一 一 一 一 一"
資 料:横 浜 市港 湾 局 『横 浜 港 統 計 年 報 』1989年
第26表 外 航 船 国 籍 別 表(隻 数 上 位15位)
(前 年 比 ・構 成 比%)
順 位
r(1) 2(3) 3(2}
4(4) 5(5) sCs) 7(7) 8(8) 9{11) 10(9) Il(10) 12(16) 13(12) 14(14) 15(13)
国 籍
韓
本 ア
中 国
ア メ リ カ 合 衆 国 フ ィ リ ピ ン ソ ビ エ ト 連 邦 シ ン ガ ポ ー ル1 台
イ ギ リ ス!
ノ ル ウ ェ ー
ギ リ シ ヤ1
オ ラ ン ダ
キ プ ロ ス
ト の一 許他
隻
隻 前 年 比 構 成 比 691101.9
180113.5 1,03488.5
99095.7 835125.0 480100.4 455119.4 404109.8 ユ .3 湾!
‑‑2731・2・2
21493.0 197223.9 18196.3 15698.7 14079.5 ,470105.7
鷹 一一
数 総 ト ン 数 1隻 当 総 ト ン数
̲̲一
構成比 総 トン 前年 比 構 成 比 総 ト ン 前 年 比 sa.s 40,496,165101,320.9 10,972 99.5
9.8 6,476,961161.63.4 5,489 142.4 8.6 30,28{),3919U.015.7 29,285 101.7 8.3 23,138,9195,212.0 23,373 99.5 7.0 7,650,285129.34,0 9」62 103.4
一 一一
一75﹁一・
[幽4.0一3
3
5 3詣
111・一〇‑上層0}1
4.0 3.8 3.4 2.41 2.3
1.8 1.6
・
・F
16,302,400104.7 6,980,065116.9 3,565,225110.4 6,754,506159.2 6,624,512108.1 5,616,837102.1 4,fi50,556190.8 4,541,880116.5 2,562,80990.4 2,089,31681.6 5,567,602103.2 ,991104.E
8.133,963 3.6,15,341 1.88,825 3.5123,211 3.424,266
2.912,247 2.4123,637 2.3125,093 1.3;16,428 1.114,924
13.217,393
1‑・ 唾1,121
(注))内 は63年 の 順/、1。
資 料:横 浜 市 港 湾 局 『横 浜 港10年 統 計 資 料 集 』1979年 〜1988年(昭 和54年 〜63年) XO4.2
97.9 100.6 123.1 105.7 1as.7
$5.2 121.0 91.5 102.6 97.7 100.1
と も 特 徴 に な っ て い る(横 浜 市 港 湾 局 『横 浜 港10年 統 計 資 料 集f1979〜1988 年 』1989年 刊,以 下rlo年 統 計 』)。外 航 船 は こ の10年 間,12,000隻 前 後 と
62商 経 論 叢 第28巻 第2号
X209)
第13図 入 港船 舶年次推 移表
uo
10U
鱒
呂0
7(1
IiU
1(隻)
̀?3
22 21 20 19
!8 17 16 1U {P∫
総 ト ン1
(資料)横 浜 市 港 湾局,前 掲 書。
順 調 に推 移 して い る。 用 途 別 は 一 般 貨 物 船 が 減 少 し た が ,コ ン テ ナ船 は 隻 数 総 トン数 と も ほ ぼ 倍 増 して い る。10年 間 の 国 籍 別 の 入 航 船 舶 の 動 き を み る と 日 本 船 が 半減 し,パ ナ マ船 籍 な ど便 宜 置 籍 船 が 増 加 した こ と
, ま た 隣 国 の 韓 国 船,中 国 船 の 増 加 が 目 立 って い る(第 鼎6表)
。
横 浜 港 と他 の6大 港 と の 海 上 出 入 貨 物 の 動 向 を比 較 す る と(第ll ,第 12図),横 浜 港 の 外 国 貿 易 と内 国 貿 易 は ア ンバ ラ ン スで あ っ た が
,こ の と こ ろ ほ ぼ 同 じ量 で 推 移 した。だ が1988年 に は,輸 入 が 大 幅 増 に よ り外 国 貿 易 が87年 に 引 き続 き川 崎 港 千葉 港,名 占屋 港 と と もに 内 国 貿 易 を 上 回 っ た こ とが 特 徴 的 で あ る。 横 浜 港 は外 貿 依 存 度 に い か に傾 斜 して い る か が わ か る で あ ろ う。
cコ ンテ ナ 貨 物 量 の 問 題
1989年 の 統 計 に よ る と1979年 に765万 ト ンで あ っ た コ ンテ ナ 貨 物 は 1988年 に は2,043万 トンに な り,2r1倍 に 増 加 した 。1988年 時 点 で,コ
ン テ ナ貨 物 量 は 全 貨 物 の 中 で 輸 出69 .2%を 占 め,輸 入 で は83 .3%をrLf め,合 計 す る と コ ンテ ナ化 率 は74 .8%で あ る(第27表)。
コ ンテ ナ 貨 物 量 が 急 速 に 増 大 した の は,1985年 以 降 で,コ ン テ ナ化 率
0208) 1980年 代 の横 浜 経 済 の構 造 変 動 と港 湾 経 済 の研 究63
が70%台 で 推 移 して い る。横 浜 港 の 貨 物 取 扱 の 中 心 は コ ンテ ナ に 依 存 す る よ う に な っ た。1980年 代 後 半 の 経 済 の 国 際 化 に 対 応 して,貨 物 量 の 増 大 と な り,日 本7大 港 も コ ンテ ナ貨 物 量 に よ って 支 配 され る よ う に な っ
た。 こ の 事 実 は,従 来 の労 働 力 か ら機 械 力 へ の 移 行 で あ りzコ ス ト減 と 生 産 ・流 通 シ ス テ ム の 合 理 化 に よ る もの で あ る。
1989年 横 浜 港 に お け る コ ンテ ナ貨 物 輸 出 人 推 移 を み る と,輸 出1,195 万 ト ン(前 年 比103.3%),輸 入958万 ト ン(同108」%),輸 出 入 合 計 で 2,153万 ト ンで 過 去 最 高 を 記 録 した。 コ ンテ ナ取 扱 い 個 数(20フ ィー ト換 算,実 入 り ・空合 計)も 輸 出 入 合 計151万 個(同107.3%)で 過 去最 高 を 記 録
した。
コ ンテ ナ貨 物 の 輸 出 で も1位 は機 械 類 一一般 を 含 む 「そ の他 の 機 械 」,2 位 は 白動 車,3位 は 「染 料 等 科 学1二 業 品 」,4位 が 「日用 品 」で あ り,ま た 国 別 で は1位 の ア メ リカ が407万 トン(前 年比1OL3%)と 増 加 した 。 以 下2位 台 湾,3位 香 港,4位 韓 国,6位 中 国 は減 少 し,[̲51/一シ ン ガ ポ ー
ル,8位 タ イ で あ り,タ イ は高 い伸 び を 示 した 。
輸 入 で は,1位 「日用 品1,2位 「そ の 他 食 料Ga3位1そ の 他 の 機 械 」,4位 「取 合 せ1㌧1、」で 高 い伸 び を 示 した 。 国 別 で は1位 が ア メ リカ
合﹁
第27表
年 次1コ ン テ 1ナ 貨 物
露舳轟 面一
594i三il5,644 60年117・435 61{1三117,3G71
. 昭 和62年 ほ8,585
63{半20,X29
・賊 元 年i21 ,531 1 自ff{li三止ヒ1105.4
一上̲̲一̲.̲
(注)
定 期 航 路 貨 物 22,002 24,066 24,95
24,066 21・916
: 27,96, 28,773 1U.8
コ ンTナ 貨 物 量 及 び コ ン テ ナ 化 率 の 推 移
(単 位=千 トン ・%)
1
一 翻 ∴ 諭 ∴ 譜 テ爾 一身
ナ化 率 路 貨 物
ナ化 率 ナ貨 物 路 貨 物iナ 化 率 ナ貨 物:
58.318,91316,130 65.0,10,901夏7,658
ア コ ロ ウア ウ ロ
71・9[10,750…6」68
74.6110,967,15,741 75.1111,565',IFi,514
7仁8i11,949
1i7,265 1():i.31101.5
ホ コ じ ド
55.314,1375,87370.4 61,7i4.7446,40874.0 65.35、6496,643:85.0 66.5i6,5577,89983.0
69・7[7・618 ,c},17683・0 70.018,86410,68283.0
69.219,58111,5・7、83.3 [1〔 〕8
.1107.7
.̲.
コ ン テ ナ 化 率 一 コ ンテ ナ 貨 物c/定 期 航 路 貨 物 鼠 資 料:横 浜rl∫港 湾 局 『第50回 横 浜 港 統 計 年 報 』198年
64 .商経 論 叢 第28巻 第
2号 0207)
そ の 他 染 飼 導 化 学.1購 品
糖鱒
Ilダ{.、の11川 哺, 輪 軽 等f『f}襲 品
第14図 コンテナ貨物 航路別 ・品種 別図表
gの 他の 機械35剛9〕
中 国 hSICi.η
その他ゐ 慌 械 棚41毒田
輸
コ ン テ ナ 貨 物 1,195万 ト ン
送械輌機
取什 せ!lill}
37..7・・.
'ホ'も ノ)[
炉:1〔171 飼肥 料1帽2251
川訊'産翻 口5 .:翻 {の 他.餅11裏1冒1
舟〉,地 食 料1菓 、1剛㍉
ギ の 他病 婦,IIII重
目 貼LI、1,ll川 呂it
そ ・.'き他藍{.411業II」111
輸 人
コ ン テ ナ 貨 物 958ノ ∫ ト ノ
{'の 他 の 燵 械
その 他 食桝1裳 晶
(..単位1万 ト ン,%) 内 円 は 全 体 の, 外 円 は 航 路 毎 の 比 率
(206) 1980年 代 の横 浜 経 済 の構 造 変 動 と港湾 経 済 の研 究65
303万 ト ン(前 年比108.3%)で 一 貫 して 増 加 して い る。輸 入 で も台 湾,香 港 の 前 年 割 れ の 一一方,シ ンガ ポ ー ル,タ イ の 高 い伸 び 率 が 目立 った(第
14図)。
コ ンテ ナ貨 物 量 の増 大 は,牛 産 費,流 通 費 を 節 約 し,商 品,資 本 の 循 環 を は や め る の に役 に ウ1つ。 この こ と はi消 費 者 に と って も・ 関 係 商 品 の 価 格 低 下 を も た らす 。 した が って80年 代 後 半 の 日本 貿 易 量 の 増 加 は, コ ン テ ナ 貨 物 に ま す ま す 依 存 せ ざ るを え な くな って い る。 も ち ろ ん 将 来 超 高 速 船 の 導 入 や ポ ス トコ ンテ ナ輸 送 の 技 術 革 新 へ の 対 応 に よ って,各
国 の 港 湾 間 の 輸 送 も変 化 す る で あ ろ うか,当 面 は コ ンテ ナ 利 用 が 増 大 す るで あ ろ う。
さ い ごに,『 横 浜 港 統 計 年 報 』(1989年)1989年 の 横 浜 港 内 貿 易 貨 物 の 移 出 入 を み る と,内 需 拡 人 に よ って 堅 調 な 伸 び を 示 した 。 す な わ ち 移 出 2,648万 トン(前 年 比104.2%),移 入2,820ノ ∫トン(r司98」%)合 計5・468 万 トン(同101.0%)で わ ず か な伸 び を 示 した 。 内 需 拡 大 に よ る物 流 の 活
発 化 が 続 き,移 出 で は 「石 油 製 品 」(同104.0%),「1京 油 」(同113.6%),「 輸 送 機 械 」(同146.2%)の 伸 び が 目立 ち,移 入 で も 「鉄 鋼 」(同109.2%),ド 輸 送 機 械 」(同108.0%),「 セ メ ン ト1(i司104.7%)が 伸 び た が,移 入1位 の
「原 油 」(同90.8%)が 大 幅 に減 少 し,合 計 で 微 増 と な っ た(第28表)。
88年 に 続 く原 油 の 輸 人 増 ・移 入 減 は,国 内 備 蓄 基 地 か らの 小 型 タ ン カ ー で 輸 送(移 入扱 い)が 減 り,産 油 国 か ら直 行 輸 送(輸 人扱 い)が 増 え た た め で,原 油 の 輸 入.量 と移 入 量 の 合 計 で は,88年 は,1,710万 トン(同 107.6%)1989年1,880万 ト ン(同109.9%)と 増 加 傾 向 に あ る(横 浜 市 『第 50回 横浜港統 計年報 』1988年,24ペ ー ジ,第15図)。 こ こ に は関 係 業 界 が,
コ ス ト低 減 の た め に盧 油 国 か らの 直 行 輸 送 方 式 を と って い る こ と に 注 目 し た い 。
な お ち な み に,横 浜 港 の 内 国 貿 易 の 推 移 を み る と,1980年 の 移 出 入 指 数gooと した 場 合,85年 は89に 低 ドし,1988年 に80に 低 ド して い る。
っ ま り内 国 貿 易 の 依 存 度 が 低 下 し外 国 貿 易 依 存 度 が 高 くな って い る。 と
66 .商経 論 叢 第
28巻 第2号
そ の 他 四url1261〔,‑1り 名 占1星:nit,1〕
第15図 移 出入入貨 物地 域 ・主要港 別図表
そ の 他
(.単位:万 ト ン,%) 比 率 は 全 て 全 体 に 対す る 比 率
(205)
ll卜久1〜 、'睡くq.7}
式IIIfl・9:i〔151
」七 ノし州:」9目.D
0204) 1980年 代 の 横 浜経 済 の構 造 変動 と港 湾 経 済 の研 究67
O,09
一.σう
①,㊤①
O㎝
︒.N一︒︒.8
φ.ぐ⁝の.霧
︒.鴎}ト.N9
ゆ・¢一ゆ・︒・o
‑1‑上L‑‑1‑‑
︒・・︒︒⁝卜.蔓
φ.︒︒る.︒︒︒一
・︒.=}・q.①︒一
マ,︒︒州=.§
の・︒︒N⁝︒︒・︒ゆー⊥iーー齪賢聾[潔廿渥
く
(駅・Nム"ぢ岳)
H [ 圏 則 隣 ︑.隠 L 隔 ⁝ ‑ ! 匹
ざ.⑩︒︒置.︒︒①
1 司 劉
} 5寸︒︒8︒︒
㎝8︒・話︒・爵
1‑111111う一霧﹃り畠
一
{ e 空
一+晦㍍騨岨9
冨 樵 朴 翠
︒o=︑蚕卜一.︒弓卜︒・6卜︒︒.祠一灘解[一
熔⁝︒・輯︑8寸.一・碁
一寸︒︒卜.茜︒︒.一諾藪澤ぐ
=吊導の.㎝⁝ム八区雫
[ミト.爵鼠騨掴黛
一一
一︒︒奪.︒っの︒っ︑の一瞬議
ドトN.8喫ゆ[葦埠・魯・﹁儒念
F︒・晩竃.・[起蚤
⊥l‑‑‑‑l‑叫‑‑l‑‑I‑
・畑§靱騨曙郷拐
1‑1﹁II‑i‑i﹂‑ー‑‑1111‑I‑‑ 一諮雑旺捌簿一3)の ﹂L:﹂19P黒‑
一︒.卜⁝卜︑卜・︒一寸・っ①.︒・︒︒︑N}型e申一
只 .乳 ☆ ∵ 塞 ∴ 鮒 躯 .∴ 藁 啄 穿 分 )91
⁝爲一{・︒つN二韓︒N¢冠v揮琶§)⑪⁝ 二 一 ⁝ N ∵ .∴ 8 卜 .霞 謁 婆 凝 ∵ り )・︒
一(・・)卜寸.・,一齢.㎝¢一ご寸ゆ.㎝⑦・︒一羨侭蓋書申源︒)卜
(㊤)⑩;=・卜︒N︒・卜寸.甕.一一卑脳園⁝(卜)⑩
エ ミコ ぱ ト
}(嶋盗ゆ︑卜5.︒︒︒=︒・卜.霧︑一一霧議⁝(鵠こ鳴
◎)響帯①一㎝・¢三一爲.・・.・.蕊黍壁別縛芭寸
一一一一一
F 肥 ∵ ∴ 鷺 総 蕪 緊 翻 ∵即 ■)ζ 痢 轟 配 麟 .野 鮮 謬 階 蛭
一ヨ漣 幅羅寝.咀鯉漣櫃魅墨二集細
ド'亟奄世の㊤.コ蕉()e層亟=(挺)
﹁孚O﹁ー爵割姻細,訓劃1ぐ・
下i⁝‑些ー⁝‑+ー‑‑‑‑‑⁝⊥‑ー‑
(世暇楼肝)嘱﹁巌輝岨臨州§細訓ビ構︒︒N蘇
68商 経.論 叢 第28巻 第Z号
(203)
くに 外 国 貿 易 の うち コ ンテ ナ 利 用 の 移 出 入 指 数 を み る と,1980年 を100 と した 場 合,85年182,88年 は214に 増 加 して い る(『 横浜港10年 統計 資 料 集』,25ペ ー ジ),ま た 移 出 入 貨 物 地 域 ・}要 港 別 図 表 を み て もわ か る よ
う に,移 出 で は,関 東48.3%,東 海18」% ,東 北12.9%,海 ヒ9.1%, 近 畿3.8%,北 海 道2.9%,そ の 他 と な って お り,近 隣 地 域 へ の 移 出 の 割
合 が 多 い。 移 入 で は,几 州342%,関 東32 .6%,東 海11、3%,北 海 道 5、5%,匹i国4.6%,中1一 司4 .5%,東 北3.8%aそ の 他 に な って い る(第15 図)。 移 入 で は 九 州 地 区,関 東 地 区 か らの 貨 物 量 が 多 い。 陸Lの 交 通 公 害
を さ け る便 法 と して移 出 入 を 利 用 して い る こ と と推 察 され る が,同 時 に 港 湾 混 雑 を 作 りx港 湾 か ら各 拠 点 市場 へ の貨 物 輸 送 は混 雑 を も た らす こ と に な る。 こ の点,背 後 地 の 協 力 を え て 港 湾 施 設 の 整 備 の 充 実 に 努 力 す べ き で あ ろ う。
(3)港 湾 経 済 発展 の ため に改 め て港 湾機 構 の充 実 を考 え る一 … 課 題 と 提言 を含 めz
す で に横 浜 港 の 貿 易 が1980年 代 に人 きな構 造 変 動 を示 し}港 湾 機 能 も,外 航船 舶 に よ る貨 物 量 が増 大 し,そ の うち中心 的担 い手 が コ ンテナ 貨 物 で あ り,そ の イ ンパ ク トは,港 湾経 済 の構 造 をか え っっ あ る。 した が って第1に 当然 港 湾経 営 も,こ う した 潮流 に対 し,敏 速 に対応 しな け れ ば な らな い。 っ ま り物 流 の変 化,技 術 革新 に よ る高 度情 報 化 に基 づ く 生産 機 能 の変 化 のみ な らず港 湾 業務 の合 理 化,商 業 港 の新 しい性格 ,さ
らに 市民 に親 しあ る港 湾 に対 応 す るため の総 合 的 な港 湾 空 間 と して発 展 させ な け れ ば な らな い。 この場 合総 合 的 な港 湾 空 間 は,環 境 保 全 をふ ま え て 背 後 地 の 交 通 体 系 との 関連 性 を た え ず 念 頭 にお か な けれ ば な らな
い 。
い うまで もな く,横 浜 の背 後 圏 は,首 都 圏 を中心 に関 東一 円 か ら中 部, 東北 等 よ り広 い地 域 にお よぶ。 と くに川 崎 港,東 京 港,千 葉港 な ど東 京 湾 内諸 港 地域 との連 けい は きわ めて 強 い。 それ らの地 域 と北 か ら東 名 高
0202) 198G年 代 の 横 浜経 済 の構 造 変 動 と港 湾経 済 の研 究69
速,第3京 浜,国 道1号 線,横 浜 羽 田 空 港 線,国 道15号 線 及 び 首都 圏 と 環 状 を結 ぶ 国 道16号 線 と同 バ イ パ スに よ って 結 ば れ て い る・
コ ンテ ナ化 の 進 展 に 伴 い港 湾 やi一業 地 帯 等 か らの 人 型 貨 物 肛 が 増 大 し て い る こ とか ら,港 湾 周 辺,内 陸 輸 送 網 の 早 急 な整 備 の 必 要 性 が 高 ま っ て い る横 浜 市 で は 幹 線 道 路 網 の 整 備 を 進 め る と と も に,放 射 状 お よ び 環 状 型 の 道 路 網 の 整 備 を 図 り,円 滑 な 海 陸 一 質 輸 送 を 目指 して い る(横 浜 港振 興協 会r横 浜港 ガイ ドブ ッ ク.1]正ggo年版)
こ う した ヒ ン タ ー ラ ン ドと の 港 湾 機 能 を 統 一…的 に 考 え,港 湾 の 市 民 化,環 境 化,総 合 化 が は じめ て 生 きて く る と 考え るが ・ こ の場 合 ・ と く に 市 民 の ニ ー ズ に 基 づ く港 湾 の あ り 方 が た え ず 視 点 に な け れ ば な ら な い。 と くに 市 民 の 環 境 優 先 の 海 陸 交 通 体 系 の 整 備 で な け れ ば な ら な い 。 同 時 に 私 た ち は横 浜 港 を 首 都 圏 全 体 の 申 で 位 置 づ け な け れ ば な らな い。
と くに指 摘 した い点 は,ド か らの 市 民 労 働 の ニ ー ズに 対 応 した 文化 環 境 の 整 備 を 重 点 に お くべ き で あ る と思 う。
第2に 横 浜 港 は,ア ジ ア を 中 心 と した 途 」二国 と の 港 湾 技 術 交 流,人 材 交 流 を 進 め る こ とを 重視 す べ き で あ る。 貨 物 の 輸 出 入 に お い て,韓 国, 中 国,イ ン ドネ シ アSタ イ な ど の 比 重が 漸 次 増 加 傾 向 に あ る 中 で ・ こ れ
らの 国 々 の 港 湾 に 対 す る技 術 援 助 や 港 湾 経 営 者,ll∫ 民 の 交 流 を 深 め る こ とで あ る。0昨 年 私 た ち が 訪 問 した 中 国 の 大 連 港 の 総 合 的 な 港 湾 空 間 計 画 に は,横 浜 港 湾 関 係 者 の 技 術 協 力 を う け た と聞 い て い る。 い ま 大 連 は 背 後 地 の ⊥ 業 団 地,消 費 地 と の 人流,物 流 のrl]滑 化 を 図 る た め に,港 湾 計 画 に勢 力 を 集 中 して い る。そ の他 ア ジ ア の 国 々 の 港 湾 経 営 者,労 働 者, 市 民 との 連 け い を 図 り,横 浜 の 港 湾 の ノ ウ ハ ウ な ど も提 供 す べ き だ と思
う。
第3に コ ン テ ナ 化 に 対 応 す る た め 港 湾 施 設 を 整 備 す る こ と に あ る 。 1980年 代 後 半 か ら コ ン テ ナ 貨 物,コ ン テ ナ 化 率 が 急 速 に増 大 した こ と は す で に 統 計 的 に も明 らか で あ る。 こ う した コ ンテ ナ化,製 品 輸 入 等 の 貿 易 構 造 の 大 き な 変 化 に 対 応 す る た め に,港 湾 施 設 の立 体 的 整 備 を 必 要 と