この章では、ハートスタートXL除細動器とアクセサリの手入れについて、
以下の内容を説明します。
! 動作チェック
! バッテリ保守手順
! プリンタ記録紙のセット
! クリーニング
! 当社認定のアクセサリと消耗品
! 除細動器の廃棄
除細動器の電気的故障や機械的故障を予防し、早期に発見するために、動作 チェックは必ず指定どおり定期的に行ってください。またバッテリについて は、除細動器の動作に必要な電力が供給され、適切な治療が行えるように、
指定どおりに保守作業を行ってください。
動作チェック
動作チェック
以下の動作チェックは、ハートスタートXLが正常に動作するかを手早く確 認するためのチェックです。これらのチェックを指定された間隔で定期的に 行い、その際に除細動器、すべてのケーブル、コントロール、アクセサリ、
消耗品の外観を点検してください。また、除細動パッド(電極)、モニタリ ング電極などの消耗品の使用期限は、定期的にチェックししてください。
チェックを開始する前に
以下の注意事項を読んでからシフト/システム・チェックを開始してくださ い。
! シフト/システム・チェックの実行中はハートスタートXLのコント ロール部分に触れないでください。
! ~障害/不良または要点検のメッセージが表示された場合、またはテ スト未終了などの予期しない結果が表示された場合は、チェックが 正しくセットアップされているかどうかを確認します。以下を確認 してください。
" プリンタに記録紙がセットされているかどうか
" パドルテスターが装着されているかどうか
" 空き容量が充分なデータ・カードがハートスタートXLに挿入さ
れているかどうか
" 充電済みのバッテリーがハートスタートXLに挿入されているか
どうか
除細動器のコントロール部分に触れる人がいないように注意しなが ら(コントロールの操作を要求するメッセージが表示された場合は 例外)、シフト/システム・チェックをもう一度実行します。
! 外部パドルではペーシング機能はチェックできません。ペーシング 機能のチェックはパッド用のパッドアダプタケーブルのみを使用し て行ってください。
! データ・カードに空きがなくなると、要点検というメッセージが画 面の下部に表示され、データ・カード・フルメモリというメッセー ジが画面の上部に表示されます。 この場合は、データ・カードを交 換して再度シフト/システム・チェックを実行します。要点検メッ セージが消えない場合は、その除細動器を使用せずに、当社の修理 窓口までご連絡ください。
動作チェック
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シフトごとのチェック
シフトごとにシフト/システム・チェック(「外部パドルを使用したシフト /システム・チェック」 (11-4ページ)参照)を実施し、 ハートスタートXL が正常に動作し、必要な消耗品とアクセサリがあり、すべて使用可能である ことを確認します。 また、使用する除細動パッド/パドルごとにチェックを 行ってください。
! 外部パドルのみを使用する場合は、外部パドルを使用したチェック のみを行います(「外部パドルを使用したシフト/システム・チェッ ク」(11-4ページ)参照)。
! 除細動パッド(電極)のみを使用する場合は、パッド(電極)を使 用したチェックのみを行います(「除細動パッド(電極)を使用した シフト/システム・チェック」(11-5ページ)参照)。
! パッドと外部パドルの両方を使用する場合は、両方を使用した チェックを行います。
! 内部パドルも使用する場合は、パッドアダプタ・ケーブルを使用し たチェックを行います(「除細動パッド(電極)を使用したシフト/ システム・チェック」(11-5ページ)参照)。次に使用直前に内部パ ドルのチェックを行います(「内部パドルを使用したチェック」 (11-6ページ)参照)。
1 カ月ごとのチェック
除細動パッド(電極)とモニタリング電極の使用期限は1カ月ごとにチェッ クします。使用期限が切れたものは交換してください。
動作チェック
外部パドルを使用したシフト / システム・チェック
シフト/システム・チェックは以下の手順で行います。
1. ハートスタートXLの電源を切ります。
2. データ・カードを日常的に使用している場合は、データ・カードをハー トスタートXLに装着します。
3. AC電源コードを外します。
4. 充電済みのバッテリを装着します。
5. 両方のパドルがホルダーに正しくセットされていることを確認します。
6. を押しながらエネルギー選択ノブをマニュアルOnまたはAED Onにセットして、チェックを開始します。
7. 画面に表示されるメッセージに従って、チェックを進めます。要点検と いうメッセージが表示されたら、表12-2および表12-3の情報を確認し ます。メッセージの表示が消えない場合は、除細動器の使用を止めて、
当社の修理窓口にご連絡ください。
8. ハートスタートXLをAC電源に再接続します。
テストは1分以内に完了します。テストが完了すると、図11-1のようなレ ポートがプリントされます。
図11-1: 外部パドルを使用したシフト/システム・チェックのレポート
警告 外部パドル使用時は、安全に注意して放電してください。
プリント
シフト/システム・チェック 8 JAN 1999 13:52:17 M4735Aシリアル番号:00000001 前回チェック 25 NOV 00 1:25:30 合格 数量/チェック・リスト: 現在のテスト: 合格
システム一般テスト: 合格
ECGテスト 合格
バックアップ電源テスト: 合格
SpO2テスト: 合格
データ・カード・テスト 2:07 (h:mm 残り時間)
除細動テスト: 合格/外部パドル
ペースメーカ・テスト: テスト未終了
___ 除細動器点検 ___ ケーブル/コネクタ ___ パドル/パッド ___ モニタリング電極 ___ 充電済みバッテリ ___ AC電源コード ___ プリンタペーパー ___ データ・カード ___ 他の消耗品 ___ SpO2 センサ
動作チェック
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除細動パッド(電極)を使用したシフト / システム・チェック
シフト/システム・チェックは以下の手順で行います。
1. ハートスタートXLの電源を切ります。
2. パッドの代わりに50オーム パドルテスターをパッドアダプタケーブル に接続します。
3. データ・カードを日常的に使用している場合は、データ・カードをハー トスタートXLにセットします。
4. AC電源コードを外します。
5. 充電済みのバッテリを装着します。
6. を押しながらエネルギー選択ノブをマニュアルOnまたはAED Onにセットして、チェックを開始します。
7. 画面に表示されるメッセージに従って、チェックを進めます。要点検と いうメッセージが表示されたら、 表12-2および表12-3の情報を確認し ます。メッセージの表示が消えない場合は、除細動器の使用を止めて、
当社の修理窓口にご連絡ください。
8. ハートスタートXLをAC電源に再接続します。
テストは1分以内に完了します。テストが完了すると、図11-2のようなレ ポートがプリントされます。
図11-2: パッドを使用したシフト/システム・チェックのレポート
プリント
シフト/システム・チェック 8 JAN 1999 13:52:17 SN:00000001 現在のテスト: 合格
システム一般テスト 合格
ECGテスト 合格
バックアップ電源テスト 合格 データ・カード・テスト 合格
除細動テスト 合格/パッド
数量/チェック・リスト: ___ 除細動器点検 ___ ケーブル/コネクタ ___ 除細動パッド/パドル ___ モニタリング電極 ___ 充電済みバッテリ
動作チェック
レポートには、テストの結果とさらに実施が必要なチェックがプリントされ ます。これらのチェックをすべて行い、結果を記録します。以下は、チェッ クを行う際のガイドラインです。
除細動器外観 - ハートスタートXLに汚れがないこと、上にものが載せ られていないこと、外観上の破損がないことを確かめます。
パドル/ケーブル/コネクタ - ひび割れ、断線、または外観上の破損が
ないことを確かめます。コネクタの接続にゆるみがないことを確かめま す。
バッテリ - 以下を確認します。
! 充電済みのバッテリがハートスタートXLに装着されている
! 予備のバッテリが充電済みまたは充電中である
! バッテリに外観上の破損がない AC電源
1. ハートスタートXLにバッテリが装着されていることを確かめます。
2. 電源モジュールをコンセントに接続し、ハートスタートXLに接続し
ます。
3. 装置前面の電源インジケータと充電インジケータが点灯することを確 かめます。
4. ハートスタートXLからバッテリを外し、装置前面の充電インジケー
タが点灯していないことを確かめます。バッテリを交換します。
音 - ハートスタートXLの電源投入時に、音が聞こえるかどうかを確認
します。
プリンタ - 以下を確認します。
! 記録紙が充分にある
! プリントできる
内部パドルを使用したチェック
内部パドルは滅菌されるので、使用前のチェックとして、シフト/システ ム・チェック以外の手順を行う必要があります。以下の手順に従って、ス イッチ付き/スイッチなし内部パドルの性能を確認してください。
注記 パドルの滅菌方法については、『除細動器用パドル・セット ユーザズ・ガイ ド』(製品番号M4741-91000 )をご覧ください。
1. 除細動エネルギーチェッカーを使用して点検します。