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H区 北半部 ―

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報4・5 (ページ 125-129)

第 Ⅲ章   考 察

B. H区 北半部 ―

H区

北半部 で検 出 された遺構 は、 いずれ も地 山 に掘 り込 まれてい る。

掘立柱 列

3号

掘 立柱列

32区 か ら42区 にかけて、 ピ ッ ト4・ 5・ 6・ 7・ 12の

5個

の柱穴 が検 出された。 いず れ も不 整形 な平面形態 を呈 し、 しか も南東 か ら北西方 向に大 き くオーバ ー・ ハ ング してい る。 ピ ッ ト 底面近 くで検 出 された柱痕跡 を垂直 に上 に仲 ばす と、 この オーバ ー・ ハ ング した部 分 にぶつ か

って しま うよ うな方 向で壁面が立 ち上 が ってお り、どの よ うな上屋構造 にな るのか不 粥で あ る。

柱 列 の方 向 は

N‑29°

Wで

、柱 間間隔 は

2.Omで

ぁ る。出土遺物 は概 して少 ない。ピ ッ ト

6か

N7m

N4区

N5m N3区

N4m

N3m

N2区

N2m

Om

lm

l区

m︲︲︲

m   区

4m

2m

3m

2区

56.00m

基準線

旧排水管による撹乱

醜 緒

̀3翌

4号石 致 整 地 層 石敦 整 地 層 (1号)

2号 石敷整地層 (2号濤)

Om

4m

区 l

m l

︲︲ m

︲ 区

l m l

6m

基準線

ulloo'99

Pit24断面

名    FB 55 60m

│   │

Pit27断面

白      FD 55 80m

Pit20断面

0      2m

Pit26断 面

埋± 10Y R/ 暗褐色

 

シルト

 

小礫・炭化物・焼土塊含む Pit12土層註記

埋±

 75YR/ 

掲色

 

ンル ト Pit13土層註記

埋±1層 10Y R/ 褐色

 

小礫 。炭化物含む

埋±2層 10Y R/ 禍色

 

白色粕上・黒褐色土が不均質にlFtじる 埋±3層 10Y R/ 褐色

 

白色粘土多量合む

P■ 15土層註記

埋上 10Y R/禍色

 

粕土質シル ト

 

細砂多量合む Pit16土層註記

埋±1層

 75YR〃

灰禍色

 

砂質シル ト 埋±2層

 75YR/褐

  

粘土質シル ト

5580m

Pit18土 層 註 記

埋 ± 5Y笏 オ リー ブ黒 色 ン ル ト質 粘 土 地 山 ブ ロ ック多 量 合 む Pit19土層 註 記

極 圭】 橿   そ 牌 灰 色   ケ 舟 層 書 蓬 土   比 こ う と

̀夕

最 重 暮 む

Pit20土層註記

埋上1層 7 5YR/褐色

 

砂質シル ト

 

地山ブロック含む 埋±2層 10Y R/暗褐色 粘土

    

地山ブロック含む 埋±3層 10Y R/黄禍色

Pit24土層註記

埋±1層 10Y R/暗褐色

 

粘土質ンル ト 埋±2層 10Y R/褐色

  

砂質ンル ト

埋±3層 10Y R/褐色

  

砂質シル ト

 

地山ブロック多量含む

5580m

Pit25土層註記

埋±

 5Y/暗

オ リーブ色

 

砂質 シル ト

 

小礫多量含む Pit26土層註記

埋± 10Y R%黒褐色

 

粘土質シル ト Pit27土層註記

埋±1層

 5Y/灰

オリーブ色

  

粘土

埋±2層 10Y R/にがい黄褐色

 

粘土 礫多量含む

埋± 3層 25Y〃黄褐色

    

シル ト質粘土

 

明黄褐色粘土 ブロック多量含む Pit28土層註記

埋± 1層 10Y R/暗掘色

 

粘土質 シル ト

 

炭化物多量合む 埋± 2層 10Y R%黄褐色

 

粘土質 ンル ト

Pit29土 層註記

埋± 10Y R/褐色

 

粘土質シル ト

 

地山ブロック含む

1〜4号 石敷整地層

①75Y R豚灰白色

 

シル ト質粘上に小礫が多量にlFtざる 4号石敷整地層埋±1層

②75YGG/黒褐色

 

シル ト質粘±

       4号

石敷整地層埋±2層

③75Y R必黒褐色

 

砂質シル ト

      1号

石敷整地層埋±1層

④75Y R/褐色

  

砂質シル ト

      1号

石敷整地層埋±2層

⑤75Y R/褐色

  

砂質シル ト

      1号

石敷整地層埋±8層

⑥75Y R/黒褐色

 

砂質シル ト

 

地山ブロック混じる

  2号

石敷整地層埋±1層

⑦75Y R笏黒褐色

 

砂質ンル ト

 

砂多量合む

      2号

石敷整地層埋±2層

③75Y R/黒褐色

 

砂質シル ト

      2号

石敷整地層埋±3層

③75Y R/黒褐色

 

砂質シル ト

      3号

石敷整地層埋±1層

⑩75Y R/黒褐色

 

ンル ト

      3号

石敷整地層埋±2層

│   │

1〜4号石敷整地層下の遺構

Pit10断面

当   lJ 56 20m

Ч

(:き

4号

石 敷 整 地 層

66 

4地

点 I区 平面図・ 断面図(1)

Fig.66 Plans and cross sections of Loc.I atNM4(1)

105^‑106

9m

5区

1選

協 色 土 状 況

10rn

m

I

6区

β

5620m

 P■7

15rn      161n 31区

     │

17rn

9区

P■1埋土土層注記 埋±

 25Y/黒

褐色 P■2埋土土層注記 埋± 2.5Y/黄灰色 P■4土層注記 埋± 10Y R/暗褐色 1lrn

6区

12rn

18rn

161n

14rn

13m

15rn

7区 8区

13in

i

7区

共同濤

57.00rn

56.00rn

盟 靴 湿 盈 い黄褐色 砂質 ンル ト

 

砂礫多量含む Pit 8埋 土土層注記

握 圭】 屠

 II¥畳

努 蟹 亀 色

 9写

イ ルト

  赤 褐 色 砂 多 量 合 む

埋±3層 10Y R/黒

  

シルト

P■14埋土土層注記

埋± 5Y。・S/オリープ黒色

 

シル ト

P■∬埋土土層注記

埋± 10Y R/褐色

 

粘土質シル ト

 

細砂多量合む 4号 濤埋土土層注記

埋± 10Y R/暗褐色

 

砂質シル ト

 

小礫多量含む

17m

9区

P・ 9

P■ 9

FD 56.20m

4号

 rF56.20m

ヽ√

P■6 FH56 20m

V ず

Pit 9埋土土層注記

埋±1層

 75YR/暗

褐色

 

シル ト質粘土 埋± 2層 7.5Y R/灰白色

 

シル ト質粘土 埋±3層 10Y R/暗褐色

 

シル ト質粘土

小礫・地山ブロック多量合む 埋±4層 7.5Y R/暗褐色

 

シル ト質粘上

地山ブロッタ含む

Pit 7埋土土層注記 埋± 1層 10Y R/黄褐色 埋± 2層 10Y R/褐色

小礫多量含む 埋±3層 10Y R/暗褐色

暗褐色砂多量含む

シル ト質粘土 秒質シル ト 砂質シル ト

P■6埋土土層注記

埋上 1層 7 5YR/褐

  

粘土質 シル ト 卵褐色粘土質シル トが混 ざる 埋上2層 7.5Y R/暗褐色

 

シル ト

0‑十

――工 ̲̲̲̲… ―亀 m

粘土

 

灰白色粘土 ブロック多量含む

粘土

粘土質シル ト

67 

4地

点I区平 面図・ 断面 図(2) Fig.67 Plans and cross sections of Loc,I atNM 4(2)

Pit 4 旧排水管による撹乱

107‑108

21rn      22rn

l   l

22m

P■1埋土土層注記

埋± 10Y R/黒褐色ンル トと10Y R/にがい黄掘色ツル トが不均質に混じる P■2埋土土層と記

埋± 10Y R/黒掘色 ンル ト 地山ブロック混じる Pit 3連土土層注記

埋±1層 10Y R%黒褐色 粘上質ンル ト

埋±2層 10Y R/黒褐色 粘土質ンル ト 黄襲色シル ト混じる Pit 3断

引       卜56.50rn

M

0       2m

29rn      30rn 8m︲

m︲︲︲

基準線

68 

4地

H区

平面図・ 断面図(D Fig.68 Plans and cross sections of Loc.II at NM 4(1)

板 ガ ラスが

1点

出上 して い るが、細 片 であ り、混入 の可能性 も捨 て きれ ない。 また、少数 では あ るが、江戸時代 に輸入板 ガ ラスを建 築 に利用 した例 もあ る。 陶磁器 では、 ビ ッ ト

7か

ら幕 末 前 後 と思われ る磁器 の飯茶碗 が出土 してい る (図 72‑21)。 また細 片ではあ るが、 ピ ッ ト6・ 7 か ら出土 した磁器碗類 は、胎土 が密 で焼 成 も良好 な点 か ら、19世紀以降 と思われ るものであ る。

した が って、 この掘立柱列

3は

、 さか のぼ って も幕末頃 の建造 と考 え られ るであろ う。

ピッ ト ピ ッ ト10

ピ ッ ト10と した の は、40区 か ら44区 にかけて検 出 された浅 い落込 みで、 明瞭 な掘 り込 みを持 つ もので はない。埋 土 は、大量 の瓦 と炭化物・ 炭化木材 を合み、粥治15年 (1882年

)の

火災 の 時 の もので あ る可能性 があ る。 この埋 土 は ピ ッ ト13と

3号

掘 立柱列 の ピ ッ ト12を 覆 ってい る。

そ の他 の ピ ッ ト

調査 区の北端近 くで、 ピ ッ ト1・

2が

検 出 され て い る。

 I区

南端 付近 の ピ ッ トと関連す る も

旧排水管による境乱

旧排水管による撹乱

のであろ う。28・ 29区 で は ピ ッ ト

3が

検 出 され てお り、

また、 ピ ッ ト10の 周辺 には、 ピ ッ ト9・ 11・ 13・ 14・

て い る。 これ らの切 り合 い関係 は次 の通 りであ る。

ピ ッ ト

15可

→ ピ ツ ト17→ ピ ッ ト16→ ピ ッ ト14 ピ ッ ト11

この内 ピ ッ ト15と した ものは南側 の落 ちが東西方 向に確認 された もので、かな り大 きな掘 り 込 み にな る と思われ る。 この ピ ッ ト15と ピ ッ ト10の 関係 は、両者 の間 に第二 師団時代の排水溝 な どの撹乱 が多 く、確認 で きなか った。 ピ ッ ト11と ピ ッ ト14で は柱痕跡 が確認 されてお り、 ピ

ッ ト14で は柱根 も一部残存 していた。 いずれ も、遺物 はほ とん ど出上 していない。

C.H区

南半部 (図 70)

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報4・5 (ページ 125-129)

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