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‑3 4 一

ドキュメント内 レクリエーション研究 (ページ 38-50)

自立

車 椅 子

痴呆なし 最軽度 CDRO‑O.5  施 掻 肉 を 自 立 移 動 痴 呆lま殆どみられない

自分でプログラムを 選んで参加できる

座 位 保 持 可 能 痴呆は殆ど見られない 座位で出来るプログラムを

自分で選んで参加できる

痴呆は殆どみられない 知的なプログラムに かかわることが出来る

軽度 中度

CDR1  CDR2 

病棟、リハ室を自立移動 痴呆lま軽度から中度 支緩を要するが病棟から 離れ、リハ室等で参加できる

座 位 保 持 可 能 痴 呆 は 軽 度 か ら 中 度 支 径 を 要 す る が 病 練 内 で 簡単な活動に参加できる

重度 最 重 度 CDR3  測 定 不 能

痴呆が重度で自立移動が できる

対象者は存在しない

座 位 保 持 可 能 痴 呆Iま重度から最重度 過去に経験した単純なものや

模倣レベルで参加できる

痴 呆 は 重 度 か ら 最 重 度 自らかかわることはなく、

支援もマンツーマンで 受動的なプログラムとなる

2

セ グ メ ン ト 表 に

A

老 人 病 院 で 行 わ れ て い る レ ク プ ロ を プ ロ ッ ト し た 結 果 は 表

2

の と お り で あ る 。 移 動 能 力 の 「 自 立 」 レ ベ ル は 施 設 内 を 自 立 歩 行 で き る レ ベ ル の た め 、

r C D R 3

、 測 定 不 能 」 の レ ベ ル の 人 は 存 在 し な い 。 各 項 目 は

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項 目 に 分 か れ 、 そ れ を 更 に 特 徴 の あ る 類 似 性 の 高 い も の を ま と め た 。

2

の 全 体 か ら は 、 左 上 に 向 か う ほ ど 、 自 立 度 、 自 由 度 が 高 く 、 能 動 的 な プ ロ グ ラ ム が 特 徴 的 で 、 逆 に 、 右 下 に 行 く ほ ど 受 動 的 な プ ロ グ ラ ム と な っ て い る 。

移 動 能 力 と

C D R

の 二 つ の 能 力 か ら 、 そ の 人 が か か わ る こ と が 出 来 る プ ロ グ ラ ム が 明 確 に な っ た 。 プ ロ グ ラ ム の 難 易 度 の 決 定 は 、 参 加 者 の 能 力 と つ り あ っ て い る と き に 感 じ る フ ロ ー の 状 態 に 設 定2) す る こ と が 大 切 で あ り 、 そ の 選 出 に 役 立 つ も の と 考 え る 。

震 た き り の 人 や 痴 呆 の 重 度 の 人 に 対 し て の プ ロ グ ラ ム は 音 楽 鑑 賞 、 マ ッ サ ー ジ 等 受 動 的 プ ロ グ ラ ム で あ る 。 痴 呆 が 進 行 す る と 言 語 で の 意 思 表 示 が 困 難 に な り 、 移 動 能 力 も 低 下 す る と 体 が 思 う よ う に 動 か な く な る 。 従 っ て 、 プ ロ グ ラ ム 内 容 は レ ク ワ ー カ ー だ け で 決 定 す る の で は な く 、 他 職 種 の 評 価 や 家 族 に 聞 き な が ら 進 め る こ と が 大 切 と な っ て く る 。 そ し て 、 こ の こ と が レ ク ス タ ッ フ 自 身 の ス キ ル ア ッ プ に も つ な が っ て く る 。

次 に 各

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項 目 別 の レ ク プ ロ グ ラ ム へ の 参 加 率 を 表

3

に示した。

与六 5 1 1

痴 呆 な しCDRO...0.5 最 軽 度 CDR1 軽度 CDR2 中度 CDR3 重度 測 定 不 能最重度 自立 97. 3~也 93. 3 1001!

‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ ‑

車椅子 92.61! 100%  93.2%  62.6%  57.1% 

リクライニング 対象者なし 100%  50.5%  31.4%  7.0% 

寝たきり 対象者なし 対象者なし 50.5%  1 2. 2~も 12. 1 %  表

3

こ の 表 か ら は 車 椅 子 に 座 れ る こ と で か か わ れ る プ ロ グ ラ ム へ の か か わ り が 増 大 し 、 C D R 2以 上 の 人 に お い て も 参 加 率 が 高 く な っ て い る こ と が わ か る 。

「車椅子以上、 C D R 2以 上 」 の レ ベ ル の 人 に 対 し て は 、 か か わ れ る 環 境 が 整 っ て い る と い え る が 、 逆 に そ れ 以 外 の と こ ろ で は 、 今 後 、 環 境 の 整 備 が 必 要 で あ る こ と も 伺 え る 。

そ の 理 由 と し て 、 こ の レ ベ ル は 自 己 決 定 が 出 来 ず 、 ほ と ん ど が 寝 た き り の た め 、 参 加 意 欲 が 低 下 し て お り 、 意 思 決 定 も 困 難 な レ ベ ル で あ り 、 も う 一 つ は 自 ら 参 加 す る こ と が 出 来 ず 、 グ ル ー プ で の 参 加 も 困 難 な た め 、 ほ ぽ マ ン ツ ー マ ン の か か わ り と な り 、 マ ン パ ワ ー 不 足 と い う こ と も 理 由 に 挙 げ ら れ る 。

ま た 、 移 動 能 力 が 「 リ ク ラ イ ニ ン グJか ら 「 車 椅 子j レ ベ ル に な る こ と に よ っ て 、 プ ロ グ ラ ム へ の 参 加 率 が 高 く な っ て い る こ と か ら 、 理 学 療 法 士 と 相 談 を し 、 ス タ ン ダ ー ド 型 車 椅 子 に 座 れ る こ と を 一 つ の 目 標 に 取 り 入 れ る こ と に よ っ て 、 そ の 人 の 余 暇 生 活 の 幅 が 広 く な る こ と が 言 え る 。 レ ク ワ ー カ ー だ け で 目 標 を 立 て る の で は な く 、 他 職 種 と の チ ー ム ア プ ロ ー チ が 対 象 者 の 余 暇 生 活 拡 大 と な り 、 更 に は 生 活 意 欲 の 向 上 に も つ な が る こ と と な る 。 VI.まとめ

1 .移動能力・ C D Rの セ グ メ ン ト 表 を 作 成 す る こ と で 、 こ の 二 つ の 能 力 に 応 じ た レ ク プ ロ グ ラ ム を 分 類 す る こ と が 出 来 た 。

2. 初 期 の 段 階 で 移 動 能 力 とC D Rを 評 価 す る こ と に よ り 、 セ グ メ ン ト 表 か ら そ の 人 の 能 力 に あ っ た レ ク プ ロ グ ラ ム を 作 成 す る こ と が 出 来 る よ う に な っ た 。

3. 車椅子、 C D R 2以 上 の レ ベ ル を 持 つ こ と で プ ロ グ ラ ム の 種 類 が 多 く な り 、 参 加 者 も 多 く な っ て い る こ と が わ か っ た 。

4.

逆に車椅子以上、 C D R 2以 上 の レ ベ ル 以 外 の 人 に 対 し て は 、 マ ン パ ワ ー 不 足 も 含 め 環 境 の 整 備 が 必 要 で あ る こ と も い え る 。

以 上 の こ と が 、 本 研 究 を 通 じ 示 唆 で き た 。

本 研 究 の セ グ メ ン ト 表 か ら 、 初 期 の 評 価 で 能 力 に あ っ た レ ク プ ロ グ ラ ム を 作 成 す る こ と が で き る が 、 こ れ ら の 能 力 だ け で 最 終 決 定 す る の で は な く 、 視 力 、 聴 力 、 手 指 の 動 き 、 麻 痩 、 精 神 面 の 安 定 等 の 評 価 、 そ し て 、 レ ク 歴3) を 考 慮 し 、 そ の 人 に と っ て の 最 適 な プ ロ グ

ラ ム を 決 定 す る こ と が 大 切 で あ る 。 く 参 考 文 献 〉

1) ( 財 ) 日 本 レ ク リ エ ー シ ョ ン 協 会 : 福 祉 レ ク リ エ ー シ ョ ン 援 助 の 方 法 . 中 央 法 規 2000

) 草 壁 孝 治 : 初 期 痴 呆 高 齢 者 に 対 す る レ ク リ ヱ ー シ ョ ン 療 法 の 試 み 。 レ ジ ャ ー ・ レ ク リ ヱ ー シ ョ ン 研 究 第 51号 p 62 ‑ 65  日 本 レ ジ ャ ー ・ レ ク リ エ ー シ ョ ン 学 会 2003

) 草 壁 孝 治 ・ 斎 藤 正 彦 ( 編 ): 高 齢 者 の レ ク リ エ ー シ ョ ン マ ニ ュ ア ル . ワ ー ル ド プ ラ ン ニ ング. 2002 

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三 三 E

高 齢 者 の 余 暇 活 動 に つ い て ( 6  ) 

一 主 に コ ホ ー ト 別 に み ら れ る 満 足 感 と 疎 外 要 因 に つ い て O上 野 幸 、 山 崎 律 子 、 高 橋 和 敏 ( 余 暇 問 題 研 究 所 )

キ } ワ ー ド : 高 齢 者 、 余 暇 活 動 、 レ ク リ エ ー シ ョ ン 研 究 、 コ ホ } ト 、 満 足 感 、 疎 外 要 因 }土じめに

本研究の背景:本研究は、過去 7 年間にわたる継続研究(l 997~2003 、学会大会発表) の 一 環 で あ り 、 本 研 究 者 ら デ イ サ ー ビ ス に お け る 実 践 援 助 、 介 護 予 防 教 室 指 導 、 高 齢 者 健 康 教 室 指 導 、 そ の 他 の 実 践 指 導 を 通 し て 得 た 知 見 な ど が 背 景 に あ る 。

本 研 究 の 意 義 : 本 研 究 は 、 面 接 を 中 心 に し た 事 例 聞 き 取 り 調 査 で あ る 。 時 聞 が か か り 、 客 観 的 デ ー タ 収 集 に は 難 が あ る が 、 対 象 者 の 生 き る 経 緯 を 理 解 す る と と も に 、 話 し 相 手 と な る こ と は 、 高 齢 者 個 々 人 の 機 微 を 理 解 で き る 有 効 な 実 践 的 研 究 方 法 の ー っ と い え る 。 ま た 、 継 続 研 究 は 、 高 齢 者 の 生 き 様 プ ロ セ ス を 縦 断 的 に 観 察 し 得 る メ リ ッ ト が あ る 。 そ の 成 果 の ひ と つ は 、 過 去 に お け る 一 連 の 研 究 に お い て 、 こ の 種 の 研 究 に 対 し て は コ ホ ー ト 概 念 ( 同 世 代 、 同 経 験 者 の 群 ) の 採 用 が 有 効 で あ る こ と が 判 明 し 、 そ の 後 の 研 究 に お い て コ ホ ー ト を 基 準 に し た 検 討 を 加 え る こ と と し た 。

本 研 究 の 限 界 : 本 研 究 は 、 高 齢 者 を 質 的 に 理 解 し よ う と す る も の で あ る 。 し た が っ て 量 的 ・ 客 観 的 に 分 析 す る も の で な く 、 量 的 ・ 数 値 的 説 明 に は 適 さ な い 。 ま た 対 象 者 が 高 齢 で あ る た め に 健 康 を 損 な う 率 が 極 め て 高 く 、 面 接 が 実 施 で き な い 場 合 が 多 い こ と も 予 測 し な ければならい。

対 象 と 方 法

対 象 1999年 か ら 2004年 ま で の 面 接 者 16名 中 10名

対 象 者 性 別 生 年 初 回 面 接 時 年 齢 今 回 出 生 地 コ ホ ー ト

J

氏 男 性 大 正 6年 86歳(2002) 88歳 東 尽 都 C‑ 1 *  L氏 女 性 大 正 12年 80歳(2002) 82歳 栃 木 県 C‑II  *  B氏 女 性 昭 和 2年 72歳(1999) 77歳 東 京 都 C‑III* 

E氏 男 性 昭 和 6年 69歳(2001) 73歳 台 湾 I!  *  F氏 女 性 昭 和 8年 68歳(2001) 71歳 九 州

C‑N  * 

G氏 男 性 昭 和 9年 67歳(2001) 70歳 愛 媛 県 C‑V *  H氏 女 性 昭 和 10年 66歳(2001) 69歳 東 尽 都 C‑VI *  N氏 男 性 昭和 12年 65歳(2002) 67歳 広 島 県 I!  *  O氏 男 性 昭 和 15年 (2004)  64歳 東 尽 都 I!  *  P氏 男 性 昭 和 15年 (2004)  64歳 東 尽 都

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* コ ホ ー ト 分 類 に つ い て

1.  C ‑ 1・ ・ ・ 大 正 時 代 の 生 誕 で 第 2次 世 界 大 戦 時 に 軍 役 年 齢 で あ る 。

戦 時 中 は あ る 者 は 前 線 で 戦 い 、 あ る 者 は 屋 内 で 軍 役 に 服 し て い た 。 大 正 デ モ ク ラ シ ー め 影 響 を 受 け て い る 。 戦 後 退 職 ま で は 仕 事 に 専 念 する。

2.  C‑II 

・ ・ ・ 大 正 時 代 の 生 誕 で 第

2

次 世 界 大 戦 時 に 挺 身 隊 ま た は 婦 人 会 に て 働 く 。 艦 砲 射 撃 や 空 爆 に あ う 。 戦 後 、 子 供 な ど 家 族 の た め に 働 く か た わ ら 趣 味 へ の 関 心 を も 広 げ る 。

3.  C‑III ・ ・ ・ 昭 和 初 期 の 生 誕 、 幼 少 か ら 軍 大 国 主 義 へ の 道 の 最 中 に 育 つ 。 男 性 は 第2時 世 界 大 戦 時 は 志 願 軍 役 年 齢 、 女 性 は 挺 身 隊 年 齢 で あ り 、 子 ど も 連 れ て 疎 開 し て い た 。 戦 後 180度 転 換 し た 中 で 、 生 き る た め に 仕 事 や 育 児 な ど に 専 念 し て き た 。 滅 私 奉 公 の 精 神 が 肌 に し み つ い て い る。

4.  C ‑ N

・ ・ ・ 昭 和 ひ と 桁 の 後 半 期 に 生 誕 、 幼 少 時 は 軍 大 国 主 義 の 中 で 育 つ 。 都 会 で は 疎 開 を 経 験 し 、 戦 後 の 貧 し い 時 期 を 体 験 。 旧 制 教 育 制 度 か ら 新 制 へ の 転 換 期 を 経 験 。 民 主 的 教 育 も 受 け て い る 。

5.  C ‑ V  ・ ・ ・ 昭 和 ひ と 桁 の 後 半 期 の 生 誕 、 幼 少 時 は 軍 大 国 主 義 の 中 で 育 つ 。 都 会 で は 疎 開 を 経 験 し て い る 。 は じ め か ら 新 制 民 主 的 教 育 を 受 け て い るo

6.C‑VI' ・・昭和 1 0年 以 降 の 生 誕 、 軍 大 国 主 義 の 中 で の 教 育 は 経 験 し て い な い 。 親 の 保 護 の も と で の 疎 開 を 経 験 。 民 主 的 な 教 育 の 中 で 、 い ろ い ろ な 事 を 経 験 し 、 周 囲 の 人 間 関 係 の 中 か ら 自 分 の 生 き 方 に 影 響 を 受 け て い る 。 現 在 も 働 く 意 欲 が あ る 。

盟 主 主 主 : 電 話 に て 事 前 に 説 明 し て か ら 用 紙 を 郵 送 。

後 日 直 接 回 収 し な が ら 、 面 接 を 中 心 と し て 聞 き 取 り 調 査 を 実 施 し た 。 面 接 時 間 は 約

2

時聞を要した。

盟査宣車:平成 16 年 6 月 ~8 月

理 室 皇 室 : ・ 現 在 の 余 暇 活 動 の 頻 度 と 満 足 感 に つ い て

・ 現 在 の 余 暇 活 動 の 阻 害 要 因 に つ い て 結 果

1.  コ ホ ー ト 別 余 暇 活 動 と 満 足 感 お よ び 阻 害 要 因 1) C ‑ 1・ ・ ・ 戦 中 派 、 兵 役 に 服 し た 。

< 事 例 :88歳 男 性 >

満 足 感 │ 趣 味 活 動 は 「 と て も 満 足J

ラ ジ オ 体 操 は 「 あ ま り 満 足 し て い な いJ 阻 害 要 因 │ 運 動 神 経 、 バ ラ ン ス

η 巧 ‑

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