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HC 一 NHCOCH3

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 62-73)

CO~ρ〉 2洲Hs

02C2HS

HCHo  I 

三 問ρ‑f‑NHCOCH3 C 02C2Hs 

アセトアミドマロン酸ジエチルエステル10.5g(48.3mmol)をエタノール1∞mLに溶 解し,370/0ホルマリン6.0g(72mmol)を加えた。この溶液をアニオン性イオン交換樹 脂 (OH・型)を充填したジャケット付きカラムに350Cで1時間かけて滴下した。さらに 10伽止のエタノールを滴下し,溶媒を減圧留去した後,残澄をベンゼンに溶解し,

石油エーテルを加えることにより白色国体 11.2g(93.8%)を得た。

IR (KBr) / cm‑13300 (O‑H str.), 1740 (エステルC

=u

str.), 1640 (アミドC=Ostr.).  lHN恥1R[500品目z,CDα3'TMS]: 8 1.29 (6H, t, C02CH2CH3), 2.08 (3H, s, COCH3), 

2.47 (1H, bs, HOH2C), 4.25~4.30 (6H, m, C02CH2CH3. HOH2C), 6.81  (1H, s, NHCO). 

(ii)  (プロモメチル)アセトアミドマロン酸ジエチルエステル

?qQH5 

HOH~ 一 ?-NHCOCH3

C 02C2Hs 

02C2HS

P B r 3   I 

Mρ‑?‑NHCOCH3 C 02C2Hs 

(ヒドロキシメチル)アセトアミドマロン酸ジエチルエステノレ5.52g(22.3mmol)を少 量の無水ベンゼンに溶解しピリジン三滴を加え,さらに三臭化リン5.53g(22.3mmol) 

を加えて油浴温度700

C

で 3.5時間撹排した。室温まで放冷後,冷水を加えベンゼンで 抽出し,ベンゼン層を5%炭酸水素ナトリウム水溶液,続いて蒸留水で洗浄した。無 水硫酸ナトリウムで乾燥し,溶媒を減圧留去して白色針状結品4.44g(64.2%)を得た。

Beilstein試験:陽性.

mp: 65.7‑‑‑67.20

IR (KBr) / cm‑1: 3300 (O‑H str.)の消失, 1750 (エステルC

=u

str.), 1640 (アミドC=o str.). 

lH NMR [500MHz, CDC13, TMS]: 8 1.29 (6H, t, Cu2CH2CH3), 2.08 (3H, s, COCH 3),  4.21 (2H, s, BrCH2), 4.26‑‑‑4.33 (4H, m, C02CH2CH3), 6.92 (1H, s, NHCO). 

元 素 分 析

実 測 値 :

c

, 39.17 ; H, 5.25 ; N, 4.59 %  CI0H16BrNOSとしての

計算値:

c

, 38.73 ; H, 5.20 ; N, 4.52 % 

(iii)  アスパラギン酸ジエチルエステル塩酸塩

U H M H  

ζ

O O   C 3  

/HUT¥1 

C l l C  

¥ 

nζ  

UH

 

SOCI abs. C2H

s O

CIH

f J + "  

/CO~2H5

CH  CH

"

"

 

COρ2H5 

無水エタノーノレ3∞mLを氷浴でOOCに冷却し,塩化チオニノレ65mLを滴下した。これ にDL‑アスパラギン酸5.0g(37.5mmol)を加え,室温で24時間撹祥した。溶媒を減圧留 去後,カラムクロマトグラフ法[ワコーゲノレC‑300,酢酸エチル,エタノーノレ]により 精製し,エタノール溶出分から溶媒を減圧留去して白色針状結晶 8.9g(定量的)を得た。

mp: 93‑‑‑94.30

IR (KBr) / cm‑1: 1740 (エステルC=Ostr.). 

lHN乱1R[500MHz, CDα3' TMS]: 8 1.26'‑"" 1.31 (6H, m, C02CH2CH3), 3.27 (2H, dd,  CHCH2), 4.18....4.32 (4H, m, C02CH2CH3), 4.53 (1H, s, CHCH2), 8.78 (3H,  bs, N+H3). 

(iv)  アセトアミドアスパラギン酸ジエチルエステル

CI‑H

列+"

/CO{:;2HS 

y H  

C H

¥ぐ

C 02C2Hs 

c o  

pU

M

/ H

同 ¥

1 C l C  

¥ N H 

C  O  C  H 

アスパラギン酸ジエチルエステル塩酸塩8.6g(3.8 x 10‑2mol)に氷酢酸6伽1Lと無水 酢 酸6伽止を加え,室温で3.5時間撹持した。溶媒を減圧留去し,残澄を塩化メチレン

に溶解した。 5%炭酸水素ナトリウム水溶液100mL,蒸留水100mLで洗浄し無水硫酸 ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧留去した。残澄をカラムクロマトグラフ法[ワコー ゲノレC‑300,ジエチルエーテル]により精製し,淡黄色固体5.6g(64%)を得た。

IR (KBr) / cm‑1: 1740 (エステルC=Ostrふ1660(アミドC=Ostr.). 

lH NMR [500恥 回z,CDα3'TMS]: 8 1.25....  1.29 (6H, m, C02CH2CH3), 2.04 (3H, s,  COCH3), 2.91 (2H, dd, CHCH2), 4.13....4.25 (4H, m, C02CH2CH3), 4.82....4.86  (1H, m, CHCH2), 7.17 (1H, d, NHCO). 

元素分析

実 測 値 :C, 51.96 ; H, 7.32 ; N, 6.06 %  C1I0"1H1.1.117"7NO.1. "'""5 としての

計算値:C, 51.94 ; H, 7.41 ; N, 6.06 % 

(v)  メチルアセトアミドマロン酸ジエチルエステル

ρ2Hs C02C2HS 

I  Na+O H

s C

2』 │

HC‑NHCOCH  ..

c . . . . .  

H'lC‑C‑NHCOCH'l 

C H3

CO~2Hs C 02C2Hs 

無水エタノール1∞mLに金属ナトリウム0.58g(24mmol)を加え,ナトリウムが完全 に反応した後,アセトアミドマロン酸ジエチルエステノレ5.0g(24mmol)を加えて室温 で1時間撹持した。続いてヨウ化メチル7.0g(50mmol)を加えて室温でさらに12日寺問 撹排した。溶媒を減圧濃縮して残溢にクロロホルム1∞mLと蒸留水1∞mLを加え,水 層をさらにクロロホルム100mLで抽出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し,溶媒を 減圧留去して白色固体を得た。カラムクロマトグラフ法[ワコーゲルC‑300,ジエチ ルエーテル]により精製し,白色固体4.7g(81 %)を得た。

mp: 82'"" 84 

o c  

IR (KBr) / cm‑1: 1740 (エステルC=Os佐ふ 1630(アミドC=Ostr.). 

lH N1VIR [500MHz, CDα3' TMS]: 1.26 (6H, t,∞2CH2CH3)' 1.75 (3H, s, CH3C),  2.02 (3H, s, COCH3), 4.25 (4H, q, Cu2CH2CH3), 6.86 (lH, s, NHCO). 

元素分析

実測値:

c

, 51.86 ; H, 7.30 ; N, 6.01 %  C110~~17J. ~'-'S (¥H1,..NOとしての

計算値:

c

, 51.94 ; H, 7.41 ; N, 6.06 % 

c)  アルキル錯体の合成

( i ) アコ[2,2‑ピス(エトキシカルボニjレ)‑2‑アセトアミドエチル]コピリン酸ヘプタ プロピルエステル過塩素酸塩:

[(H20){(C02C2HS)2(NHCOCH3)CCH2}Cob(III)7C3ester]004 

?02QH5 

d 型炉

d 型 P

H 4 E

d 型 〉

q u 

u H  C 

5 0 5  

H C H  

QQ

q H q  

Cl Cl C  Cl B 

ζ

MH  

[Cob(II)7C3ester]Cl0417ng(1.28 x 10‑4mol), (ブロモメチル)アセトアミドマロン

酸ジエチルエステル600mg(1.93 x 10‑3mol)について6.2.1cと同様に操作を行い,茶 色 粘 調 物 150mg(74.1 %)を得た。

IR (KBr) /αn‑1: 2930,2850 (C‑H str.), 1730 (エステルC=Ostr.), 1650 (アミドC=Os甘.), 1100, 630 (α04‑str.). 

UVNIS (CH2C12) / nm:max264 (ε, 1.8 103), 293 (1.6 x 103),313 (1.5 x 103), 416  (7.0 102),454 (6.6 x 102). 

[(H20) {(C2H5C02)2(NHCOCH3)CCH2} Cob(III)7C3ester]Cl04の電子スペクトルを図6.21 に示す。

元 素 分 析

実測値:C, 57.90 ; H, 7.41 ; N, 4.50 %  C76Hl19CICoN 5024としての

計算値:C, 57.73 ; H, 7.59 ; N, 4.43 % 

           

.  .  . 

     

.  .  . 

 

   

1.5 

1.0 

0.5  T s

u ‑

‑ ‑ O E m s

‑ v

¥ ω

?

︒ ︻

500  波長/nm

3

∞ 

400 

[ ( H 2 0 ) {  ( C 2 H S

C0

2 ) 2 ( N H C O C H 3 ) C C H 2 } C o b ( I I I ) 7 C 3 e s t e r ] C l 0 4  

の電子スペクトル(溶媒:塩化メチレン) 図6.21

B :

光照射後

A :

光照射前

(ii ) アコ[2,2ーピス(エトキシカルボニノレ)‑2‑アセトアミドエチル]コピリン酸‑10‑ [N,N‑ジヘキサデシルーNa‑(6'‑スルホヘキサノイ jレ)‑L‑アスバルトアミドナトリ ウム塩]ヘプタプロピルエステル過塩素酸塩:

[(H20){ (C2H5ffi2)2(NHCOCH3)CCH2} {10‑(S03)C5Asp2C16}Cob(III)7C3ester]

0 0

NaBH

?qC2H5  H

‑?‑NHCOCH3

Br  C02C2Hs 

qd  

FU  

ω

ζ

l F l

t

c

N C  

V

lp

l

C

U

n J

[Cob(II) { 10‑(S03づC5Asp2C16}7C3ester]CI04240mg (1.14 x 104mol) ,(ブロモメチル)

アセトアミドマロン酸ジエチルエステル 560mg(1.81  x 10‑3mol)について6.2.1cと同 様に操作を行い,茶色フィルム状固体 168mg(62.5%)を得た。

IR (KBr) / cm‑1: 2930, 2850 (C‑H strふ1730(エステルC=Ostr.)  1650 (アミドC=Ostr.),  1100,630 (α04‑str.). 

uv ハ

rIS(CH2C12) / nm:入max266 (E, 1.6 x 103)305 (1.9 x 103),317 (1.9 x 103), 421  (7.3 x 1()2),  466 (8.5 x 1()2). 

[(H20) {(C2H5ffi2)2(NHCOCH3)CCH2}Cob(III) { 1 0‑(S03 ‑)C5Asp2C16} 7C3ester]CIO 4の電 子スペクトルを図6.22に示す。

元 素 分 析

実 測 値 :

c

, 61.19 ; H, 8.54 ; N, 4.69 %  C11oH1n118~~ 197'-'~'-'V~ "7CICoN"IC U  aN"1oO8"'"'.29n Sとしての

計算値:

c

, 60.53 ; H, 8.48 ; N, 4.79 % 

¥  '  , , .' 

ー ,ー ,

.

. 、 ,1 , 

ー 、 , . . 、 、 .

… , 、. 、 , 、 .1 、 . .、./., . , 、 ., . 、.' 、 .

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¥ ' ,  

、 〆 1 .

" .

、 , 、. . ' 、 . , 

.  . 

    

  

    

 

 

A  B 

2.0 

n u  

EEA

1.5 

‑ l g u

)

¥ ω

l o ‑

0.5 

600  500 

波長10m 3

∞ 

400 

[(H20){ (C2HSC02)2(NHCOCH3)CCH2}Cob(III){ 10‑(S03)CSAsp2C16}7C3ester] 

α0

4の電子スペクトル(溶媒:塩化メチレン)

図6.22

B :

光照射後

A:

光照射前

測定方法 d) 

測定機器は以下のものを使用した。

︑ . ︐ ︐ ︐

・唱i

︐ ︐ . ︑

220A型ダブルピーム分光光度計 電子スペクトル:目立

U‑3210型自記分光光度計 目立

ガスクロマトグラフ:島津GC‑9APPガスクロマトグラフ装置

島津C‑R3A‑PPCガスクロマトグラフ用データ処理装置 pHメーター:Beckman ~ 71型 pHメーター

超音波照射装置(プロープ型):Branson Sonifier 250  Vortex撹祥器:Vortex ‑Genie K550‑G

500MHz H N:MRスペクトル:Bruker AMX‑500型核磁気共鳴装置

(ii ) 光開裂反応

光照射を行う前までの操作は全て暗所で行った。アルキル錯体(2.0x 10‑6mol)を メタノールあるいはベンゼン2加止に溶解し,図6.9に示した恒温反応装置に入れた。

6.2.1 dと同様な操作を行いガスクロマトグラフ法により生成物解析を行った。また,

二分子膜 [(S03‑)CSAla2C16]を媒体とした場合は反応終了後,凍結乾燥により水を減 圧留去し,残溢を塩化メチレンに溶解し不溶分を

i

慮、過により分離した後,溶媒を減 圧留去してガスクロマトグラフ法により生成物解析を行った。カラムの充填剤とし てシリコンSE‑30 (島津製作所)を用いた。生成物の定量は絶対検量線法により行っ た。なお,光照射にはプロジェクターランプ (500Wのタングステンランプ)を用い,

30cmの距離から行った。

反応には以下に示す構造のアルキル錯体およびペプチド脂質を用いた。

H7C302

X=CH2C(NHCOCH3)(C02C 2HY=H20, Z=CI04: 

Na+ 

CH3(CH2)15C I ‑ / ' ど 13 H3 3 +  

(80)(CH2)SCNHCHCN 

d ζ J百 江 ¥

O '  (CH2)1SCH3  X=CH2C(NHCOCH3)(C02C2HS)2, Y=H20, Z=CI04  (803 ‑)CsAla2C 16 

6.4.2  結果と考察

均一系での反応の生成物解析結果から,ベンゼン中においてガスクロマトグラム に帰属不明のピークが検出された。この未知生成物は80%近くを占めているため無 視できない。従って 未知生成物を単離することによってその構造を同定すること

にした。ここで[(H20){(C2HSC02)2(NHCOCH3)CCH2}Cob(III)7Clester]Cl04を用いて ベンゼン中で光開裂反応を行ったところ,やはり未知生成物が得られたためこの化 合物を用いて未知化合物を単離することにした。まず, [(H20){ (C2HSC02)2 

(NHCOCH3)CCH2}Cob(III)7C1ester]Cl04 1.8g (1.3 x 10‑3mol)をベンゼ、ン1∞mLに溶解 し恒温反応容器に入れ,アルゴン雰囲気下,光照射を60時間行いコバルトー炭素結 合を開裂した。溶媒を減圧濃縮し,ヘキサンを加えて再沈殿を行い,疎水性ピタミ

ンB12を除いた。鴻液を減圧濃縮し残溢をガスクロマトグラフ法により精製し,パ ウダー状の白色固体を得た。カラムの充填剤としてはシリコンSE‑30(島津製作所) を用いた。

この未知化合物についてl

H m

伎を測定したところ,図6.23のAに示したスペクト ルが得られた。また化学シフト値,分裂パターン,積分比を表6.6に示した。この結 果から判断して未知生成物は以下の構造であると推察される。

表6.6 未知化合物のlHNMRシグナル (500MHz,CDC13, TMS) 

化学シフト値(ppm) 分 裂 積分比

1.30  t  6.00 

b  2.08  s  3.01 

4.24~4.31 m  4.02 

d  5.16  d  0.88 

6.52  d  0.95 

ij1 

行 方 的 マ m σ万 代Jマr‑‑.O (TJW (TJW.......σヲ 何 回 ∞ 内 向 h σ 1 c

r.  ( ¥ J 円 ト 、 回 目 O ( ] ) σヲ∞r‑‑.r‑‑.W W L D L D寸 何 代J∞ ー 円 。 代 j ぱ ) l . ( ) ‑ ' ‑ ' ( Y 1 何 代JJ(¥J  (¥JれJJ(¥JれJJJJ(¥Jo r ‑ ‑ ( Y 1 阿 久J W Wl!ヲぱヲてrrr:r "Q"才て:r ‑.; 才"Q"rrrr代」守寸守...~吋守4

│ 

可、史込ザ必 4

ふ̲j

I  ¥  ノ f ¥

「寸寸

r"jl 

sa

a 

ι 

c¥ 

炉司

「寸ー「

ppm 

εa a 

'FCH

未知生成物のlHNMRスペクトル ppm 

図6.23

ドマロン酸ジ、エチルエステル) アセトアミ

(A:未知化合物;B: 

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 62-73)

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