NEDO
平成 25 年度研究成果③ 安全な事故後処理および廃車処理に資するデータ取得
a.レスキ 時の安全性
背景・目的
レスキュー及び車両整備や点検作業,廃車処理における車両解体時,
事故車両の移動等に安全な作業を行えるかを検証し,安全な作業手
実施内容
・救助の過程で起こりうるワーストケースとして,①高圧配管が 切断した場合及び②配管切断時に着火した場合の強制着火 試験を行い 救助者やその周囲に与える影響を調査する 順をマニュアル化する必要がある. 試験を行い,救助者やその周囲に与える影響を調査する.
FAN ON
<試験条件>
・配管圧力 : 1MPa,10MPa 管
・配管長さ : 8m
・使用配管 : SUS管1/4",肉厚1.24mm
・切断位置 : 配管固定位置から150cm部位切断
<測定項目>
・配管切断部近傍温度
強制着火試験 強制着火試験
図3-2 コンビネーションツールと配管切断断面 図3-3 バンドソー(レシプロソーを模擬)と配管切削断面
配管暴れや着火なし 配管の暴れや着火なし
配管切断部近傍温度
・配管内圧
・周囲の風圧および騒音
・熱流束など
図3-1 レスキュー隊の作業風景
ハサミやバンドソ の配管切断で着火することはなか た
図3-4 コンビネーションツール切断時の強制着火 図3-5 バンドソー切断時の強制着火
警防活動等の救助活動マニュアルへ反映。救助活動に関わる標準化活動に対し、日本が先導することが可能
ハサミやバンドソーの配管切断で着火することはなかった。
万が一,着火すると10MPa配管では、鼓膜に損傷を与える可能性のある110dBを超える騒音が発生した.
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今後の開発課題
① 内規制お び 際基準調和 資するデ タ 得
①FCVの国内規制および国際基準調和に資するデータ取得
日本がリーダシップを発揮して議論を推進させるために、燃料電池自動車のHFCV-gtr Phase-2検討に資するデータ取得とHFCV-gtr Phase2の円滑な国内導入を図るためのデー タ取得を実施する。
②安全な事故後処理および廃車処理に資するデータ取得
②安全な事故後処理および廃車処理に資するデ タ取得
2015年のFCV事故後の救助作業や事故後車両の安全な移動・保管方法の指針 となる消防庁の「警防活動時等における安全管理マニュアル」改訂に資する車両 火災や水素漏洩に関わるデータ取得を行う さらに 廃棄水素容器の脱圧方法や 火災や水素漏洩に関わるデータ取得を行う。さらに、廃棄水素容器の脱圧方法や 残ガス処理方法などの廃棄処理作業工程の安全かつ合理化を検討し、FCVの容 器クズ化マニュアルの改訂に資するデータを構築する。
③FCVの国際標準化
関連する標準化の案件に対し、日本の主導的立場を維持し、日本の主張を反映さ せる.
まとめ
水素 燃料電池自動車の普及期市場熟成に向けた安全性評価の研究開発を実施し 燃料電池自動車の 水素・燃料電池自動車の普及期市場熟成に向けた安全性評価の研究開発を実施し、燃料電池自動車の 水素安全基準等の国内規制の適正化・国際基準調和・国際標準化を推進した。主な成果は以下のとおり。
FCVの国内規制および国際基準調和に資するデータ取得
FCVの国内規制および国際基準調和に資するデ タ取得
世界統一技術基準で規定されるFCVの安全性評価法の妥当性を検証するため,車両に搭載された 圧縮水素容器の局所火炎暴露試験や衝突試験後に規定される車室内の水素漏洩測定法に関わる データを取得した.
安全な事故後処理および廃車処理に資するデータ取得
燃料電池自動車の安全な事故後処理方法を開発するため,被火災容器の健全性を確認する手法や,
事故車両から強制的に水素ガスを抜くための手法 水素漏れの車両 安全に近づくための水素漏 事故車両から強制的に水素ガスを抜くための手法,水素漏れの車両へ安全に近づくための水素漏 洩音などについて調査・研究した.さらに,水素容器をくず化する際の作業工程の合理化に対する調 査や,既存LPG車両の廃棄処理業者での残ガス処理設備を用いた水素容器残ガス処理の実証試験 を行った.
を行
国際標準化に関わる技術検討
FCVも含む電動車両安全規格ISO6469-1, -2, -3の発行(リーダー:日本)規
これらの事業で得られた成果は, HFCV-gtrPhase2 での国際基準調査活動において,日本が主張
する裏付けデータとして活用するととともに, ISO などの標準化に関わる各種試験法案の策定および
燃料電池自動車の事故後処理に関わるマニュアル策定のためのデータとして活用されることが期待
燃料電池自動車の事故後処理に関わるマニュアル策定のためのデータとして活用されることが期待
される.
海外の政策・市場・研究開発動向に関する調査研 委託先:株式会社テクノバ
背景
CO2フリー水素の製造、輸送に係る技術動向等について調査を進め、水素のCO2フ
委託先:株式会社テクノバ
CO2フリ 水素の製造、輸送に係る技術動向等について調査を進め、水素のCO2フ リー化実現に向けたシナリオを構築するとともに、構築したシナリオに沿って研究開発 等を進めることが重要である。そのため、海外の状況のタイムリーな把握と、その譲歩 展開 さらに我が国からの情報発信がますます重要になってきている
展開、さらに我が国からの情報発信がますます重要になってきている。
目的
以下のことを実施する。
以下のことを実施する。
・ IEAの水素実施協定と先端燃料電池実施協定、IPHEの活動等を通じ、海外の政 策・市場・研究開発動向を把握し、収集した情報を発信する。
・ 重要な国際会議体等について 参加するだけに留まらずその活動を日本が主体的
・ 重要な国際会議体等について、参加するだけに留まらずその活動を日本が主体的 にリードする。
開発目標・開発項目・実施内容 開発目標 開発項目 実施内容
① IEA/HIAの動向の調査・検討・普及
② IEA/AFCIAの動向の調査・検討・普及
③ IPHEの動向の調査・検討・普及
③ IPHEの動向の調査・検討・普及
④ 国際動向調査と情報ネットワークの運営(国際情報共有ネットワーク)
⑤ 我が国からの世界への発信 1
研究体制 研究スケジュール
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平成25年度研究成果①
HIA 成果
Annex 21(光生物学 的水素製造)
・ 日本がOAでカナダ会議では、再生可能エネルギー利用のトータルシステムのためのバイオ水 素について検討した結果を発表した。 日本と台湾を中心に北東南アジアのバイオ水素研究を コーディネートするBio Hylinksについても報告し 我国のプレゼンスを高めた。
コ ディネ トするBio Hylinksについても報告し、我国のプレゼンスを高めた。
Annex 31(旧19) (水素安全)
・ リスク管理手法、水素安全に関するテスト、水素安全に関する情報共有を実施。素利用の本格 的市場展開過程における安全に関する基準・規格の整備に有効に利用されることを期待。
・ 水素利用に関する試験手法、水素システムの部品またはシステム故障が及ぼす影響など知識 の収集 分析とこれらの情報の発信が役立つ
の収集・分析とこれらの情報の発信が役立つ。
Annex 32(旧22)(水 素ベースのエネルギ ー貯蔵)
・ 定置式、移動体、可搬式への応用及び電気化学的エネルギー貯蔵などの水素ベースのエネル ギー貯蔵の為の材料とシステムの開発が主目的で、各国からのR&D状況の情報を収集・交 換。
Annex 33 (旧23) (ロ ーカルH2供給)
・ 各国(米、仏、独、日)における水素インフラ(ステーション)現況と計画に関する情報を得た。
・ オンサイト水素ステーションにおける範例的コストと大型水素ステーションのコストダウンのプレ ゼン(独)の情報等収集。
Annex 28(大規模水 ・ FCV普及開発に向けたインフラ準備の各国状況の情報収集 評価・分析は我国にとって有益
Annex 28(大規模水 素インフラ)
・ FCV普及開発に向けたインフラ準備の各国状況の情報収集、評価・分析は我国にとって有益。
・ 水素インフラ整備に不可欠な問題提起を行うによって、水素インフラシナリオ構築における我国 のプレゼンスを向上できた。
Annex 29(分散コミュ テ 用水素システ
・ 日本がOAを務め、Subtask3での6プロジェクトについてモデル解析が3つがほぼ完了。
SWOT解析 モデル開発におけるデ タ収集を通して 日本以外のプロジ クトにおける基礎 ニティ用水素システ
ム):
・ SWOT解析、モデル開発におけるデータ収集を通して、日本以外のプロジェクトにおける基礎
情報及びコスト、運転実績などの情報に直接触れる機会を得た。
・ - 成果の一部は、国内学会(HESS総会)において発表。
Annex 30 (グローバ ・ 全世界的な水素源の描像により、日本の長期にわたる水素製造、調達戦略策定に役立つ。
ル水素システムの分 析)
・ IEA「World Energy Outlook(WEO)」と「Energy Technology Perspective (ETP)」を通じ、世界 の長期エネルギー需給シナリオにおいて水素を明確なオプションとして位置づけることができ、
各国の水素・FCV導入目標や具体的なプロジェクトに関する最新情報を得た。
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平成25年度研究成果②
AFC IA 成果
Annex 22
(PEFC)
・ 12月に東京で実施(日本がホスト)。
・ サブタスク1: 探索研究の非Pt触媒へ急激なシフトがある(米国、韓国)。
・ サブタスク2:システム制御によるカーボン劣化抑制(スウェーデン)サブタスク2:システム制御によるカ ボン劣化抑制(スウェ デン)、
リアルタイム解析(オーストリア)、ハイブリッドシステム(メキシコ)を実施。
・ サブタスク3: 欧州勢の直接アルコール燃料電池の開発中。
Annex 24
(SOFC)
・ 10月に沖縄で実施(日本がホスト)。
各国の活動内容が話し合われている(コスト構造のReview;劣化と
(SOFC) ・ 各国の活動内容が話し合われている(コスト構造のReview;劣化と
;最近の進展のReview;Brochureの更新;SOECへの焦点)
・ 更なる活動が期待されている。
Annex 25
(定置用 C)
・ 欧米における定置用燃料電池の開発状況や市場環境に関する欧米の最新情報を得た。
(欧州 イク ジ ネ導 状況 各国 国家プ ジ ク 推進状況 燃料電池 燃料
(定置用FC) (欧州のマイクロコージェネ導入状況、各国の国家プロジェクトの推進状況、燃料電池用燃料の 開発状況、大型燃料電池の市況と開発状況)
IPHE 成果
第19回運営会議
(ロンドン、
2013年5月)
・ 2013年から日本が議長国を担当(任期2年)、NEDO 新エネルギー部長 橋本道雄が議長に 就任。
・ 2013年5月のSteering Committee Meetingにて議長引き継ぎ。
第20回運営会議 ・ 日本でのSteering Committee Meeting開催は8年ぶり 経済産業省 第20回運営会議
(福岡、
2013年11月)
・ 日本でのSteering Committee Meeting開催は8年ぶり。経済産業省、
福岡県庁、九州大学をはじめ多数のご協力をいただき開催。
・ 常設事務局設立準備やPower to Gasに関する情報交換促進提案を 話し合った。
・ 運営会議に先立ち、水素教育セッション(九大がホスト)とワーク
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運営会議に先立ち、水素教育セッション(九大がホスト)とワ ク ショップ「商用ステーション:デザインと社会受容性」を実施。