ファイル記述ファイルの形式
PCFT 4 BASIC RANDOM FILE
第 9 章 PC400 のデータ転送 165
表21 に、有効なファイル・タイプ標識を示します。
表21. ファイル・タイプ標識
標識 ファイル・タイプ
1 ASCII テキスト
2 DOS ランダム
3 BASIC 順次
4 BASIC ランダム
5 データ交換形式 (DIF**)
6 無変換ファイル
7 予約済み
8 DOS ランダム・タイプ 2
9 BIFF 形式
PCFO 項目: PCFO 項目はオプションです。PCFO は、このレコードを日付と時刻 の形式、タイム・スタンプ、および該当する形式の分離文字に関する情報を含むも のとして、識別するキーワードのことです。この項目は一度だけ指定でき、PCFT レコードの後で、すべての PCFL レコードの前の 1 桁目から始まっていなければ なりません。 PCFO 項目がない場合は、ホスト・システムのデフォルト値として割 り当てられた情報または文字が使用されます。
表22 に、有効な時刻形式を示します。
表22. 時刻形式
標識 形式名 時刻形式
1 HMS hh:mm:ss
2 ISO - 国際標準化機構規格 hh.mm.ss
3 USA - 米国標準 hh:mm AM または PM
4 EUR - 欧州 hh.mm.ss
5 JIS - 日本工業規格西暦 hh:mm:ss
6 DDS iSeries、eServer i5、または System
i5 ファイル属性による形式
7 DFT ホスト・ジョブのデフォルト値が使
用されます
* 未指定 ホスト・ジョブのデフォルト値が使
用されます
表23 に、有効な時刻分離文字を示します。
表23. 時刻分離文字
標識 分離文字
1 コロン (:)
2 ピリオド (.)
3 コンマ (,)
4 ブランク ( )
表23. 時刻分離文字 (続き)
標識 分離文字
5 ヌル (N)
6 デフォルト値 (D) (ホスト・ジョブのデフォルト値)
* 未指定 (ホスト・ジョブのデフォルト値)
表24 に、有効な日付形式を示します。
表24. 日付形式
標識 形式名 日付形式
1 MDY mm/dd/yy
2 DMY dd/mm/yy
3 YMD yy/mm/dd
4 年間通算日 yy/ddd
5 ISO yyyy-mm-dd
6 mm/dd/yyyy
7 EUR dd.mm.yyyy
8 JIS yyyy-mm-dd
9 DDS iSeries、eServer i5、または System
i5 ファイル属性による形式
10 DFT ホスト・ジョブのデフォルト値が使
用されます
* 未指定 ホスト・ジョブのデフォルト値が使
用されます
表25 に、有効な日付分離文字を示します。
表25. 日付分離文字
標識 分離文字
1 スラッシュ (/)
2 ダッシュ (-)
3 ピリオド (.)
4 コンマ (,)
5 ブランク ( )
6 ヌル (N)
7 デフォルト値 (D) (ホスト・ジョブのデフォルト値)
* 未指定 (ホスト・ジョブのデフォルト値が使用されます)
表26 に、有効な 10 進数分離文字を示します。
表26. 10 進数分離文字
標識 分離文字
1 ピリオド (.)
2 コンマ (,)
第 9 章 PC400 のデータ転送 167
表26. 10 進数分離文字 (続き)
標識 分離文字
* 未指定 (ワークステーションのデフォルト値が使用されます)
次に、PCFO 項目の例を示します。
PCFO 1,1,1,1,1 OPTIONS SETTINGS
PCFL 項目: PCFL はフィールド定義を識別します。データ・ファイルの各フィー ルドにファイル記述ファイルの PCFL 項目を入力してください。PCFL レコード は、データ・ファイルで定義するフィールドと同じ順序になっていなければなりま せん。
ファイル記述ファイルには 256 の PCFL レコードを定義して、PCFL レコードは 1 桁目からはじめてください。257 以上の PCFL レコードを入力すると、エラー・メ ッセージが表示されます。1 つのレコードを 2 行以上に続けることはできず、レコ ードの最初の 80 文字だけが使用されます。
次に、PCFL 項目の例を示します。
PCFL CUSTNAME 1 20 CUSTOMER NAME
それぞれの PCFL 項目には次のものが入っています。
v キーワード PCFL。1 桁目から始まって、その後に 1 個のスペースが入ります。
これによって、そのレコードがフィールド記述であることを識別します。
v フィールド名。その後に 1 個のスペースが入ります。この名前は、
iSeries、eServer i5、または System i5 のフィールド定義に存在する名前と一致し なければならず、1 から 10 文字の長さにすることができます。
v データ・タイプの標識。表27 に、このフィールドに存在するデータのデータ・
タイプを表す標識を示します。指定した標識の後には 1 個のスペースを入れなけ ればなりません。
v ワークステーション・ファイルに保管されるフィールドのサイズ (バイト単位)。
1〜4 文字の範囲で指定できます。
表27. データ・タイプ標識
標識 データ・タイプ
1 ASCII1
2 ASCII 数値
3 16 進数
4 2 進数
5 ゾーン 10 進数
6 パック 10 進数
7 BASIC 整数
8 BASIC 単精度浮動小数点
9 BASIC 倍精度浮動小数点
10 EBCDIC
11 EBCDIC ゾーン 10 進数
12 EBCDIC パック 10 進数
表27. データ・タイプ標識 (続き)
標識 データ・タイプ
1 日付、時刻、タイム・スタンプが含まれます。ただし、変換されないファイルは除 きます。
入力するデータ・タイプ標識は、その前に入力されたファイル・タイプに対して有 効な標識でなければなりません。その他のデータ・タイプは無効であるため、
iSeries、eServer i5、または System i5 へのデータ転送中にエラーと診断されます。
表28 に、各ファイルの有効な 1 バイト文字セット (SBCS) のデータ・タイプを示 します。
表28. ファイル・タイプの有効な SBCS データ・タイプ ファイル・タイプ 有効なデータ・タイプ
ASCII テキスト ASCII
ASCII 数値
DOS ランダム ASCII
2 進数
16 進数
ASCII パック 10 進数ゾーン 10 進数
BASIC 順次 ASCII ASCII 数値
BASIC ランダム ASCII BASIC 倍精度浮動小数点 BASIC 整数 BASIC 単精
度浮動小数点 16 進数
DIF ASCII ASCII 数値
無変換 2 進数 EBCDIC EBCDIC パック 10 進数 EBCDIC ゾーン
10 進数 16 進数
DOS ランダム・タイプ 2 ASCII 2 進数 16 進数パック 10 進数ゾーン 10 進数
BIFF 形式 ASCII ASCII 数値
注: 変換された場合、ASCII (SBCS) に日付、時刻、タイム・スタンプのタイプが含まれま す。変換されなかった場合、EBCDIC に日付、時刻、タイム・スタンプが含まれます。
BASIC 順次ファイルと DIF ファイルの数値フィールドには、サイズが指定されて
いなければなりません。ただし、これらのフィールドのデータは可変長であるた め、データ転送機能では、最大長で 65 文字を想定しています。この最大長によっ て、ASCII の指数最大値もカバーされます。文字フィールドに指定するサイズは、
そのフィールドのデータ項目の最大サイズでなければなりません。
表29 に、それぞれのデータ・タイプに指定できるワークステーションのデータ長の 範囲を示します。これらの値は、PCFL 項目のサイズに指定できる最大長です。
表29. PC の SBCS データ・タイプに指定できるデータ長の範囲
PC のデータ・タイプ データ長の範囲 (バイト数)
ASCII 4093
ASCII 数値 33 (DIF と BASIC 順次の場
合には 65)
BASIC 倍精度 8 (指定できる唯一の長さ)
第 9 章 PC400 のデータ転送 169
表29. PC の SBCS データ・タイプに指定できるデータ長の範囲 (続き)
PC のデータ・タイプ データ長の範囲 (バイト数)
BASIC 整数 2 (指定できる唯一の長さ)
BASIC 単精度 4 (指定できる唯一の長さ)
2 進数 4
EBCDIC 4093
16 進数 2048
パック 10 進数 (ASCII および EBCDIC) 16
ゾーン 10 進数 (ASCII および EBCDIC) 31
時刻 HMS 1
ISO、EUR、および JIS 1 DDS、DFT
v 8
v 8
v 8
v 8 または 10 2
日付
MDY、DMY、YMD 年間通算日
ISO、EUR、JIS、USA (注 1 を参照) DDS、DFT
v 8
v 6 (指定できる唯一の長さ)
v 10
v 6、8、または 10 2
タイム・スタンプ v 26
注:
1 これらの省略形は、時刻および日付パラメーターのセクションに示されます。
HMS 時 分 秒
EUR IBM 欧州標準規格 JIS 日本工業規格西暦 ISO 国際標準化機構規格
2 長さは、DDS のホスト・ファイル内で定義された形式によって決まるか、あるい は iSeries、eServer i5、または System i5 のジョブ・デフォルト値 (DFT キーワー ド) が使用されます。
表30 に、iSeries、eServer i5、または System i5 の各データ・タイプに指定できる データ長の範囲を示します。
表30. iSeries、eServer i5、または System i5 のデータ・タイプに指定できるデータ長の制限 iSeries、eServer i5、または System i5 の
データ・タイプ データ長の範囲 (バイト数) 1 2 進数 2 または 4 (指定できる唯一の長さ)
EBCDIC 4096
16 進数 2048
パック 10 進数 (EBCDIC) 16
ゾーン 10 進数 (EBCDIC) 31
時刻
HMS 8
USA 8
表30. iSeries、eServer i5、または System i5 のデータ・タイプに指定できるデータ長の制限 (続き)
iSeries、eServer i5、または System i5 の
データ・タイプ データ長の範囲 (バイト数) 1
ISO、EUR、および JIS 8
DDS、DFT 8 または 10 2
日付
MDY、DMY、YMD 8
年間通算日 6 (指定できる唯一の長さ)
ISO、EUR、JIS、USA 10
DDS、DFT 6、8、または 10 2
タイム・スタンプ 26
注:
1 ワークステーションとシステムのデータ・フィールドのデータ長の範囲は異なる場 合があります。この場合に、転送機能はワークステーションのデータをシステムの フィールドに入れようとします。このデータがフィールドに入らない場合には、メ ッセージが表示されます。詳細については、172 ページの『データの変換』を参照 してください。
2 長さは、DDS のホスト・ファイル内で定義された形式によって決まるか、あるい は iSeries、eServer i5、または System i5 のジョブ・デフォルト値 (DFT キーワー ド) が使用されます。
そのフィールドのデータに関連した小数点以下の桁数がある場合には、長さの指定 の後にスラッシュ (/) を入れてから、小数点以下の桁数を入れる必要があります。
長さ、スラッシュ、小数点以下の桁数の指定の間にスペースがあってはいけませ ん。
小数点以下の桁数を指定するときは、小数の数値の右端バイトからの桁数を参照し ます。データ・タイプが以下のいずれかでない限り、浮動小数点の数値に小数点の 位置を指定してはいけません。
v ASCII 数値
v 2 進数
v パック 10 進数
v ゾーン 10 進数
注: フィールドの小数点以下の桁数の範囲は、0〜9 またはその数値の小数点以下の 最大桁数のいずれか小さい方までです。転送機能では、フィールドに入るよう に数値を四捨五入することがあります。詳細については、172 ページの『デー タの変換』を参照してください。
コメント項目: 次の制約事項に従って、ファイル記述ファイルにコメント行を入力 してください。
v フィールド記述子で最後に指定する項目はコメントです。コメントはオプション で、情報を提供するためだけの項目で、サイズの項目と 1 個のスペースで区切る 必要があります。データ転送機能によって作成される PCFL 項目 (RTOPC) に は、コメント・フィールドが含まれていません。
第 9 章 PC400 のデータ転送 171
v コメントは、その行のスペース以外の最初の文字としてアスタリスク (*) で始め ます。
v 長さは 80 文字を超えてはいけません。
v コメントをファイル記述ファイルの最初のレコードにしてはいけません。
次にコメントの例を示します。
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