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3アラームクリアコントロール

外部接点によってアラームクリアする方法について説明します。

ノイズによる出力への影響を軽減するために、外部接点間の接続には

2

芯シールド線または ツイストペア線を使用して、できるだけ短く接続してください。配線が長くなるとノイズの 影響を受けやすくなって、ノイズ対策を施したケーブルを使用しても、正常に動作しないこ とがあります。

シールド線を使用する場合には、シールドは−(負)出力端子へ接続してください。

J1

コネクタの

5

番ピンを

LOW

(0 V〜

0.5 V)または短絡にすると、アラームクリアします。

アラームクリアの接続

J1

コネクタの

5

番ピンと

19

番ピンを使 用します。

5

番ピンと

19

番ピン間の開放電圧は約

5

V、短絡電流は約 0.5 mA

になります。

外部接点には

5 Vdc、 0.5 mA

以上の接点 定格をもつ部品を使用してください。

2

台以上をフローティングで使用して、

1

つの外部接点でアラームをクリアする場合には、外 部接点信号にリレーなどを使用して各機器への信号を絶縁してください。

長距離の接続

長距離の配線には小型のリレーを使用し て、リレーのコイル側を延長してください。

警告

感電の恐れがあります。

外部接点(S)と接続用のケーブルに対する絶縁は、本製品の対接地電圧(±250 Vmax)

以上にしてください。

接続にシールド線を使用する場合には、むき出しになるシールド部分を、本製品の対接 地電圧より高い耐電圧の絶縁チューブで保護してください。

2芯シールドまたは ツイストペア線

出力端子 J1 5 19

PWX

S

このラインを延長する リレー

外部モニタリング

出力電圧および出力電流の外部モニタリング

J1

コネクタには出力電圧と出力電流のモニタ出力があります。

モニタ出力の定格

出力インピーダンス

: 1 kΩ

以下、最大出力電流

: 約 10 mA

各モニタ出力は、直流電圧値(平均値)をモニタするための信号出力です。実際の出力電圧、

電流の交流成分(リップル、過渡応答波形など)は正確にモニタできません。

動作状態の外部モニタリング

J1

コネクタには本製品の動作状態を外部からモニタするステータス出力があります。ステー タス出力は、次の

5

項目です。

各出力はフォトカプラのオープンコレクタ出力で、本製品の内部とは絶縁されています。

ステータスコモンはフローティングで、対接地電圧は

60 V

以内です。

ワンコントロール並列運転の接続をした場合には、マスタ機の

STATUS COM(J1

コネクタ の

1

番ピン)はフローティングではなくなりスレーブ機の

A COM(J1

コネクタの

19

番ピ ン)とつながります。この状態で出力端子の+側をシャシ端子に接続すると、ステータスコ モンはシャシ端子に対して出力電圧だけ下がった電位になります。

出力端子の+側が接地電

位となっているので、シャシに対して本製品の対接地電圧以上の絶縁を確保してください。

各信号端子の最大定格

最大電圧

: 30 V、最大電流(Sink): 8 mA

ピン番号 信号名 説 明

10、19、23 A COM リモートコントロール入力のコモン

出力モニタのコモン

25 V MON 出力電圧のモニタ出力

0〜定格出力電圧の間で0〜約5 V(CF08: Lo)、0〜約10 V(CF08: Hi)

24 I MON 出力電流のモニタ出力

0〜定格出力電流の間で0〜約5 V(CF08: Lo)、0〜約10 V(CF08: Hi)

注意 VMON

および

IMON

A COM

へ短絡すると、故障の原因になります。

外部モニタリング

外 部 コ ン ト ロ

┃ ル

3

ピン番号 信号名 説 明 回路

1 STATUS COM ステータス出力のコモン

フォトカプラエミッタ出力

2 CV STATUS 定電圧動作時にLOWレベルになります。

フォトカプラコレクタ出力

3 CC STATUS 定電流動作時にLOWレベルになります。

フォトカプラコレクタ出力

14 ALM STATUS 保護機能(OVP、OVP2、OCP、OHP、FAN、

SEN、AC-FAIL、SD)作動時にLOWレベルに なります。

フォトカプラコレクタ出力

15 PWR ON STATUS POWERスイッチオン時(PWR ON STATUS)

LOWレベルになります。

フォトカプラコレクタ出力

16 OUT ON STATUS 出力オン時にLOWレベルになります。

フォトカプラコレクタ出力

1 2 3 14 15 16

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並列/直列運転

この章では、ワンコントロール並列運転と 直列運転時の各機能と接続、設定、操作に ついて説明します。

並列/直列運転

ワンコントロール並列運転

ワンコントロール並列運転とは、1 台をマスタ機(主機)、ほかの同一モデルをスレーブ機

(従機)として接続します。接続したシステム全体をマスタ機の操作でコントロールする機 能です。

ワンコントロール並列運転で出力電流を拡大(最大出力電流:単体の定格出力電流

×

並列台 数)できます。

最大並列台数:マスタ機を含め

4 台

マスタ機とスレーブ機間の出力電圧、および出力電流の差は、定格の約

5 %

以内です。

各機能(ワンコントロール並列運転)

ワンコントロール並列運転時の機能は次のようになります。

電圧表示と電流表示

マスタ機の電圧表示部に電圧値が表示されます。マスタ機で最後に設定した電圧値が表示さ れ、スレーブ機の電圧表示部には

”SLAV”

と表示されます。

p. 48 マスタ機の電流表示部には、並列接続されている台数分の合計した電流値が表示されます。

スレーブ機は各スレーブ機の電流値表示(CF19: OFF/ ON)を設定できます。

最大出力電流値が

99.99

を超える場合には、最大電流表示は

999.9

となります。

p. 26 、p. 48 電力値表示に切り替えることができます。マスタ機の電流表示部には並列接続されている台

数分の合計した電力値が表示されます。スレーブ機は各スレーブ機の電力値表示(CF19:

OFF/ ON)を設定できます。

p. 44 コンフィグ設定でワンコントロール並列運転時の台数設定(CF01)が並列接続している台数

と異なる場合には、電流値が正しく表示されません。

注意

単独で使用する場合、または並列運転で使用しない機器がある場合には、並列運転接続を 外してください。正常に動作しない場合があります。

参照

参照

参照

ཟཌྷ

マスタ機

スレーブ機

並列運転時のパネル表示例

(出力電流56 Aの例)

ワンコントロール並列運転

並 列