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CustomLog

ドキュメント内 Oracle HTTP Server管理者ガイド, 10g( ) (ページ 54-58)

ログ・ファイルの指定

アクセス・ログ アクセス・ログ アクセス・ログ アクセス・ログ

サーバーによって処理されたすべてのリクエストを記録します。アクセス・ログの場所と内容

は、CustomLogディレクティブで制御します。LogFormatディレクティブを使用すると、ロ

グの内容を簡単に選択できます。

LogFormat の指定 の指定 の指定 の指定

LogFormatを使用して、ログ・ファイルに含める情報と書込み方法を指定します。デフォルト

の書式はCommon Log Format(CLF)です。CLF書式は、host ident authuser date

request status bytesのようになります。

host: クライアントのドメイン名またはIPアドレス。

ident: IdentityCheckが有効で、クライアント・マシンによりidentdが実行されてい る場合のクライアント識別情報。

authuser: 許可されたユーザーのユーザーID。

date: <day/month/year:hour:minute:second>書式のリクエスト日時。

request: 二重引用符で囲まれたクライアントからのリクエスト行。

status: クライアントに戻される3桁のステータス・コード。

bytes: ヘッダーを除き、クライアントに返されるバイト数。

ログ・ファイルの指定

パイプされたログ パイプされたログ パイプされたログ パイプされたログ

Oracle HTTP Serverには、エラー・ログとアクセス・ログをファイルに直接書き込むのではな

く、別のプロセスへのパイプを介してファイルに書き込む機能が用意されています。これによ りロギングの柔軟性が高まるため、メイン・サーバーにコードを追加する必要はありません。

ログをパイプに書き込むには、ファイル名を縦線「|」で置き換え、続けて標準入力でログ入力 を受け入れる実行可能ファイルの名前を指定します。Oracle HTTP Serverはサーバーの起動時 にパイプされたログ・プロセスを開始し、サーバーの実行中にクラッシュすると再開します。

パイプされたログ・プロセスは親Oracle HTTP Server httpdプロセスにより作成され、そのプ ロセスのユーザーIDを継承します。つまり、通常、パイプされたログ・プログラムはrootで 実行されるため、プログラムを単純かつ安全な状態に保つ必要があります。

リライト・ログ リライト・ログ リライト・ログ リライト・ログ

mod_rewriteが使用されている場合のデバッグに必要です。このログ・ファイルでは、リライ

ト・エンジンによるリクエストの変換方法の詳細分析が生成されます。詳細レベルは、

RewriteLogLevelディレクティブを使用して制御します。

スクリプト・ログ スクリプト・ログ スクリプト・ログ スクリプト・ログ

CGIスクリプトからの入出力を記録できます。このファイルはテストにのみ使用し、稼働中の サーバーには使用しないでください。

SSL ログ ログ ログ ログ

Oracle HTTP ServerをSSLモードで起動すると、ssl_engine_logおよび

ssl_request_logが次の場所に作成されます。

UNIXの場合: ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs

Windowsの場合: ORACLE_HOME¥Apache¥Apache¥logs

ssl_engine_logではSSLとプロトコルの問題が追跡され、ssl_request_logではユー ザー・アクティビティが記録されます。出力の制御にはSSLLogFileディレクティブを使用し ます。

送信ログ 送信ログ 送信ログ 送信ログ

サイトへのアクセス・ログが格納されているファイルを指定します。送信ログをconfファイ ルに明示的に含めないと、ログは生成されません。通常、サーバーでは、各リクエストが送信 ファイルに記録されます。このファイルは、デフォルトで次の場所にあります。

UNIXの場合: ORACLE_HOME/Apache/Apache/logs/access_log

Windowsの場合: ORACLE_HOME¥Apache¥Apache¥logs¥access_log

ファイル名は、CustomLogディレクティブを使用して設定できます。

関連資料 関連資料 関連資料

関連資料: Apache Serverマニュアルの「Piped Log」

関連資料関連資料

関連資料関連資料: Apache Serverマニュアルの「Rewrite Log」

関連資料 関連資料 関連資料

関連資料: Apache Serverマニュアルの「Script Log」

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目: 第10章「Oracle HTTP ServerでのSSLの有効化」

ログ・ファイルの指定

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モジュールの理解 モジュールの理解 モジュールの理解 モジュールの理解

この章では、Oracle HTTP Serverに組み込まれているモジュール(mod)について説明しま す。モジュールはWebサーバーの基本機能を拡張し、Oracle HTTP Serverとその他のOracle

Application Serverコンポーネントとの統合をサポートします。

該当する場合は、Apache Software Foundationのマニュアルを参照しています。

モジュールのリスト

モジュールのリスト モジュールのリスト モジュールのリスト モジュールのリスト

表7-1に、この章で説明するOracle HTTP Serverの全モジュールを示します。

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