日立グループ サステナビリティ レポート 2014
http://www.hitachi.co.jp/csr/
ガバナンス報告 060 コーポレートガバナンス
064 ブランドマネジメント 066 リスクマネジメント 068 コンプライアンス
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Governance Report chapter環境活動報告
075
Environmental Report
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社会活動報告
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Social Report
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*1 米国海外腐敗行為防止法:外国の公務員に対する贈賄を禁止する条項と、証券取引法に基 づく会計の透明性を要求する条項の二つから構成されている。贈賄禁止条項は、外国の公 務員への贈賄を禁止する内容で、米国司法省(DOJ)が所管。会計処理条項は、取引を正 確かつ公正に会計書類に反映し、会計に関する適切な内部統制を維持するという内容で、
米国証券取引委員会(SEC)が所管している
贈賄防止の取り組み
日立では、グローバルな贈賄リスクに対応するため2013年度に「FCPA(US Foreign Corrupt Practices Act:米国海外腐敗行為防止法 )リソースガイド」などを参考に、想定さ れる贈賄リスクのシナリオを作成し、贈賄リスクに関する調査を日本国外のグループ全社に対 して行いました。その回答を基に、リスクシナリオに該当する会社を特定リスクを有する会社 として抽出しました。今後、抽出した会社を中心に、監査、教育などを通じてグローバルにお ける贈賄リスクの軽減を図っていきます。
企業倫理月間の実施
日立では企業倫理と法令遵守がすべての事業活動の基本であると考えており、2009年度から 毎年10月を企業倫理月間と定め、その周知徹底を図っています。
2013年度は、2012年度に身近な問題について職場内で討論してもらうために作成した「職場 討論型事例集」を改訂し、イントラネットに公開しました。この事例集は日立グループ行動規 範のすべての章に対応する63の事例で構成されています。事例集を英語、中国語に翻訳し、
グローバルでの活用を呼びかけた結果、2013年度の企業倫理月間内に実施された職場単位の 討論には139,038人が参加しました。
そのほか、講演会の開催、川柳の募集やポスターの掲示、コンプライアンス意識度調査、リス クの洗い出しなど、グループ各社独自の活動を行いました。
独占禁止法違反防止の取り組み
日立では「法と正しい企業倫理に基づいた行動」「公正で秩序ある競争」を基本理念に掲げて 企業活動を行っています。 日立製作所は、2002年度に公共機関の入札において競売入札妨害 容疑、2006年9月、2008年10月、2009年3月には独占禁止法に抵触する行為があったとして 行政処分を受けました。
2012年11月には自動車部品事業を営む子会社が、独占禁止法に抵触した行為があったとして 公正取引委員会から行政処分を、2013年9月には米国独占禁止法に抵触した行為があったと して米国司法省より訴追され、司法取引契約を締結しました。
日立製作所では、こうした事態の再発防止とコンプライアンス意識の徹底を図るために、役員 からのメッセージ発信、社内規則の整備、定期的な監査、マニュアルなどを活用した従業員へ の研修および教育を実施しています。2013年度は、6月と7月に日立製作所のすべての営業関 連部長を対象に独占禁止法を中心とする一斉教育を行い、851人が参加しました。また、企業 倫理月間には日立製作所のすべての支社を対象とした独占禁止法に関する教育を行い、1,669 人が参加しました。
日立製作所では、今後もコンプライアンス体制の一層の充実・強化に向けた取り組みに努めて いきます。
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*1 企業行動基準:果たすべき使命と役割を十分に認識し、真に国際企業として将来にわたり 発展を続けていくことを目的として、日立製作所が制定
コンプライアンス通報制度
日立製作所は、違法・不適切な行為の防止と早期是正、自浄能力の向上を図るため、コンプラ イアンス担当部門または社外弁護士に直接通報できる「全社コンプライアンス通報制度」を導 入しています。この制度は日立製作所の社員だけでなく、グループ各社の社員、元社員、派遣 社員、調達取引先も利用できます。また、社員が匿名で直接、取締役に通報できる制度「取締 役会の窓」も導入しています。
すべての通報について調査、事実確認の上、記名のあった通報に関しては、通報者に調査結果 を回答するとともに、必要に応じた是正措置をとるなど適切な対応をしています。
反社会的取引の防止
日立では、暴力団などの反社会的勢力との一切の関係を遮断するため、次の3点を「日立グル ープ行動規範」に明記し、取り組んでいます。
1. 反社会的勢力とは一切の関係を持たず、決して反社会的取引(反社会的勢力との取引)を 行わない。
2. 取引の自己検証(取引先の審査手続き)により反社会的取引を防止する。
3. 暴力団などの反社会的勢力に対して断固とした態度で対応し、あらゆる不当要求を拒否す る。
反社会的勢力による接近を排除するため、必要に応じて警察や外部専門機関(警視庁管内特殊 暴力防止対策連合会や全国の暴力追放運動推進センターなど)、弁護士と連携しながら、日立 全体で毅然と対応するよう心がけています。また、取引の相手が反社会的勢力であると判明し た場合は、契約の解消などによる関係遮断ができるよう、取引契約書における暴力団排除条項 の整備に努めています。
輸出管理
日立製作所は「企業行動基準 」の「貿易関連法規の遵守を通じ広く国際的な平和及び安全の 維持に貢献する」という条項を輸出管理の基本方針としています。この基本方針に則って「安 全保障輸出管理規則」を1987年度に制定、すべての輸出貨物・技術について、輸出先の国と 地域、顧客、用途を審査した上で、法令に基づいて厳格な輸出管理を行っています。日本国内 外のグループ会社もこの方針に則って輸出管理を行うよう、規則制定や体制整備の指導をする とともに、教育支援など各種の施策を講じています。2013年度には米国にてワークショップ を開催し、米国のグループ会社向けに実務者教育を行いました。また、輸出管理の基礎および 米国の再輸出規制に関するeラーニング教育を日本国内外のグループ111社で実施し、約2万人 が受講しました。
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情報セキュリティ
情報セキュリティの推進体制
日立では、情報セキュリティ統括責任者を委員長とする「情報セキュリティ委員会」が、情報 セキュリティと個人情報保護に関する取り組み方針、各種施策を決定しています。決定事項は
「情報セキュリティ推進会議」などを通じて各事業所およびグループ会社に伝達され、情報セ キュリティ責任者が職場に徹底します。
日立では、情報セキュリティと個人情報保護の取り組みにおいて、特に次の2点を重視してい ます。
1.予防体制の整備と事故発生時の迅速な対応
守るべき情報資産を明確にし、脆弱性評価とリスク分析に基づいて情報漏えい防止施策を実施して います。事故は「起きるかもしれない」という考え方を一歩進めて、「必ず起きるものだ」という 前提に立って、緊急時のマニュアルを作成し、対応しています。
2.社員の倫理観とセキュリティ意識の向上
担当者向け、管理者向けなど階層別にカリキュラムを用意し、eラーニングによる全員教育などを 通じて倫理観とセキュリティ意識の向上を図っています。また、監査を通じて問題点の早期発見と 改善にも取り組んでいます。
情報セキュリティに関する、より詳細な内容は「情報セキュリティ報告書」に記載していま す。
情報セキュリティ報告書(PDF形式、6.12Mバイト)
http://www.hitachi.co.jp/csr/download/pdf/securityreport.pdf
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情報資産保護の基本的な考え方
情報漏えいの防止
情報漏えいを防止するために「機密情報漏洩防止3原則」を定め、機密情報の取り扱いに細心 の注意を払い、事故防止に努めています。また万一、事故が発生した場合は、迅速にお客様に 連絡し、監督官庁に届け出るとともに、事故の原因究明と再発防止対策に取り組み、被害を最 小限にとどめるよう努めています。
情報漏えい防止の具体的施策として、暗号化ソフト、セキュアなパソコン、電子ドキュメント のアクセス制御/失効処理ソフト、認証基盤の構築によるID管理とアクセス制御、メールや WebサイトのフィルタリングシステムなどをIT共通施策として実施しています。昨今多発し ている標的型メールなどのサイバー攻撃に対しては、官民連携による情報共有の取り組みに加 え、IT施策においても防御策を多層化(入口・出口対策)して対策を強化しています。
また、調達取引先と連携して情報セキュリティを確保するため、機密情報を取り扱う業務を委 託する際には、あらかじめ日立が定めた情報セキュリティ要求基準に基づき、調達取引先の情 報セキュリティ対策状況を確認・審査します。さらに、調達取引先からの情報漏えいを防止す るために、約11,500社の調達取引先に対して、情報機器内の業務情報点検ツールとセキュリ ティ教材を提供し、個人所有の情報機器に対して業務情報の点検・削除を実施してもらってい ます。
機密情報漏洩防止3原則 原則1
機密情報については、原則、社外へ持ち出してはならない。
原則2
業務の必要性により、機密情報を社外へ持ち出す場合は、必ず情報資産管理者の承認を得なければ ならない。
原則3
業務の必要性により、機密情報を社外へ持ち出す場合は、必要かつ適切な情報漏洩対策を施さなけ ればならない。
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