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2 交替制勤務の試行についての意識調査結果

ドキュメント内 金沢医科大学報第124号 (ページ 41-44)

いいえ どちらとも言えない

その他

3 交替

はい

2 交替

2 月の調査結果 6 月の調査結果

・夜中の出勤・帰宅がないのでよい

・勤務体制についてよいのは

・夜中の出勤・帰宅がないのでよい

・勤務体制についてよいのは

病棟看護師の

2 交替制勤務の試行についての意識調査結果

本学病院は30 の診療科を擁し、420 名の医師が最良の 医療を実施すべく腕に磨きをかけ、それぞれ特徴的な専 門医療を展開して地域医療の充実に努めている。これら 各診療科や各センターが得意とする先進的医療を「21 世 紀医療」として、一般の患者さんや地域住民の方々に理 解していただくためリーフレットの作成がはじまった。

リーフレットには、テーマ毎に症状、治療方法、診療 態勢などがA4 判用紙1 枚の表裏に要約して記載されてお り、病院内の中央受付待合ロビーと各外来ブロック受付 に常備される。また、このリーフレットは、今年 8 月 8 から14 日の期間、金沢 21 世紀美術館で開催される「人 体の不思議展(金沢医科大学病院:先端医療なるほど図 鑑)」の展示会場にも置かれる。

現在リーフレットは、肝臓がんラジオ波灼熱療法、心 臓カテーテル治療、在宅人工呼吸療法、睡眠時無呼吸症 候群、腎臓の悪化、メタボリックシンドローム、シェー グレン症候群、悪性リンパ腫の最適治療、脳脊髄神経機 能メンテナンス、高齢医療、小児食物アレルギー、うつ 病磁気刺激法、爪白癬の完全治療、悪性腫瘍の放射線治 療、脳血管内治療、神経内視鏡手術、間脳・下垂体腫瘍、

大動脈瘤の治療、虚血性心疾患、胸腔鏡下肺悪性腫瘍手 術、気管支鏡肺がん診断、腹腔鏡下手術、股関節疾患、

形成外科の美容医療、ドライアイと涙点閉鎖術、画像支 援ナビゲーション手術、人工内耳医療、摂食嚥下障害の

リハビリ、顎関節脱臼手術、歯科インプラント治療、外 来通院がん化学療法、生活習慣病の予防と治療、集学的 がん治療センター、21世紀集学的医療センターなどが閲 覧されており、今後順次増やしていくことになる。

これらの情報は本学病院のインターネット・ホームペー ジにも掲載され、質問にも応じられる態勢も準備中であ る。今後も「21 世紀医療」のリーフレットの内容を追加 し、先進的医療に関する情報を広報していく予定であ

る。 (広報監理室 大石勝昭記)

各診療科の得意医療を紹介する

リーフレット

中央受付待合ロビーに配置されているリーフレット

河本圭司 編著 

アトラス頭蓋骨学

基礎と臨床

分担執筆:辻 裕之

(9 章、E 頭蓋底手術アプローチ、

p335-342)

MC メディカ出版 A4 判、全 392 頁 定価:本体 12,000 円+税 2005 年 7 月 25 日発行 ISBN-8404-1446-7

考古学者にも人類学者にも、医学者にも、一般医師に とっても頭蓋骨は研究あるいは診療の大きい対象と考え られる。本来、頭蓋は主に頭部頭蓋を意味しており、顔 面頭蓋を含まないこともあるが、頭蓋骨は両者を含んで いる。そして、頭蓋骨そのもののとらえ方から頭蓋骨に は、発生学、解剖学、外傷学、腫瘍学、奇形学、形成学、

感染学などの学問的分野が存在すると考えられる。この ようないくつかの学問が統合され、頭蓋骨学として具体 的な内容が記載された本である。著者は、頭蓋底腫瘍

(主に鼻・副鼻腔癌の頭蓋底浸潤)に対する手術アプロ ーチの項を分担執筆した。 (感覚機能病態学 辻 裕之記)

《本学スタッフ新刊著書》

血液免疫制御学教授

梅 原 久 範

私は昨年10月に金沢医科大 学血液免疫制御学部門に着任 致しましたが、時間の過ぎる のは早いもので、もう10 カ月 が経過いたしました。大過な く職務を全うしてこられたの も一重に皆様方のご協力のお 陰と感謝いたしております。

私の専門としますリウマチ 膠原病は、原因不明の自己免 疫異常により起こる疾患で す。世間に知られるようにな

ってきたとは言え、まだまだ正しくは理解されておら ず、膠原病患者さんは医療面でも社会面でも大きな犠 牲を払っておられます。膠原病診療に全力で取り組み、

一人でも多くの患者さんのお役に立とうと日夜励んで はおりますが、私の努力不足でまだまだ実現できてい ないのが実情です。

ひとつの要因として、「膠原病友の会」の支部は全国

33 都道府県にありますが、石川県をはじめ富山県、福 井県の北陸3 県には「膠原病友の会」の支部がございま せん。そのために、患者様に医療相談会や講演会を通 じて、膠原病についての正しい知識の普及や、診療情 報の提供ができないということがあります。また、医 師同士や病院間でも情報交換や医療連携が十分にでき ていないと感じています。是非、患者と医師と保健福 祉行政の3 者がスムーズに連携できるネットワークが必 要と考えます。

そこで、膠原病患者支援のネットワークを北陸 3 県 合同で作るために、7 月 23 日にホテルイン金沢で「北 陸3 県 膠原病患者会」の打合せ会を行いました。当日 は、3 県の患者様やご家族、3 県の県庁担当部署や保健 所関係および支援医師に参加していただき、北陸にお ける患者会の必要性を話し合いました。また、全国膠 原病友の会副会長、京都支部長、シェーグレン患者会 会長さんにも出席していただき、今後の活動に関して 貴重なアドバイスをいただきました。患者さんの熱い 要望を肌に感じて、膠原病支援の必要性を再認識いた しました。まだまだ解決しなければならない多くの問 題がございますが、一番大きな成果は、患者、医師、

行政の3 者がネットワークの設立という同じ目的に向か って進み始めた事です。是非、近い将来、「北陸 3 県 膠原病患者会」が実現するように、誠心誠意努力致し ます。是非、皆様方のご支援をお願い申しあげます。

「北陸 3 県膠原病患者会」

の打合せ会で発会への経 緯を説明する梅原教授

(財)日本鯨類研究所・日本捕鯨協会 編 第3回

日本伝統捕鯨地域サミット

開催の記録

分担執筆:平口哲夫

(北陸の近世捕鯨―民族考古学 的視点から―、p79-83)

発行所:室戸市・(財)日本鯨類 研究所

A5 判、98 頁 2005 年 3 月 15 日発行 非売品

Report and Proceedings

The 3rdSummit of Japanese Traditional Whaling Communities Editor: The Institute of Cetacean Research and Japan Whaling Association

Publisher: Muroto City and the Institute of Cetacean Research Tetsuo  Hiraguchi  分担執筆: Early  modern  Whaling  in  the

Hokuriku  Region:  from  the  Viewpoint  of    Ethnoarchaeology, p91-96)

A5 版、110 頁

2005 年 3 月 31 日発行、非売品

平成 16 年 5 月 30 日に高知県室戸市で開催された第 3 回 日本伝統捕鯨地域サミットの記録集が日本語版と英語版 で刊行。筆者論文のほか、島村泰吉「変革期を通して見 た土佐捕鯨」、和久田幹夫「近世以降における日本海側 の捕鯨―伊根浦捕鯨について―」、小島孝夫「近世にお ける房総捕鯨―醍醐組のツチクジラ漁の概要―」、安永 浩「呼子・小川島にみる近世西海捕鯨業」、高橋順一

「近世捕鯨の今日的意味」、森田勝昭「アメリカ捕鯨と鯨 資源観」、林良博「人と動物の関係考―とくに江戸時代 の意義について―」、濱窪昌彦「鯨とまぐろ」、計 9 編を 収録。非売品(全国主要図書館等に贈呈予定)。なお、

第 4 回の同サミットは、平成 17 年 5 月 15 日に山口県下関 で開催された。 (人間科学 平口哲夫記)

《本学スタッフ新刊著書》

平成 17 年度には新研修医制度も 2 年目に入りました が、1 年目は研修プログラムの整備や研修内容の充実に 研修医や指導医の方々とともに大変な努力の連続でし た。今年度は1 年目に17 名、2 年目に38 名が在籍してお りますが、ほぼ全員がプログラムを円滑に消化してお り、研修中断者はありません。

平成 18 年度の臨床研修医募集を別記のように開始し ております。本学病院では「良医の育成」を目的とし た、スーパーローテート(総合診療)方式を取り入れて 初期研修を行ってきております。本学病院での初期臨床 研修プログラムの「研修目標」は、① プライマリー・ケ アの基本的知識および技術を修得するとともに緊急の患 者に即応できる能力を身につける、② 面接技法を習得 し、インフォームド・コンセントを理解し実行できる、

③ 保険診療を理解する、を重点項目としており、この 基盤の上に 7 つの研修部門を設定し自由選択できるよう になっています。本学独自の特色は、(A)全診療科が参 加し、6 カ月間の選択も可能となっていること、(B)眼 科や内科のミニローテートを実施していること、(C)総 勢 60 名の指導医を養成し、学外指導医も参加している こと、(D)EPOC による研修医の研修評価を 6 カ月ごと に実施していること、(E)当直業務や休日勤務を研修に

取り入れていること、(F)月1 回の講習会を充実し、必 修項目をクリアできるようにしていることです。

厚労省が昨年度の全臨床研修医を対象に行った調査結 果によると、大学病院での研修プログラムに不満ありが 43%にのぼったとのことで、不満の理由は「初期医療の 能力が身につかない」、「研修に必要な症例の経験が不十 分」、「専門医研修にうまくつながりそうでない」などで、

研修医が希望する事項は、「熱心な指導医がいること」、

「症例が多いこと」、「研修理念が明快で賛同できること」、 などでした。

私どもは金沢医科大学病院の研修内容を広く知ってい ただくため、この度「笑顔の研修医」という CD-ROM を発行しました。このCD-ROM には、医師としての初め ての期間を金沢医科大学病院で過ごした若い研修医たち の奮闘の記録を納め、同時に平成 18 年度の研修医の募 集案内を入れてあります。この CD-ROM の内容は金沢 医科大学ホームページ(臨床研修医募集)からも閲覧し ていただけます。是非ご覧ください。

金沢医科大学病院で、地域社会に対してより良き医療 を提供するのに、本学の若い研修医たちが多大な貢献を しつつ自ら医師への研修に没頭してくれました。彼らに は笑顔が溢れていました。医師は受診してくれた患者さ んによって育てられると言います。人のぬくもり が根付いた金沢で、「良医を育成する」、「知識と 技術を極める」、「社会に貢献する」という本学の 建学の精神を、若い彼ら自身が体得し、患者さ ん中心の医療、全人的医療を実践してきてくれて いる賜物といっていいでしょう。これから研修を する人たち、また医師を目指す全ての学生諸君に も彼らの活躍を見ていただきたいと思います。

ドキュメント内 金沢医科大学報第124号 (ページ 41-44)

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