FCV普及初期の水素ステーショ 配備に提供し得る蓄圧器
設計係数 2 4 4 0 の条件での容器設計
開発項目・実施内容
① 鋼製ライナー評価
低合金鋼の疲労限におよぼす水素濃度および周波数の影
・低合金鋼の疲労限におよぼす水素濃度および周波数の影 響の明確化。
容器設計に必要な材料デ タの取得
・容器設計に必要な材料データの取得
② 容器設計、試作、評価
鋼製ライナーの評価
疲労限におよぼす水素濃度および周波数の影響の明確化を検討 高圧水素中での試験 試験機が少なく、データの取得、
拡充に時間を要する。
電気化学的に水素をチャージする陰極チャージ法で疲労試 験を検討。高圧水素中疲労試験と比較。
図:試験片形状(平行部直径6mmφ)
H24年度成果
図:試験状態 : 陰極チャージ疲労試験方法を確立。
5鋼製ライナー( 9 . 4 ㍑) - CFRP複合容器の試作
鋼製ライナー素材 : 規格 34CrMo4, TS 950MPa , 未満
破裂圧力 : 59MPa
図 破裂試験前の容器外観 図 破裂試験後の容器外観
6
図 破裂試験前の容器外観 図 破裂試験後の容器外観
鋼製ライナー( 9 . 4 ㍑) - CFRP複合容器の疲労寿命
H24年度成果:試作容器(破裂圧力:59MPa)を用い、試験圧力 25MPa で寿命 15 万回以上を確認
25MPa で寿命 15 万回以上を確認
50
30 40 50
/ MPa
20 30
最 大圧力 /
0 10
10
410
510
6最
図 疲労試験結果(途中経過) 図 疲労試験後の容器外観
10
410
510
6漏れまでの試験回数(回)
7
図 疲労試験結果(途中経過) 図 疲労試験後の容器外観
まとめ
鋼製ライナー -CFRP 複合容器蓄圧器を作製検討を開始し、
以下の結果を得た。
・陰極チャ ジ疲労試験方法を確立
・陰極チャージ疲労試験方法を確立
・鋼製ライナー -CFRP 複合容器蓄圧器(小型)を試作
・試作容器(破裂圧力: 59MPa )を用い、試験圧力 25 MPaで寿命 15 万回以上を確認。
8
水素ステーションの高圧水素用ホースとシールシステムに関する研究開発
(平成25年度~平成27年度)
水素供給・利用技術研究組合、(国)九州大学、(一財)化学物質評価研究機構、
横浜ゴム株式会社、NOK株式会社、日本合成化学工業株式会社 背景
・水素ステーションの技術開発では,70MPaまでの圧力については主要機器の1年 間の耐久性(ノーメンテナンス性)が確認され、これらによりステーション先行
●背景
整備のための基礎条件が70MPaまでは整った状況である.
・しかし,2015年度以降のFCV普及に向けては,更なる充填圧力の高圧化が必 須である
須である.
現在の水素ステ シ ンの常用圧力である82MP に対応した樹脂製充填ホ ス
●目的
・現在の水素ステーションの常用圧力である82MPaに対応した樹脂製充填ホース とシールシステムの実用化技術開発を行うとともに,これらの実績データや材料 の基礎評価結果を踏まえ,さらに高性能化を目指した試作品の開発を行う.
・樹脂製の高圧水素用ホースとシールシステムの健全性を評価するための試験の 種類,試験条件,評価基準等,水素ステーションでの使用に関する評価基準案を 策定する。
1
●開発項目と目標
対象 (1)製品開発※1 (2)基準化
平成
27年度
ホース ・82MPa(-40℃)ホース開発 ・ホース信頼性評価基準案策定
※最終的にはJPEC‐S
シールシステム ・82MPa(-40℃)シールシステム開発 ・シールシステム材料評価データ取りまとめ
平成
29年度
︻参考︼ ホース ・87.5MPa(-40℃)ホース開発
シールシステム ・87.5MPa(-40℃)シールシステム開発 ・シールシステムの信頼性評価基準案策定
※最終的にはJIS B2401化
※1:FCV普及初期の1年間ノーメンテナンス(温度・圧力サイクル6,600回の耐久性を保持) なお、6,600回とは、FCV普 及初期1年間の充填回数945回を参考として算出された圧力サイクル2,200回の3倍に相当する値で、ラボ試験目標値。
●研究体制とスケジュール
担当 H25 H26 H27 H28【参考】 H29【参考】
事業項目 担当
素材・材料開発 九州大学, 日合化 設計・試作・評価 横浜ゴム ホース
開発
H29【参考】
H25 H26 H27 H28【参考】
事業項目
82MPa用ホース設計・試作
評価 87.5MPa用ホース設計・試作
82MPa用ホース改良・試作検討
実証 HySUT
素材・材料開発 九州大学, CERI シールシステム
開発
素材探索
高圧ガス環境下での評価 耐久性検討 87.5MPa用シールシステムの試作と評価 ゴム材料基礎データの収集
シールシステム設計の基礎データの収集 設計・試作・評価 NOK
ホース
基準化 ― 九州大学, 日合化, 横浜ゴム HySUT
開発 高圧ガス環境下での評価・耐久性検討
海外規格調査
基準策定に資する評価・検討
耐低温ゴム材料開発
シールシステム最適設計指針検討と提示
2
基準化 横浜ゴム,HySUT
シールシステム
基準化 ― 九州大学, CERI, NOK
基準策定に資する評価 検討
海外規格等調査 長期シール信頼性評価データの検討と提示 シール信頼性評価方法の検討と提示
※日合化:日本合成化学工業 CERI:化学物質評価研究機構