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※2 対象となる職業訓練計画は、成長分野等の業務に関する複数の訓練コースを組み合わせたものとする必要があります。

Off-JT以外の訓練コースを含むことも可能ですが、その場合には、支給対象となる経費はOff-JT部分に限りま す。なお、訓練コースには、1訓練コースの訓練時間数が10時間以上であること、などの一定の要件があります。

また、期間についても、Off-JT訓練に必要な時間数が確保される場合は、6ヵ月以上の期間とすることができます。

例)職業訓練計画について

A、C、Eの訓練コースはOff-JT、B、Dコースはその他の訓練コースの場合、A、C、Eの3コースがそれぞれ支 給対象になります。

【支給額】

事業主が負担した訓練費用を、1訓練コースにつき、対象労働者 (※3) 1人当たり20万円を上 限として支給します。また、特例として、中小企業が大学院を利用した場合には、上限額が50万 円となります。

※3 対象労働者は以下のいずれにも該当する方です。

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助成内容

【主な支給要件】

○ 雇用保険の適用事業主であること

○ 次の①または②に該当する中小企業事業主であること

① 青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉、新潟、長野の各県のうち、災害救助法適用 地域(以下「特定被災地域」)に所在し、以前雇用していた労働者を再雇用し

(※1)

、以前と は異なる職種や職場環境の下で円滑に就業させるために、Off-JT(通常の業務を離れて行う 職業訓練)のみ、または Off-JT と OJT(仕事をさせながら行う職業訓練)を組み合わせた職 業訓練を行う事業主であること

② 新規に雇い入れた被災離職者等

(※2)

に、 Off-JT のみ、または Off-JT と OJT を組み合わ せた職業訓練を行う事業主であること

※1 以前に雇用していた労働者で、平成 23 年3月 11 日以降同年7月 10 日までの間に離職した人を、雇用期間の定めの 含 を 合 場 る せ さ 職 復 を 者 働 労 た い て し 業 休 り よ に 例 特 の 険 保 用 雇

。 す ま い い を 合 場 る れ 入 い 雇 び 再 て し と 者 働 労 い な みます)

※2 以下の(1)または(2)に該当する人をいいます。

(1)平成 23 年5月1日以前に雇用期間の定めのない労働者として雇い入れた労働者であり、以下の①~③の全てに 当てはまる人

① 東日本大震災発生時に特定被災地域において就業していた ② 震災後に離職し、その後安定した職業についたことがない ③ 震災により離職を余儀なくされた

(2)特定被災地域に居住する平成 24 年3月以降卒業予定の新規学卒者

○ 一定の要件を満たした職業訓練計画

(※)

を作成していること

※ 対象となる職業訓練計画は、Off-JT だけでなく OJT を含めることができ、以下の要件を満たすことが必要です。

① 対象労働者ごとに作成した訓練計画であること

② 新たに配属した職種・部門の業務に関する訓練であること ③ 1コースの訓練時間が 10 時間以上であること

④ 職業訓練計画の実施期間が、原則1年であり(※)、遅くとも平成 23 年度末までに受給資格認定申請を行い、その 日から6カ月以内に訓練を開始するものであること

※ 必要な時間数が確保される場合には、6カ月以上

東日本大震災による被災者を新規雇用・再雇用した中小企業事業主が、その労 働者に職業訓練を行う場合は、業種を問わず訓練費(1人あたり1コース 20 万円 を上限とし、3コースまで)を助成します。

36-2.成長分野等人材育成支援事業(震災対応分)

被災者を新規雇用・再雇用し職業訓練を行う場合の助成金

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能力開発

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◆ OJT による職業訓練を行う場合、以下の要件を満たすことが必要です。

① 対象労働者の職業訓練計画全体を通じて、少なくとも1コースには

Off-JT

による訓練が含まれていること

② 専門的な知識、技能を有する指導員・講師により行われるものであること

③ OJTによる職業訓練の時間数が、訓練計画全体の総時間数の9割以下であること

【支給額】

Off-JT については事業主が負担した訓練費用を、 OJT については対象労働者1人につき1時間あ

たり 600 円を助成します。なお、1コースあたりの上限は 20 万円 (※) であり、1人あたり3コー スまで助成対象となります。

※ 大学院を

Off-JT

で利用した場合には、50 万円を上限とします。

受給手続き

受給手続きの主な流れは以下のとおりです。

(1)職業訓練計画を作成し、訓練開始1か月前までに労働局またはハローワークに提出

(2)労働局長が職業訓練計画を認定

(3)職業訓練計画に基づき訓練を実施

(4)訓練計画期間終了後、2カ月以内に労働局またはハローワークに支給申請し、受給

利用にあたっての注意点

○ 成長分野等人材育成支援事業(震災対応分)は、遅くとも平成23年度末までに職業訓練計 画の認定申請を行い、その日から6カ月以内に訓練を開始するものを対象としています。

○ その他、手続き等の詳細については、労働局又はハローワークにお問い合わせください。

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助成内容

事業主(※1)が、雇用保険の受給資格者等(※2)に対して、事業所において、その事業所 の業務に係る作業について、一定の期間、訓練を実施した場合に、その訓練費の一部を助成しま す。

【助成額】

○一般職場適応訓練(訓練期間は6か月以内)の場合

訓練生1人につき 月額24,000円(重度の障害者25,000円)

○短期の職場適応訓練の場合(訓練期間は2週間以内)

訓練生1人につき 日額960円(重度の障害者1,000円)

※1 次の1から5に該当する事業主であること 1 職場適応訓練を行う設備があること。

2 指導員としての適当な従業員がいること。

3 労働者災害補償保険、雇用保険、健康保険、厚生年金保険等に加入し、又はこれらと同様の職員共済制度を 保有していること。

4 労働基準法及び労働安全衛生法その他の法律の定める安全衛生その他の作業条件が整備されていること。

5 職場適応訓練終了後、引き続き職場適応訓練を受けた者を雇用する見込みがあること。

※2 45歳以上の求職者等、知的障害者、精神障害者、母子家庭の母等、中国残留邦人等永住帰国者等の方なども 職場適応訓練の対象者となる場合もあります。

受給手続き

手続き等の詳細については、労働局又はハローワークへお尋ね下さい。

雇用保険の受給資格者等に対して、事業所において、その事業所の業務に係る 作業について訓練を実施した場合に、その訓練費の一部を助成します。

37.職場適応訓練費

雇用保険の受給資格者等に職業訓練等を受講させた場合の助成金

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能力開発