マレ上下水道株式会社の海水淡水化設備
環境経営の戦略と取り組み
日立では、「環境」を経営上の重点項目の一つに位置づけ、事業活動によ る環境負荷の低減を推進しています。
日立の環境経営は、持続可能な社会をめざす「日立の環境ビジョン」のも と、長期計画「環境ビジョン2025」および「環境行動計画」の目標達成 に向けた取り組みを進めています。
ビジョン
日立の環境ビジョン
2011年に70億人を超えたといわれる世界の人口は、2050年までには95億人を超える と見込 まれており、それに従って世界全体のGDPも拡大を続けています。経済の発展に伴って、エ ネルギー消費の増大に起因するCO の排出増による地球温暖化、エネルギー、水、鉱物など各 種資源の需要増加による資源の枯渇、生態系の破壊など、さまざまな環境問題が深刻化してい ます。
こうした課題を解決し、地球上で人類が豊かに生活し続けていける社会を実現していくために は、環境への負荷をできる限り低減していかなければなりません。社会イノベーション事業を 推進する日立は、事業を通じて環境負荷を低減していくために、「持続可能な社会」を環境経 営のめざすべき将来像とする環境ビジョンを掲げています。
日立の環境ビジョン
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Chapter2 Environmental Report
日立グループ サステナビリティ レポート 2014
http://www.hitachi.co.jp/environment/
環境活動報告 076 環境経営の戦略と取り組み
087 環境に配慮した製品・サービス 100 環境に配慮したモノづくり
123 生態系の保全の取り組みと環境コミュニケーション Environmental Report
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chapter
ガバナンス報告
059
Governance Report
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社会活動報告
131
Social Report
3
chapter
076
*1 国際連合「World Population Prospects: The 2012 Revision」による
*1 IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change の略称。気候変動に関する政府 間パネル
日立は、「地球温暖化の防止」「資源の循環的な利用」「生態系の保全」を重要な三つの柱と して、製品の全ライフサイクルにおける環境負荷低減をめざしたグローバルなモノづくりを推 進し、持続可能な社会の実現をめざします。この環境ビジョンを実現するためのマイルストー ンとして、2025年度に向けた長期計画「環境ビジョン2025」を策定しています。
長期計画「環境ビジョン2025」
2013年9月に発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC )第5次評価報告書(第1作 業部会報告書)では、地球の温暖化については疑う余地がない、そして人間活動がその主な要 因であった可能性は極めて高い、としています。この発表は、かねてからの指摘を補強するも ので、地球温暖化の防止には、CO に代表される温室効果ガスの排出抑制が必須であることが 再確認されたといえます。日立の長期計画「環境ビジョン2025」では、世界の重要課題であ る地球温暖化の防止にフォーカスして、「2025年度までに製品を通じて年間1億トンのCO 排 出抑制に貢献する」ことを目標として掲げています。すなわち、低炭素エネルギーを供給する ための製品や省エネルギーの製品をお客様に使っていただくことで大幅なCO 排出抑制に貢献 することをめざしています。この目標を達成していくために、負荷を低減した環境適合製品の 比率を高め、グローバル市場においてパートナーと連携して事業機会を拡大していきます。
環境保全行動指針
日立は環境ビジョンの実現にあたって、事業経営における環境保全への取り組み方針を示した 環境保全行動指針を定めています。
環境保全行動指針
1. 地球環境保全は人類共通の重要課題であり、環境と調和した持続可能な社会の実現を経営の最 優先課題の一つとして取り組み、社会的責任を果たす。
2. 地球温暖化の防止、資源の循環的な利用、生態系の保全への配慮に関するニーズを的確に把握 し、これに対応する高度で信頼性の高い技術および製品を開発することにより社会に貢献するよう 努める。
3. 環境保全を担当する役員は、環境保全活動を適切に推進する責任を持つ。環境保全を担当する 部署は、環境関連規定の整備、環境負荷削減目標の設定などにより環境保全活動の推進・徹底を図 るとともに、環境保全活動が適切に行われていることを確認し、その維持向上に努める。
4. 製品の研究開発・設計の段階から生産、流通、販売、使用、廃棄などの各段階における、環境 負荷の把握と低減をめざしたグローバルなモノづくりを推進する。
5. モノづくりによって生じる環境への影響を調査・検討し、環境負荷を低減するために省エネル ギー、省資源、リサイクル、化学物質管理、生態系への配慮等、環境保全性に優れた技術、資材の 導入を図る。
6. 国際的環境規制並びに国、地方自治体などの環境規制を遵守するにとどまらず、必要に応じて 自主基準を策定して環境保全に努める。
7. グローバルなモノづくりに際しては、当該地域の環境に与える影響に配慮し、地域社会の要請 に応えられる対策を実施するよう努める。
8. 社員の環境に関する法律遵守、環境への意識向上、広く社会に目を向け、幅広い観点からの地 球環境保全について教育し、活動する。
9. 環境問題の可能性を評価し、発生の防止に努める。万一、環境問題が生じた場合には、環境負 荷を最小化するよう適切な措置を講ずる。
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日立グループ サステナビリティ レポート 2014
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環境活動報告 076 環境経営の戦略と取り組み
087 環境に配慮した製品・サービス 100 環境に配慮したモノづくり
123 生態系の保全の取り組みと環境コミュニケーション Environmental Report
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ガバナンス報告
059
Governance Report
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社会活動報告
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10. 環境保全活動についてステークホルダーへの情報開示と積極的なコミュニケーションに努め、
相互理解と協力関係の強化に努める。 日立グループ
サステナビリティ レポート 2014
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環境活動報告 076 環境経営の戦略と取り組み
087 環境に配慮した製品・サービス 100 環境に配慮したモノづくり
123 生態系の保全の取り組みと環境コミュニケーション Environmental Report
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ガバナンス報告
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社会活動報告
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環境行動計画
環境保全行動指針に沿った活動を進めていくために、活動項目と目標を設定した環境行動計画 を定め、その実行と継続的な改善により、環境活動を着実に進めています。 環境行動計画は 2012年度までは5年単位の計画として推進してきましたが、経営戦略へ環境戦略を組み込ん でいくために、日立グループ中期経営計画(2013─2015年度)にあわせて、2013年度から 3年計画に改訂しています。
日立グループ第3期環境行動計画2013̶2015:実績と目標
「第3期環境行動計画2013─2015」の初年度となる2013年度は、すべての項目において、目 標を達成しました。最終年度2015年度の目標達成に向けてさらなる活動を推進していきま す。
各項目は日立の環境活動における主要指標として、対応する項目で取り組み内容を紹介して います。
環境価値創造企業の確立
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 製品によるCO 排出量1
億トン抑制への貢献
製品によるCO 排出抑制 量
2,400万t 2,747万t ◆◆◆ 3,500万t [1億t/2025年]
環境管理システムの構築
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 環境活動レベルの向上
(GP:グリーンポイン ト)
環境活動の評価制度
「GREEN 21」のGP
512GP 540GP ◆◆◆ 640GP
生態系(生物多様性)の 保全
生態系の保全に関する評 価の実施
生態系保全アセ スメントの実施
アセスメントを 実施
◆◆◆ 生態系保全 アセスメント完了
エコプロダクツの推進
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標
環境適合製品の拡大 環境適合製品売上高比率 84% 89% ◆◆◆ 90%
環境適合製品セレクト機 種数
140機種 210機種 ◆◆◆ 240機種
業界最先端のファクトリー&オフィスの構築
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 エコファクトリー& オ
フィスセレクト 認定の 推進
エコファクトリー&オフ ィスセレクトの認定
認定拡大 新規認定:19 継続認定:36 合計:55
◆◆◆ 各カンパニー/グ ループ会社で平均 1以上認定
地球温暖化の防止
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 エネルギー使用量原単位
改善
エネルギー使用量原単位 改善率
[グローバル](基準年 度2005年)
11% 14% ◆◆◆ 15%
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日立グループ サステナビリティ レポート 2014
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社会活動報告
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資源の有効活用
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 廃棄物有価物発生量原単
位改善
廃棄物有価物発生量原単 位改善率
[グローバル] (基準年 度2005年)
19% 24% ◆◆◆ 23%
水使用量原単位改善 水使用量原単位改善率 [日本以外]( 基準年度 2005年)
26% 39% ◆◆◆ 30%
化学物質の管理
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 VOC大気排出量原単位
改善
VOC大気排出量原単位 改善率
[グローバル](基準年 度2006年)
38% 43% ◆◆◆ 40%
地球市民活動
行動目標 指標 2013年度目標 2013年度実績 達成状況 最終年度
(2015年度)目標 環境社会貢献活動の推進 社内カンパニー/グルー
プ会社ごとの、フラグシ ップとなる環境コミュニ ケーション活動の推進
活動の拡大 活動を拡大 ◆◆◆ 社内カンパニー/
グループ会社ごと にフラグシップ活 動1以上
◆◆◆:達成
◆◆:一部達成
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