E[【X古12]:=T(舌)とおく.(5.25)と補題3.1.8,およびXoと{σ。}の独立性から
T(孟)一E[e脚鵬+ズ卿鄭)4り]
E[(・韓X・)2]+E[〈ズ・鳶一σ(・)刺
+2E[・伽X・]E[ズ・脚)伽賊]
・・伽E[X・・]イe・がF@)伽・(・)2d・+・
となり,T(のは明らかに微分可能である。一般に,
議ノぐア(ち8)d8一ノ学畠∫(ち8)(」8一ト!(ちの
が成り立つことに注意すれば
二丁(オ)一2F(オ)・・脚吻[為・]+・(孟)2+∠㌧F(の・・πF@)面・(・)24・
が分かる.すなわち
議丁(の一2F(オ)T(オ)+・(オ)2 (5・32)
である,また(5.26)と(5.31)からθ(のも微分可能となるから,(5.31)の両辺を微分して,
薯(オ)一三(T(オ圃X・]・e・溶一ズ綱2d・)
一読丁(の一2F(舌)恥]・一(!(ちオ)2+ズ2綱畠帥・)
を得る.(5.32),(5,29)より
議丁(亡)一2瑚重剛・,!畔儲θ(亡))2,畠∫(・・岬亡)M
であるから(5.31)より
誓(孟)一2F(オ){T(のイ!陣ノ廊一珂瓦]・}+・(オ弓1;3(ザ 一2F(のθ(の一三ili;θ(ザ+・げ
が成り立つ.
以上を踏まえてX古の満たす確率微分方程式を求める.
(5.28)から
瓦一・・(孟)イ!(照,・・(孟)一E岡
であるが,(5.26)より珂X亡]が微分可能であることに注意すれば次の補題が得られる.
補題5.2.17次の関係式が成り立つ.
腐一重(の餅!(ち孟)礁+(ノ:孟畠!(・・の鵡)d孟
【証明】(5.28)で定義した!(8,のは5≦オのときのみ意味を持つから,あらためて
綱÷鴎]一{堺凡]ll妻1
とれば,任意のオ∈[0,司に対して
ズ(罵M凪)d孟一ズ(侃!(易繊)砒
が!戎り立つ・
ここで右辺の積分の順序交換が可能であることを示す.補題5.2。12により
E[π畠柳例く・・
を示せばよい.(5.29)より
蕉ノ醐2一ズ∬(G(5)3(5の D(5))メFω伽d孟2
揺ノ醐2≦嚇θ¢幽)伽d孟2
≦κ2ズ1θ(・)12ぜ1・伽伽2痂
■
(5.33)
(5.34)
(5.35)
と定義しても差し支えない.このとき!(・,の∈五2[0,T]となる.また,任意にu∈[0,T]を
(5.36)
(5.37)
となるが,F(の, G(の, D(オ)は[0,図上有界でinfρ(の>0だから,あるκ≧0があって
5.線形フィルター フ5
が成り立つ・ここで1・脚)・・!2<・・は明らかであり・さらに(瑚より
附・一E[剛一刺2≦4E[剛2≦4E[響1刈2<・・
であるから(5.37)がいえた.従って(5.33),(5.35)に注意すれば
ズ(侃掴)砒)dオーズ(蘇栴オ)dうd凡イ(βMのd凡
一ズ(!(8,賜)一!(・,・))鵡一&一・・(撹)一ズ嗣砥
が成り立つから,(5.36)から
丸一・b(u)イ!(照+ズ(β!(照)砒
となり,これを微分形で表せば補題を得る.
最後のまとめに入る。補題5.2.15および(5.26)より
!(ちオ)」辮),畠!岡一F(オ)綱
・6( 4の=三訂濁]一議(珂X・]・焉・←)幽)一F(の・・(の
であるから(5.33)に注意すれば(5.34)は次のように書ける.
轟一F(重)・・髄+G辮)d瓦卿)(三一・・(亡))d孟
一∬(オ勲+σ辮)鵡
峨一施鵡一三(dZt−G(のXt dのを(5.38)に代入すれば 鵡一F(オ勲+σ辮)(d三一・(舌勲)
一(F(t)一σ辮孟))細G鑑ll!孟)必
となり(5.7)を得る.
次に,序章で触れた「生物の個体数変動の,
いう問題の一つのモデルを与え,この結果を応用して考察する.
圏
(5。38)
以上五つのStepをまとめると,1次元Kalman−Bucyフィルター(定理52.2)が従う.
ノイズ を含む観測に基づく最良の推定」と
5.3・定数係数過程への応用
まず,係数が定数の場合を一般的に論ずる,
例5.3.1次のような線形フィルターの問題を考える.
(系過程) 4濁=FXオ砒+04研,瓦0は定数
(観測過程)4乙=σ四珠+Dd聾,G≠0, D>0は定数
付随するRiccati方程式はαを定数として藷3(の一2F3(孟)一面3(の・+σ1,θ(・)一E[(X・一E[X・])・]・一・・
である.この方程式の解は,次のロジスティック曲線によって与えられる.
α・一κα・exp{(α笏諾圭叫 (5.39)
3(オ)一
トK・xp{(α2君去叫
ただし,α1=σ一2(.FD2−DF2D2十G202),α2=(7−2(FD2+DF2D2十G202),
1(=(α2一α1)/(α2一α2)である.
Hω:=F一霧θ(のとおけば,定理5.2.2により瓦の満たすべき方程式は次で与えられる.
轟E(孟)細川3(の必,£・一E岡 (圃
e%嗣嘆一£。一
一一 e−」ずH(%)du・】農Σ3(8)dζZ』
を得るから,求める解は次のようになる,
瓦一£・e脚伽+釘メ恥)触・)d属
(539)で舌を十分大きくとれば,5 (の鯉α2がいえるから(5.41)は
撫緬{(F讐ン}+睾ズα∞{(F一籍)(トの}仏
と近似できる.さらにF一掬:;一βとおいて次を得る.
駆評(瓦磯2∠舷)
関蜘切一・xp{略Hω伽}・とセミマルチンゲール{(ち瓦)}に騰の公式を用いて
ズ(一H(s)ピ脚峨)廊+ズ茜H@)蟻 ズ
(5.41)
(5.42)
5.線形フィルター
77
例5・3・2(個体数変動のノイズのある観測)生物の個体数変動の簡単なモデルを考え,そ のノイズを含む観測を基に個体数の最良の推定を求めてみる.(系過程) 4Xl=γXl砒, E[Xol=δ>0, E[(Xo−b)2}=α2,γは定数
(観測過程)d易=Xε砒+md巧, m>0は定数
上の例に当てはめれば,まず(5.39)より 一2γ・ηz2κe27ε α2
8(の「一K,・。・・κ一。・一2。m・
ムを得,さらに(5.40)より.濁の満たすべき次の方程式を得る.
腐一C一二)三二 ..1543)
一{( 5(孟) T− m2)名+.響オ)♂}研響覗,瓦一b(圃
(5.43)を解けば(5.41)より
瓦一δ・溶磯)伽+㌶・鳶囎)鞠d4
となる・さらにオが十分大きいときθ(の禦2Tm2,β=γであるから(5.42)から近似的には
舘〆(6+2・∠㌔・・dZ・)一〆(δ鶴かゐ伽ズ凱)
となることが分かる、
バ例5・3・2で得られた{濁}が系過程{ろ}の変化をどのように推定しているか,コンピュー タ・シミュレーションで確認してみる.
尚,以下のMathematicaによるプログラミングは文献[11, PP.230−232]を参考にした.
<<Stati8tics、Co既tinuousDistτibutioロs、
.s¥tei【r_ 凪_ t_ k」・・M。dule【{n・data}9 n=F:Loor[k t】〜dt旨コ.!k
data昌NestList【{盤[【1】】やdt,響【[2】】+《(r−2 =費Exp[2 r★響【【1】】】ノ (2=mA2−1+Exp【2r★響【【1】】】))響[[2]1+
20:【★Exp【3=排H1】]]!《2==ロA2一:L+Exp[2=禽響【【1n】))
dt÷2m=★Exp[2 r★響【[1]]]!(2=瓜A2一ユ+Exp【2=★響【【1】n)
Random【No=ma1Disセコib雛セion[O, Sqτ七【dセ】】】}&,
{0,工0},a1;
91=ListPユot【data, Ploセσoined一〉「2瓢e, P■otRa籍ge一〉為ユ:L,
Frame一〉τrue, GridLine3一>Auto皿ati6,
PlotLabeユー〉{{雪1=璽㌧r},{冒1皿豊㌧鵬},{讐審dt冒㌧N【dt1}},
AspectRatio一>1」】
suitei[0.02,3,50,1001
1.Xo=Xoの揚合(初期値の推定が実際の数値と一致した場合)
{{r,0.02}, {1n,3}, {dt,0。01}}
27.5
22.5
20
17.5
15
12.5 10
0 10 20 30 40 50
2.Xo≠Xoの場合(初期値の推定が実際の数値と一致しなかった場合)
{{r, 0。02}, {皿,3}, {dt, 0.01}}
27.5
25
22.5
20
17.5
15
12.5
10
0 10 20 30 40 50