を HP-UX ホスト・システムにインストールする前に、どのような種類のソフ
トウェアがホストで実行されるかを理解する必要があります。 SDD のインストー ルの仕方は、実行するソフトウェアの種類によって異なります。次の 2 つのタイプ の特殊装置ファイルがサポートされます。
v ブロック装置ファイル v キャラクター型装置ファイル
SDD をインストールするためのシナリオには、次の 3 つが考えられます。選択す るシナリオは、インストール済みのソフトウェアの種類によって異なります。
表21 は、さまざまなインストール・シナリオと参照先を示しています。
表21. SDD インストール・シナリオ
インストール・
シナリオ
説明 参照先
シナリオ 1 v SDD が未インストールです。
v Expert の SDD がインストール 済みです。
v ソフトウェア・アプリケーショ ンまたは DBMS は sdisk イン ターフェースと直接は通信しま せん。
以下へ進みます。
1. 163ページの『Expert 用 SDD 1.3.1.5 (またはそれ以降) のサ ーバーがインストール済みで あるかどうかの判別』
2. 163ページの『SDD のインス トール』
3. 182ページの『標準 UNIX ア プリケーション』