H25年度は概ね計画通り進捗
B, C, D : Virial coefficients T c : Critical temperature
3. 不安解消ステ ション
双葉SAでの充填に係る関係機関との折衝状況
平成25年度成果 ① 水素インフラ実証研究
関係機関 中日本高速道路㈱
(NEXCO中日本)
山梨県・消防防災課 (含む経産省・保安課) 折衝内容 道路法等に基づく道路の占有許可等 高圧ガス保安法に基づく車両への充填の届出
・道路法第32条(道路の占有の許可) ・一般則第8条2項1号リ(車両に固定した容器への充填)
関係法令
道路法第32条(道路の占有の許可)
・道路法第33条(道路の占有の許可基準)
・高速自動車国道法第11条、第11条の2(高速自動車国道との 連結の制限)
般則第8条2項1号リ(車両に固定した容器 の充填)
・一般則第8条2項1号イ(保安距離)
・一般則第25条(貯蔵の基準)
・一般則第7条の3(特定圧縮水素スタンドの基準)
①計画概要説明 ①計画概要説明
①計画概要説明
→道路法に基づく占有許可の要件は、計画性、公共性、安全性 が充足されていること
→安全性:県での充填に関する「許可」を得ることが出発点
→過去(JHFC)の経緯も必要
①計画概要説明
→保安法上、SAでの充填を禁止する条項はなし
→実際の申請では安全対策(夏場の路面からの輻射熱対策等)が 十分講じられているか検討する
→保安課への確認も求む(②参照)
折衝内容・→
指導事項
②計画概要説明(対経産省・保安課)
→山梨県見解を確認
→場所柄、不特定多数の人間に対する安全措置を要望
③計画詳細説明
③計画詳細説明
→双葉SAでの充填は水素スタンドの基準(第7条の3)に適合すべき
(不特定多数に対する安全措置として)
②経過説明
→経過・過去の経緯に関しては了解
④計画詳細説明
→一般即7条の3への適合状況(改造計画)は概ね了解
経 経緯 関 解
→(県許可後の)申請は県からが望ましい
般 条 (改 ) 概 解
→万一の際の退避場所、方法の設定必要
今後の課題
③道路占有許可の取得
①一般則7条の3適合に向けた設備改造
②双葉SAでの充填に関する届出・受理
5
③道路占有許可 取得
関係機関との折衝を経て、指摘事項への対応(一般則7条の3対応)を検討した
検討の結果、高額な費用が発生する見込みから、SAにおける実証は中断することとした
⇒折衝経過より、将来の設置に向けた課題抽出を行うことができた
平成25年度成果 ② 地域水素インフラ導入研究
山梨における水素ステーション設置の方法論
道路交通センサスやハイブリッド自動車販売データ等のデータから、山梨県における水素ステーション整 備マップ作成に向けた検討を行った
出発地 シ 1. 出発地ステーション
FCVの潜在的購買者が多いと思われる地域に設置されるステーション。
自宅からSTまでのアクセス許容時間=15分
人口動態 自動車販売デ タから推測
人口動態、自動車販売データから推測2. 目的地ステーション
FCVの潜在的購買者がFCVを所有した場合に、遠距離ドライブの目的地となるような地域。
山梨県における検討結果まとめ
平成25年度成果 ② 地域水素インフラ導入研究
甲府市地域に設置する出発地
ステーション 富士吉田市地域に設置する
出発地ステーション
山梨県の場合、甲府市地域と 富士吉田市地域にそれぞれ1 富士吉田市地域にそれぞれ1 箇所の水素ステーションを設 置すれば、それぞれが出発 地・目的地のステーション機 能を兼富士吉田市中心部から15 分(半径7.5km)の範囲 甲 府 市 中 心 部 か ら15分
(半径5km)の範囲
能を兼ねる
企業アンケートの結果、水素STが整備されないと不安なエ
リアとして 高速SA 近隣県 リアとして、高速SA、近隣県 の県庁所在地などが挙げら れたが、両地域へのステー ション設置で十分に対応可能⇒ 検討の結果、山梨県内に 最低2箇所の設置で大半 のニ ズを満足できること
お 互 い に 目 的 地 ス テ ー シ ョ ン と
なりうる 富 士 吉 田 市 か ら
のニーズを満足できること がわかった
7
なりうる 富 士 吉 田 市 か ら
半径30km圏
平成25年度成果 ③ 社会受容性調査
燃料電池自動車モニター実証
FCVを県内の一般ユーザーに貸与しする中で、FCV利用と水素充填に関するモニタリング調査を行い、
FCVや水素ステーションの利便性や社会受容性を検証した(N=18)
FCVの静粛性、操作性、環境性に高評価
水素ステーションの充填時間や安全性への不安の声
車両や水素価格の軽減を要望する声
モニターやPR活動の機会を増やすべきとの声 FCVを知っている程度でも、FCVの運転から水素充填までを体験することで、認知度や必要性が十
分に高まることを確認した
正しい理解が進み 利便性向上のため70MPaステ ションの必要性と 普及に向けた水素の安全性
モニタ やPR活動の機会を増やすべきとの声
正しい理解が進み、利便性向上のため70MPaステーションの必要性と、普及に向けた水素の安全性 確保への要求あり⇒ 検証の結果、FCV社会受容性の向上に本モニターが効果的に活用された
8地域水素供給インフラ技術・社会実証/地域実証研究/
地域水素供給インフラ技術・社会実証/地域実証研究/
福岡県
福岡県・ ・佐賀県 佐賀県における実証研究 における実証研究
【事業目的】
委託先:
委託先:JXJX日鉱日石エネルギー(株)、岩谷産業(株)、新日鐵住友(株)、九州大学、日鉱日石エネルギー(株)、岩谷産業(株)、新日鐵住友(株)、九州大学、
九州電力(株)、九電テクノシステムズ(株)、(有)鳥栖環境開発綜合センター 九州電力(株)、九電テクノシステムズ(株)、(有)鳥栖環境開発綜合センター
【事業目的】
「地産地消」型の水素供給インフラ、再生可能エネルギーによる水素製造法の検証、ステーション低コスト運営等 に関する実証でのデータ蓄積を行い、規制見直しも含めたビジネスモデルの検証を技術実証、社会実証を通じ て行うことで、「北部九州燃料電池自動車普及促進構想」の策定および推進に資する。
【事業期間】
平成23年度~25年度(3年間)
【事業実施者】
て行う とで、 北部九州燃料電池自動車普及促進構想」の策定および推進に資する。
北九州ST 北九州ST
製造方法:製鉄副生水素 充てん圧力:35MPa 製造能力:45Nm3/h
福岡県、佐賀県
〔北九州水素ステーション〕
JX日鉱日石エネルギー(株)、岩谷産業(株)、新日鐵住友(株)
〔九州大学水素ステーション〕
北九州ST 北九州ST
九州大学ST 九州大学ST
〔九州大学水素ステ ション〕
九州大学、九州電力(株)、九電テクノシステムズ(株)
〔鳥栖水素ステーション〕
(有)鳥栖環境開発綜合センター、日本エア・リキード(株)
【実証項目】 鳥栖ST鳥栖ST
製造方法:水電解方式 充てん圧力:35MPa 製造能力:10Nm3/h
【実証項目】
(1)水素ステーション連携による広域エリアでのFCV走行実証 (2)模擬セルフ充填、リモートモニタリング(規制合理化に向けた検討)
(3)副生水素供給実証 スマートコミュニティとの連携実証 〔北九州ST〕
製造方法:木質バイオマス 充てん圧力:35MPa 製造能力:3Nm3/h
(3)副生水素供給実証、スマートコミュニティとの連携実証 〔北九州ST〕
(4)再生可能エネルギーを活用した水素供給実証 〔鳥栖ST、九州大学ST〕
1
1 水素ステーション連携による広域エリアでのFCV走行実証 デ
九州大学、北九州、鳥栖の3ステーションで連携 し、福岡・佐賀両県内のFCV公用車を使用した充
■水素ステーション連携によるFCV走行実証データの蓄積
北九州水素ステーション填量、走行距離等のFCV実証走行データを蓄積。
併せて実施したFCVの運転士からの聞き取り調 査結果を含め、北部九州におけるFCV及び水素ス
九州大学水素ステーション
テーションの初期普及のために必要となる配置条 件を整理し、「北部九州燃料電池自動車普及促進 構想」の策定時に反映させた。
鳥栖水素ステーション
FCV普及初期の利用者の利便性確保のためのス テーションの連携の在り方や配置等について検討を
■広域走行実証
進めるため、広域エリアでのFCV走行実証を実施。
【平成24年度】
出発地:北九州、福岡、佐賀 目的地:熊本
総走行距離:230km~370km
【平成25年度】
出発地:北九州 福岡 佐賀 出発地:北九州、福岡、佐賀 目的地:熊本、大分
総走行距離(想定):200km~500km 北部九州燃料電池自動車普及促進構
(2020年時点水素ステーション配置イメージ)
2
【実施概 】
2 模擬セルフ充填・規制合理化の検討
【実施概要】
・北九州水素ステーションの安全安定運用を行う中で、将来の低コスト化に資する安全なセルフ充填を目指し、法的な制約の 中で模擬的なセルフ充填試験を実施し、実績を作るとともに、実用化の課題を抽出する目的で実施を23回行った。
・試験結果については、規制合理化検討委員会の「公道・セルフ充填検討会」にて報告を行った。
・模擬セルフ充填試験の実績作りは、事業者の従業員ではあるが、未経験者に保安教育を行う事により充填試験を認められた。
・法的な課題については、一連の充填準備作業(ノズル装脱着等)も高圧ガス製造作業となる事がセルフ充填の課題と判明した。
・充填ノズル装脱着等の一連の充填作業は、ガソリンセルフに比べ難しいが、慣れれば容易に実施可能なレベルとの意見が多い。
ガソリンセルフ並みに 遠隔監視で充填許可操作を行うには タンク期限確認 充填ノズル固定確認など ハ ド対応が必要
【実施結果】
・ガソリンセルフ並みに、遠隔監視で充填許可操作を行うには、タンク期限確認、充填ノズル固定確認など、ハード対応が必要。
・有識者委員会では、ガソリンセルフ化の検討経緯との照合、セルフ化によるメリットの想定が必要との意見が出された。
項目 単位 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度計
2011年度~2013年度 水素充填実績集計
項目 単位 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 年度計
運用日数 日 12 12 16 16 20 20 20 20 18 20 21 21 216
休止日 日 0 1 0 4 3 0 0 0 1 0 0 0 9
充填台数 台 3 7 10 10 11 14 13 16 9 10 12 8 123
充填量 kg 5.934 10.653 20.252 18.019 19.780 15.788 12.960 25.639 13.646 16.158 18.554 9.075 186.458
蓄圧時間 分 74 228 377 337 429 282 323 489 327 301 376 190 3 733
2011年度
蓄圧時間 分 74 228 377 337 429 282 323 489 327 301 376 190 3,733
見学者数 名 65 174 65 77 89 134 335 357 107 130 247 166 1,946
運用日数 日 20 21 21 16 18 19 22 21 17 18 19 20 232
休止日 日 1 0 0 5 5 0 0 0 2 1 0 0 14
充填台数 台 7 13 14 11 10 9 12 18 8 17 10 12 141
充填量 k 8 564 15 384 17 041 14 479 12 730 10 235 14 696 23 295 9 593 23 754 13 567 15 618 178 956
12年度
充填量 kg 8.564 15.384 17.041 14.479 12.730 10.235 14.696 23.295 9.593 23.754 13.567 15.618 178.956
蓄圧時間 分 122 383 340 492 437 258 320 510 153 443 341 302 4,101
見学者数 名 67 149 101 390 192 121 391 482 106 279 171 214 2,663
運用日数 日 20 21 20 18 15 19 22 20 20 175
休止日 日 1 0 0 4 7 0 0 0 1 13
充填台数 台 15 17 21 16 22 19 31 14 18 173
年度201
充填台数 台 15 17 21 16 22 19 31 14 18 173
充填量 kg 17.335 26.413 28.272 24.970 29.769 25.413 41.932 20.572 31.572 246.248
蓄圧時間 分 277 580 502 552 674 623 844 407 484 4,943
見学者数 名 140 70 206 109 130 212 251 320 90 1,528
※7月の休止は、定期自主検査、保安検査。8月に夏休み、12~1月に年末年始休暇。
2013年
3
模擬セルフ充填実証概要
<平成23年度>
日 時 平成24年2月22日 平成25年1月25日 日 時:平成24年2月22日、平成25年1月25日 場 所:北九州水素ステーション
被験者:ST運用企業社員 モニター 3名 +ST係員 2名
<平成24年度>
<平成24年度>
日 時:平成25年7月19日
場 所:九州大学水素ステーション
被験者:ST係員(新任者) モニター員の机上保安教育 模擬セルフ充填 概 要:ST運用管理企業の社員をモニターとして、前半で、水素STの新人用保安教育を行った後に、各種説明資料
を用いて、保安監督者の監視下で充填操作の模擬演習を行い、説明媒体の判りやすさの比較実施。後半 で、共通資料に基づき水素の模擬セルフ充填を実施後、アンケート調査を行った。
<平成 年度>
<平成25年度>
日 時:平成26年2月27日~28日
場 所:北九州水素ステーション、九州大学水素ステーション、鳥栖水素ステーション 被験者:各ST係員 8名
被験者:各ST係員 8名
概 要:各ステーション係員が、順番に裾ステーションを巡回し、それぞれ水素ステーションの設備と充填手順を ハード面及びソフト面から比較検証や模擬セルフ充填作業を実施後、アンケート調査を行った。
【主なアンケート結果】
【主なアンケ ト結果】
・保安設備の設置状況や充填ノズルの取付方法、モニター画面の配置などに違いがあり、ドライバーの利便性から 考え、セルフ充填に適した形に統一していく必要がある。
・FCVの燃料容器の検査有効期限内である事の確認、充填ノズルの装着の安全性確認がカメラによる遠隔監視では が
限界がある。
・充填手順に関しては、タッチパネルで操作完了を確認しながら次のステップに進んで行く示し方をすれば、ノズルの 装脱着など慣れが必要なものもあるが、比較的容易にセルフ式ガソリン給油と同じ様に実施が可能ではないか。