液 膜流 の流 れ方 向濃 度変化の実測 値 と 計 算 値 j G=20"'‑'60 m/s)
( r
=6x10 ‑5 m2js, 図4.15‑64四
流 の 場 合 に 比 べ て 物 質 輸 送 が 著 し く 促 進 さ れ て い る こ と が わ か る . CALBは
刈4.13 (a) および図4.15 (a) の JGが20m/sの場合は,実測値と一致して いるが,それより高気流速域では実測値の方が大きい. CALCは JGが20から 80m/ sに わ た り , 実 測 値 と ほ ぼ一致している. したがって, CALCを用いる 方 法 , す な わ ち3.3.2項 で 述 べ た 方 法 の う ち , 液 膜 内 の 速 度 分 布 に 式(4.7)を?
混 合 距 離 の 最 大 値lDOに実際の波高 hc rを 用 い る よ う に 修 正 す れ ば , 第3章で挺 案 し た 方 法 に よ り , 高 速 気 流 に 伴 わ れ る 液 膜 内 の 流 れ 方 向 CO2濃度変化が予 測できる.
4.4 第41;1:のまとめ
木 市 で は , 気 流 の 見 か け の 速 度 が20"‑'80 m / sと高速‑である場合の気流に伴 わ れ る 液 版 流 の 流 動 特 性 と 物 質 伝 達 特 性 に つ い て 調 主 任 し , 液 朕 内 の 速 度 分 布 や 液1)英 内 濃 度 の 流 れ 方 向 変 化 な ど に つ い て 検 討 し た . お も な 成 果 は 以 下 の と おりである.
(1) 高 気 流 速 域 で は , 液 膜 内 に は 粘 性 底 層 と 波 動 層 の二つ の 層 が あ り , そ の 境 界 で 速 度 が 不 連 続 で あ る こ と を , 膜 厚 プ ロ ー プ の 出 力 電 圧 の 時 間 的 変 化 から実験的に明らかにした.
(2) 高 速 気 流 に 伴 わ れ る 液 膜 内 の の う ち , 粘 性 底 層 は 界 面 せ ん 断 応 力 か ら き ま る 速 度 こ う 配 を 持 つ 直 線 的 な 速 度 分 布 を も ち , そ の 厚 さ は 最 小 限 厚 に等しい.
(3) 波動層は, 一様 な 速 度 分 布 を 持 ち , 最 小 膜 厚 , 界 而 せ ん 断 応 力 , 界 而 速度,液相流景の各量からその厚さが定まる.
(4) 第3章 で 提 案 し た 液 膜 内 のC Oヲ濃度の流れ方向変化の予測法のうち,
液 膜 内 の 速 度 分 布 に 式(4.7)を , 混 合 距 離 の 最 大 値 に (3) で 定 ま る 波 動 屑 の
1字 さ を 用 い れ ば , 高 速 気 流 に 伴 わ れ る 液 膜 内 の 流 れ 方 向 C O2濃 度 変 化 が 予 測 できる.
第5章 平均物質伝達係数の整理
5.1 給三
せん断界而
i
を介しての気流に伴われる液Jj英流への物質伝達を評価する kで, 液 相 側 の 物 質 伝 達 係 数 は き わ め て 重 要 な 指 標 で あ る . 本 章 で は 物 質 伝 達 係 数 の用論的な予測,および実験的な終理について検討する.一般 に , 物 質 伝 達 係 数 に は 局 所1111と平均似があり,被J1英流への物質伝達に おいて,流れ方向のある!析而における局所の物質伝達係数 α Dい は 次 式 で 定 義
される
αDLx = fn ix / (CeL一<CL > x) (5.1 )
ここで m i xは気液界而を介しての質量流束, C cLは気液界而における液本il側 界而の平衡濃度,
<
C L > xは 混 合 平 均 濃 度 で あ る . 式 (5.1)からわかるよう に , 濃 度 差 と し て CeLと <C L > xの 差 を と る . こ の 局 所 値 は , 流 れ 方 向 に 変 化 す る た め , 流 動 条 件 と の 関 係 を 考 え る 際 に は , 平 均 物 質 伝 達 係 数α D Lを用い る.せ ん 断 界 面 を 介 し て の 物 質 伝 達 に お け る α D Lの 整 理 に つ い て , こ れ ま で に い く つ か の 研 究 が あ る . そ の 中 で , McCreadyら(5),Henstockら(9)そ し て Ais aら(10)は 水 平 長 方 形 ダ ク ト 内 を 流 動 す る 液 膜 流 を 対 象 と し て , ま た Komoriら(11)は風波界面を有するプール内の液体を対象として,物質伝達現象 を調査し, α D Lの整理を行っている. しかしながらヲ第2章 で 述 べ た 実 験 に よ る 実 測 値 ( こ れ を 本 実 測 値 と 呼 ぶ ) は , 実 験 条 件 の 範 囲 が 異 な る こ と に も よ る か も し れ な い が , こ れ ま で に 提 案 さ れ た 方 法 で 得 ら れ る 予 測 値 と 大 き く 異 な り , さ ま ざ ま な 実 測 値 を 統一的 に 整 理 し 得 る 方 法 が 見 あ た ら な い . ま た 般 に , 局 所 の 物 質 伝 達 係 数 は 流 れ 方 向 に 大 き く 変 化 す る た め , そ の 平 均 区 間 の 妥 当 性 を 評 価 す る こ と が 必 要 で あ る が , こ れ ま で の 研 究 は そ れ に つ い て 述
‑66‑
べていない.
そ の よ う な 背 景 を ふ ま え , 本 章 で は 液 相 へ の 平 均 物 質 伝 達 係 数α D Lについ て検討する.まず, 二酸 化 炭 素 吸 収 実 験 で 得 ら れ た 液 膜 流 の 流 れ 方 向 濃 度 変 化の実測値から, α D Lの実泊1111立を算定する.その際, 3.3節 や4.3節 で 述 ベ た 物 質伝達の理論モデ、ルによる液膜流の流れ方向濃度変化の予測法を用いて,局
所 物 質 伝 達 係 数 の 流 れ 方 向 変 化 を 求 め , 平 均 値 を 算 定 す る 区 間 に つ い て 検 討 する.さらに,理論モデ、ルから得られる平均物質伝達係数の理論値による実
社[IJ11ftの 予 測 に つ い て 述 べ る . ま た 実 験 的 な α D Lの 整 理 法 と し て , 液 体 の 使 用 効 率 の 点 か ら 考 え た α D Lの簡便な整理式について述べる.
5.2 実験結果と計算結果
5.2.1 ).u所物質伝達係数の流れ方向変化
般 に 液 膜 流 へ の 物 質 伝 達 で は , 流 れ 方 向 の あ る 断 而 に お け る 気 液 界 而 を 介 し て の 質 量 流 束 mi xと 液 相 の 混 合 平 均 濃 度 <C
L >
xの 間 に は , 次 の 関 係 が ある.m i x =
r
c d( < C L > x ) I dx (5.2)ここで
r c
は ダ ク ト 幅 中 央 部 に お け る 単 位 幅 当 り の 液 相 体 積 流 量 で あ る . 式 (5.1 )と式 (5.2) より ,a D L xは次式のよう表される.y‑, d< cL >x 1 .αDLx
=
1 C ‑ ‑ ‑̲Iax
C ー <C, >u ιL ~ '‑'L
(5.3)
式 (5.3)から明らかなように,a DLxは図3.13"'"'図3.17や図4.13"'"'図4.15で示し た 液 膜 内 濃 度 の 流 れ 方 向 変 化 の 計 算 値 <C
L > X
から式 (5.3) を用いて計算される.
ヌ15.1は そ の よ う な 方 法 で 計 算 さ れ た 低 気 流 速 域 に お け る 局 所 物 質 伝 達 係 数
α D L xの流れ方向変化を示したもので,気流速度 JGが2,4および、15m/s,被
5一
M
n u
一一 X一li‑‑
ーへ ーに
‑
n U A U A U n U
1J
ヴム
12
民 ︑目 白
∞
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‑ ‑ E A
A一C一 ー し 一
D一
α
一ぽ
ハ
仁
リ ハ リ ハ リ ハ
U
今3
今ん
tI kJQ
∞
﹀ 包 む
r =
6 x 1 0 ‑5m
2/ s
JG二 15
m / s
, R , CAL3 jo=
4m / s
, T , CAL 2 jo= 2m / s
, S , CAL 1x m
ょ
2
( a )
r=8x10 ‑
5m
2/ s
ト
ハU ハ リ
' E 且
町 一 ト
ハ リ ハ
υ A U
ハU
3 2 1
uh JQ
O
∞ ﹀
口
ト
ハU
n u
‑ ‑
jG
=
15 mls,
R,
CAL 3 jo=
4m1 s
, T , CAL 2 jo= 2 m1s, S , CAL 1i 上
2 x m
︑ ︑ ︐ ︐
ノ
hu 〆 ' 目 ︑ ︑
r = 1 0 xl0
‑5m
2/ s
jo = 15 mlS , R , CAL 3jG = 4
m1 s
, T , CAL 2 jG = 2m / s
, S , CAL 1i
x m
上
2
( c )
図5.1 局 所 物 質 伝 達 係 数 αDLxの 流 れ 方 向 変 化 (j G=2~15 m/s)
‑68‑
x
1 0 ‑
51 5 0
r
=3 x l 0 ‑
5m
2/ s
(αDL)CAL
さ 1 0 0
炉J
Q
o
5 0
j G = 2 0 m1
s‑ ・
・
ハU 且
0 . 2 0 . 3
x m ( a )
x10 ‑
51 5 0 1
r =
4 xl0‑5m2/sさ 1 0 0
J Q
o