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除細動ショックが可能と指示された場合

ドキュメント内 M4735A_ug_ed7.book (ページ 51-63)

33AEDモードでの除細動

4. 除細動ショックが可能と指示された場合

除細動ショックが可能なリズムが検出されると、除細動ショックが可能とい うメッセージが表示されます(音声メッセージ:ショックが必要です)。解 析は終了し、自動的に150Jに充電されます。充電中は、充電トーン(間欠 音)が聞こえます。

図3-9: 「充電中」メッセージ

充電が完了すると、充電トーンが連続音(充電完了トーン)になります。

患者に触れている人や物がないことを確かめて、大きな声ではっきりと

「患者の側を離れてください」と声をかけ、 を押して患者に放電し ます。

(音声メッセージ:患者から離れてください。ショックボタンを押してく ださい。)

リード

選択 SpO2 ON/OFF HR

アラーム

120

パッド

150Jに充電

97J

放電回数: 0 00:00:10

放電

除細動

図3-10: 「<放電>を押す」メッセージ

警告 除細動電流によりユーザーや側にいる人が負傷するおそれがあるので、除細 動中は、患者または患者に接続されている機器に触れないでください。

30秒以内に を押さなければ、XLは自動的に内部放電します。

放電が行われると放電完了というメッセージが表示され(音声メッセー ジ:ショックが完了しました)、放電回数が更新されます。次に、必要な ら を押してCPRを開始するよう指示するメッセージが出力さ れます(3-16ページ参照)。

図3-11: 「放電完了」メッセージ

リード

選択 SpO2 ON/OFF HR

アラーム

120

パッド

放電

患者から離れ

<放電>を押す

150J

放電回数: 0 00:00:14

放電

<一時停止>

リード

選択 SpO2 ON/OFF HR

アラーム

120

パッド

放電回数: 1 00:00:40

放電完了

除細動

3

自動再解析が ON の場合

自動再解析がONに設定されていて、放電シリーズが2回以上に設定され ている場合は、放電後にECGの解析が行われ、さらに除細動ショックが 可能な場合は を押すよう要求されます。このサイクルは、リズム が移行するか放電シリーズが完了するまで繰り返されます。(放電シリー ズの放電回数は1、2、3、または4回に設定できます。)

自動再解析が OFF の場合

自動再解析がOFFに設定されていると、ECGのモニタリングが行われ(リ ズムモニタリングがONに設定されている場合)、除細動ショックが可能 なリズムが検出されると を押すよう要求されます。メッセージ がなくても を押せばいつでも解析を開始できます。

放電

解析 解析

CPRのための一時停止

CPR のための一時停止

放電後または除細動ショックが不要の場合は、必要なら<一時停止>を押し CPRを開始というメッセージが出力されます。

図3-12: 「<一時停止>を押す」メッセージ

CPRが必要な場合は、 を押します。一時停止中は、一時停止タイマが 経過時間と一時停止状態の合計時間を秒単位で示します。一時停止タイマ は、院内のCPRプロトコルに合わせて設定できます。一時停止中は、リズ ム、SpO2、心拍数のモニタリングが中断されます。

注記 * お使いのハートスタートXLがEuropean Resuscitation Council

Guidelines for Resuscitationに対応している場合は、「ERCプロトコル」

(3-20ページ)を参照してください。

リード

選択 SpO2 ON/OFF HR

アラーム

120

パッド

放電回数: 1 00:00:50

必要なら

<一時停止>を押し CPRを開始

一時停止 解析

一時停止

CPRのための一時停止

3

図3-13: 「一時停止中」メッセージ(音声メッセージ:中断しました。)

一時停止は、一時停止タイマがあらかじめ設定された合計時間に達するか、

または を押すと解除されます。一時停止が解除されると、除 細動プロセスが再開されるので、指示があれば を押します。

を押さなければ、ハートスタートXLはECGのモニタリングを開始し ます(リズムモニタリングがONに設定されている場合)。

ECGの解析は、 を押せばいつでも開始できます。

リード

選択 SpO2 ON/OFF HR

アラーム

120

パッド

 放電回数: 3  00:01:40

一時停止中

再開 解析

タイマ:21/120

経過時間

一時停止の合計時間

再開 解析

解析

一時停止

解析

リズムモニタリング

リズムモニタリング

ハートスタートXLでは、解析、除細動、一時停止が行われていない間にリ ズムモニタリング機能により除細動ショックが可能なリズムが検出される と、メッセージが表示されます(ただしリズムモニタリングがON(初期設 定)に設定されている場合)。画面には、リズムモニタリングが行われてい ることを示すリズムモニタリング中というメッセージが表示され、モニタリ ング実行中は画面に表示され続けます(音声メッセージ:モニタリング中で

す)。 モニタリング実行中、音声メッセージは繰り返されません。

図3-14: 「リズムモニタリング中」メッセージ

警告 リズムモニタリングはONに設定されるようお勧めします。リズムモニタリ ングをOFFに設定していると、患者のリズムが除細動ショック不要から除細 動ショック可能に変化しても(細動が再発した場合や除細動ショック不要の リズムから除細動ショックが可能なリズムへ悪化した場合など)、メッセー ジは表示されません。

120

放電回数: 3 00:00:49

リズムモニタリング中

HR

アラーム リード

選択 SpO2 ON/OFF パッド

一時停止 解析

リズムモニタリング

3

リズムモニタリング機能によって除細動ショックが可能なリズムが検出され ると、以下のメッセージが表示されます。

(音声メッセージ:患者の状態を確認し、心拍停止の場合は解析ボタンを押 してください。)

図3-15: 除細動ショックが可能なリズム

このメッセージは設定に応じて定期的に繰り返され、 または を押すまで出力されます。 を押すと、除細動プロセスが再開されま す。

を押すと、一時停止の間、リズムモニタリングは中断されます。先 述のように、CPRを行う場合は を押しますが、処置を行う場合や搬 送によりアーチファクトが発生した場合にも を押すとよいでしょう。

放電回数: 3 00:00:55

患者をチェックし 脈拍がなしなら

<解析>を押す

120

HR

アラーム リード 選択

SpO2 ON/OFF パッド

一時停止 解析

解析 一時停止

解析

一時停止

一時停止

一時停止

ERCプロトコル

ERC プロトコル

ハートスタートXLは、European Resuscitation Council (ERC) Guidelines for Resuscitation(2005)に対応するよう設定することも可能です。ERCプ ロトコルがONに設定されている場合、除細動プロセスはこの章で説明され ているものと同じですが、一時停止状態の機能だけが異なります(「CPRの ための一時停止」 (3-16ページ)参照)。

前述のように、一時停止状態にできるのは以下のどちらかの場合です。

! 放電後、または

! 除細動ショック不要の場合

上記の場合には、ERCプロトコルにより、必要なら を押しCPRを開 始するよう指示するメッセージが出力されます。

図3-16: 患者チェックのメッセージ

一時停止

放電回数: 1 00:00:50

必要なら

<一時停止>を押し CPRを開始

一時停止 解析

120

HR

アラーム リード 選択

SpO2 ON/OFF パッド

ERCプロトコル

3

CPRが必要な場合は、 を押します。一時停止中は、一時停止タイマが 経過時間と一時停止状態の合計時間を秒単位で示します(下図参照)。

図3-17: 「一時停止中」メッセージ(音声メッセージ:中断しました。)

一時停止の合計時間は、以下のように、一時停止前のイベントの内容により 異なります。

! 放電直後の場合

合計時間は放電後CPRタイマに設定されている時間になります。初 期設定では120秒(ソフトウェア・バージョンMain 19以前の場合 は60秒)です。

! 除細動ショック不要の場合

合計時間はNSAタイマに設定されている時間になります(初期設定 では180秒)。"NSA"は、"No Shock Advised"(除細動ショック不

一時停止

放電回数: 3 00:01:400

一時停止中

再開 解析

タイマ: 35 / 120

経過時間

一時停止の合計時間

120

HR

アラーム リード 選択

SpO2 ON/OFF パッド

トラブルシューティング

トラブルシューティング

ハートスタートXLでは、問題が検出されると、画面メッセージまたは音声 メッセージのどちらかまたは両方により、対処法が指示されます。下表は、

AEDモードに関する問題とその原因、対処法の一覧です。バッテリーとデー タ・カードのメッセージについては、第12章を参照してください。

表3-1: AEDモードのトラブルシューティング

メッセージ 原因 対処法

パッド外れ

(画面)

または パッドを装着 してください

(音声)

! 除細動パッド(電極)

が患者に正しく装着 されていない。

! パッケージの説明どおり にパッド(電極)が装着 されているか確かめてく ださい。それでもメッ セージが解除されない場 合は、パッド(電極)を 交換してください。

パッドケーブ ル外れ

(画面)

または パッドを装着 してください

(音声)

! パッドアダプタケー ブルが除細動器に接 続されていない。

! パッドコネクターがしっ かりとロックされている か確かめてください。

アーチファク トを検出.患 者に触れるな

! 患者の体動により解 析が妨害されている。

! 電源干渉により解析 が妨害されている。

! 体動を抑えてください。ま た、車両での移動中または CPR中は解析を避けてくださ い。

! 可能であれば、携帯用通信機 器または電磁干渉の原因とな るような機器を除細動器から 遠ざけてください。

放電をキャン セルしました

! 30秒以内に放電キー が押されなかった。 !

メッセージ出力から30秒 以内に押してください。

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