第 4 章 ジョブをスケジュールする
4.5 定義情報をインポート / エクスポートする
4.5.1 GUI からインポート/エクスポートする
Systemwalker Operation Managerクライアントの画面から、インポート/エクスポートする方法について説明します。
インポート/エクスポート可能なプラットフォームとバージョンレベル
以下のプラットフォーム、バージョンレベルのSystemwalker Operation Managerサーバに、V13.3.0以降のSystemwalker
Operation Managerクライアントで接続すると、ジョブ/ジョブネットの定義情報、およびグループの定義情報が、GUIから
インポート/エクスポートできます。
・ Windows版: V11.0L10以降
・ Solaris版: 11.0以降
・ Linux版: V11.0L10以降
・ HP版: 11.0以降
・ AIX版: 11.0以降
実行に必要な権限
インポート/エクスポートするには、Systemwalker Operation Managerサーバに接続するユーザが、以下のいずれかの権 限を持つユーザである必要があります。
・ 管理者権限を持つユーザ
- システム管理者(Administratorsグループに所属しているユーザ/スーパーユーザ)
- 管理者権限を持つOperation Managerユーザ【UNIX版】
・ プロジェクトに対して“更新権”または“登録権”を持つユーザ
4.5.1.1 インポートする
Systemwalker Operation Managerクライアントの画面から、Systemwalker Operation Managerサーバにジョブネット定義
CSVファイルまたはグループ定義CSVファイルをインポートする手順を説明します。
注意
・ インポート時にすでにジョブネットが登録されている場合は、インポートされるCSVファイルの定義がジョブネット単 位で上書きされます。
例えばプロジェクト内にジョブネット名A、B、Cのジョブネットがあり、CSVファイルにジョブネット名C、D、Eのジョブ ネットが定義されている場合、ジョブネットCが上書きされ、プロジェクト内にはA、B、C、D、Eのジョブネットが登録 された状態になります。
・ インポート先として[業務選択]ウィンドウのプロジェクトのみが選択できます。スケジュール分散機能を有効にしている 場合は[業務選択]ウィンドウのマスタプロジェクトのみが選択できます。
・ 階層化されたジョブネットの場合は、階層が深いジョブネットから順次インポートしてください。例えば、第3階層まで 階層化されている場合は、第3階層→第2階層→第1階層の順にインポートしてください。階層が深いジョブネット からインポートしない場合、エラーとなります。
・ グループ定義CSVファイルをインポートする場合は、先にグループ内ジョブネットが存在するジョブネット定義CSV ファイルをインポートした後に、グループ定義CSVファイルをインポートしてください。該当するジョブネットが存在し ない状態でグループ定義CSVファイルをインポートした場合、エラーとなります。
操作手順
1. インポート先プロジェクトの選択
インポート対象のSystemwalker Operation Managerサーバに接続し、[Systemwalker Operation Manager]ウィンド ウの[業務選択]ウィンドウで、インポート先のプロジェクトを選択します。スケジュール分散機能を有効にしている場 合は、マスタプロジェクトを選択してください。
2. [Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウの表示
[ファイル]メニューから[インポート]を選択する、または右クリックによるポップアップメニューから[インポート]を選択 します。
図
4.63 [Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウ[サーバ種別]/[サーバ]/[サブシステム]/[プロジェクト]
インポート先の情報が表示されます。
[インポートファイル]
選択したCSVファイル、ディレクトリが表示されます。
[ファイル選択]/[ディレクトリ選択]
[ファイル選択]ダイアログボックス/[ディレクトリ選択]ダイアログボックスを表示します。
3. CSVファイルの選択
インポート対象のジョブネット定義CSVファイルまたはグループ定義CSVファイルを選択します。
- CSVファイルを指定して選択する場合は、[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウの[ファイル 選択]をクリックします。
→[ファイル選択]ダイアログボックスが表示されます。
図
4.64 [ファイル選択]ダイアログボックスファイルを選択して[OK]ボタンをクリックします。複数のCSVファイルをまとめて指定することもできます。
→[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウに選択したCSVファイルが追加されます。
- ディレクトリ配下すべてのCSVを選択する場合は、[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウの [ディレクトリ選択]をクリックします。
→[ディレクトリ選択]ダイアログボックスが表示されます。
図
4.65 [ディレクトリ選択]ダイアログボックスディレクトリを選択して[OK]ボタンをクリックします。
→[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウに選択したディレクトリが追加されます。
注意
- インポートで指定可能なファイル種別は拡張子が“*.csv”または“*.CSV”のCSVファイルだけです。ディレクト リが指定された場合は、拡張子が“*.csv”または“*.CSV”のファイルのみを処理の対象とします。
- [Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウで一度にインポートできるファイルは1000ファイルま でです。
- [ファイル選択]ダイアログボックスや[ディレクトリ選択]ダイアログボックスで選択するファイルは、絶対パスとして
260バイト以上は指定できません。
4. インポートの実行
[Systemwalker Operation Manager インポート]ウィンドウで[OK]ボタンをクリックします。
→[確認]ダイアログボックスが表示されます。
[確認]ダイアログボックスで、[OK]ボタンをクリックすると、インポートが開始されます。
図
4.66 実行中ダイアログボックス[キャンセル]ボタンをクリックすると、インポート処理は中断されます。
注意
インポートでは、CSVファイルを1つずつ処理します。あるCSVファイルの処理の途中でエラーがあった場合は、
次のCSVファイルにスキップして、インポートを続行します。
5. 実行結果の確認
選択したプロジェクト配下に、定義情報がインポートされます。
インポートが完了すると、クライアントのOSでテキスト(.txt)に関連付けられているアプリケーションが自動的に起動 され、インポートの実行結果が表示されます。
インポートの実行結果は、以下のテキストファイルに格納されます。
Systemwalker Operation Managerクライアントインストール先ディレクトリ
¥MPWALKER.JM¥mpjmcl¥work¥jmimpexp¥impinfo.txt 実行結果の出力例を以下に示します。
サブシステム番号=0 プロジェクト名=営業
C:¥OMGR_Definition¥DEF1¥Jnet1¥Jnet001.csv MpJobsch:エラー :6071:定義ファイルがオープンできません
C:¥OMGR_Definition¥DEF1¥Jnet1¥Jnet002.csv
MpJobsch:エラー :7072:キーワードに誤りがあります 1行目です C:¥OMGR_Definition¥DEF1¥Jnet1¥Jnet0031.csv
MpJobsch:情報 :2300:jobschsetnet コマンドが正常に終了しました :
実行結果の出力内容の詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”の、“インポート実行 結果ファイル”を、メッセージの詳細は、“Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書”の、“ジョブスケジュー ラコマンドの出力メッセージ”および“インポート時のテキストメッセージ”を参照してください。
実行結果のテキストファイルは、次回にインポート処理を行ったときに上書きされます。
4.5.1.2 エクスポートする
Systemwalker Operation Managerクライアントの画面から、Systemwalker Operation Managerサーバのジョブ/ジョブネッ
トの定義情報、およびグループの定義情報をCSVファイルにエクスポートする手順を説明します。
エクスポート対象範囲
ジョブ/ジョブネットの定義情報、およびグループの定義情報をエクスポートする対象範囲として選択できるのは、以下の 単位です。
・ ジョブネット
・ 親ジョブネット
・ 子ジョブネット
・ グループ
・ プロジェクト
・ サブシステム
エクスポートは、対象範囲のジョブネット、グループごとに処理されます。
作成される
CSVファイル名
以下のファイル名でCSVファイルが作成されます。
ジョブネット定義CSVファイル:
ジョブネット名.CSV グループ定義CSVファイル:
グループ名.GRP.CSV
[Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウで指定したエクスポート先に同名のファイル名が存在した場
合、以下の例のようにファイル名の後ろに“_n(数字)”が付加されます。例えばUNIX上で、ジョブネット名“ABC”と“abc” のように大文字、小文字で区別されているファイル名は、Windowsのエクスポート先で同名のファイル名となるため、数 字が付加されます。
ジョブネット名_1.csv
CSV
ファイルの出力形式
以下のディレクトリ構成でCSVファイルは出力されます。
操作手順
1. エクスポート対象範囲の選択
エクスポート対象の定義情報が存在するSystemwalker Operation Managerサーバに接続し、[Systemwalker
Operation Manager]ウィンドウの[業務選択]ウィンドウで、エクスポート対象範囲を選択します。各定義情報をエクス
ポートする対象範囲は、以下の単位で指定できます。
- ジョブネット
- 親ジョブネット
- 子ジョブネット
- グループ
- プロジェクト
- サブシステム
2. [Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウの表示
[ファイル]メニューから[エクスポート]を選択する、または右クリックによるポップアップメニューから[エクスポート]を 選択します。
図
4.67 [Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウ[サーバ種別]/[サーバ]/[サブシステム]/[プロジェクト]/[グループ]/[ジョブネット]
エクスポート対象範囲の情報が表示されます。
[エクスポート先]
選択したエクスポート先のディレクトリが表示されます。
[ディレクトリ選択]
[ディレクトリ選択]ダイアログボックスを表示します。
3. エクスポート先の指定
エクスポート先のディレクトリをいずれかの方法で指定します。
- [ディレクトリ選択]をクリックし、[ディレクトリ選択]ダイアログボックスで指定します。
図
4.68 [ディレクトリ選択]ダイアログボックスディレクトリを選択して[OK]ボタンをクリックします。
→[Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウに選択したディレクトリが追加されます。
4. エクスポートの実行
[Systemwalker Operation Manager エクスポート]ウィンドウで[OK]ボタンをクリックします。
図
4.69 実行中ダイアログボックス[キャンセル]ボタンをクリックすると、エクスポート処理は中断されます。
注意
- エクスポートの処理で作成されるCSVファイルのファイル名が256バイトを超える場合は、エクスポートの処理 でエラーになります。
- エクスポートでは、エクスポート対象範囲からジョブネットまたはグループの定義情報を1つずつ処理します。
ある定義情報の処理の途中でエラーがあった場合は、次の定義情報にスキップして、エクスポートを続行しま す。
5. 実行結果の確認
選択したディレクトリ配下に、CSVファイルが作成されます。
エクスポートが完了すると、クライアントのOSでテキスト(.txt)に関連付けられているアプリケーションが自動的に起 動され、エクスポートの実行結果が表示されます。
エクスポートの実行結果は、以下のテキストファイルに格納されます。