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9.1-3 に示す。

ドキュメント内 Microsoft Word 生態系(海域)ver2 (ページ 46-50)

14.19(6.2) 注1:主な出現種は上位5種(ただし組成比が5%以上)を示す。

現地調査結果を基に植物相及び動物相の状況をまとめた結果を表 6. 9.1-3 に示す。

5) 調査結果

(1) 調査地域の基盤環境

現地調査結果及び既存資料を基に環境類型区分を行った。調査地域の基盤環境を整理した結果を 表 6.9.1-2 に示す。調査地域における環境は、 「沿岸-岩礁地」、 「小起伏山地-樹林」、 「小起伏山地

-草地」、「埋立地-人工造成地」の 4 つに類型区分された(その他開放水面を除く)。

表 6.9.1-2 調査範囲における類型区分

類型区分 土壌 地形 環境 植生・土地利用等

沿岸-岩礁地 塩基性 ホルンフ ェルス

沿岸 岩礁地 ススキ群落 自然裸地

小起伏山地-樹林 小起伏山地 樹林 ムクノキ-エノキ群落 ハゼノキ-エノキ群落 トベラ群落

トゲナシニセアカシア群落 ソメイヨシノ植栽

小起伏山地-草地 草地 ダンチク群落

クズ群落 埋立地-人工造成地 砂

(海浜堆 積物)

埋立地

(人工平坦地)

人工造成地 メヒシバ-エノコログサ群落 人工草地

人工構造物

その他 - - - 開放水域

(2) 植物相及び動物相の状況

(3) 生態系の構成種

現地調査結果を基に、各類型区分における代表的な動植物種を整理し植物相及び動物相の状況に ついてまとめた結果を表 6.9.1-4 に示す。

表 6.9.1-4 類型区分における植物相及び動物相 類型区分/

分類群 沿岸-岩礁地 小起伏山地-疎林 小起伏山地-草地 埋立地-人工造成地

植物

ス ス キ 、 イ タ ド リ、テリハノイバ ラ、クサスギカズ ラ

エノキ、ムクノキ、マ サキ、ハゼノキ、ネズ ミモチ、シャリンバイ、

トベラ

ダンチク、クズ

メヒシバ、エノコログ サ、アリタソウ、コス ズメガヤ、ヒメムカシ ヨモギ

哺乳類

アブラコウモリ、イタチ属

アカネズミ属 イヌ、ネコ

鳥類

トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、イソヒヨドリ ササゴイ、イソシ

ギ、ウミネコ、コ アジサシ、ミサゴ

キジバト、ヒヨドリ、

メジロ、カワラヒワ

ウグイス、ホオジ ロ、アオジ

ムクドリ、スズメ、ハ クセキレイ、カワラバ ト

は虫類 - アオダイショウ ヤモリ

両生類 - - アマガエル

昆虫類 -

イシガケチョウ、ゴマダ ラチョウ、アオスジアゲ ハ

ショウリョウバッ タ、トノサマバッタ、

コアオハナムグリ

アオマツムシ、ヤマト シジミ本土亜種、トビ イロシワアリ

クモ形類 - オオシロカネグモ

クサグモ、ウズキコ モリグモ、コハナグ モ

ジョロウグモ

陸産貝類

- - ウスカワマイマイ、オナジマイマイ

- - セトウチマイマイ

(4) 個体群及び生物群集の相互関係

現地調査結果を基に、注目種及び調査地域の生態系において想定される食物連鎖模式図を図 6.9.1-1 に示す。

対象事業実施区域の大部分を占める人工造成地と忽那山の代償植生を生態系の基盤とし、猛禽類 であるハヤブサやイタチ属、アオダイショウ等を高次消費者とする構造となる。その間には、肉食 性小鳥類、雑食性鳥類、アカネズミ属、イモリ、アマガエル、昆虫類、クモ形類、陸産貝類などが 中間の消費者として構成される。

図 6.9.1-1 調査地域の生態系における食物連鎖模式図

(5) 注目すべき生物種

① 注目すべき種及び群集の抽出

表 6.9.1-1 に示した考え方に基づき、生態系の上位性、典型性、特殊性の視点から注目すべき生 物種を抽出した。抽出された注目すべき種・群集とその選定理由を表 6.9.1-5 に示す。

上位性の注目種としては、調査地域の生態系において高次消費者として上位に位置するハヤブサ を選定した。対象事業実施区域内を利用することはなかったが、周辺環境を餌場の一部として利用 しているものと考えられる。典型性の注目種としては、人工的環境において形成されている鳥類群 集を選定した。ムクドリやスズメ、セキレイ類、ハシボソガラス等、雑食性の鳥類が中心となり、

生態系の食物連鎖を広く指標すると考えられる。特殊性については、調査地域では特に特殊な環境 が見られなかったため選定しなかった。

表 6.9.1-5 注目すべき種・群集と選定理由

視点 種・群集 選定理由

上位性 ハヤブサ

高次捕食者として生態系の上位に位置する。対象事業実施区域内での利 用は確認されなかったが、対象事業実施区域の上空を飛翔する様子が確 認された。利用頻度は低いが周辺環境を餌場の一部として利用している と考えられる。

典型性 人工造成地 の鳥類群集

人工構造物が大部分を占める対象事業実施区域や代償植生が成立する 忽那山を恒常的に利用しており、人工造成地において形成されている典 型的な群集である。雑食性の種が中心であり、当地の生態系の食物連鎖 を広く指標すると考えられる。

定点調査において定量的に確認されたすべての鳥類の中から、人工造成 地での生息地利用が見られた計 13 種(ムクドリ、スズメ、ハクセキレ イ、ハシボソガラス、カワラヒワ、トビ、カワラバト、イソヒヨドリ、

ツバメ、キセキレイ、ホオジロ、ハシブトガラス、セグロセキレイ)の 鳥類を抽出した。

特殊性 特になし 特殊な環境は見られなかった。

② 注目すべき種及び群集の一般的生態と確認状況の概要

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