7
ECGのモニタリング
ECG のモニタリング
ハートスタートXLでは、同期カルディオバージョンのECGソースとして、
以下の3種類のいずれかを選択できます。
! 除細動パッド(電極) - パッドアダプタケーブル
! モニタリング電極 - 3/5リードECG電極リード/患者ケーブル
! 外部パドル
また、フィリップス(アジレント/ヒューレット・パッカード)製のベッド サイド・モニタをECGソースとして使用することもできます。
誘導を選択する際には、明瞭な信号が得られ、充分な大きさのQRS波が表示 される誘導を選択してください。
除細動パッド(電極)の使用
カルディオバージョンの際に、除細動パッド(電極)を使用してECGモニタ リングを行う場合は、次の手順でモニタリングします。
1. 必要に応じてデータ・カードを挿入します(「データ・カードの使用
(オプション)」(2-13ページ)参照)。
2. エネルギー選択ノブをマニュアルOnにセットします。
3. 除細動パッド(電極)をパッケージ記載の説明に従って患者に装着しま す。Anterior-AnteriorまたはAnterior-Posteriorのどちらか適切な配 置を使用してください。
4. パッド電極をパッドアダプタケーブルに接続します(図6-3参照)。 5. を使用して、パッドを選択します(「誘導の選択」(4-8ページ)
参照)。
リード 選択
ECGのモニタリング
7
3/5 リード ECG 電極リードの使用
カルディオバージョンの際に、モニタリング電極と3/5リードECG電極リー ドを使用してECGモニタリングを行う場合は、次の手順でモニタリングしま す。
1. 必要に応じてデータ・カードを挿入します(「データ・カードの使用
(オプション)」(2-13ページ)参照)。
2. モニタリング電極を装着します(「電極の装着」(4-4ページ)参照)。 3. エネルギー選択ノブをマニュアルOnにセットします。
4. ECG患者ケーブルをハートスタートXLに接続します(図4-1参照)。
5. を使用して、充分な大きさのQRS波が表示される誘導を選択して ください(「誘導の選択」(4-8ページ)参照)。
リード 選択
ECGのモニタリング
外部パドルの使用
カルディオバージョンの際に、外部パドルを使用してECGモニタリングを行 う場合は、次の手順でモニタリングします。
1. 必要に応じてデータ・カードを挿入します(「データ・カードの使用
(オプション)」(2-13ページ)参照)。
2. エネルギー選択ノブをマニュアルOnにセットします。
3. を使用して、パドルを選択します(「誘導の選択」(4-8ページ)
参照)。
4. 両パドルを同時に持ち上げてホルダから取り外します。
5. パドルに電解質ペーストを塗布します。
注記 両パドル表面を擦り合わせてペーストを塗布しないでください。パドルを不 適切に使用すると、「パドル装着」イベントがイベント・サマリーに記録さ
れ、 パドルが破損するおそれがあります。
6. 患者の体表にパドルを当てます。
警告 パドルを動かすことによって、R波に似たアーチファクトが生じて除細動器 の放電がトリガされる場合があります。同期カルディオバージョンを実行す る場合は、除細動パッド(電極)またはモニタリング電極によるECGのモニ タリングをお勧めします。
リード 選択
ECGのモニタリング
7
外部 ECG モニタの使用
当社製の外部モニタ(フィリップス/アジレント/ヒューレット・パッカー ド ・ブランドのモニタ)をハートスタートXLに接続して、2つの機器間で ECG信号を送受信できます。この接続には接続同期ケーブルを使用します。
接続同期ケーブルを外部モニタのECG出力コネクターに接続し、接続同期 ケーブルのもう一方の端をハートスタートXLのECGコネクターに接続しま す。これにより、ベッドサイド・モニタのECG信号がハートスタートXLに 入力されて表示され、同期が行われます。
注記 ハートスタートXLでは外部モニタからの信号にI誘導またはII誘導のラベ ルが付けられますが、実際にはI誘導またはII誘導以外の信号が外部モニ タから送信される場合もあります。
ハートスタートXLで外部モニタを使用する場合は、次の手順で使用します。
1. 必要に応じてデータ・カードを挿入します(「データ・カードの使用
(オプション)」(2-13ページ)参照)。
2. エネルギー選択ノブをマニュアルOnにセットします。
3. ハートスタートXLで、 を使用してI誘導またはII誘導を選択しま す(「誘導の選択」(4-8ページ)参照)。
4. ケーブルの一方の端を外部モニタのECG出力コネクタに接続します。
5. ケーブルのもう一方の端をハートスタートXLのECGコネクタに接続し ます。(図2-2参照)。
警告 同期カルディオバージョンの際には、できるかぎり除細動器のモニタリング リードケーブルまたはパッド(電極)を使用して患者を直接モニタリングす
リード 選択
同期ショックの放電
同期ショックの放電
ECGモニタリングのソースを接続して準備ができたら、次の手順で同期カル ディオバージョンを行います。
1. 同期 ON/OFFの表示の下の を押して同期モードを起動します。
画面に同期と表示されます。
2. ゲイン調節ボタン を使用してマーカ・ドットが各R波だけに現れ るように、ECGサイズを調節します。
3. エネルギー・レベルを選択します。
4. またはApexパドルの黄色い充電ボタンを押します。選択したエネ ルギー・レベルまで充電され、充電完了を示す連続音が聞こえるまで待 ちます。
図7-1: 同期モードでの充電
充電
HRアラーム リード
選択
内部放電
放電回数:0 00:00:8
78
パッドSpO2 アラーム
同期
87 J
SpO2 ON/OFF
同期 ON/OFF
同期ショックの追加
7
必要があれば、 を押した後で、エネルギー・レベルを増減できま す。使用するエネルギー・レベルが表示されるまでエネルギー選択ノブ を回してください。自動的に変更後のエネルギー・レベルまで充電され ます。選択したエネルギー・レベルに充電されるまで、先へ進まずに 待ってください。
5. 患者や患者に接続されている機器に誰も触れていないことを確認しま す。はっきり大きな声で「患者から離れてください」と声を掛けます。
6. を押し続けます。外部パドルを使用する場合は、両パドルのオレ ンジ色のボタンを押し続けてください。次のR派が検出されると放電が 行われます。
注記 必ず放電されるまで (またはパドルのボタン)を押し続けてくださ い。次のR波が検出されると放電が行われます。
警告 除細動電流によりユーザーや側にいる人が負傷するおそれがあるので、除細 動中は、患者または患者に接続されている機器に触れないでください。
同期ショックの追加
同期ショックの追加が必要な場合は、以下の手順を行います。
1. 同期モードが続いている(画面に同期と表示されている)ことを確認し ます。
2.「同期ショックの放電」 の手順2~6を繰り返します。
充電
放電
放電
同期モードの終了