このコマンドは、データ・セット DS.SCRIPT を、ホスト・セッション G の
MVS/TSO ボリュームから送信します。これはドライブ A のディスケットにある
ファイル PC.TXT の終わりにデータ・セットを追加します。
v MVS/TSO ホストからデータ・セットを受信して、ハード・ディスク上のサブデ
ィレクトリーに格納するとき。
RECEIVE c:¥sd1¥pc.txt ds.script ASCII CRLF
RECEIVE c:¥sd1¥pc.txt ds.script [JISCII CRLF (DBCS の場合)
このコマンドは、データ・セット DS.SCRIPT を、ホスト・セッション G の
MVS/TSO ボリュームから送信します。これは、ハード・ディスクのサブディレ
クトリー ¥SD1 にあるファイル PC.TXT を作成または置き換えます。
v MVS/TSO ホストからの、パスワードが設定されているデータ・セットをデフォ
ルト・ドライブで受信するとき。
RECEIVE A:pc.txt g:ds.script/odyssey8 ASCII CRLF APPEND
RECEIVE A:pc.txt g:ds.script/odyssey8 [JISCII CRLF APPEND (DBCS の場合) このコマンドは、データ・セット DS.SCRIPT を、ホスト・セッション G の
MVS/TSO ボリュームから送信します。データ・セットはパスワード odyssey8 を
持ちます。このデータ・セットは、 A ドライブにあるディスケットの PC.TXT というファイルの終わりに追加されます。
v MVS/TSO ホストの区分データ・セットのメンバーを DOS セッションで受信す
るとき。
RECEIVE c:¥sd1¥pc.txt g:ds.script (m1) ASCII CRLF
RECEIVE c:¥sd1¥pc.txt g:ds.script (m1) [JISCII CRLF (DBCS の場合)
このコマンドは、区分データ・セット DS.SCRIPT のメンバー M1 を、ホスト・
セッション G から送信します。メンバーは、ハード・ディスクのサブディレク トリー ¥SD1 に置かれます。このコマンドによって、PC.TXT というファイルが 作成されるか、またはこのファイルの内容が置き換えられます。
v パスワードが設定されている区分データ・セットのメンバーを Windows セッシ ョンで受信するとき。
RECEIVE a:pc.txt g:ds.script (m2)/ili1 ASCII CRLF APPEND
RECEIVE a:pc.txt g:ds.script (m2)/ili1 [JISCII CRLF APPEND (DBCS の場合)
このコマンドは、区分データ・セット DS.SCRIPT のメンバー M2 を、ホスト・
セッション G から送信します。データ・セットはパスワード ili1 を持ちます。
このメンバーは、A ドライブにあるディスケットの PC.TXT というファイルに追 加されます。
図5 に、ユーザーが指定する必要のあるコマンドと情報を示します。以下に示すと
おりに (括弧も含む) 入力してください。ただし、大文字と小文字のどちらを使用し
てもかまいません。
注:
1. は、スペースの挿入を意味します。h: と fn の間にスペースがあってはなりま せん。
2. DBCS セッションの場合は、(options の前に左の大括弧 ([) を挿入します。
A 送信するファイルのあるワークステーション・ドライブ名およびパス名。
B 送信するワークステーション・ファイルの名前。
C 送信先のホスト・セッション ID とホスト・ファイル名。
D 転送オプション。複数のオプションを指定できます。有効なオプションは次 のとおりです。
v ASCII
v BINARY (SBCS セッションの場合) v CLEAR
v CRLF
v JISCII (日本語 DBCS セッションの場合) v NOCLEAR
v NOCRLF (SBCS セッションの場合)
v NOSO
v PROGRESS v QUIET v TIME(n)
注: SBCS セッションの場合、デフォルトのオプションは ASCII と CRLF です。 DBCS セッションでは、デフォルトのオプションは BINARY です。
パーソナル・コミュニケーションズのコマンド行での CICS SEND の使用: パー ソナル・コミュニケーションズのコマンド行を使用して CICS にファイルを送信す る場合は、以下の情報を参照してください。
102ページの図6 に、ユーザーが指定する必要のあるコマンドと情報を示します。
以下に示すとおりに (括弧も含む) 入力してください。ただし、大文字と小文字のど ちらを使用してもかまいません。
注:
1. は、スペースの挿入を意味します。h: と fn の間にスペースがあってはなりま せん。
図5. CICS SEND の パーソナル・コミュニケーションズ GUI 構文
第 7 章 ファイル転送 101
2. DBCS セッションの場合は、(options の前に左の大括弧 ([) を挿入します。
A 送信するファイルのあるワークステーション・ドライブ名およびパス名。
B 送信するワークステーション・ファイルの名前。
C ホスト・セッションの省略名 (h:)、ホスト・ファイル名 (fn)、およびファイ ル・タイプ (ft)。
D 転送オプション。複数のオプションを指定できます。有効なオプションは次 のとおりです。
v ASCII
v BINARY (SBCS セッションの場合) v CLEAR
v CRLF
v JISCII (日本語 DBCS セッションの場合) v NOCLEAR
v NOCRLF (SBCS セッションの場合)
v NOSO
v PROGRESS v QUIET v TIME(n)
注: SBCS セッションの場合、デフォルトのオプションは ASCII と CRLF です。 DBCS セッションでは、デフォルトのオプションは BINARY です。
CICS SEND コマンドの説明およびオプション: CICS の SEND コマンドのパラメ ーターについて、以下に説明します。
SEND コマンドです。
d: 送信するファイルを保管するディスケットのドライブ名またはハード・ディ スクのドライブ名が、デフォルトの指定と異なるときに指定します。
path ファイルが存在するサブディレクトリーのパス名を指定します。
filename.ext
送信するファイルの名前 (拡張子を含む) を指定します。
h: 送信先のホスト・セッション ID を指定します。ホストが 1 つだけの場 合、このパラメーターの指定は任意です。デフォルト値は A です。
fn 送信後の CICS ディスク上でのファイル名を指定します。ファイル名は必 ず指定しなければなりません。新しく名前を作成しても、ディスク上にすで にある名前を使用してもかまいません。
SENDb
A B C D
[ ] [ d: ] [ path ]" filename.ext [ ] b" [ h: ] fn [ ft ] [ b (options) ]
図6. CICS SEND のコマンド行構文
ft CICS のファイル・タイプ。コマンド行構文で使用する場合には、101ペー ジの『パーソナル・コミュニケーションズのコマンド行での CICS SEND の使用』を参照してください。
(options または [(options (DBCS の場合)
次の転送オプションを指定できます。
ASCII 次の処理を行います。
v ワークステーションの 1 バイト・コードを EBCDIC コードに変 換します。
v 2 バイト・コードを IBM ホスト DBCS コードに変換します。
v DBCS フィールドに SO/SI 文字を挿入して、制御文字 (→ および
←) があれば SO/SI 文字に変換します。
ASCII CRLF はデフォルト値です。表示または編集するテキスト・
ファイルやソース・ファイル (SCRIPT ファイルなど) の場合、この ような制御項目を使用する必要があります。バイナリー・ファイル には指定する必要はありません。
注:
1. CRLF と NOCRLF オプションは同時に指定できません。
2. BINARY と ASCII オプションは同時に指定できません。
3. オプショナル・パラメーターを指定しなかった場合、デフォルト
値として CRLF ASCII が使用されます。
BINARY
ファイル内のデータがバイナリー・データであることを示します。
暗号化されたコンパイル済みのプログラムなどのデータを指定する ことができます。これらのデータ・ファイルは、ホスト・ファイル 転送プログラムによって変換されずに一時記憶域待ち行列にコピー されます。
このオプションは、SBCS セッションの場合に有効です。
CLEAR
ファイル転送を開始するときに、ワークステーション・ウィンドウ をクリアします。
CRLF テキスト・ファイル内で復帰コードと改行コードを使用します。
JISCII このオプションは、日本語 DBCS セッションの場合にだけ有効で す。次の処理を行います。
v ワークステーションの 1 バイト・コードを EBCDIC コードに変 換します。
v 2 バイト・コードを IBM 漢字コードに変換します。
v DBCS フィールドに SO/SI 文字を挿入して、制御文字 (→ および
←) があれば SO/SI 文字に変換します。
NOCLEAR
このオプションを指定すると、ファイル転送を開始するときに
Clear コマンドをホストに転送しません。このオプションは ISPF
コマンド・モードで転送するときに必要です。
第 7 章 ファイル転送 103
NOCRLF
PC ファイルが復帰文字と改行文字で区切られた論理レコードから 構成されないことを示します。CICS ファイル転送プログラムによ るレコードの連結または分割は行われません。
送信したファイルはインバウンド・データ・バッファーを使用して ホストの一時記憶域に書き込まれます。CICS の一時記憶域待ち行 列にコピーできるデータの長さは 32767 文字までです。
このオプションは、SBCS セッションの場合に有効です。
NOSO このオプションは、DBCS で JISCII オプションまたは ASCII オプ ションと共に使用する場合にのみ有効です。次の処理を行います。
v SO (16 進 0E) と SI (16 進 0F) を DBCS フィールドの前後に 挿入しません。
v RS (16 進 1E) と US (16 進 1F) を SO (16 進 0E) と SI (16 進 0F) に変換しません。
PROGRESS
ファイルの転送中であるか、ファイル転送がすでに終了しているか を示すメッセージを表示します。このようなメッセージでは、現行 の転送済みバイトは表示されません。
QUIET
メッセージを表示しません。
TIME(n)
ホストからエラー・メッセージが返されるまでに、プログラムがホ ストの応答を待つ時間を 30 秒単位で指定します。n を 0 から 2184 の範囲の整数値で置き換えてください。0 を指定するとタイム アウトは設定されません。デフォルトは 1 です。処理の終了前にエ ラー・メッセージが出されないようにするため、適切な値を指定し てください。パケット・サイズが大きい場合、ブロック・サイズが 大きい場合、または通信回線の処理速度が遅い場合 (SDLC や COM ポートなど) は、5 (150 秒) が推奨値です。TIME と (n) の 間には、ブランクのスペースを入れてはなりません。
CICS へファイルを送信する場合のコマンド構文: 次の例は、ワークステーション から CICS ホストにファイルを送信するときに使用できるコマンド構文を示したも のです。
注: 日本語 DBCS セッションの場合は、ASCII オプションではなく JISCII オプシ ョンを使用してください。ハングル、中国語簡体字、および中国語繁体字の DBCS セッションの場合は、JISCII オプションではなく ASCII オプションを使 用してください。
v デフォルト・ドライブからワークステーション・ファイルを送信して、そのファ イルを CICS ホスト上の新しいファイルとして追加するとき。
SEND pc.txt a:cicsfile (ASCII CRLF)
SEND pc.txt a:cicsfile [(JISCII CRLF) (DBCS の場合)
注: 完全な CICS SEND コマンドを 1 行に入力してください。