3. ShadowImage ボリュームを共用する
3.12 Copy-on-Write Snapshot
r 3.14 Resource Partition Manager
3.1 Open Volume Management
LUSE および VLL ボリュームの両方が ShadowImage 用ボリュームとして使用できます。
• LUSE ボリュームを使用してペアを組む場合は、プライマリボリュームとセカンダリボリューム は同じ構成(LU が同じ容量で同じ数)にする必要があります。
• VLL ボリュームを使用してペアを組む場合は、プライマリボリュームとセカンダリボリュームは 同じ容量にする必要があります。
3.2 Cache Residency Manager
Cache Residency Manager の設定があるボリュームを ShadowImage のプライマリボリューム、およ びセカンダリボリュームとして使用できます。
メモ 「2.4 運用設計 」にある Quick Restore の項目で、Cache Residency Manager の設定があるボリュームで Quick Restore 操作を実行するときの重要な情報を参照してください。
3.3 LUN Manager
LUN Manager の操作は、ShadowImage の操作に影響を与えません。LUN Manager のセキュリティ機能 によって保護されたポートのボリュームや、LUN グループまたは WWN グループに割り当てたボ リュームも、ShadowImage ペアのボリュームに指定できます。また、ShadowImage ペアのボリューム を LUN Manager の操作(LUN グループまたは WWN グループの割り当てなど)に使用することもでき ます。
ShadowImage のセカンダリボリュームはペアが分割される時以外はホストからアクセスできませ ん。
3.4 Data Retention Utility
ShadowImage は、Data Retention Utility で次のアクセス属性を設定したボリュームを使用してペ アを作成できます。
• Read/Write
• Read Only(ボリューム)
• Protect
ただし、副 VOL 拒否属性のボリュームは ShadowImage セカンダリボリュームとして使用できません。
• 副 VOL 拒否属性を設定した ShadowImage のセカンダリボリュームに対しては、削除だけが実行で きます。
• 副 VOL 拒否属性を設定した ShadowImage のプライマリボリュームに対しては、すべての操作が実 行できます。
3.5 Volume Migration
次の ShadowImage ボリュームは、Volume Migration の移動元ボリュームに割り当てることができま す。
• 2 個以下のセカンダリボリュームとペアを構成する L1 プライマリボリューム
• 1 個以下のセカンダリボリュームとペアを構成する L2 プライマリボリューム(セカンダリボ リュームがない場合も含みます)
• リザーブボリューム
上記以外の ShadowImage ペアを Volume Migration の移動元ボリュームに割り当てる場合は、事前に ShadowImage ペアを削除しなければなりません。また、リザーブ状態の ShadowImage のセカンダリ ボリュームは、それらのボリュームを Volume Migration ボリュームとして割り当てる前、またはリ ザーブする前に、リザーブを解除しなければなりません。
ShadowImage ボリュームは移動先ボリュームには使用できません。
3.6 Universal Volume Manager
ShadowImage は、Universal Volume Manager と連携して使用することで、外部ボリュームを使用し てペアを作成できます。外部ボリュームの詳細については、Universal Volume Manager ユーザガイ ドを参照してください。
3.7 TrueCopy
TrueCopy ボリュームは、ShadowImage ボリュームと共用できます。
• ShadowImage のプライマリボリュームとセカンダリボリュームを TrueCopy の正 VOL と副 VOL と 共用できます。ただし、ShadowImage のセカンダリボリュームと TrueCopy の副 VOL とは共用で きません。
• ShadowImage のプライマリボリュームと TrueCopy の副 VOL を共用する場合、TrueCopy 正 VOL に 対する書き込み処理に時間がかかります。特に ShadowImage ペアが PSUS(SP)/PSUS 状態のとき は、ShadowImage ペアのコピー処理の分だけ余計に時間がかかることがあります。
• L1 および L2 ペアの両方で TrueCopy ボリュームと使用できます。ノードボリュームとリーフボ リュームのセカンダリボリュームは TrueCopy では副ボリュームとみなされます。.
• Quick Restore 操作は、TrueCopy ペアがサスペンドされているとき、ShadowImage ペアに対して 実行できます。
詳細については、TrueCopy ユーザガイドにある ShadowImage でのボリュームの共用についての説明 を参照してください。
3.8 Universal Replicator
Universal Replicator のボリュームは ShadowImage のボリュームと共用できます。ただし、
ShadowImage のセカンダリボリュームと Universal Replicator の副 VOL とは共用できません。ま た、UR のジャーナルボリュームは ShadowImage のペアボリュームと共用できません。
• L1 および L2 ペアの両方を Universal Replicator ボリュームと共に使用することができます。
ノードボリュームとリーフボリュームのセカンダリボリュームは Universal Replicator で副 VOL とみなされます。
• Universal Replicator ペアがサスペンドされているとき、ShadowImage ペアに Quick Restore 操 作を実行できます。
詳細については、Universal Replicator ユーザガイドにある ShadowImage でのボリュームの共用に ついての説明を参照してください。
3.9 TrueCopy および Universal Replicator の組み 合わせ
ShadowImage のプライマリボリュームは、 次の図に表示されるように、さまざまな構成の TrueCopy/
Universal Replicator ボリュームと共用できます。
図 3-1 : UR, TC, SI 共用ボリューム構成 1
図 3-2 : UR, TC, SI 共用ボリューム構成 2
次の例外を除いて、 TrueCopy および Universal Replicator の副サイトで、TrueCopy ペアの状態に 関係なく、すべての ShadowImage 操作が実行できます。デルタリシンク用 UR ペアの状態は HOLD ま たは HLDE でなければなりません。
• Reverse Copy は、TrueCopy および Universal Replicator ペアの状態が PSUE または PSUS、SSUS の時だけ実行できます。
• Quick Restore は実行できません。
3.10 Universal Replicator のマルチターゲット / カス ケード / デルタリシンク構成
3.10.1 Universal Replicator のマルチターゲット構成
ShadowImage と Universal Replicator のマルチターゲット構成を併用した場合の構成例を、次に示 します。
図 3-3 : ShadowImageとUniversal Replicatorのマルチターゲット構成
図中のストレージシステム 1 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-1 : ShadowImageペアのプライマリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)(B)と併用し た場合のShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PAIR ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PAIR COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
‐:発生しない条件
表 3-2 : ShadowImageペアのセカンダリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)(B)と併用し た場合のShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PAIR × × ○ ○ × × × ×
COPY × × ○ ○ × × × ×
PSUS* × × ○ ○ × × × ×
PAIR COPY × × ○ ○ × × × ×
COPY ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
PSUS* × × ○ ○ × × × ×
PAIR PSUS* × × ○ ○ × × × ×
COPY × × ○ ○ × × × ×
PSUS* × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
‐:発生しない条件
図中のストレージシステム 2 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-3 : ShadowImageプライマリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)と併用した場合の ShadowImage(B)操作の可否
UR(A) ペア状態
ShadowImage(B)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Reverse Copy
Quick Restore
PAIR ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
ShadowImage と Universal Replicator のマルチターゲット/デルタリシンク構成を併用した場合の 構成例を、次に示します。
図 3-4 : ShadowImageとUniversal Replicatorのマルチターゲット/デルタリシンク構成
図中のストレージシステム 1 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-5 : ShadowImageペアのプライマリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)(B)と併用し た場合のShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PAIR ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PAIR COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PAIR PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
‐:発生しない条件
表 3-6 : ShadowImageペアのセカンダリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)(B)と併用し た場合のShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PAIR × × ○ ○ × × × ×
COPY × × ○ ○ × × × ×
PSUS* × × ○ ○ × × × ×
PAIR COPY × × ○ ○ × × × ×
COPY ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
PSUS* × × ○ ○ × × × ×
PAIR PSUS* × × ○ ○ × × × ×
COPY × × ○ ○ × × × ×
PSUS* × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
‐:発生しない条件
図中のストレージシステム 2 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-7 : ShadowImageプライマリボリュームをUniversal Replicatorペア(A)(C)と併用した場合 のShadowImage(B)操作の可否
UR(A) ペア状態
デルタリ シンク用 UR(C)ペ ア状態
ShadowImage(B)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期
Normal Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restor
e PAIR HOLD/
HLDE
○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
図中のストレージシステム 3 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-8 : ShadowImageプライマリボリュームをUniversal Replicatorペア(B)(C)と併用した場合 のShadowImage(C)操作の可否
UR(B) ペア状態
デルタリ シンク用 UR(C)ペ ア状態
ShadowImage(C)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期
Normal Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restor
e PAIR HOLD/
HLDE
○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
表 3-9 : ShadowImageペアのプライマリボリュームをUniversal Replicator(A)と共有した場合の ShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Reverse Copy
Quick Restore
PAIR ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
表 3-10 : ShadowImageペアのセカンダリボリュームをUniversal Replicator(A)と共有した場合 のShadowImage(A)操作の可否
UR(A) ペア状態
ShadowImage(A)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Reverse Copy
Quick Restore
PAIR × × ○ ○ × × × ×
COPY × × ○ ○ × × × ×
PSUS* × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
* SSWS も含みます。
凡例
○:操作できる
×:操作できない
図中のストレージシステム 2 での、Universal Replicator ペアの各ペア状態に対する ShadowImage 操作の可否を次の表に示します。
表 3-11 : ShadowImageペアのプライマリボリュームをUniversal Replicator(A)(B)と共有した場 合のShadowImage(B)操作の可否
UR(A) ペア状態
UR(B) ペア状 態
ShadowImage(B)操作
ペアの 作成
ペアの 分割
コピー 中断
ペアの 解除
ペアの再同期 Normal
Copy
Quick Resync
Revers e Copy
Quick Restore
PAIR PAIR ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
PAIR COPY ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×
COPY ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐
PSUS* ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ×