男女ともに、「結婚や出産・育児などで一時仕事をやめ、再び仕事をする」の割合が高く、次い で、「結婚や出産・育児に関わらず仕事を続ける」の割合が高い。
性別・年代別でみると、10・20 歳代~40 歳代女性では「結婚や出産・育児に関わらず仕事を続 ける」の割合が 30%台で高いが、男性の 10・20 歳代、30 歳代ではその割合が 10%前後と低くな っている。
表 8 女性の生き方・働き方についての考え方(問 24)
サンプル数 結婚や出産・育児に関わらず仕事
を続ける 結婚しないで仕事をする 結婚して出産はせずに仕事をする 結婚や出産・育児などで一時仕事
をやめ、再び仕事をする 結婚するまで仕事をする 出産するまで仕事をする 仕事をせずに、結婚や出産・育児
をする その他 わからない 無回答
女性 514 24.3 0.2 0.4 45.1 2.7 4.1 3.9 8.4 8.2 2.7 男性 304 15.5 - 0.3 49.3 3.0 5.3 3.0 10.5 10.2 3.0
女性
10・20 歳代 45 33.3 - - 42.2 6.7 4.4 - 6.7 6.7 - 30 歳代 64 32.8 1.6 - 39.1 1.6 7.8 3.1 9.4 4.7 - 40 歳代 82 30.5 - 2.4 42.7 1.2 2.4 2.4 9.8 7.3 1.2 50 歳代 115 20.9 - - 51.3 3.5 2.6 1.7 13.0 7.0 - 60 歳代 115 26.1 - - 44.3 1.7 2.6 4.3 6.1 13.0 1.7 70 歳以上 93 10.8 - - 46.2 3.2 6.5 9.7 4.3 7.5 11.8
男性
10・20 歳代 27 11.1 - - 40.7 3.7 3.7 - 18.5 22.2 - 30 歳代 23 8.7 - - 39.1 - 4.3 4.3 30.4 13.0 - 40 歳代 37 35.1 - - 27.0 2.7 8.1 - 13.5 10.8 2.7 50 歳代 62 17.7 - - 50.0 3.2 4.8 1.6 14.5 8.1 - 60 歳代 81 17.3 - - 50.6 3.7 4.9 3.7 6.2 8.6 4.9 70 歳以上 74 5.4 - 1.4 64.9 2.7 5.4 5.4 1.4 8.1 5.4
該当者数 女性は職業をもたない方が
よい 結婚するまでは職業をもつ
方がよい 子供ができるまでは,職業
をもつ方がよい 子供ができても,ずっと職
業を続ける方がよい 子供が大きくなったら再び
職業をもつ方がよい* その他 わからない
総数 3059 3.3 4.7 8.4 54.2 26.3 1.5 1.6
女性 1655 2.8 4.6 7.4 55.3 28 1.1 0.7
男性 1404 3.8 4.8 9.6 52.9 24.3 1.9 2.7
資料:内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」(平成 28 年度)
66
77.0 70.6 67.9 63.6 62.5 59.7 51.6
56.6 43.2 38.5
69.4 67.4 67.8 56.9
59.2 55.3 54.3 44.1 28.6
30.9
0% 20% 40% 60% 80% 100%
実質的に仕事と家庭の二重負担を強いられる 社会通念上、性別での役割分担意識が残っている 育児や介護等のための施設やサービスが不十分 再雇用、再就職を支援する制度が不十分 勤務時間の融通がきかない 育児休業や介護休業等の制度が不十分 男性の仕事時間(残業等)が長い 男性に比べ賃金が安く、職種も限られている 家族の協力や理解が得られない 職場に結婚・出産した女性が
働きにくい雰囲気がある
女性(n=514) 男性(n=304)
9.女性が仕事を続けていく上で支障となること
「実質的に仕事と家庭の二重負担を強いられる」の割合が最も高く、女性では 77.0%
を占めている。次いで、その背景といえる「社会通念上、性別での役割分担意識が残っ ている」も女性は 70.6%である。
表 9 女性が仕事を続けていく上で支障となること(問 26)
10.DV・デートDVの認知度
DVの認知度は非常に高く、「内容を知っていた」が女性 85.2%・男性 79.6%である。
デートDVについては、「知らなかった」が男女ともに 40%強である。
表 10 DV・デートDVの認知度(問 27 28)
サンプル数 内容を知っていた 言葉は聞いたことが
あった 知らなかった 無回答
DV
女性 514 85.2 11.1 2.1 1.6
男性 304 79.6 15.5 2.6 2.3
デートDV
女性 514 34.8 21.8 41.6 1.8
男性 304 30.9 22.7 43.8 2.6
67
③性行為の強要、避妊に協力し ない、アダルト向けのDVD・ビデオ 等を無理やり見せる等の行為
④生活費を入れない、仕事に就く ことを禁じる等の経済的な暴力
⑤実家や友人と会うことや、外出 を制限する、携帯電話を勝手に 見る等の社会的な暴力
[女性](n=514) [男性](n=304)
①殴る、蹴る、物を投げつける、
突き飛ばす等の暴行
②恐怖を感じる脅迫、無視、
人格を否定するような暴言等 1.4
4.5
0.8
1.9
1.6 7.0
7.2
2.9
2.5
3.5 7.6
7.4
1.9
3.3
4.1
0%
5%
10%
15%
20%
自分自身が何度も 被害にあったことがある
自分自身が一、二度 被害にあったことがある
自分ではなく、友人・知人に 被害にあった人がいる
0.0
0.3
0.0
0.3
0.3 3.0
3.3 0.0
0.0
0.7 4.6
7.2
1.3
3.3
2.0
0% 5% 10% 15% 20%
11.DV・デートDVの被害
「自分自身が何度も被害にあったことがある」割合は、「②恐怖を感じる脅迫、無視、人格を否 定するような暴言等」では女性は 4.5%である。
表 11 DV・デートDVの被害(問 29)
68
4.5 2.3
5.3 2.3
3.0 2.3 0.8
30.1 39.1 21.8
5.3
24.8 4.5
0.0 0.0
2.4 2.4 0.0 0.0 0.0
7.3
24.4 2.4
7.3
41.5 17.1
0% 20% 40% 60%
配偶者暴力相談支援センターに相談した 1以外の市の相談窓口に相談した 警察に相談した 上記以外の公的機関に相談した 医療関係者に相談した 民間の専門機関に相談した 学校関係者に相談した 家族や親せきに相談した 友人・知人に相談した 加害者に直接抗議した その他 何もしなかった 無回答
女性(n=133) 男性(n= 41)
12.DV・デートDV被害の相談先
女性では 70.7%、男性では 41.4%がいずれかに相談している。男性の 41.5%は「何もしなかっ た」と答えている。
相談先の多くは身内や友人・知人であり、公的な場所への相談はいずれも一桁台である。
表 12 DV・デートDV被害の相談先(問 30)
69
13.防災・災害対策で性別に配慮した対応として必要なこと
男女ともに、「避難所の設置」というハードへの要望が一番高く 80%を超えている。次いで、「災 害時の救援医療体制」「避難所運営に男女がともに参画し、被災者対応に男女両方の視点が入ること」
「公的施設の備蓄品のニーズ把握、災害時に支給する際の配慮」が 50%を超えている。また、男女 ともに「被災者に対する相談体制」も約 50%となっている。
表 13 防災・災害対策で性別に配慮した対応として必要なこと(問 33)
サンプル数 避難所の設置(トイレ、更衣室、
授乳室、洗濯干場等) 避難所運営に男女がともに参
画し、被災者対応に男女両方の
視点が入ること 災害時の救援医療体制(乳幼
児、高齢者、障害者、妊産婦の
サポート体制) 公的施設の備蓄品のニーズ把
握、災害時に支給する際の配慮 被災者に対する相談体制 自治会等の地域における防災
訓練に、男女がともに参画し、
男女両方の視点が入ること 防災に関する会議に女性委員
の割合を増やすこと その他 特にない 無回答
女性 514 87.4 59.5 79.8 53.7 49.6 38.3 25.3 2.3 1.8 3.3 男性 304 81.9 65.5 75.3 53.6 50.7 45.4 29.9 3.9 2.6 3.3
女性
10・20 歳代 45 97.8 62.2 84.4 64.4 48.9 35.6 20.0 - - - 30 歳代 64 93.8 57.8 85.9 53.1 50.0 39.1 23.4 1.6 - 1.6 40 歳代 82 91.5 56.1 74.4 56.1 42.7 31.7 19.5 - 1.2 - 50 歳代 115 89.6 67.0 83.5 49.6 49.6 33.9 23.5 3.5 1.7 0.9 60 歳代 115 87.8 64.3 86.1 59.1 60.0 43.5 30.4 4.3 1.7 2.6 70 歳以上 93 71.0 47.3 65.6 45.2 43.0 44.1 30.1 2.2 4.3 12.9
男性
10・20 歳代 27 85.2 74.1 70.4 63.0 51.9 37.0 22.2 7.4 - - 30 歳代 23 91.3 65.2 91.3 65.2 56.5 52.2 30.4 - 4.3 - 40 歳代 37 89.2 73.0 78.4 59.5 51.4 51.4 27.0 5.4 5.4 - 50 歳代 62 83.9 61.3 72.6 48.4 37.1 33.9 21.0 4.8 1.6 - 60 歳代 81 82.7 66.7 77.8 56.8 56.8 53.1 38.3 2.5 2.5 2.5 70 歳以上 74 71.6 60.8 70.3 44.6 52.7 44.6 32.4 4.1 2.7 10.8
70
65.0 64.4 39.5
40.3 39.9 31.3 29.0 25.5 24.7 17.3 17.1 17.1 13.4 11.1 1.4
5.8
62.2 57.9 43.8
35.5 35.5 32.6 29.3
32.2 25.7 23.7 21.4 19.7 14.5
17.1 1.6
7.6
0% 20% 40% 60% 80%
安心して産み育てられる 子育て環境づくり 高齢者・障がいのある人が 安心して暮らせる環境づくり
ワーク・ライフ・バランス
(仕事と生活の調和)の推進 職場における男女の平等な 雇用機会・待遇の確保への支援
DVやセクハラ、児童虐待、
高齢者虐待等の根絶・防止 男女共同参画を推進する
教育・学習の充実 生涯を通じた心身の健康づくり 男女共同参画のための啓発の 充実、慣習・制度の見直し 女性の起業等、多様な働き方
を可能にする環境づくり 地域活動における 男女平等の環境づくり 行政(三田市役所)における
男女共同参画の推進 農業・商工業(自営業)等に従事する
女性の経営参画と経済的自立支援 市民活動・NPO活動等の育成・支援
男女共同参画をめざす 拠点施設の内容の充実 その他 無回答
女性(n=514) 男性(n=304)
14.男女共同参画社会実現のため三田市が力を入れるべきこと
男女ともに高い割合の項目は、「安心して産み育てられる子育て環境づくり」「高齢者・障がいの ある人が安心して暮らせる環境づくり」で、その割合は 50%を超えている。次いで、男女ともに順 位は違うものの、「職場における男女の平等な雇用機会・待遇の確保への支援」「DVやセクハラ、
児童虐待、高齢者虐待等の根絶・防止」「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進」
の割合が高くなっている。
表 14 男女共同参画社会実現のため三田市が力を入れるべきこと(問 34)
71
2.用語解説 (50 音順)
【あ行】
●いきがい応援バンク
まちづくり協働センターにあるシニアの活躍支援総合窓口「いきがい応援プラザ~HOT~」が 運営する人材バンク。豊富な人生経験の中で培ってきた、教えたり、披露できる知識・技能を持っ ているシニアや地域・テーマ団体のサポートをしたいシニアとそれを必要とする団体・市民をつな げる役割を担っている。
●育児休業
子どもを養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のこと。
●育児・介護休業法(育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律)
平成4年(1992 年)に育児休業法(正式名称:育児休業等に関する法律)が施行され、平成7年
(1995 年)の改正で育児・介護休業法(正式名称:育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う 労働者の福祉に関する法律)となった。育児や家族の介護のために男女労働者が休む制度。子ども の介護休暇や時間外労働及び深夜業の制限、事業主が講ずべき措置などを定めている。平成 22 年
(2010 年)の改正では男性の育児参加を促進する内容が盛り込まれた。
●イクボス
男女を問わず従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のこと。
●LGBT
レズビアン(女性の同性愛者)、ゲイ(男性の同性愛者)、バイ・セクシュアル(両性愛者)、
トランスジェンダー(性同一性障がい者)を含む身体の性と心の性が一致しない人の頭文字を取っ た総称で、LGBTだけでなく、様々な性のあり様がある。
●M字曲線
労働力率(15 歳以上人口に占める労働力人口の割合)を年齢階級別にグラフ化した時に、30 歳代 を谷とし、20 歳代後半と 40 歳代後半が山になり、アルファベットのM字のようになることをいう。
●エンパワメント
本来もっている力を引き出し、自らが力をつけることで、個人的な能力、経済的・社会的な意思 決定の場での発言力の向上や政策決定への参画など様々な能力を獲得すること。
【か行】
●家族経営協定
家族農業経営にたずさわる各世帯員が、家族間の十分な話し合いに基づき、経営方針や役割分担、世 帯員全員が働きやすい就業環境等について取り決める協定のこと。
●キャリア教育
主体的に自己の進路を選択・決定できる能力やしっかりとした勤労観、職業観を身につけ、将来 直面するであろう様々な課題に対応し、社会人・職業人として自立していくことができるようにす るための教育のこと。