12.2.1 ESIPLIST – FlashROMにeSIPコマンドリストを作成
FlashROMにeSIPコマンドを保存するために使用します。保存されたeSIPコマンドは、起動直後に実行されま
す。
測位動作ステートでこのコマンドは使用できません。また、ESIPLIST作成中、保存されたコマンドの実行は行われ ません。
PERDAPIで始まるコマンドは、測位動作開始時に実行されます。PERDCFG、PERDSYSで始まるコマンドは電
源ON時に実行されます。PERDAPI,STARTコマンドで起動した場合は、PERDCFG、PERDSYSで始まるコマンド は前回の設定のままとなります。
ESIPLISTの設定手順の詳細については、7.10節を参照ください。
書式:
$PERDCFG , ESIPLIST , action *hh <CR> <LF>
1 2
Field Data type Range Default Description
1 ESIPLIST - - コマンド名
2 action
NEW, APPEND,
CLOSE, DELETE,
QUERY, EXECUTE
-
動作設定
NEW:ESIPLISTの新規作成
APPEND:保存されているESIPLISTへコマンドを追加 CLOSE:ESIPLISTへのコマンドの登録を終了
DELETE:ESIPLISTに登録されたコマンドを消去
QUERY:ESIPLISTの内容を返答。返答は"BEGIN"で始ま り、保存されたコマンドを1行ずつ返答後、"END"で終了しま す。
EXECUTE:保存されたESIPLISTを直ちに適用 例:
$PERDCFG,ESIPLIST,NEW*10
$PERDCFG,ESIPLIST,QUERY*06
12.2.2 FACTORYRESET – バックアップRAM、FlashROMのバックアップ情報全消去
バックアップRAMに記憶された衛星情報(エフェメリス、アルマナック)、位置情報、時刻情報と、FlashROMに記憶 されたESIPLIST、アシスト情報(CSM、LTCSM)、Self-EphemerisTM情報を消去し、工場出荷状態にします。
このコマンドは測位停止ステートで送信してください。
書式:
$PERDCFG , FACTORYRESET *hh <CR> <LF>
1
Field Data type Range Default Description
1 FACTORYRESET - - コマンド名
例:
$PERDCFG,FACTORYRESET*6C
12.2.3 FORMAT – プロトコルの変更
UART1のプロトコルの変更を行います。
FURUNOバイナリにプロトコル変更後はeSIPコマンドの入出力はできません。FURUNOバイナリからeSIPに変
更する場合は、バイナリコマンド("10 02 00 02 00 C0 C0 10 03")を入力してください。FURUNOバイナリプロトコル は、「GN-8620/GN-8720バイナリプロトコル仕様書」(文書番号:SE14-600-047)に記載しています。
書式:
$PERDCFG , FORMAT , mode *hh <CR> <LF>
1 2
Field Data type Range Default Description
1 FORMAT - - コマンド名
2 mode FECBIN - FECBIN:FURUNOバイナリ
例:
$PERDCFG,FORMAT,FECBIN*47
12.2.4 NMEAOUT – 標準NMEA出力設定
標準NMEAセンテンスの出力を設定します。このコマンドは常に送信可能です。コマンドはすぐに反映されます。
表 12.5に標準NMEAセンテンスの出力順を示します。
表 12.5 標準NMEAセンテンス出力順
出力順 標準NMEA データ内容 デフォルト出力
前 RMC 位置・測位時刻・速度・方位 ● GNS GNSS測位データ ● GGA 位置・測位時刻等 N/A
GLL 位置・測位時刻 N/A
VTG 速度・方位 N/A
GST 誤差楕円・精度指標 ● GBS 異常衛星検出 N/A
GFA 測位の確かさ N/A
GSA 測位状態・DOP ●
ZDA 現在日時等 ●
後 GSV 衛星情報等 ●
書式:
$PERDCFG , NMEAOUT , type , interval *hh <CR> <LF>
1 2 3
Field Data type Range Default Description
1 NMEAOUT - - コマンド名
2 type
GBS, GFA, GGA, GLL, GNS, GSA, GST, GSV, RMC,
VTG, ZDA
表 12.5参照 設定する標準NMEAセンテンス
3 interval 0 to 60 - センテンスの更新周期
0:出力停止 例:
$PERDCFG,NMEAOUT,GGA,2*57
$PERDCFG,NMEAOUT,GSV,0*56
12.2.5 SILENTSTART – SILENTSTARTモード移行の設定
SILENTSTARTモードでは電源ON時に「測位停止」ステートで起動します。本コマンドをESIPLISTに設定するこ
とにより、測位停止ステートで起動させることができます。SILENTSTARTモードで起動時は、測位動作ステートに移 行するためにPERDAPI,STARTコマンドを発行してください。
書式:
$PERDCFG , SILENTSTART *hh <CR> <LF>
1
Field Data type Range Default Description
1 SILENTSTART - - コマンド名
例:
$PERDCFG,SILENTSTART*24
12.2.6 UART1 – シリアル通信ポートの設定
シリアル通信ポート(UART1)の設定を行います。このコマンドでシリアル通信ポートの設定を変更した場合、それ まで使っていたボーレートでPERDACKセンテンスを送信します。
書式:
$PERDCFG , UART1 , baud [, databits , parity , stopbits *hh <CR> <LF>
1 2 3 4 5
Field Data type Range Default Description
1 UART1 - - コマンド名
2 baud
4800, 9600, 19200, 38400, 57600, 115200, 230400
9600 ボーレート[bps]
3 databits 8 8 データ長
4 parity NONE,EVEN,ODD NONE パリティ
5 stopbits 1,2 1 ストップビット
例:
$PERDCFG,UART1,115200*65
$PERDCFG,UART1,230400,8,ODD,2*0E
12.2.7 UART2 – シリアル通信ポートの設定
シリアル通信ポート(UART2)の設定を行います。
書式:
$PERDCFG , UART2 , baud [, databits , parity , stopbits *hh <CR> <LF>
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Field Data type Range Default Description
1 UART2 - - コマンド名
2 baud
4800, 9600, 19200, 38400, 57600, 115200, 230400
4800 ボーレート[bps]
3 databits 8 8 データ長
4 parity NONE,EVEN,ODD NONE パリティ
5 stopbits 1,2 1 ストップビット
例:
$PERDCFG,UART2,115200*66
$PERDCFG,UART2,230400,8,ODD,2*0D