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選定結果

ドキュメント内 Microsoft Word 生態系(海域)ver2 (ページ 37-40)

14.19(6.2) 注1:主な出現種は上位5種(ただし組成比が5%以上)を示す。

② 選定結果

海生生物の現地調査で確認された注目すべき種は、表 6.8.1-19 に示すとおりである。なお、 「文 化財保護法 1950」、「種の保存法 1992」 、「愛媛県レッドデータブック 2003」 、「愛媛県版レッドリス ト 2014」、「特定外来生物種法 2004」に該当する種は確認されなかった。

確認された注目すべき種は、軟体動物門腹足綱のサナギモツボ、フロガイダマシ、ムシロガイ、

カミスジカイコガイダマシ、ヒメアワモチ、軟体動物門二枚貝綱のキヌタレガイ、ヤマホトトギス、

サクラガイ、ウズザクラの 9 種であった。

これらの注目すべき種の形態、分布、生態特性及び確認状況は、表 6.8.1-20 に示すとおりであ る。

その内、底生生物の地点 A には、ムシロガイ、カミスジカイコガイダマシ、キヌタレガイ、ヤマ ホトトギス、ウズザクラが、地点 B には、サナギモツボ、フロガイダマシ、サクラガイ、ウズザク ラが出現していた。

また、潮間帯生物のヒメアワモチは秋季の地点 a の潮間帯中部に出現していた。

表 6.8.1-19 確認された注目すべき種

Ⅲ* Ⅵ* A B a b

1 軟体動物 腹足 サナギモツボ Eufenella pupoides

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

2 軟体動物 腹足 フロガイダマシ Natica concinnus

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

3 軟体動物 腹足 ムシロガイ Niotha livescens

準絶滅危惧(NT)

4 軟体動物 腹足

カミスジカイコガイダマシ

Cylichnatys angustus

絶滅危惧Ⅱ類(VU)

5 軟体動物 腹足 ヒメアワモチ Onchidiella kurodai

絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)

● 6 軟体動物 二枚貝 キヌタレガイ Petrasma pusilla

準絶滅危惧(NT)

7 軟体動物 二枚貝 ヤマホトトギス Musculista japonica

準絶滅危惧(NT)

8 軟体動物 二枚貝 サクラガイ Nitidotellina hokkaidoensis

準絶滅危惧(NT)

9 軟体動物 二枚貝 ウズザクラ Nitidotellina minuta

準絶滅危惧(NT)

Ⅲ*:環境省 報道発表資料 「第4次レッドリストの公表について(お知らせ)」平成24年8月28日

Ⅵ*:松山市における絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブックまつやま2012-松山市環境部(2013)

底生生物

潮間帯生物

注目すべき種の選定基準 によるカテゴリー 門

番号 綱 和名 学名

出現した地点

表 6.8.1-20 (1/2) 注目すべき種の形態及び生息状況

種類 種の形態 分布域 生息状況

サナギモツボ 殻高約 2mm の微小で、細長い紡 錘形の殻を持つ。螺層はよく膨 らみ、縫合は深い。

国内では本州東 北地方から九州 まで分布する。

内湾の潮下帯砂泥地 にすむ。

フロガイダマシ 小型で殻高 10mm、白色の地に 濃茶褐色の帯を螺状に巡らす。

臍孔は半月状で狭い。

房総・男鹿半島 以南、九州まで。

清浄な砂から成る干 潟の下部から潮下帯 の表層に生息。

ムシロガイ 殻高:約 25mm。

死魚等に蝟集して摂餌。

北海道南部から 南 の 海 域 に 分 布。

干潟から水深 5m 位ま での砂底に生息して いる巻貝。

カミスジカイコガイダ マシ

殻高 4mm、繭形で薄く、螺層は 弱く膨らみ、無色半透明で鈍い 光沢があり、殻表全体に波打っ た微細な螺溝を巡らす。殻頂は 多少窪む。

房総半島以南、

九州まで分布。

内湾奥干潟下部の砂 泥底または軟泥底の 表層を匍匐し、アマモ 場にも見られる。

ヒメアワモチ ウミウシに近い仲間。体は楕円 形で扁平。全長 10mm。

瀬戸内海、有明 海に分布。松山 市港山ではすで に 絶 滅 し て い る。

潮間帯上部の岩の間 やカンザシゴカイの 棲管の間などに生息。

キヌタレガイ 殻長 12mm の細長い二枚貝。殻 頂は後方による。殻は黄褐色で 薄い。じん帯は両殻の間にあ る。

北海道南部~九 州。

内湾の潮問帯~潮下 帯の細砂~砂泥底に 生息。

ヤマホトトギス 殻長約 10mm。後方に広がる長 方形の扁平な貝で殻は非常に 薄い。緑褐色の波状の小班が全 面にある。殻皮は平滑で光沢が 強い。

房総半島以南、

九州まで分布。

内湾から湾ロ部にか

けての潮下帯砂泥底

にすむ。

表 6.8.1-20 (2/2) 注目すべき種の形態及び生息状況

注)写真は今回の採取個体を撮影。分布域等は「松山市における絶滅のおそれのある野生生物-レッドデー タブックまつやま 2012-」 (松山市、2013)を参考にした。

種類 種の形態 分布域 生息状況

サクラガイ 殻長 7mm、殻高 4mm。楕円形で 殻は薄くほとんど膨らまない。

左の殻を下にして砂に潜り、長 い水管を出す。

北海道南部~九 州。潮間帯~水 深 20m の海底。

本種や、ユウシオガ イ、テリザクラはどち らかというと内湾に 多く、外海に面した浜 ではカバザクラ、モモ ノハナが多くなる。

ウズザクラ 殻長 8mm で殻は長い卵形で膨 らみ弱く扁平で薄い。

北海道南部~九 州の潮間帯~水 深 50m の海底。

砂泥底、細砂底。

6.8.2 予測

1) 予測項目

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