5. 使用方法
5.2 測定例
5.2.1 CATV デジタル放送の測定
⑧ 他のデジタルのチャンネル も同様に設定します。
⑦ 放送方式選択を選択して [CATVデジタル]、
[CATVデジタル高]のいずれか
を選択。
⑨ C13~C22チャンネルが [CATVデジタル]に設定され ました。
④ 自動サーチしないを選択。 ⑤ CATVの全チャンネルが 表示されます。
⑥ チャンネル+-キーでCATV デジタル放送のチャンネル に合わせます。
設定したチャンネルテーブルを保存して再び呼び出せるようにするには、メモリーに書込みます。
「5.5.1 設定の保存」を参照してください。
⑩ 不要なチャンネルを削除 したい場合、そのチャンネル を選択し、↓次を選択。
⑪ 設定変更を選択。 ⑫ 単チャンネル削除を選択。
⑭ 戻るキーで測定画面に 戻ります。更に戻るキーで 前ページに戻ります。
⑬ 同様に不要なチャンネルを 選択して削除します。
⑮ C13~C22がCATVデジ
タルのマルチ測定画面になりま した。
2)
信号レベル、BER、MER の測定
本器の
INPUT端子にアンテナまたは
CATVの同軸ケーブルを接続すると、各チャンネルのレベルが表示されます。
F・1 (マルチ/シングル/デジタル)を押すごとに、測定画面が以下のように順次切り換わります。
CATV
デジタル測定は、最初に測定回路の初期化が行われるため、画面を切り換えてから測定開始まで多少時間が かかります。(初期化中は WAIT が表示されます)
注意 放送方式が「CATVデジタル」もしくは「CATVデジタル高」に設定されていないと、CATVデジタルのBER、MER測定画 面は表示されません。
CATV
デジタル測定画面に切り換えることにより、CATV デジタル放送の
BER(ビットエラーレート)、MER(モジュレーションエラーレシオ)を測定することができます。
CATVデジタル測定内容に関しての詳細は「5.3.2 CATV デジ タル放送の
BER、MER測定」を参照してください。
マルチ測定 (レベル測定)
シングル測 (レベル測定)
CATVデジタル測定 (BER、MER測定)
3) CATV
デジタル測定画面における機能
図 5-3 CATV デジタル測定画面
マルチ画面/シングル画面/デジタル画面 の切り換えを行います。
受信している変調方式を自動的に判別/設定 または再測定をする際に使用します。
簡易スペクトラム表示画面へ
「5.3.8 地上波・CATVのスペクトラム表示」参照
コンスタレーション表示画面へ
「5.3.3 CATVデジタル放送のコンスタレーション表示」参照
次の選択画面へ ピークホールド
「5.3.15 ピークホールド」参照
測定したデータを保存
「5.5.2 測定データの保存」参照
変更した設定を保存
「5.5.1 設定の保存」参照
設定を変更
「5.4.1 設定変更」参照 前の選択画面へ
注意 CATVデジタル測定の再同期操作
CATVデジタル測定では、測定開始時にQAM信号同期と内部アッテネータ調節を自動で行い、以後はその状態を保持して測定 を行います。測定中に入力レベルなどの信号条件が大きく変動すると、BERやMERの測定が正常に行われなくなることあり ますが、そのようなときは再同期の操作を行ってください。
参考 地上デジタルCATVパススルーの測定
パススルー方式による地上デジタルの再送信チャンネルを測定するには、放送方式を「地上デジタル」または「地上デジタ ル高」に設定してください。CATVデジタルを同じ設定では測定できません。
信号の種類と放送方式の設定については、「5.1.2 地上波・CATVの基本的な測定方法」の「表5-1 地上波・CATVの測定」
をご覧ください。
① F・2 (再同期・QAM判別) を選択。
② 自動的に最適な状態に調節さ れます。
レベルの変動によりBER 測定値が悪くなった状態。
再同期によって正常に測定 されるようになりました。