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2ブリーダオン/オフ機能

p.47 ブリーダ回路のオン/オフを設定できます。内部ブリーダ回路によって出力電流をシンクさ せたくない場合に、ブリーダ回路をオフに設定できます。バッテリーを接続した場合にブ リーダ回路をオフに設定することで、過大な放電を防止することができます。

ワンコントロール並列運転、または直列運転時をする場合には、接続するすべての機器を同 じ設定にしてください。

ブリーダ回路のオン/オフ設定によって、外部電圧源が接続された場合のシンク電流、およ び出力電圧の立ち下り時間は異なります。

ここで示されるシンク電流値、または立ち下り時間は標準値です。

ブリーダ オン/オフ時の外部電圧源からのシンク電流値

(設定電圧値より外部電圧源の値が大きい場合)

ブリーダ オフ時の出力電圧の立ち下り時間

無負荷で出力オンから出力オフした場合に、定格出力電圧が

90 %

10 %

に立ち下がる までの時間です。

参照

警告

感電の恐れがあります。出力端子に触れるときには、ブリーダ オン/オフ設定をonにし てください。oFFに設定した場合には、出力オフ、またはPOWERスイッチをオフにして も、出力オン時の電圧が出力端子に残ります。

Vout=出力端子電圧 ブリーダ

回路

シンク電流 5 Vout*1

*1. ブリーダ オンであってもこの電圧より低い出力端子電圧では、シンク電流は徐々に少なく なります。出力端子電圧が0 Vに近くなると、ブリーダオンであってもほとんどシンクし ません。

10 Vout 20 Vout 30 Vout 40 Vout 50 Vout 60 Vout 70 Vout 80 Vout オン 583 mA 559 mA 510 mA 462 mA 414 mA 365 mA 317 mA 269 mA 221 mA オフ 0.1 mA 0.2 mA 0.4 mA 0.6 mA 0.8 mA 1.0 mA 1.2 mA 1.4 mA 1.6 mA

立ち下り時間 250 秒

リモートからローカルに切り替え

リモートコントロールで動作しているときには、表示部の

REMOTE LED

が点灯します。

リモート状態をパネルからローカル状態(パネル操作)にするには

LOCAL

キーを押します。

工場出荷時設定(イニシャライズ)

SHIFT

キーと

LOCAL

キーを押しながら

POWER

スイッチをオンにすると、工場出荷時の設

定に戻ります。工場出荷時の設定は、以下のとおりです。

基本設定

ཟཌྷ

基本項目 設定内容

出力電圧 0 V

出力電流 定格出力電流の105 %

OVP(過電圧保護) 定格出力電圧の112 %

OCP(過電流保護) 定格出力電流の112 %

UVL(低電圧制限) 0 V

工場出荷時設定(イニシャライズ)

基 本 機 能

2

コンフィグの設定

項目番号 CONFIG項目 設定内容

CF01 ワンコントロール並列運転設定 1(単独運転)

CF02*1 電源オン時の状態設定 SAFE(前回電源オフしたときのパネル設定)

CF03 OHP/ FAN/ AC-FAIL作動時の解除方法設定 SAFE(自動解除しない)

CF04*1 メモリー内容の表示設定 ON(表示する)

CF05*1 外部電圧/外部抵抗によるCCコントロール設定 OFF CF06*1 外部電圧/外部抵抗によるCVコントロール設定 OFF

CF07*1 CC/ CVコントロールのレンジ設定 LO(0 V5 V)

CF08 電圧モニタ/電流モニタ時のレンジ設定 LO(0 V5 V)

CF09*1 出力オン/オフの外部コントロール設定 OFF

CF10*1 出力オン/オフの外部コントロール論理設定 LO(LOW*2で出力をオン)

CF11 ブリーダ オン/オフ設定 ON(プリーダオン)

CF12*1 出力オン時の立ち上がり状態設定 CV(CV優先)

CF13 OCP作動の検出時間設定 0 ms

CF14*1 電流設定制限の設定 ON(制限する)

CF15*1 電圧設定制限の設定 ON(制限する)

CF16 パネル表示部の明るさ設定 7

CF17 通信監視タイマー設定 OFF(通信監視タイマーオフ)

CF19*3 ワンコントロール並列運転時のスレーブ機の表示設定 OFF(スレーブ機に表示しない)

CF20 LANインターフェースの設定 ON(LANを使用する)

CF21 コマンド言語設定 SCPI

CF22 リモートコントロール時のエミュレーション設定 NONE(PWXシリーズコマンド)

CF23 SCPI通信エラー表示設定 OFF(表示しない)

CF24 マルチチャンネル(VMCB)のドメイン番号設定 0(マルチチャンネルを使用しない)

CF25 マルチチャンネル(VMCB)のチャンネル番号設定 0(マルチチャンネルでマスタ機として使用する)

CF41 IPアドレスの割り当て方法設定 (DHCP:ON、AUTO IP:ON、

MANUAL IP:OFF)

CF47 SCPI-RAWプロトコルのTCPポート番号設定設定 5025

CF52 RS232C通信速度設定 19.2(kbit/s)

*1. マスタ機として使用時のみ設定が可能。

*2. LOW:0 V0.5 V、または短絡

*3. スレーブ機として使用時のみ設定が可能。

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外部コントロール

この章では、

J1

コネクタを使用した外部コ ントロールと外部モニタリングについて 説明します。       

    外部コントロ┃ル

概要

本製品では後面パネルの

J1

コネクタで、以下の外部コントロールができます。

出力電圧のコントロール

外部電圧または外部抵抗によるコントロール

出力電流のコントロール

外部電圧または外部抵抗によるコントロール

外部接点による出力のオン/オフコントロール

外部接点による出力のシャットダウンコントロール

外部接点によるアラームクリア

動作モードのモニタリング

J1 コネクタについて

J1

コネクタの接続用として、プラグキット

749809-9 DB25

を付属しています。プラグキッ トは

AMP

社製のコネクタ部品で構成されています。

簡易型圧接工具、およびコンタクト引抜工具は付属されていません。別途ご用意ください。

使用方法は、AMP社のカタログをお読みください。

工具、および消耗品の入手方法は、購入先または当社営業所へお問い合わせください。

コアの取り付け

J

1コネクタへの接続には、接続用ケーブルにコアが必要です。

コアは付属していません。適切なコアを使用してください。

当社推奨コア:TDK製 ZCAT3035-1330 EMI FILTER 250 Ohm 100 MHz

1

コアのロックを外してコアを分割します。

2

分割したコアの半分にケーブルを

2

回巻きつけます。

コアとJ1コネクタの間は30 mm以内になるように巻きつけてください。

3

接続用ケーブルを挟まないようにして、コアを閉じます。

確実にロックされていることを確認します。

注意

絶縁アナログインターフェース(オプション)を使用する場合には、J1コネクタの

VPGM

(22番ピン)と

IPGM(21

番ピン)に何も接続しないでください。接続された機器が故障 したり、本体の動作に影響を及ぼす恐れがあります。

J1

コネクタについて

外 部 コ ン ト ロ