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BS・CS 放送の基本的な測定方法

ドキュメント内 LF 51/52 Instruction Manual (ページ 64-69)

5. 使用方法

5.1 測定方法

5.1.3 BS・CS 放送の基本的な測定方法

2)

スカイパーフェク

TV

の個別受信レベルの測定を例に記述します。他の衛星の場合も同様の手順で行います。

⑤ 測定する偏波を選択。 ⑥ 最下段のDC電圧を確認して DC出力ON/OFFを選択。

④ 衛星を選択。

① BS・CSの測定を選択。 ② ↓次を選択。 ③ 衛星を選択。

3)

コンバータの出力を本器の

INPUT

に接続し、DC 出力をオンにすると、信号のあるチャンネルのバーグラフが立ち 上がります。放送波の無い状態でもレベルが表示されますが、異常ではありません。これは衛星放送の性質上、

信号レベルとノイズレベルの差が小さいことによるものです。

注意 DC出力をオンにするときは、画面の最下段に表示されているDC電圧が、コンバータ(LNB)の電源電圧に合っているこ とを確認してください。DC出力の電圧を変更する必要があるときは、「5.3.12 DC電圧(コンバータの電源電圧)の変更」を 参照して、設定を変更してください。

<局発選択>でアンテナの種類を選択するときは、コンバータ(LNB)の局発周波数をよく確認してください。

同じ衛星名であっても、局発周波数の選択が間違っていると正しい測定ができません。

4)

チャンネル +-でカーソルを希望のチャンネルに合わせると、チャンネル番号、周波数、レベル測定値、C/N 測 定値を直読することができます。

マルチ測定、シングル測定において

C/N

測定をする場合は、C/N 測定を

ON

にする必要があります。

⑦ BS・CSの測定画面

5) BS・CS

測定には、マルチ測定、シングル測定、デジタル測定の

3

つの画面があります。

マルチ/シングル/デジタルを押すごとに、図のように切り換わります。

測定画面 測定表示内容 特長

マルチ測定 レベル(バーグラフ/数値) C/N(数値)

複数のチャンネルレベルを測定表示します。アンテナ設置時における衛星の識 別や、屋内端子のレベル確認に便利です。

シングル測定 レベル(バーグラフ/数値) C/N(バーグラフ/数値)

単一のチャンネルのレベルとC/Nを測定表示します。測定値の応答が早いの で、アンテナの方向調整などに便利です。

デジタル測定 レベル(数値) C/NまたはMER(数値) BER(数値)

コンスタレーション

単一のチャンネルのレベルとC/N、BERを測定表示します。

また、コンスタレーションを表示することもできます。詳しくは「5.3.9 BS・

CSデジタル放送のC/N,MER,BER測定」を参照ください。

デジタル測定画面では、測定値が表示されるまでに時間がかかることがありま す。

局発選択でデュアルビームアンテナを選択した場合は、シングル測定画面がデュアルビーム専用の画面(デュアル ビームモード)になります。

【参照】 「5.2.5 デュアルビームアンテナの測定」

① マルチ測定画面 ② シングル測定画面 ③ デジタル測定画面

6)

マルチ測定、シングル測定では、測定時間短縮のため、通常は

C/N

測定がオフになっています。C/N 測定を行う には、以下のように

C/N

測定をオンにします。デジタル測定では、常時

C/N

測定を行っています。

7)

本器からコンバータへの供給電流は、最大

250mA

です。ショートなどにより過電流になると、保護回路が働いて

DC

出力がオフになります。過電流の原因を取り除いてから再び

DC

出力をオンにしてください。

注意 一部のCSチャンネルはIF周波数が携帯電話と重複しているため、近くで携帯電話を使用している場合や携帯基地局の付近 では、測定値が影響を受けることがあります。特定のチャンネルだけC/N測定値が極端に悪い場合は、携帯電話の電波の影響を

① C/N測定ON/OFFを選択。 ② C/Nの測定画面

DC電圧(コンバータ電源電圧)は、

各衛星のチャンネルテーブルごとに 自動設定されます。

DC電圧を変更する必要があるとき は、「5.3.12 DC電圧(コンバータ 電源電圧)の変更」を参照してくだ さい。

① 過電流の原因を取り除いて 戻るを選択。

②再びDC出力ON/OFFを選択。

ドキュメント内 LF 51/52 Instruction Manual (ページ 64-69)