Diskeeper Administrator の PushInstall は、インストール先の各コンピュータの「ADMIN$」という共有 フォルダに基づいて機能します。このフォルダは、特に無効にしていない限り、Windows システムに 存在します。
次に、コンピュータに ADMIN$ 共有フォルダがあるかどうかを確認する方法を 2 つ示します。
Windows エクスプローラを開き、[アドレス]ボックスに \\コンピュータ名\ADMIN$ と入力しま
す(「コンピュータ名」は、このフォルダがあるかどうかを確認するコンピュータの名前)。フォ ルダがない場合は、エラーメッセージが表示されます。フォルダがある場合は、WINNT フォル ダの内容が表示されます。
[マイコンピュータ]を右クリックし、[管理]を選択して Windows の[コンピュータの管理]ア プレットを開きます。[システムツール]、[共有フォルダ]、[共有]の順に選択します。ウィン ドウ右側にすべての共有フォルダが表示されます。ADMIN$ フォルダがある場合は、ここに表示 されます。
ADMIN$ フォルダがない場合や無効になっている場合は、Diskeeper Corporation のテクニカル サポー トに連絡してください。
アップデートとアップグレード
Diskeeper Administrator には、Diskeeper Corporation のウェブ サイトで Diskeeper の新バージョンがリ リースされているかどうかを調べ、リリースされている場合は、その新バージョンを管理している
Diskeeper コンピュータに導入する機能が搭載されています。
新バージョンがリリースされたときに電子メールを受け取ったり、デスクトップに通知メッセージが 表示されたりするように設定できます。また、いつでも手動で確認することができます。
リモート コンピュータの Diskeeper をアップデートまたはアップグレードする手順は、次の 6 段階に 分かれています。画面に表示される説明に従って、作業を進めてください。
アップデートとアップグレードの違い
実際に操作を開始する前に、「アップデート」と「アップグレード」の違いを理解しておくことが重 要です。
「アップデート」とは、バージョン番号の小数点以下の数(マイナーバージョン番号)が増える ことをいいます(例:バージョン 2009 ビルド 100 →バージョン 2009 ビルド 101)。アップデー トは無料で、ライセンスを購入し直す必要はありません。
「アップグレード」とは、バージョン番号の整数部(メジャーバージョン番号)が増えることを いいます(例:バージョン 9.0 →バージョン 10.0)。アップグレードするには、該当するバージョ ンのライセンスを持っているか、新しく購入する必要があります。
アップデートとアップグレードの手順
Diskeeper のアップデートまたはアップグレードをインストールする手順は、新しい Diskeeperを導入
する手順と似ています。アップデートまたはアップグレードするコンピュータを選択し、その他のパ ラメータを選択すると、後は Diskeeper Administrator が自動的に操作を実行します。
アップデートとアップグレードを両方行うには、[起動]ウィンドウの[Diskeeper の管理]から
[Diskeeper のインストールとアンインストール] を選択します。[Diskeeper のアップデート]また
は[Diskeeper のアップグレード]オプションを選択し、各操作の手順を示すウィザードを起動しま
す。適切なウィザードを起動した後、表示される手順に従って Diskeeper をアップデートまたはアッ プグレードします。次に、これらの手順について説明します。
はじめに
Diskeeper のアップデート ウィザード(または Diskeeper のアップグレード ウィザード)の最初の画 面には、アップデートまたはアップグレード ジョブの名前と説明を入力する欄があります。ジョブ
の詳細は Diskeeper Administrator のジョブのキューに表示されるため、識別用のジョブ名と説明を入
力しておくと便利です。必要に応じて変更し、[次へ]をクリックします。
コンピュータの選択
このページには、ネットワークのツリー構造が表示されます(詳細表示に切り替え可能、詳細は 11 ページを参照)。アップデートまたはアップグレードをインストールするコンピュータ(複数可)、
グループ、ドメインなどの組み合わせを選択します。コンピュータを選択したら、[次へ]をクリッ クします。
データソースの選択
Diskeeper Administrator で Diskeeper をアップデートまたはアップグレードする前に、管理しているリ
モート コンピュータで実行している Diskeeper のバージョンを確認する必要があります。このために は、ネットワークのコンピュータをスキャンするか、Diskeeper Administrator のデータベースに保存さ れているデータを調べます。
リアルタイムのデータにより、現在可能なデータのアップデートやアップグレードに基づいて使 用できます。ただし、大規模なネットワークでリアルタイムのデータスキャンを行うと、かなり の時間がかかることがあります。また、リアルタイムデータのスキャンでは、管理しているリモー トコンピュータ(ノートブックやラップトップコンピュータなど)がオフラインになっていて も無視されます。
通常は Diskeeper Administrator のデータベースのデータを使用するほうが、リアルタイム データ を使用するよりも処理時間が短くなりますが、データの内容はデータベースでのアップデート状 況に依存します。このデータベースは、Diskeeper 関連の変更がリモート管理されているコン ピュータで発生したときにアップデートされます。ただし、Diskeeper Administrator のデータベー スが短時間でもオフラインになっている場合、データは最新のものでなくなることがあります。
これは、ほとんどの場合、これらのコンピュータの Diskeeper のバージョンの最新情報がデータ ベースに入っているためです。
データ ソースを選択したら、[次へ]をクリックします。
バージョンの選択
このページでは、使用できる Diskeeper のバージョンが表示され、導入するバージョンを指定するこ とができます。
このページには、選択したコンピュータの次の情報が表示されます。
ドメイン名
コンピュータ名
オペレーティングシステム
Diskeeper のエディション
現在のバージョン
選択したバージョン
[現在のバージョン]列は、リモート コンピュータに現在インストールされている Diskeeper のバー ジョンを示します。[選択したバージョン]列には、使用できる Diskeeper のバージョンが入ったド ロップダウンリストがあります。このドロップダウンリストを使って、選択した各コンピュータにイ ンストールする Diskeeper のバージョンを選択します。
アップグレードをインストールする場合は、使用できる Diskeeper ライセンスの種類と数を示す表が 表示されます。使用できるライセンスの各種類について、次の情報が表示されます。
Diskeeper のエディション
ライセンスの合計(ボリュームライセンスも含む)
使用されているライセンス数
使用可能なライセンス数
導入のスケジュール
ネットワークの多数のコンピュータに、Diskeeper のアップデートやアップグレードを導入するには、
長時間かかったりネットワークの帯域幅を大幅に使用したりすることがあります。そのため、アップ デートとアップグレード モジュールには、今すぐ導入を開始するか、後で開始するかを選択するオ プションがあります。
スケジュール設定を選択した場合は、開始日時を指定するオプションを使用します。また、操作の終 了時刻も指定できます。この時刻になると、完了していなくても中止されます。このオプションは、
アップデートまたはアップグレードの導入によるネットワークの帯域幅への影響を抑えるために便 利です。必要に応じてオプションを選択し、[次へ]をクリックします。
概要
1 台のコンピュータに Diskeeper を導入することが、「1 つのジョブ」と見なされます。従って、複数 のコンピュータへの導入は、複数のジョブで構成されることになります。アップデートとアップグ レードモジュールの[概要]ページには、個々のジョブに関する次の情報が示されます。
ドメイン
コンピュータ名
ジョブのステータス
説明
ジョブの開始日時
レポートの確認が終わるか、別の操作に移る準備ができたら、[閉じる]をクリックします。Diskeeper のジョブのキューで、アップデートやアップグレードの最新情報と履歴情報を確認することもできま す。ジョブのキューに関する詳細は、49 ページを参照してください。
Diskeeper ソフトウェア ライセンスの管理
Diskeeper のライセンスは、Diskeeper Administrator のデータベースに保存され、必要に応じてリモー ト コンピュータに割り当てられます。Diskeeper のライセンスの導入と使用を管理するには、Diskeeper ソフトウェアライセンスの管理モジュールを使います。使用中のライセンスの数と種類、使用可能 なライセンスの数を簡単に確認できます。また、「試用後に購入」ライセンスをフルバージョン(ま たはその逆)への変換や、オンラインでのライセンスの追加注文も 1 か所で行えます。
Diskpper ソフトウェア ライセンスの管理モジュールでは、ネットワークにある Diskeeper のライセン スを検出して管理できます。さらに、Diskeeper Administrator のこのインスタンスでインストールする
Diskeeper のライセンスを管理するために、PushInstall 機能でも使われます。
Diskeeper ソフトウェア ライセンスの管理モジュールを開くには、[起動]ウィンドウの[Diskeeper
の管理]をクリックして[Diskeeper ソフトウェア ライセンスの管理] を選択します。Diskeeper Administrator のデータベースに追加されている特定のライセンスを示すライセンスの使用状況レ ポートが表示されます(Diskeeper のライセンスの追加に関する詳細は、後述の節を参照してくださ い)。
ライセンスの使用状況レポートには、次の情報が示されます。
エディション- Diskeeper のエディション(Professional、Pro Premier、Server、EnterpriseServer)
バージョン-メジャーバージョン番号
フルライセンス – 対象の Diskeeper エディションとバージョンのフルライセンスの数
アップグレード – 対象の Diskeeper エディションとバージョンのアップグレードライセンスの数
フルライセンスとアップグレードライセンス – フルライセンスとアップグレードライセンスの合計数
使用可能 – 対象の Diskeeper エディションとバージョンで使用できるライセンスの合計数
使用中 – 対象の Diskeeper エディションとバージョンで使用中のライセンスの合計数
購入数(ボリュームライセンス以外)– Diskeer Administrator から独立して Diskeeper がインストールさ れているコンピュータから検出されたライセンスの数
試用版ライセンス数 – Diskeeper Administrator が検出した「試用後に購入」ライセンスの数 ライセンス表には、次の情報が示されます。
ライセンス番号 – 各ライセンス パックに割り当てられている英数字の固有番号
種類 – ライセンスの種類
エディション- Diskeeper のエディション(Professional、Pro Premier、Server、EnterpriseServer)
バージョン - メジャー バージョン番号
ライセンス – ライセンスが供与されている会社または組織の名前
フルライセンス数 – このライセンスパックで提供される Diskeeper エディションとバージョンのフ ルライセンスの数
購入元 – ライセンスを販売した会社または組織の名前